これまでほんの少数の人に「落書き帖」なるものを送付してきたのですが、今回、ホームページを作って一般の人にも読んでもらおうと思いました。不特定多数の人に読んでもらうのには、若干の抵抗もあったのですが、中には興味を持っていただける人もいるのではないかと期待しています。私の関心の赴くままに書いていきますので、興味を持たれた方は、是非メールをください。
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ラムセス二世が王位についた(BC1347)後、大規模な土地の再分割が行われました。その際に、幾何学が一般にも広まることになったとヘロドトスは語っています。ヘロドトスによれば、ここから、幾何学がギリシアに伝わりましたが、日時計や一日を12に分割すると言ったことはバビロニアから受け継いだものだということです。
ラムセス四世の時代には、ハリス・パピルスという文書が現存しているそうですが、これは、古代世界から伝わる最もよい会計報告書だということです。
さて、今回でエジプトも終わりです。次回からギリシア世界に入ることになります。
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『 According to an old story reported by the Greek historian Herodotus, the Phoenicians set off at the beginning of winter in 50-oared sailing ships, rowed to the eastern tip of Africa at Cape Gardafui, and then sailed south-west on the monsoon winds. Month after month went by, and they sailed further and further south. During their journey, the weather became steadily colder, and the seas ruogher, and the Phoenicians were amazed to see that the sun was now in the north at midday. They must have thought that they would never see their homes again. But after six months, the coast turned west; they went round the Cape of Good Hope and at last began to travel north.』
『 The New Cambridge English Course 4』から続きです。引用文が少し長くなりましたが、特に難しい単語もありませんね。『 Cape Gardafui』『Cape of Good Hope』は共に岬の名で地図を見れば分かりますね。「ガルダフィ岬」「喜望峰」です。
「ギリシア人の歴史家ヘロドトスの話によれば、フェニキア人たちは、50漕の帆船で、冬の初めにアフリカの東端であるガルダフィ岬へと進み、そこから季節風にのって南西へと航海した。一ヶ月二ヶ月と過ぎ、南へ南へと進んだ。航海の間に、天候は次第に寒くなり、海は荒れるようになった。フェニキア人たちは、今や、日中に太陽が北にあるのを見て驚いた。彼らは二度と故国は見られないと思ったに違いない。しかし、六ヶ月後、海岸線は西に曲がり、喜望峰を回ると、ついに北に向かい始めた。」
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「欣求(ゴング)」「恃む(タノム)」「外宮神道(ゲグウシントウ)」「度会神道(ワタライシントウ)」「講筵(コウエン)」「礼奠(レイテン)」です。
今回も今井淳・小澤富夫編「日本思想論争史」(ぺりかん社)からです。中世に入ります。
「これに反して『正統記』は、神器不滅説を唱えて次のように述べている。すなわち、今、宮中の内侍所にある神鏡(火災にあったもの。八咫の鏡)は、崇神天皇(記紀系譜によれば第十代の天皇とされる。)の時に作りかえられた模造品で、本体は伊勢神宮に奉安されている。」
「まず『愚管抄』では・・・・・主として(一)四劫循環説(二)正像末三時説(三)五堅固説(四)讖緯説、および前述した(五)二神約諾説が本書の思想的基盤を形成していると考えられる。」
から「八咫の鏡」と「讖緯説」を取り上げます。
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