果物&野菜
ベトナムの野菜は「ベトナム食材図典」に詳しいです。
ベトナムのフルーツシーズン
Top ten fruits of Vietnam - Vietnam net (2012/8/18)英語
Sau(Dracontomelon duperreanum)
(2019/8)
日本語名は不明です。これで作る飲み物が、爽やかでちょっと甘い梅酒みたいなNuoc Sauです。アルコールは入ってませんが、入っているような錯覚が味わえます。食堂で飲んだら1杯20,000ドンでした。
Nuoc Sau
Sauの他に、ショウガ、砂糖、塩が入ってます。
これ(Dracontomelon duperreanum)が入ってます。食べられます。
酸が強いので空腹時には食べてはいけないと、ここ(ベトナム語)に書いてありました。
Dracontomelon duperreanum
Giigaa.comでアボカド
(2018/10)
最近はネットで何でも買えるようになりました。果物もネットで買えるんです。それもGiigaa.comだと送料はタダ。他のネットショップと同じように注文するとバイクで持ってきてくれます。支払いは商品を受け取った際に行います。果物のほか野菜、肉、調味料、加工食品など安全も食品を安く売ってるそうです。実店舗あり。
今回はDak Lak産のBooth 7という種類のアボカドを買ってみました。41,000ドン/kg(これは特別価格だそうです。通常価格は81,500ドン)で、6個で2.2kgでした。丸い大き目のアボガドで、実が黄色く綺麗です。乳練をかけて食べると実に美味しい。Booth
7の旬は9月から11月で良く見かけるBo Sap種より2ヶ月遅い。
Booth 7
SAIGON FRUIT FAIR
(2017/9) 2017/8/19 OPEN
日時:毎週土日の9AM - 9PM
場所:Queen Hall, Saigon Port, No. 5 Nguyen Tat Thanh, Ward 12, District 4,
HCMC
主催:Conference Center wedding banquet Hoang Hai
http://hoichotraicay.com/khach-tham-quan/
イベントではなくて毎週末だけやってる店みたいです。メコンデルタのトロピカルフルーツを売る30の屋台があり、マンゴスチン、ドリアン、ランブータン、ウォーターメロン、ロンガン、グレープフルーツ、アボガドや、輸入品のりんご(ニュージーランド)、オレンジ(オーストラリア)、さくらんぼ(アメリカ)も売ってます。市価より安いらしいです。また販売だけでなく午後7時からミュージックパフォーマンスでラッキードローやダンスショーも行われます。果物はフルーツボール、フルーツ串、ジュースも楽しめます。
写真はfacebookの公開投稿で見られます
レモングラス
(2016/11)
果物でなくて、香菜です。レモンのような香りがしますが、レモンの味はしません。Wikipediaによると「レモンの香味成分であるシトラールを含有しているため、レモンのようなフレッシュな風味がある。乾燥させて粉末にしたり、あるいは生のまま使用される。主な使用法はハーブティ、スープ、カレーで、鳥肉や魚、シーフードともよく合う。精油は世界中で多く利用されていて、香料として食品、香水に利用される。」
ベトナムでは貝料理、上げ豆腐の料理などに良く使われます。
スーパーマーケットでは、刻んだものが袋に入って売っています。
150gで1950ドン(約10円)
メロン
(2014/1)
以前(1999年)に掲載したユーガン(メロン、Dua Gang) もメロンだったのですが、違う種類もありました。こちらはとても甘くておいしく、昔食べたマスクメロンと同様の味です(と思ったら今日食べたやつは味がしなかった。当たり外れが大きいようです)。ただし見かけはカブみたいです。15,000ドン/kg(4個くらい)。
これ以外にもマスクメロンみたいのを最近はスーパーマーケットで売ってますが、あまり甘くないです。更に、ベトナムにはこんなメロンもあるそうです。おっぱいメロン。
■メロンが旬 - Toi yeu Viet Nam (2012/8)
■メロンのページ メロンはウリ科キュウリ属
CaCao
(2012/2)
ベトナムに住んで14年と半年で初めてスーパーマーケットで売っているのを見かけましたCacao。果物ではないような気もしますが、マンカオみたいに食べられると売り場のおばちゃんが言うので買ってみました。カカオはもちろんチョコレートをつくる主材料です。クリスマス直前だったので売ってたんでしょうね。カカオ豆からチョコレートを作るやり方はネットで検索するとよく出てきますが、生のカカオからのカカオ豆の作り方はここ(発酵、乾燥させる)。さて、とにかく生のまま二つに切ってみると、下写真のように内部にパルプと呼ばれる甘く白い果肉に包まれた30〜40粒の種子、すなわちカカオ豆が入っています(本当は20粒くらいだったような)。そしてこのカカオ豆でチョコを作るのですがそんな暇は無いので、とにかくカカオ豆を生でかじってみました。薄い皮の中は紫色でちょっと苦くてチョコの味は全然しません。食べられない代物と諦めて、種の周りのちょっとしかない甘く白い果肉を食べて終わりとなりました。美味しくないです。1kgで31400ドンでした。
Trai Say
(2011/8)
ベトナムに住んで14年目で初めてスパーマーケットで売っているのを見かけましたTrai Say。果物だかなんだかよくわかりませんが、長さ1cmくらいで黒っぽく、表面がベルベットのようななんとも魅力的な外観をしています。指で潰すと皮が割れて、実が出てきます。ほとんど種なんですが、種の周りに薄く肉があり食べると、ちょっと酸っぱく、ほんのり甘い味がします。100gで7000ドンと安いです。ただ虫が食っていることがあるので、実が綺麗なものだけ食べましょう。生で食べる以外に、あまーいお菓子にもするようです。
パッションフルーツ(Chanh Day)
(2011/5)
ベトナム語でchanh day。Wikipediaによれば「パッションフルーツ(和名:クダモノトケイソウ(果物時計草))は、アメリカ大陸の亜熱帯地域を原産とするトケイソウ科の果物である。英語では、トケイソウを passion flower と呼ぶことから passion fruit の名がある。 なお、この passion に「情熱」の意味はない。」ということで、どうりで実物は「情熱」と程遠い外見と中身でした。「熟したパッションフルーツは球状又は卵形で、堅い表皮は滑らかで黄色か濃紫色、赤色など、内部に小さくて堅い種を多く含み、黄色いゼリー状の果肉と果汁がある。果汁及び果肉は強い香気をもつものが多い。東南アジアなどでは、多くはそのまま果肉をスプーンを使い、掻き出して食べる。種は噛まずに喉ごしを楽しむ人々も多い。(Wikipedia)」。
1kg(16個くらい)8000ドン(約30円)買ってきて、ジュースにしてみました。半分に切って、中身をかき出して、ミキサーで種を分離して果汁だけにします(大きなコップ1杯分)。これだけだとかなり酸っぱいです。砂糖を入れて冷やすか氷を入れると、お馴染みのトロピカルジュースになります。工業製品ではなくて、いかにも生きた植物から絞ったジュースという感じがしました。
バナナ(Chuoi)
(2010/12)
世界にバナナの種類は100種類以上あるそうです。ベトナムの都市部で普通に売っているバナナの種類は3種類で、右写真の黄色い小さいバナナがChuoi
Cau(通称モンキーバナナ)、写真右がChuoi Gia(日本で食べてるバナナと同じ品種)、奥にあるのがChuoi
Su(綺麗じゃないバナナ)。
chuoi cao:小さな生食用バナナで、味がよく、他のバナナより値段が高いです。
chuoi gia:大ぶりの生食用バナナで日本で食べられているバナナと同じ品種です。甘さはちょっと控えめです
chuoi xu:市場でも畑でも最も多く栽培されている品種です。小さな店ではこの品種しか売っていない場合もあります。タイニン省では最も重要なバナナで、生で食べるとともに、いろんな方法で料理されます。
chuoi cha bot:最もおいしくまた値段の高いバナナとされています。
chuoi hot:大きな種が実にいっぱい詰まっていて、薬として用いられます。
chuoi lua(luaはベトナム語で火を表す):珍しいけれど特徴があるバナナとしては実や偽茎が赤い。
chuoi tram nai(tramは1000、naiは果掌):小さな実がたくさんついているセンナリバナナ。
元ネタ(もっと詳しく):
ベトナム南部、タイニン省のバナナ栽培文化
[HTB]ベトナムのバナナ
バナナ - Wikipedia
バナナ大学 - バナナの情報総合サイト -
TAO XANH(ナツメ)
(2010/10)
ベトナム語でTAOと言えばリンゴ。青い小さいリンゴかと思いましたが、調べたらリンゴでなくてナツメだそうです。普通は少し渋かったりするそうですが、おいしいTAO
XANH(青ナツメ)はリンゴそっくりの味、さっぱりとした甘さで、瑞々しくリンゴより歯ごたえがあって美味しいこともあります。でも種が真ん中にひとつだけあるので、リンゴとは種が違うと分かります。中国北部原産ですが、ベトナムでも採れるそうです。1kgで1万ドンくらい。
ナツメ - Wikipedia ←ここには種が2つと書いてあります。
CHANH(ジャコウライム)
(2010/10)
ベトナム料理を食べるときによく出てくるのがCHANH。日本の「すだち」に似ているので、食卓やレストランで日本人はすだちと言ったり、面倒くさいのでレモンと言ったりしています。ミカン科ミカン属(すだちもミカン科ミカン属)。エビの塩焼きや鶏肉を食べるときに、塩コショウに絞って混ぜて付けて食べることが多いです。すっぱさはあまり強烈ではありません。買うときは八百屋に行きます。家に買い置きがなくなってしまったときには隣り近所に行ってもらってきたりします。またジュースにして氷と砂糖をいっぱい入れて飲む(Da
Chanh)、ソーダ水に絞って砂糖を入れて飲むのも人気です。
フィリピンではkalamansi(カラマンシー)と言って、フィリピンを代表する果物だそうです。
レモン - Wikipedia
別名:チャイナリトルレモン
レモンと名前は付いているが東南アジアで栽培されている四季橘(しききつ、カラマンシー)の事を指す。沖縄に自生するシークヮーサーと似ているが果汁にはノビレチンが含まれていない。
参考ページ:ベトナム/料理に大活躍のライム | 海外現地生情報 | 阪急交通社ブログ
【楽天市場】カラマンシー > 【健康食品】いいもの発見隊! >カラマンシーピューレフレッシュ100:杏仁オイルのAiB フィトフランス
AUSSIE FRUITS
(2010/7) 最近見かけません(2016/11)
住所:45 Mac Thi Buoi Street, Ben Nghe Ward, District 1, HCMC, Vietnam
電話: +84.8.62918126 , Fax: +84.8.62918127
http://aussie-fruits.com/
新鮮なオーストラリアの季節感あふれる果物を年中提供する店ができました。オーストラリアから最高の品質の果物を直接送ってきます。最近はローカルのスーパーマーケットでも果物の種類が増えましたが、中国製が混じってると思われます。心配な方はオーストラリアの果物をどうぞ。
WEBサイトに載ってる果物のリストは
Apples、Apricots、Avocados、Bananas、Blackberries、Blueberries、Cantaloupes/Rockmelons、Cherries、Chestnuts、Custard
Apples、Figs、Grapefruit、Grapes、Honeydew Melons、Kiwifruit、Lemons、Limes、Lychees、Mandarins、Mangoes、NashiPears、Nestarines、Oranges、Passionfruit、Papaws、Peaches、Pears、Persimons、Pineapples、Plums、Quinces、Raspberries、Strawberries、Tamarillos、Walnuts、Watermelons。
しかし店の中を覗いたら、リンゴとオレンジしか並んでませんでした。
小粒なミカン
(2005/12)
ベトナムに住んで8年目で初めて食べました。直径3、4cmくらいの一口サイズのミカンです。日本の普通のミカンと同じように簡単に皮が剥けて、そのまま食べられます。味は甘いミカンそのもの。食べ始めると止められなくなりますので、買うときはたくさん買いましょう。値段は約15000ドン/kg。皮を剥くのが面倒で果物はあまり食べないという人にもお勧めです。
FRESH FRUITS SUPERMARKET
(2003/12) 2010年現在店は存在しません。
住所:450 Nguyen Thi Minh Khai St., Dist.3 HCMC(Cao Thang通りとの交差点そば)
果物屋は市場のそばなど街中によくありますが、これはレジで支払う方式のスーパーマーケットです。2003年10月ごろにオープンしたようです。COOP-MART等の総合スーパー?の果物売り場より種類はちょっと多いかなというレベルの店で、広さは日本のコンビに程度です。日本のミカンみたいなもの(ただし中国製)、メロン、ザクロといっためづらしい果物や、リンゴならオーストラリア産、アメリカ産、中国産などが並んでいます。12月だと季節外れになるドリアンもベトナム産(22000ドン/Kg)とタイ産(48000ドン/Kg)と高値で売られていました。喫茶店が併設されています。
(2010)店を見かけなくなりました。多分閉店。
●中国製 桃
(2002/8)
ベトナムではさすがに見ないなと思っていた桃が、ついにホーチミン市内で売られるようになりました。中国からの輸入物で1kg(2個)45000ドン(Pasteur通りの路上)と高価です。一緒に、カルフォルニア産のシールが貼ってあるプラムも1kg
65000ドン(約150g/個)で売ってました。
さて中身ですが、果肉は赤っぽくて硬め、そしてあまり甘くありません。甘酸っぱい桃の味はしますが、日本の桃の味を期待すると裏切られます。
(2010)最近はスーパーマーケットで売っています。路上では見なくなりました。
果物は世界中どこに行ってもおいしいものですが、ベトナムはその種類が豊富でうれしいかぎりです。でも、他の物価に比べるとちょっと高い気がします。
ここでは、毎月の果物の食べかた(ただ皮をむくだけ?)を紹介していきます。掲載してから年の経っているものの価格は、現在と違っていると思われますので、ご了承下さい。
1月の果物
●ヴースア(Vu sua)
2月の果物
●スイカ
3月の果物
●ユーガン(メロン、Dua Gang)
4月の果物
●クゥ・サン(Cu San) 芋?違うって
5月の果物
一番暑いこの時期こそ果物の最盛期です
●ドリアン 果物の王様
リンク:
ドリアン−Wikipedia
果物ナビ−ドリアンのページ
ドリアン大好き
●栗
(2010/5)
栗は果物ではありませんが、「桃栗三年、柿八年」と言うくらいですからここに入れておきます。
ホーチミン市のCao Thang通りの屋台で、甘栗を売ってました。白い砂の入った大きな鍋に皮付きの栗を入れ、下から火で加熱していました。日本で売ってる天津甘栗と同じです。100g(12粒くらい)で7000ドン。変に甘くしておらず、自然な味で食べやすいです。
生の栗はスーパーマーケットでも売られています。
6月の果物
●ライチ(Trai Vai)
●マンゴスチン(Mang Cut)
8月の果物
●ブーイ |
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●ボンボン(bon bon) (2009/8) 英語ではランサット(Langsat)。竜眼に似た小粒の実(直径3、4cm)が枝にたくさんなっています。マレーシア原産で、タイなどでも人気があるそうです。見た目は綺麗でないので不味そうですが、薄い皮を剥くと半透明の光沢のある果肉(5つの房に分かれています)があり、食べるとほのかな甘さで果汁が多く、なかなかいけます。 果皮は芳香剤になり、いぶすと蚊が近寄りらないそうです。手に皮の汁がつくと、なんとなく気持ち悪い感じがします。実は皮に毒素があるそうです。 |
9月の果物
●マンカウ
10月の果物
●柿
●ザクロ(Luu)
(2012/10)
果物売りのおばさんが自転車に載せてザクロを売りに来ていました。2個で8000ドン。一人で半分も食べれば十分なんで、数はたくさん売れないようです。ザクロなんてほとんど味はしないだろうと思ってましたが、今回食べたザクロは甘みが結構ありました。「可食部には、エラグ酸、酒石酸、クエン酸、カリウムをはじめとするミネラルやビタミンが豊富に含まれています。」
■ザクロについて
(2015/10)
今年もざくろを食べたのは10月。今回はAEON Citimartで買いました。41,500ドン/1kgでした。1.118kg(46,397ドン)で4つ。内部の果肉は、Wikipediaに載っているような赤い果肉ではなく、薄いピンク色です。それでも意外と甘くて果物を食べてる気になります。なんとローカルの市場では果肉だけ袋詰めにして4万ドンくらい/kgで売っています。またザクロのジュースも屋台のシントー屋で売っていることがあります。
■ ザクロについて −薬辞苑
ザクロジュースに騙されないで!賢い消費者のために…
更年期障害に効く!と好評のザクロですが・・・。検討してみましょう。
11月の果物
●オーィ
12月の果物
●リンゴ/梨
■ 謎の暗号?ベトナムの市場に売られている「034」とは?|ホーチミン転職・就職 クイックベトナム(2020/05/22)