INTERVIEW

rio
嶋龍一:Vocal,Guitar
上村裕介:Bass,Keyboards
http://www.geocities.jp/riocities/

ステージ中央に置かれた2台のリズム・ボックス。

ときに有機的に絡ませたり、ノイズを放ったり、

箱庭的なイメージを植え付けながらも、

基本ラインはギター、ベースをプレイしながらの歌ものである。

先駆的なビート感覚と、オーソドックスなシンガーソングライター・テイストを、

独自のバランス感によってブレンドしているのがrioの面白いところだ。

その完成度はとても高い。そして、ハコものギターの甘いサウンドと、

フレットレス・ベースの丸みのある低音という狙い…

コンセプトなしでは絶対に成立しない音楽だ。

ただ楽曲自体はとても口当たりが良い。

静かな熱を体感できる楽曲のイメージとは裏腹の、

穏やかなMCのキャラクターもまた興味ふかいところだ。嶋龍一に聞いた。

 そもそもRIOが結成された経緯は?
 メンバー募集のチラシを見て…とゆうのが最初のキッカケです。ようするに僕は後か
ら参加したメンバーだったんですが、除々にメンバーを僕の息のかかった人間達に変えていきました(笑)。だからもはや結成時rioの面影はないんです(笑)。
 rioっていうバンド名は何処から名づけたんですか?
 結成当時に利用していたリハーサル・スタジオの名前が“RIO”だったのですよ。“山奥にあるんだけど良い所だったな”って。正式には「文化ステーションRIO」とゆう施設で、スタジオRIO以外にも温泉RIOとか喫茶RIOもありましたね(笑)。
 リズム・マシンにデュオ編成っていうのもユニークですね。
 ステージ向かって右が僕(嶋龍一)で歌とギターを担当してます。rioで一番まともな人間です。ステージ向かって左がベース担当の上村裕介です。実はドラムの音は、リズムマシンが鳴らしていると見せかけて全て彼のボイスパーカッションです。彼は問題発言を連発するのが得意です(笑)。
 (笑)。サウンド的にも凄く独自のテイストが強いんですが、rioはそもそもどんな音楽性を目指して活動を始めたんですか?
 目指すスタイルがある訳ではないんですよ。例えば自分はシンプルに、“この世とコミニュケーションを取る手段として音楽を演奏している”タイプの人間ですしね。「自分はこうゆう人間ですよ」と、外に発信していくのにとても便利な手段だと思ったわけです。
 それにしても非常にオリジナリティの高い楽曲が揃っているんですが、曲作りはどのように行なっているんですか?
 曲が生まれる瞬間は様々です。数分で完成する曲もあれば、何年もかかる曲もありますしね。そして曲が完成してしまう事は起こりえないと思っています。音楽とは流動的なものだし、人間も同様ですよね。と、いうかこの世の全てが。あ、話が外れてしまいそうなのでこの辺で(笑)。
 やっぱりいろんなところまで深く考えていそうなひとたちだなぁ(笑)。rioでプレイしていて“最高!”って思う瞬間はありますか?
 う〜ん、すみません。わかりません…。
 それじゃバンド活動していてつくづく難しいなって思うことは?
 …使用機材の持ち運びですかね。
 (笑)。たしかにそれはバンドをやっていると通らざるえない道ですよね。ただ、今はそれでも大人のバンド活動が盛んになっているところがあって。現在の音楽シーンについて何か思うところはありますか?
 まさに自分の父親が「またバンドやる!」なんて言ってますね。
 へぇ〜!!
 でも僕の父は大人…ではないな。子供みたいな人です。いや、いい意味ですよ(笑)!
しかし何処からが大人なんでしょうか…? あ、また話が逸れてしまった(笑)
 いやいや、いいんです(笑)。rioのセールスポイントはどういうところにあると思いますか?
ライヴで何が起こるかわからないところですかね。それも色んな意味で(笑)。
 (笑)。今後の展開についてはどう考えられていますか?
 活動予定としては、現在レコーディング中なので来年には音源をいくつか発表していきたいと思っていますね。それと、もちろんライブ活動も行いつつ、他にもおもしろい事が出来ないか、企んでおります。

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