★ 2月20日
到着
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寒い。冗談じゃない。本当に寒い。夜1時、あまりの寒さに目が覚める。インド北
部の夜は冷え込むようだ。知らなかった。道理で周りのインド人が厚着だと思っ
た。みんなちゃんと毛布を用意している。ぼくは、防寒具なんて持ってないけれ
ど、数少ない服を身にまとい、必死に抵抗を試みる。眠れない。あまりの寒さに
蚊が死んでいる。外は霧。
7時15分、17時間の旅を経てデリー駅到着。インドの交通移動には相当な覚悟がいる。
最初のホテルに戻る。
| コンノートプレイス、メインバザールで買い物。 ←ヘビ使いがいる。 でも、ただヘビがいて、笛を吹いているだけ。 買ったばかりのおもちゃが壊れた。インドでは買った物が良く壊れる。2年間 もつと言われた服が2日で破れたし、鞄のチャックがすぐにイかれた。 「バクシーシ(恵め)」にはいつも身構えてしまう。 買い食いを繰り返していたら、腹が痛くなってきた。 インドに来て2度目の腹痛。 ホテルに帰って寝る。疲れているときはすぐ寝るに限る。 インド最後の晩餐と言うことで、チキン料理を食べたが、タレが凄く辛かった 。 |
インドの感想
来る前はインドという国に漠然と不安を抱いていた。しかし、「分からない所
、不安なところほど行くべし。」で、いざ旅をしてみると、もうスゴイすごい。
常に刺激の連続。謎や笑いや怒りが満ち溢れている。普通じゃないのが普通の国
。ALL OKの国。NO PROBLEMの国。日記だけじゃあ全然言い尽くせないです。
この国の身分制度、カースト制には思うところが多々あった。これなしには語れない国なのだ。生まれつき身
分が決められ、制度に従って生き方が変えられてしまう。名目の法律としてはカ
ースト制は禁じられているが、文明が生まれてからの何千年の歴史は、たかだか
50年で変わるもんじゃない。ガンジーが10人出てきても変わらないだろう。
学校で学べば道が開ける少年が、金がないために働いている。不可触民という位
置づけで、職に就けない人は物乞いするしかない。裸足で粗末な服を着た少年が
、2等寝台の床を這いつくばって掃除し、後で僅かなお金をもらいに来る。「か
わいそう」とか「それがインドだ」では絶対片づけられない。
インド人。「0」を生み出した民族。実際彼らの頭脳はすごい。頭がキれる。
まだまだインドは奥深い。こんなもんじゃすまない。機会があったら是非また
来たい。
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