配線工事の方法
ここでは、電話,LANの宅内工事について紹介します。
※注=電話(アナログ,デジタル(ISDN))関係の工事については、免許(工事担任者)が必要となることがあります。(LAN工事は免許必要ありません)
<情報分電盤>
この階段下にある、分電盤へ外部からの引き込み線/配管と各部屋への配線/配管が集中しており、この場所で接続する機器や配線を変更することで、将来のメディアの変更/拡張に対応できます。
<情報分電盤詳細>
<コンセント(ジャック)工事>
壁コンセントBOXに関する工事手順を紹介します。
(ここでは、松下電工製のものを例に説明しますが、大きくは変わらないと思います。)
- @壁のコネクタパネルカバーは、上下のくぼみを使って手前に引けば、外れます。(パキパキいっても大丈夫)
- A次に、中の金属パネル+バックカバーですが、赤い矢印の+ネジ4個をゆるめて外します。
- B前面のカバーを全て外すと、このようなコネクタと固定金具が出てきます。 この固定金具自体は、壁の中のBOXに上下2つのネジで固定されています。
コネクタは、写真の赤い矢印のところをコネクタ横のくぼみに合わせて、マイナスドライバー等でかしめて固定します。 逆にラジオペンチ等で戻してやると外れます。
- CTEL用のRJ11コネクタ(モジュラージャック)への配線は、心線の被覆をむいて、写真赤矢印の穴に差し込むだけです。
- DLAN用のRJ45コネクタ(モジュラージャック)への配線は、まず、撚り線をばらして(被覆の付いたまま)上面の決められた溝に差し込みます。
次に、カバー(赤矢印)をかぶせ、プライヤーなどで挟み込んで圧着します。 これで、溝の中の金属の刃が被覆を切って心線と接触するようになっています。(※ちょっとピンぼけで見にくいですが・・・)
- この写真には写っていませんが、この他にISDN(S/T点)ケーブル接続用の8極8芯のRJ45コネクタ(モジュラージャック)があり、松下電工製では型式"WNT1881K(終端なし)/WNT1882K(終端あり)"です。
<単価=850円/個(終端なし),1,040円/個(終端あり)>
※ここで紹介した松下電工製コネクタは互換性があり、必要に応じて交換できます。
<モジュラージャック配線図>
Construction by TAKA
tak_miya@mxz.mesh.ne.jp
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11/06/1998 Copyright (C) TAKA
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