これまでほんの少数の人に「落書き帖」なるものを送付してきたのですが、
今回、ホームページを作って一般の人にも読んでもらおうと思いました。不
特定多数の人に読んでもらうのには、若干の抵抗もあったのですが、中には
興味を持っていただける人もいるのではないかと期待しています。私の関心
の赴くままに書いていきますので、興味を持たれた方は、是非メールをくだ
さい。
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さて、今回からエジプトに入ります。エジプトは、他の文明発祥の地と比べて、地理的に孤立しており、外敵の侵入から守られていたため、独自の文明を築いていたということができます。壁の彫刻が示しているように、エジプトの美術は、同時代のシュメールと比べてもはるかに発達していたことから、エジプトの科学も他の地域をリードしていたのではないかと考えることができます。
まず、取り上げられているのは、BC4241年、それぞれ30日ある12ヶ月に5日の祝日を加えたエジプトの暦の採用です。(cf. Breasted,Anc.Times,p.45) この暦は、ローマ時代からグレゴリウス13世の改革 (1582年)までヨーロッパで用いられた暦より優れたものであり、これは、天文学だけでなく計算法においても高い水準にまで達していたことを示していると書いてあります。
また、紀元前3000年頃は実用的技術が急激に発達した時であるとされています。BC3000年直前に最初の石工たちによる石の壁が築かれたのに、BC2900年直後には、もうギザの大ピラミッドが築かれるというように。これは、ナイル川の水位を測る研究の成果であると解説しています。
エジプトの技術者たちの正確さは、長さの誤差は 0.65 インチ、角度の誤差は 12秒ということから想像できるでしょう。
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" Fortunately, somebody is trying to do something about it. In 1961, the World Wildlife Fund was founded - a small group of people who wanted to raise money to save animals and plants from extinction. Now called the World Wide Fund for Nature, WWF is a large international organization working to stop the destruction of the earth's natural resources."
" The New Cambridge English Course 3 "から、前回の続きです。これまでの話は、すべて、WWF(世界自然保護基金)がどうして設立されることになったかの説明であったわけですね。環境問題は、今や世界の最大関心事になっています。一人一人が、日常の生活の中で考えていく必要があるでしょう。
「幸運なことに、ある人たちがそのことについて何かをしようとしています。1961年「世界野生生物基金」が設立されました。ー小さな人々の集まりで、動物や植物を絶滅から守るためにお金を集めようと思い立ったのです。今、それは「世界自然保護基金」と呼ばれ、地球上の自然資源の破壊を食い止めるために活動している、大きな国際組織となっています。」
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前回の回答です。
「復仇(フッキュウ)」「旧慣(キュウカン)」「支弁(シベン)」「多端(タタン)」です。「復仇」は「敵討ち」「旧慣」は「昔からのしきたり」「支弁」は「金銭の支払い」「多端」は「仕事、用向きの多いこと」です。
今回から、なにを取り上げようか結構悩んだのですが、これにしました。今井淳・小澤富夫編「日本思想論争史」です。結構おもしろい本だと思ったのですが、どうでしょう。興味を持ってくれる方はいますでしょうか。
「仏教用語にいう「論諍」は、ほぼ右のような意味をふくんでいるが、それは仏教諸思想相互の教義論争や、仏教・儒教・道教などが、それぞれ所依の教典と理論に基づいて論敵を論破論駁した例に見られる。」
から「所依」「論駁」を取り上げます。これまで通り意味も。
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