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 「第21回 笑福かんなみ猫おどり」 (2008年) 

「かんなみ猫おどり」へ行くのも今年で4回目、すっかり夏の定番行事です。
日帰りの為、復路は新幹線利用でした。(2008.07.26.Sat.)

(※他の年のレポート: 2005年2006年2007年2009年2010年2011年


東京駅7:24発、185系特急車両を使った普通列車で熱海へ。函南駅で途中下車し、三島乗り換えで伊豆仁田駅10:42着。
   
祭りの前に、日帰り入浴施設「湯〜トピアかんなみ」へ寄ってみます。伊豆仁田駅から徒歩15分。入浴料は大人700円(3時間まで)。
水着・帽子・バスタオルがあればプールにも入れますが、持っていないので風呂のみ。露天が気持ち良かったですね。
   
入浴・昼食を済ませて伊豆仁田駅に戻ってもまだ13時半前。シャトルバス運行まであと1時間もあるので、このまま会場まで歩きます。
暑さの中、猫おどりのポスターやのぼり,立て看板などを見つつ、伊豆仁田駅から約30分で会場着。せっかく風呂へ入ったというのに、また汗だく。
   


14時、シャトルバス運行時間前の会場の様子は初めて見ますが、まだまだ準備中といった感じで、お客さんも殆どいません。
ステージの方向は北向きになっています。雲が出てきて、少し涼しさも感じるようになってきました。
    

会場西側に猫神社。ステージ前には大型ポスターが掲示されています。
このポスターを含めた今年の猫おどりツール群が、静岡グラフィックデザイナーパワー賞キャンペーン部門に入選したとの事で、おめでとうございました。
   

猫神社の隣りには、招き猫と「猫や」ののぼり。猫グッズ販売ブースです。
猫おどり関連品の他、各種猫グッズも用意されていて、とても賑やかな売り場になっていました。何にも無かった3年前とは雲泥の差です。
  
   
猫おどりグッズは、Tシャツ(白・黒・黄の3色)各1,000円、記念切手1シート(50円切手10枚、新作)&ポストカード(去年と同じ)セット1,000円、岸和田だんじり仕様の手描きうちわ大500円・小450円、去年の祭りを収録したDVDが1,000円。
猫グッズは、招き猫お手玉300円、根付・ストラップ・ハンドタオル各250円、フェイスタオル800円、おみくじあぶらとり紙300円。
そして扮装用に、猫耳300円、しっぽ600円。これは去年より作りが更に良くなり、特に猫耳は紙製からフェルト製へと素材変更され、色も6色展開と格段にレベルアップしました。黄色もあると良かったですね。

Tシャツ(黒),切手&ポストカードセット,手描きうちわ(小),DVDを土産に購入。その他、裏面広告付きのうちわが無料配布されていました。
       

14:25、テレビ東京の番組「ペット大集合! ポチたま」のロケがあるとの事で、だいすけ君(犬)と松本さんが会場に到着。

14:35頃からシャトルバスが次々と到着し、お客さんが増え始めます。
   

恒例の無料猫化粧コーナーは、15:00〜18:30(最終受付18:00)。メナード,資生堂,シャンソンの各化粧品メーカー&ボランティアという、いつもの布陣です。
今年は希望のメイクスタイルによりコース分けがされ、メイクの時間短縮が図られました。
     


14:55から開会式。司会はFMみしま・かんなみ「ボイス・キュー」の岡本さん。
15:00からは始球式。だいすけ君が上空のモーターパラグライダーから投下されるパラシュート付きのボールをキャッチ! のはずが、ボールは風に流されて橋(写真奥)の向こう側へ……。頑張って拾いに行き、ステージに戻って来ました。
  

15:18、モーターパラグライダーのスモーク演出と、引き続いて上空からのお菓子投下。3年ぶりの実施でしたが、やはり風に流されて、落下地点はステージ南側に集中、北側にいた私の所には1つも落ちてきません。
  

子どもしゃぎりの演奏は15:27から。今年はスケジュールの都合で間宮の1チームのみ参加。次第にお客さんの数も増えてきました。
 

16:00、2回目のお菓子投下 。1回目よりパラグライダーの数が増えました。 落下地点に人が群がります。今度も私の場所には降って来ず……。
   


16:10、かんなみサンバ。「ボイス・キュー」パーソナリティ、小坂さんの生歌を聞くのも楽しみになっています。
踊りの簡単な“パート2”を2回、ちょっと難しい“パート1”を2回、再び“パート2”を1回、踊りました。かんなみサンバは今年で8年目だそうです。(〜16:36)
     

少し会場内を見て回ります。ボイス・キューのブースに置いてある猫おどりパッケージのミネラルウォーターが気になりました。売っていれば買ったんですが、どうやら賞品用だったようで。地元局の取材も来ています。「猫や」では、300円で記念写真(特製台紙付き)を撮ってくれる企画も。
  

協賛企業紹介の後、16:47から「ぬまづ熱風舞人(ねっぷうまいと)」のよさこい踊り。今回も迫力あるステージを魅せてくれました。4曲目「よっちょれ」は、観客も交えて踊ります。(〜17:10)
     

17:13から、新企画「猫顔コンテスト」。出場10組がそれぞれ自分の猫メイクをアピール。実行委員長を始めとする審査員が上位3組を選出します。銅賞は地元の女の子、賞品は4L玉のスイカ1つ。銀賞は東京から来た男性、賞品はダイヤマンゴー5,000円分。そして金賞は夫婦で出場していた浴衣姿の女性、東京ディズニーランドペアチケットが賞品でした。その他の人には参加賞(猫おどりミネラルウォーター&図書カード)が贈られました。(〜17:31)
  


【かんなみ猫おどり】

17:41、猫の松明リレーが会場を一周、猫神社の両側に火が灯されます。ステージ周りで花火も点火し、猫おどりのオープニングです。
  

続いて、猫民話の朗読。語りは毎年お馴染みの演劇集団「シアター万華鏡」の方です。
17:58、3代目ボスネコ(いわゆる司会進行役)登場。
 

18:00、全体踊りスタート。皆で猫総おどり、「青月草子(せいげつそうし)」,「青い月」,「猫踏んじゃった」と続きます。「猫踏んじゃった」は去年から使われているニューアレンジ版。
ステージが北向きになった事でステージ前方のスペースが広がり、そこへレジャーシート等がたくさん敷かれているので、正面から見ようとするとかなり遠くなってしまいます。(〜18:15)
   


18:17から、猫じゃ2(ねこじゃねこじゃ)コンテスト。今年は各チームの持ち時間が30秒増えて2分になり、 しかもエントリーしているのは全17チーム、これは見応えがありそうです。まず前半戦9チーム。
1.オハナ, 2.イリュージョンキャッツ, 3.スマイルキャット, 4.マックスバリュ函南店, 5.トムニャンコドットコム, 6.ニャン4(フォー), 7.CHES, 8.AKB函南II, 9.Deesse、の順でした。(〜18:50)
5番のチームは、アルゴリズム体操&アルゴリズム行進を披露。NHK教育の「ピタゴラスイッチ」は私も好きです。
(※去年のようなプラカードによるチーム名紹介が無く、アナウンスだけが頼りだったので、チーム名の表記は正確性に欠ける事をご容赦下さい。)
        


前半戦終了、一旦全体踊りに移ります。「青い月」,「猫踏んじゃった」,「青月草子」の3曲。会場の盛り上がりで、踊りに加わる人も先程より増えてきました。(18:53〜19:08)
大体この時間帯に日が落ちて暗くなります。ここらで猫神社にお参りをしてみたり。
   
  


19:09から猫じゃ2コンテスト再開。後半戦は8チームが登場します。
10.elfin、 11.Power 9 Cats, 12.函ニャン8, 13.猫ザイル, 14.チーターキャッツ, 15.SPニャン, 16.キューティー・マリー、の順です。
15番は三島警察署のチームで、防犯呼び掛けの一方、警察官募集の宣伝も。16番のチームは3年連続の出場、今年も曲と踊りがマッチした楽しい演技でした。
      
そしてラストの登場は、17.ブルーキャッツキッズ with ポチたま。演技中のフラッシュ撮影はだいすけ君が驚いてしまう為、演技前に少々撮影タイムが設けられました。(〜19:46)
  


審査発表まで、もう一度全体踊りです。今度も「青い月」,「猫踏んじゃった」,「青月草子」の順で3曲。会場はかなり盛り上がってきました。(19:50〜20:03)
  

猫じゃ2コンテストの表彰式は、生ドラムの効果音付きで発表されました。
3位、本格ダンスを披露した9番の「Deesse」。2位、2ヶ月練習したという凝ったダンスの11番「Power 9 Cats」。 優勝は、かなり激しい本格ダンスだった10番「elfin」に決定! おめでとうございます。
そして、特別賞(がんばったで賞)が、17番「ブルーキャッツキッズ with ポチたま」に贈られました。その他のチームは、参加賞です。
毎回楽しい演技を見せてくれる「キューティー・マリー」、個人的に応援してるんだけど、またも入賞ならずで残念。(〜20:18)
   

今年の上位入賞チームは、いずれもストリートダンスというか、その系統の演技でしたが、猫じゃ2コンテストが単にハイレベルなダンスを競う場ではない、皆が楽しめるコンテストだという位置付け・方向性のようなものは、崩さないで欲しいと思います。


20:19から餅まき。コンテスト入賞チームも加わって、ステージから餅やお菓子を撒きます。それを懸命に拾う姿は、大人も子どもも必死です。数分で終了。
私はいつものように場所を変えて、花火に備えます。
 

カウントダウン、そして花火の打ち上げが始まります。保安距離との兼ね合いで、今年はやや小さめの花火になると聞いていましたが、なかなかどうして、見事な花火です。最後の大花火の連発には会場から大きな拍手が起こりました。(20:24〜20:43)
      

猫おどりの総仕上げ、ラストは「青月草子」による猫総おどりです。(20:44〜20:48)
20:49から閉会式。実行委員長の挨拶で、今年の猫おどりも無事に終了しました。お客さんも関係者の皆さんも、大変お疲れ様でした。(〜20:50)
   


会場一周の後、シャトルバス乗り場へ向かいます。乗り場到着は21:00。

新幹線で帰る為、そんなに慌ててはいませんでしたが、当初予定の伊豆仁田駅行きのバスは乗るまでにやや時間が掛かりそうだったので、函南駅行きに変更して並びます。
やって来たバスは21:10に出発、役場を経由せず駅へ直行する運用が効を奏し、函南駅には21:27着。上手く21:35発の熱海行臨時列車に間に合いました。
去年のようにバスがあと10分遅かったらこれに間に合わず、新幹線も1本遅い最終列車(こだま584号)にしか乗れなくなるので、ここの差は大きいですね。東京まで普通列車利用ならば、熱海での待ち時間が増えるだけなんですが。

熱海から上り最終1本前の「こだま582号」で東京へ。その後、当日中に地元駅へ帰り着きました。
  


今年のシャトルバスは韮山駅発着便が無くなり、その分を伊豆仁田駅発着便の台数増加に回したようです。韮山へは伊豆仁田から駿豆線でアクセス出来るし、バスの運用効率を考えれば、この方法はとても良いと思います。
帰りのバス乗り場は、先頭から 伊豆仁田駅行き,函南駅行き,役場行き の順に用意され、昨年のように役場行きの列が長くなり過ぎても、他の列に影響しないよう配慮されていました。こうした細かな改善は素晴らしいですね。列の乗車誘導もきちんとなされていました。
 

尚、今年のシャトルバス運行内容は以下の通りです。

【無料シャトルバス(猫おどり2008)】
 ・函南町役場〜会場 …… バス2台で往復
 ・JR 函南駅〜会場 …… バス2台で往復
 ・伊豆箱根鉄道 伊豆仁田駅〜会場 …… バス3台で往復
※行きは14:30頃〜19:30頃まで、帰りは15:00頃〜祭り終了後の21:30頃まで、随時運行。所要時間約15〜30分。


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( by KASHIWA )