今年も「かんなみ猫おどり」に行って来ました。これで3回目の参加です。
土曜開催となった事で、1泊2日のプランも可能になりましたが、
18きっぷ利用で交通費を浮かす為、
当日中に都内へ戻りました。(2007.07.28.Sat.)
(※他の年のレポート: 2005年,2006年,2008年,2009年,2010年,2011年 )
少し早めに自宅を出発。三島から「踊り子号」で修善寺まで乗り通し、昼食後に折り返して伊豆仁田駅へ13:45着。
既に会場行きの無料シャトルバスを待っている人が10人程居ます。
30人乗りクラスの中型バスは14:22にやって来ました。
乗客は20人弱で、14:25に駅を出発。途中、運転手さんが『道が分からん』と言うので、
説明してみたり。土手の上の道がよく分からなかったご様子。
会場着は14:38、去年と殆ど同じですね。
荷台に招き猫を乗せた軽トラの広報車が、祭りの開催を知らせています。
屋台・縁日は既に営業中で、丁度“猫のたいまつリレー”が終わったところです。
ステージの方向がまた変わり、一昨年と同じ東向き。地元アイドル「オレンチェ」がリハーサルをしていました。
会場の一角に猫神社が建てられ、去年は御輿にもなっていた木彫りの猫像が祭られています。
恒例となった化粧品メーカー(資生堂,メナード,シャンソン)とボランティアによる無料猫化粧コーナーは、15:00〜18:30。
自ら気合の入った猫化粧を行っているグループもありました。
本部では今年もグッズ販売が行われています。扮装用には、ネコ耳150円(去年より作りが良くなったみたい)と、しっぽ500円。
新たに発売されたものは、猫おどり記念切手(80円切手)が1枚100円,1シート900円。Tシャツが900円(サイズ5種)。
猫おどりテーマ曲CD(5曲入り)1,000円、厚紙タイプのうちわ50円。そして、去年と同じポストカード4枚組150円。
5種類に増えたグッズを、扮装用以外一通り買おうとしたら、うちわをオマケしてくれました。ありがとうございます。
開会式は15:00から。今年も、町長さんが挨拶の中で、このグラウンドの整備の陳情をしていました。
続いて、15:54まで子どもシャギリ。
塚本,間宮,粕谷,仁田,上沢、という5地区のしゃぎり会による演奏です。
この時だけは、ステージ南向きが正面でした。
しゃぎりの演奏を聞きつつ、屋台を見て回ったり、出張販売していたオラッチェのアイスを食べたりしていました。
15:59から、FM三島函南「ボイス・キュー」のパーソナリティによるPRタイム。
販売中のエコバッグの宣伝と、ボイス・キュー10周年キャンペーンソング「すすめ!こども救急隊」のお披露目です。
この後、会場内でエコバッグの販売が行われました。私も1枚購入(300円)。
16:10から、かんなみサンバ。「ボイス・キュー」パーソナリティの小坂さんが引き続きの熱唱。その生歌に合わせて踊ります。
しかし、踊る方はともかく、30分間歌い通しはさすがに辛そうですね。(〜16:49)
次に、「ぬまづ熱風舞人(ねっぷうまいと)」が登場して、迫力あるよさこい踊りを披露。
最後に一般の子どもたちも加わって踊りました。見応えのあるステージです。(16:51〜17:08)
ここで少し休憩タイム。猫おどりが始まると分刻みのスケジュールになって、トイレに行く暇もありません。
個人的には、都内へ戻るまで食事の時間も取れない為、この間に少し食べておきます。ついでにオラッチェの地ビールも飲んだりして。
これより、猫おどりのスタートです。まずは17:27から松明点灯のセレモニー。
舞台の上を起点に、歴代の祭典委員長が松明をリレーして、猫神社の両側に灯します。
引き続き、これが無ければ祭りが始まらない、猫民話の朗読です。公式サイト掲載の「猫おどりのいわれ・・・」の後日談もあります。(〜17:39)
静岡県出身の地元アイドルグループ「オレンチェ」から、3人がステージで1曲披露します。花火も炸裂。(17:43〜17:48)
次に、猫おどりテーマ曲の作曲を手掛けた、ピアニスト下山英二氏のメンバーによる生演奏。
メインステージ北側に設けられた特設ステージでの演奏です。(17:50〜)
17:59から、猫総おどり。「青い月」「猫ふんじゃった」「猫じゃ!」などの曲目を、生演奏を交えて、みんなで踊ります。(〜18:12)
「猫ふんじゃった」の曲のアレンジが、新しくなりました。
18:12から、猫じゃ2コンテスト。3人以上のチームで、それぞれが選んだ1分半の曲に合わせ、猫のパフォーマンスを取り入れた踊りを競います。
今年は14チームがエントリーしており、まず前半の7チームから演技開始。
1.キャットキャット,2.トリオ・ザ・トリプル ニャキーンズ,3.函ニャンgirl's,4.スタジオ エル,5.スマイリーニャンコ,6.ドラ CAT's,7.Pecori キャッツ、の順です。
が、6番のチームは音響トラブルの為、後半に再演技となりました。再生機のCD-RW未対応が原因だそうな。(〜18:40)
コンテスト前半が終わり、ここから全体踊りに戻ります。
「青い月」「猫ふんじゃった」、そして去年「青い月2006」として発表された曲が、今年は「青月草子」とタイトルを変えて使用されました。
19:02から、静岡県出身の地元アイドルグループ「オレンチェ」によるステージ。(〜19:35)
丹那牛乳のCMにも出演中だそうです。
19:36から猫じゃ2コンテスト後半。前半で音響トラブルのあった6番のチームが最初に演技します。再生機を取り替えたのかな?
以下、8.ニャンニャンパラダイス、9.ハッピーニャン 6 ガールズ,10.ボイスキュー,11.DonePussyCats,12.GOLD DIGGA's,13.マーガレッt's,14.キューティー・マリー、の順です。
今年は、「ボイス・キュー」パーソナリティの参加があった一方、ぬまづ熱風舞人や日体大チームのエントリーはありませんでした。
審査を待つ間、全体踊りです。コンテスト参加者も加わり、一番盛り上がる時間帯ですね。
生演奏による「青い月」、そして「猫ふんじゃった」、「青月草子踊り」
と続きます。(20:01〜20:18)
猫じゃ2コンテストの表彰式。今年は上位3チームのみの発表でした。4位以下も賞品は有ります。
3位は、音響トラブルにもめげずに演技した「ドラ CAT's」(賞金3万円)。
準優勝は、後半で一輪車の妙技を見せた「ハッピーニャン 6 ガールズ」(賞金5万円)。
そして優勝したのは、側転など息の合った演技で動き回った、女の子7人組「DonePussyCats」でした。みんな嬉し泣きしちゃって、こちらも感動。賞金10万円おめでとう。
個人的には、13番目の保育園チームが一番良かったですね。去年もラストの演技だった14番のチームは、今年もひと工夫ある演技を楽しめました。
20:28から、猫福もちまき。ステージ上から餅・菓子が撒かれます。1分半という短期決戦の奪い合いでした。自分はその間に花火を見る位置へ移動。
カウントダウンの後、花火スタート。盛り上がった猫おどりの熱気を、心地良くクールダウンさせてくれます。
時折沸き起こる歓声に、祭りの終わる名残惜しさも感じました。
(20:30〜20:44)
花火の後にもう一度、猫総おどり。「青月草子」踊りで祭りもラストスパートです。(〜20:49)
そして20:50から閉会式。今年は20回記念で、大変密度の濃い祭りになりました。関係者の皆さん、大変お疲れ様でした。
終電の時間が迫っているので、シャトルバス乗り場へ急ぎます。
閉会式も見ていた為、既に伊豆仁田経由では間に合いそうにありません。函南駅行きの乗り場に並びます(21:00)。
ちょっと待たされ、21:19にバスがやって来ました。乗客が通路までいっぱいに乗り込んだバスは21:21に発車、役場を経由し、函南駅へ21:42着でした。
熱海で4分接続の東京行最終列車へ乗り継ぎ、23:46東京着。地下鉄に乗り換え、都内のホテルで1泊しました。
今年のシャトルバスについて。
運行内容等の事前案内は、去年のレポートで指摘した通りに改善されていました。表記方法まで殆ど同じでビックリしたのですが、どうやらあのレポートページを参考にして頂けたようで、帰りのバス乗り場での案内改善(行先別の乗車位置固定、列最後尾での誘導)についても、これまた見事に実行されていたのには、とても感激しました。
往路途中で立ち寄った函南駅と伊豆仁田駅には、シャトルバスの案内も載った猫おどりのチラシが、ちゃんと置かれていました。
そして会場に着き、帰りのバス乗り場が行先別に設置されて、プラカードも用意されていたのを見た時には、拍手喝采を贈りたくなりましたね。
帰る際、役場行きの列が長くなり過ぎ、函南駅行きのバスに乗る列と交錯する場面もありましたが、これはバス到着のタイミングとの兼ね合いもあるし、今年のシャトルバス運行に関しては、お見事と言って良いでしょう。
一応、以下に今年のシャトルバス運行内容を載せておきます。
【無料シャトルバス(猫おどり2007)】
・函南町役場〜会場 …… バス2台で往復
・JR 函南駅〜会場 …… バス2台で往復
・伊豆箱根鉄道 伊豆仁田駅〜会場 …… バス2台で往復
・伊豆箱根鉄道 韮山駅〜会場 …… バス1台で往復
※それぞれ、行きは14:30頃〜19:30頃まで、帰りは15:00頃〜祭り終了後の21:30頃まで、随時運行。所要時間約15〜30分。
※内容の無断使用・転載はお断りします。
( by KASHIWA )