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| タイトル | ： Re: 第19回 |
| 投稿日 | ： 2004/02/07(Sat) 14:18 |
| 投稿者 | ： 惣田正明 <vem13077@nifty.ne.jp> |
> 第19回テキスト
>
> ---はじめ---
>
> The Republic
国家
> By Plato
プラトン
> Written 360 B.C.E
B.C.360年頃著
> Translated by Benjamin Jowett
ベンジャミン・ジャウエット英訳
惣田正明日本語訳
> Table of Contents
目次
> Book I
第一書
> Socrates - GLAUCON
ソクラテス - グラウコン
> I went down yesterday to the Piraeus with Glaucon the son of
> Ariston, that I might offer up my prayers to the goddess; and
> also because I wanted to see in what manner they would
> celebrate the festival, which was a new thing.
私は、昨日、グラウコンとアリストンの息子のピラウオスのところへ、女神
たちに祈りを捧げるために行った。また、私は、彼らが、新しいその祭りをど
んな仕方で祝っているのかを見たかったからでもある。
> I was
> delighted with the procession of the inhabitants; but that of
> the Thracians was equally, if not more, beautiful.
私は、住民たちの行列に満足したが、トラキア人たちの行列もそれ以上では
ないとしても、同様に美しかった。
> When we
> had finished our prayers and viewed the spectacle, we turned
> in the direction of the city; and at that instant Polemarchus
> the son of Cephalus chanced to catch sight of us from a
> distance as we were starting on our way home, and told his
> servant to run and bid us wait for him.
私たちは祈りを終え、その壮麗な行列を見たあと、町の方へ戻ろうとしてい
た。ちょうどその時、ケパルスの息子ポレマルコスが、偶然私たちが家路につ
こうとしているのを遠くから認め、召使いに待ってくれるよう私たちに告げる
よう走って寄こした。
> The servant took hold
> of me by the cloak behind, and said: Polemarchus desires you
> to wait.
その召使いは、私の外套の後ろをつかみ、こう言った。ポレマルコスがあな
たにお待ちになってくださるようお望みです。
> I turned round, and asked him where his master was.
私は振り返って、彼に彼の主人がどこにいるのが尋ねた。
> There he is, said the youth, coming after you, if you will
> only wait.
あそこに私のあとからやって来ております。とその若者は言った。あなた方
が待ってさえくだされば。
> Certainly we will, said Glaucon; and in a few minutes
> Polemarchus appeared, and with him Adeimantus, Glaucon's
> brother, Niceratus the son of Nicias, and several others who
> had been at the procession.
もちろん、待つよ。グラウコンは言った。そして、数分後には、ポレマルコ
スが、グラウコンの兄弟アデイマントス、ニキアスの息子ニケラトスやその行
列に参加していた他の数人の者たちともに現れた。
> ---終わり---