[記事リスト] [新着記事] [ワード検索] [過去ログ] [管理用]
| タイトル | ： Re: 第28回 |
| 投稿日 | ： 2004/04/17(Sat) 23:35 |
| 投稿者 | ： 惣田正明 <vem13077@nifty.ne.jp> |
> 第28回テキスト
> > ---はじめ---
> > Socrates - POLEMARCHUS
ソクラテス - ポレマルコス
> Tell me then, O thou heir of the argument, what did Simonides
> say, and according to you truly say, about justice?
それでは言ってくれ。議論の後を継ぐ人よ。シモニデスは、またあなたに
よれば、正義についてどう言っているのか。
> He said that the repayment of a debt is just, and in saying
> so he appears to me to be right.
彼は、負債の返却は正しいと言った。そして、そう言うとき、彼は私には
正しいように思われる。
> > I should be sorry to doubt the word of such a wise and
> inspired man, but his meaning, though probably clear to you,
> is the reverse of clear to me.
私はそうした賢明な霊的な人の言葉を疑い謝るべきである。しかし、彼
の意味するところは、あなたには多分明らかだろうが、私に明らかなことと
反対のことである。
> For he certainly does not
> mean, as we were now saying that I ought to return a return a
> deposit of arms or of anything else to one who asks for it
> when he is not in his right senses; and yet a deposit cannot
> be denied to be a debt.
というのは、彼は確かに、私たちが今、私は武具やその他のもの何でも預
かっているものを正しい意味ではなくそれを求める人に返すべきであると言
っているようなことを意味していない。しかし、その預かりものが借財であ
ることを否定することはできない。
> > True.
> Then when the person who asks me is not in his right mind I
> am by no means to make the return?
その通り。
それでは、私に求める人が正しい心でないときには、私は決して返しては
いけないと言うことなのか？
> > Certainly not.
その通り。
> When Simonides said that the repayment of a debt was justice,
> he did not mean to include that case?
シモニデスが、借財の再支払いが正義だと言うときには、彼はその場合を
含んではいなかったのか。
> > ---終わり---