これまでほんの少数の人に「落書き帖」なるものを送付してきたのですが、今回、ホームページを作って一般の人にも読んでもらおうと思いました。不特定多数の人に読んでもらうのには、若干の抵抗もあったのですが、中には興味を持っていただける人もいるのではないかと期待しています。私の関心の赴くままに書いていきますので、興味を持たれた方は、是非メールをください。
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今回はターレスの幾何学についてです。彼のものとされている幾何学の命題には次のようなものがあります。
これらの命題は単純なものであり、直観的に知ることのできるものでありますが、ターレスが、その証明をした最初の人物であったと、エウデムス(Eudemus, BC335年頃)など初期の著述家たちは語っています。ここで私たちは初めて、幾何学に論理的証明を適用するという考えと出会います。それで、ターレスが数学の偉大な創始者の一人と見なされているのです。ターレスがいなければ、ピタゴラス(のような人)はいなかったでしょうし、ピタゴラスがいなければ、プラトン(のような人)もいなかったでしょう。
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” How much is a housewife worth?
How much is the average British housewife worth? The answer is £600 a week. An insurance company has carried out a survey to find out the value of a housewife's work.”
『 The New Cambridge English Course 4』からです。これも新聞記事からです。それほど難しくないですか。
単語いきましょう。「insurance company = 保険会社」「survey = 調査」ぐらいですか。週600ポンドといいますと1ポンド=300円で換算しますと18万円ですか。月給にすると、およそ80万円近くにもなるんですね。いやあ、これは大変です。訳しておきましょう。
「主婦の価値はどれくらい?
平均的なイギリスの主婦の価値はどれくらいでしょう。答えは週600ポンドです。ある保険会社が調査を行って、主婦の労働価値を換算してみました。」
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「参禅衲子(サンゼンノッス)」「詩偈(シゲ)」です。
今回も今井淳・小澤富夫編『日本思想論争史』からです。
「さて日本古来の土葬や儒法の葬礼によるならば、近来の人口増加からして葬るべき土地がなくなってしまう。だから今の時に当たって、名君賢臣が出逢って仁政を行ったとしても、まったく仏法を退けることはできない。もっとも親の身を焼き捨てるというのは不仁ではないかといわれればその通りで、蕃山自身は易簡でも火葬はしないのだという。」
「そしてこの意味での経世済民の道は、仏教にもあるのだというのが大我のいわんとする眼目である。さて華厳・阿含・般若・法華・涅槃の文と持戒・修繕・懺罪・念仏・観心・読経の法は、もとは異なるが、帰するところは同じでこれによって真諦・俗諦を修めて国土を浄めることができる。」
「このようにして世俗的にも仏教は、天下安民の道として儒道に勝るのみならず、さらに仏道は俗諦の外に真諦を説くことで儒道を完全に優位する。「わが真諦の玄理に至りてはすなわちもとより儒学者流と匹ひすることなし」と、大我は誇らかに述べるのである。」
から「易簡」「経世済民」「懺罪」「匹ひ」を取り上げます。
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