「ゼクセリアムの蒼」

一時はMMP合意軍側の完全な支配下に置かれたゼクセリアム星だが、惑星政府も住民も、もともとは連邦支持であったために抵抗は激しく、MMPの統治は比較的短期で破綻した。
しかしゼクセリアムは、惑星系第2位のキノ・ストーン産出地でもあったため、MMPはこの星に固執し、両軍の戦闘は日増しに激しくなっていった。

そしてついに、「カレウラ」で編成される特殊機械兵隊隊長 カイト・ホルディオン大尉以下30人のカレウラ搭乗員が15機のカレウラとともに戦闘区域に投入されたのである。

次いでMMP側もカレウラ部隊全機21機を送り込み、ゼクセリアム解放戦は最終段階に達していた。

第1話第2話第3話第4話(99/8/18更新)

第5話第6話第7話第8話(99/11/20更新)

第9話第10話(00/03/29更新)

登場人物等(99/11/20更新)
作成途中です。順次更新されると言うか、情報量が増えていくと思います。最終版ではないので、変更される部分もあるのはご了承ください。

シリル惑星系連邦軍 MMP合意軍
参加惑星
第2惑星/ヴィムン
第3惑星/リシリル・キノウ
第8惑星/ピノウ・ピノウ
第9惑星/インシヴイ
第11惑星/ゼクセリアム
第4惑星/マノウ
第6惑星/ミネリノバ
第7惑星/プロスファイン
第10惑星/ジルツ



政府所在地 第3惑星/リシリル・キノウ 第4惑星/マノウ



中立惑星 第5、12、13惑星。中立停戦監視局は第5惑星にある。
第1惑星と第15惑星は、監視局の管理下で資源開発のみが行われている。
14惑星は、実験的戦闘用惑星。
未踏査の惑星はないが、13中立惑星の大半は未開発で、進化途上の生命も多い。。


太陽 シリル系の太陽は、シームとフェダのふたつ。


連邦軍特殊機械兵隊/

機体番号 メインパイロット 操縦補佐(人工生命体) カレウラ兵器名称
01 カイト・ホルディオン大尉(25)
実行隊隊長。
EM/2264(通称・エム) フェルディストロム
02 ベルリン大尉(25)
副隊長。
RODA/003(通称・ロダ) グアーマ
03 グリンシャー大尉(24) KISS(通称・キス) ペステオム
04 フロング中尉(23)/戦死 ゼクリイ001 サザニウム
05 ドロウ少尉(23) SEOU(通称・セオ) バックライマ
06 カジオリ(19) RE?UOM(通称・レオ) ドッシドット
07 ヘゼウル少尉(24) SDOU(通称・スド−) グスタスローマ
08 クードベイ軍曹(18)(♀) 7771(通称・ナナイ(♀)) ローズレッド
09 サーマルロン軍曹(22) PSW(通称・ペシィブ) カスケーム
10 アイントン(21) メルメッシイ ボースト
11 モーリスホート(20) 7773(通称・オウグス) レセブレティブ
12 ペック少尉(23) ゼクリイ005(通称・フィフィ) ファイブ
13 ラオス(21) ボーン2 ボルバン
14 リーステロル(20) PSU(通称・ぺスツー) パスドム
15 メイセム軍曹(19)/戦死
フレディ・パステイラ少佐
7764(通称・ムース) ハドロム

<ミニ設定(^^;)>
カレウラは、便宜上は機体番号で呼ばれる。わざわざ名前をつけたのは、同盟諸惑星の少年たちの関心を煽るためらしい。
実際、上15機のカレウラは精巧な模型が作られ、人気となった。
搭乗員の名前は機密のため、彼らが表に出ることはなかったが、それでも、カレウラの写真やカード等はいつの時代も発売されて、子供たちの人気を博した。
その為、カレウラ搭乗員やカレウラ整備士というのは、成りたい職業の上位にあり続けることになる。

兵器名の最後尾の「ム」や「マ」は、制作者の識別用。
「ム」は、連邦軍の整備士や技術者のオリジナル。「マ」やその他は、軍需関係企業による作品。
フェルディストロムは最も古い機の一つだが、作製当初からカイト大尉が乗ってきたため、彼専用の改良が為されている。


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