ターファイトクラブ 勝負服ターフビーナス レースレポート


 デビュー前

97年の10月9日に美浦/南田厩舎に無事に入厩出来たという知らせを聞いてから、約2週間、今度は馬名決定をJRA−VANの新規登録馬の中から発見。恐らく、今週中頃にはターファイトのぺージも更新されるだろう。うーん、早いものだ。そうそう、馬名はターフビーナス。今年から冠名を外してもいいという中で、ターフの冠名がついてはいるものの、ターフの女神ですから、正直悪くないと思ってます。いえ、むしろ気に入ってます。このままいけばもしかして年内3歳でのデビューも… と期待はつのるばかり。はっきり言って親馬鹿入ってます。(笑)
…とは夢見ていたものの、やはりデビューと言うことがいかに難しいものか思い知らされたように思えます。順調に来ていたものの、最後の難関のゲートで、なかなか思うように進まない、そんな歯がゆい毎日でした。それも年が明けて1週間もすれば、いよいよデビュー予定の日を迎えます。そう、1月10日(土曜)の中山第3レース(牝馬限定・ダート1200m)にデビュー戦の夢をかけます。
 
で、これを書いているのが1月15日。ターフビーナスは未だにデビューしておりません。なぜかと言うと、土曜デビュー予定のレースを除外、そして日曜に再度投票したものの、これまた除外。運がないと言うか、何と言うか… 取りあえず、出走する意思は見せてくれたので順調にきていることかと思います。今週の土曜(1/17)に再度投票するので、今度こそ無事にデビューして欲しいところです。(98/01/15)


 デビュー戦(98年1月17日)

長かったデビューまでの日々も終わりを告げ、いよいよデビューの日が来ました。1月17日の中山4R ダート1000m戦です。1週前に除外されたおかげで、どうにかデビューにも横断幕を間に合わせてもらえて(ご協力いただきました、ともchanありがどうございました)、当日は、まばゆいばかりの横断幕をパドックに出してのレース観戦。正直なところ、不安らしい不安もなくここまで順調に来れたのは関係者の方々のご苦労があっての事だと思います。
 いざパドックにビーナスが現われると、まぁ気が気でないです。人の多さに驚かないか、カメラのフラッシュで暴れ出さないかと、一挙手一投足に目が行ってしまいます。周回を重ねるにつれ、徐々に気合いも乗ってきて、それ以上に見ているこっちはイレ込み気味でした。騎乗命令の時にも無事鞍上の藤原騎手の騎乗を嫌がる事もなく受け入れてほっと一息。
 さて馬場に入ってからは、取り敢えず多少口を割りながらも、無事にキャンターから返し馬へ移行。ちょっとした事故があって、ゲート入り前の輪乗りが長引いたものの、不安視されていたゲート入りもスムーズ。
 競走馬として、初めて体験するレースでのスタート。「ターフビーナスが出遅れ…」 痛恨です。よりによってこの距離で。道中の様子としては、行きっぷりもそれほど悪いものではなかったと思います。口を割るでもなく、取り敢えずはついていけるスピードだったようで・・・ 4コーナーを回るあたりで、12番手(14頭だて)。正直なところ、この時点で最後方でのゴールも覚悟していました。
 それが外に出してからは、目覚しい伸び。終わってみれば、何と7番手。終いの伸びは、なかなか見所がありました。今回はデビュー戦と言う事もあり、見ている本人も、随分と贔屓目で見ているのは確かですが、確かに終いの脚は良いところがありました。決して悲観するような内容ではなく、むしろ次走に期待が持てるものでした。どうやら連闘で24・25日に登録するようですが、出来る事なら日曜の牝馬限定戦のダート1200mあたりがいいですね。
 ビーナスへ  2戦目はしっかりゲートを出て…   (98/01/21)

ターフビーナス デビュー戦の模様(クリックすると大きな画像が表示されます。)

これがビーナスの横断幕。
これがある時、私は競馬場におります。

パドック  ビーナスの横顔

パドックでは黄色のメンコを付けておりました。
いつの日か素顔のビーナスに逢えれば

パドック 藤原騎手を背に

鞍上藤原騎手を背にパドックを周回するビーナス

直線 一杯に追う

直線で素晴らしい伸びを見せたビーナス
ちょっと暗いし、ダートだとレースを撮るのは厳しいですね。


 2戦目(98年1月24日)
 デビュー戦から連闘で望んだ2戦目。除外馬が4頭出る中で、ビーナスは無事出走することができました。1月24日中山6R、前走から1ハロン伸びてダートの1200m戦です。馬体重は前走から4キロ減って420キロ。パドックでの様子といえば、前走と比較してもそれほど変わらず、落ち着いた様子でした。多少馬体重は減っていたものの、特にイレ込む様子もなく、デビュー戦でかなり仕上がっていた馬体も、いい意味での平行線のように感じられました。
 デビュー戦の時には、残雪がかなり残っており、一面銀世界だったんですが、今回は多少残っている程度、1枠1番ですから、本馬場入場も先頭です。結構パドックから馬場への移動も忙しかったです。息を切らせて馬場についた時がちょうど入場の行進曲が流れ出す時。取りあえずは落ち着いて返し馬に移行。後々考えてみると、多少物見してたかな? そういった意味では多少集中できていなかったのかも知れません。
 さて、デビュー戦の課題となってしまった問題のスタート。今回は1枠1番とあって、スタートを失敗すれば、包まれて終わり。が、デビュー戦とは見違えるスタート。一歩一歩成長を見せてくれるビーナスです。道中は内枠だったこともあり、先行集団から少し離れて内を追走。向こう正面から3コーナーに入るあたりで内ラチ沿いを走っていたビーナスは、私の目には前の馬のと接触寸前になってしまったように見えました。しかしレース後に聞いたところに依れば、前の馬の跳ね上げた砂をかぶってやる気をなくしてしまったようです。確かに4コーナーで鞍上の藤原騎手が放った鞭にも反応すらしませんでした。クラブから出てきた話は砂をかぶってやる気をなくしてしまったようだ、ということなので、恐らくはそれが正解でしょう。写真を見ても分かるんですが、直線で鞍上は完全に腰を上げています。つまり藤原騎手は直線で全く追っていませんでした。デビュー戦では後方からでも一気に伸びる脚を見せたのですが、馬がやる気をなくしてしまったのですから、まぁ仕方がないですね。装鞍所に戻って来た時には怪我もなさそうでしたし、思ったより元気だったので一安心です。
 後日、クラブからの情報に依れば、ソエが出ていたとのこと。一昔前には『ソエが出るのは素質馬の証』ということをいっていた時期もありました。ここはいい方に解釈しておきたいですね。
 取りあえずは間隔を空けていくらしいので、府中戦で使えるのかどうか… 出来る事なら広い馬場で外枠希望なんですが。

 【次走の課題】
 ビーナス、最後まで一生懸命走るんだぞ!

鞍上藤原騎手を背にパドックを周回するビーナス
今回もデビュー戦と同じ黄色のメンコ

直線、ゴールへと向かうターフビーナス
しかし鞍上は追ってません(^^;)
腰の位置を前走時と比べると分かります
砂を被ってレースを止めてしまったみたいです。

結果的にはブービーでした。
しかし、怪我もなく元気なところを見て一安心



 3戦目(98年2月14日)
 デビューから連闘で迎えた2戦目、そして今回が中1週で迎えた3戦目です。今回はデビュー戦からはマイナス6キロ、前走から比べてマイナス2キロ減って418キロでの出走でした。

今回もまた、晴天の中、横断幕を出し、パドックでビーナスを待っていました。ちょっと風が強いけど、2月にしては暑いくらいの陽気。
馬体が減ってはいたものの、それ程イラついている様子もなく、みようによっては、ちょっと気合が物足りなくも見えるのだけれども・・・ 周回を重ねていく間に気づいたのだけれども、何とビーナスの尾には、いつの間にか、赤いリボンが付いていた。確かデビュー戦、2戦目と気にはしていなかったのだけれども、確か付いていなかったと思うんだけれども。

本場場入場から返し馬では、相変わらず口を割る(^^;)  しかしそれ程気配的には悪くないように見えました。

さて、今回は6枠12番と外目の偶数枠。今までではもっとも条件的には良いように思えます。で、スタート。今回も行き脚が付きませんでした。(泣) どうしてもうまく行かないようですね。で、今回も後方から。結局16頭だてで、15番手を追走しておりました。そして直線は外へ。うーん、デビュー戦と同じパターンだなぁ〜 後はデビュー戦で見せたあの脚をもう一度再現できるかどうか… すぐ前を同じターファイトのラークスマイルがなかなかいい脚で追い込んでいるその後ろからビーナス。府中の長い直線を持ってしても、結果的には8着まで追い上げるのが精一杯でした。でも、何といっても2度目の入着ですから、正直悪くはないと思っています。レースの上がりもメンバー中では3番目だったし、後はスタート直後の行き脚がつけば、いいレースが出来るでしょう。何よりデビューからタフにここまで使えるのはホントに愛馬冥利に尽きます。

後日、クラブからの情報に依れば、やはり砂を被ると嫌がるようだとのこと。
 加えて23日の地方交流戦に中央競馬代表として出走するとのこと。月曜日なんですけど・・・ 取りあえずは観戦に行きますけどね。

【次走の課題】
 ビーナス、スタート直後の行き脚を付けること!

ターフビーナス 3戦目の模様(クリックすると大きな画像が表示されます。)

まだまだこれからレースということを
分かっていないような・・・

さすがに2Rのパドック(1R実況中)
パドックの人もまばらです。
しかし落ち着いているなぁ〜

オッズ板を見上げる厩務員さん
だいぶ人気が落ちてしまったことを
気にしているのでしょうか?

藤原騎手を背にパドックを周回するビーナス
今回も黄色のメンコをしておりました
鞍上の藤原騎手も終始スマイル

直線、ゴールへと向かうターフビーナス
今回も大外から(^^;)
ジリジリと伸びてきて、結果は8着。
今回は前半砂を被っても最後まで
レースを止めなかったようです。

 4戦目(98年2月23日)

ターフビーナス 4戦目の模様(クリックすると大きな画像が表示されます。)

高崎競馬場にて

厩務員さんのこの笑顔がすべてを
あらわしますね。
横断幕も1つだけ。
おそらく「今日は月曜日だぞ〜」って感じでしょうか

今回から新兵器「シャドーロール」の登場
それにしても、メンコ、シャドーロールと
素顔からだんだん離れていくなぁ〜

鞍上の藤原騎手も思わず苦笑い
ちょっとプレッシャーをかけすぎたかな?
恐らくは高崎まで来るとは思っていなかった
でしょう。

最後の直線
向正面あたりでは割と外目をいい感じで
上がっていたのですが、直線では馬場の
四分どころをなだれ込み…


 【4戦目】
事前の情報では、今日は高崎競馬でメインレースに出走ということで、気分的にはかなりうかれてました。勢い余って、出掛けたのは午前中から。ただ、出走してくるという話はクラブからの情報だけで、実際スポーツ新聞を見ても、全く高崎競馬の情報は載っていなかったんですけど。

とりあえず高崎の駅に着き、競馬場へと。高崎競馬場は月曜日ということもあって、閑散とした雰囲気でした。何しろ新聞がないと、新聞を捜すと、専門紙は「アカギ」「日刊競馬」という2紙のみ。とりあえず2紙とも買ってみたけれども、見比べてみると、内容はほぼいっしょでしたね。

午前中から行っていたので、しばらくレースを見てみることにしたのですが、何しろ堅い。先行してある程度、押し切れるタイプなら、かなりの勝率があるようで・・・ ただ300mの直線で一気に差し切るのは相当に力の差がないとできないですね。何しろ、4コーナーのカーブもかなりきついようですし、とこの時点ではかなり不安がよぎってました。

ちなみに高崎競馬場ではカメラの持ち込みは自由、そして横断幕は許可を必要としませんでした。それで7Rが終わったころに、友人に手伝ってもらって、横断幕を張り、9Rのビーナスを待ちました。デビューから連闘で迎えた2戦目、そして今回が中1週で迎えた3戦目です。今回はデビュー戦からはマイナス6キロ、前走から比べてマイナス2キロ減って418キロでの出走でした。

で、いよいよ登場。ひとまず厩務員さんが、満面の笑みというよりは大爆笑といった様子で。横断幕を見て、喜んでくれたようですね。それもいつものものですから・・・。しかしビーナスは今回からいつもの黄色のメンコに加えてシャドーロールを装着してきました。だんだん武装具が増えていくなぁ〜 しかし、黄色のメンコと緑のシャドーロールは結構似合ってるのが・・・ パドックでの様子といえば、いつもと変わらず、いたって大人しく、気合乗りという意味ではもうひとつかな?といった感じで。

本馬場入場では、めちゃくちゃ近いところをビューといった感じで行ったので、思ったより迫力を感じました。ただ、馬場に出ると必ずといって良いほど、頭を上げて口を割るという仕草を見せるビーナス。何というか、癖になってますね。(^^;)

続いていよいよレースです。私たちが見ていたところからはちょうど正面になって、今一つスタートは見えません。私の目には、そこそこ五分にスタートを切ったように見えたのですが、後ほどクラブから発表された内容を見ると、今回もスタートは良くなかったようです。ちょうどもたれたときにスタートを切られてしまったようで。ちょうど私が見ていたところ(ゴールちょっと手前)では、7,8番手の外といった感じで、まあ言ってみればいつも通りの指定席ですね。2コーナーから向こう正面あたりでは、比較的外目をいい感じで上がっていくように見えたのですが、4コーナーを回ってからは、馬場の3分ところを通って今一つ伸びず、そのままなだれ込んでのゴール。結果は7着でした。

正直今回はもう少し好走できるのでは、と考えていただけにちょっとショックが大きかったです。が、しかし、この血統を考えてみると、1500mというのは、ほぼ限界とも思える距離で、距離が長かったといえば、それまでなのかも知れません。

今回はシャドーロールをつけて臨んだものの、今一つその効果は現れなかったようです。まずい・・・ 次はブリンカーか? などと考えている間に、ビーナスは千葉県の下河辺牧場に放牧。放牧中のビーナスの様子はこちらへ。とりあえずこのところデビューから一方的に減りつづけている馬体の回復に努めて欲しいです。



 5戦目(98年7月26日)

ターフビーナス 5戦目の模様(クリックすると大きな画像が表示されます。)

放牧を挟んで、ちょっと白くなったかな?
今回から、メンコもリニューアル
パドックではいつも通り落ち着いた感じで。

今回も鞍上は藤原騎手。
騎手が乗ってからは、
多少気合いも乗ってきた感じ

それにしても、10番人気とは・・・

大きくしないと分からないけど
外側の黄緑色のメンコがビーナス
これまでは、こうしてスタートで
鼻面が見えるというのはなかったくらい
絶好のスタートでした

直線、ちょうどケンゴウカイドウを
交わしたところ
これで初の5着という成績を残しました。
やっぱり終いはジリ脚ながらも堅実

鞍上の藤原騎手は、ちょっとお疲れモード
ビーナスは元気そうなんですけど・・・

何はともあれ、元気な姿を次走でも見せてね


 【5戦目】
放牧から戻ってきて、実質1週間、前の週の土曜に放牧明け初の追いきりを行ったというのに、絶好の時計が出たからか、追いきり時計2本で急遽出走。しかも土曜の芝1000mを除外されて、日曜1Rのダート1000m戦。なんとか都合をつけて朝一番の新幹線で新潟行きを決行。比較的行きなれている新潟競馬場ではあるものの、やはり1Rに出走してくる愛馬の横断幕を出すのは結構きつかったですね。落ち着く暇もなく、電光掲示版には、愛馬の馬体重が記されていましたし・・・

今回は、同じビーナス父の谷古さんといっしょに新潟競馬場へ。まずは注目の放牧明け馬体重。放牧先の下川辺牧場での話しでも、移ってきて暫くは飼葉を食べずにてこづらせてしまったそうですし、多少なりとも馬体重が増えていれば・・・ というのが実状でした。でもって、その注目の馬体重は+6キロ。正直なところ、もう少し増えていて欲しかったのが本音ですけれど、多少なりとも増えていたのでほっとしました。今回注目したのは、調教時計。元々この血統は調教で動く方ではあるけれど、放牧明けにしては、いかにも出し過ぎとも言える好時計でした。
【調教時計】 7/22 南BW稍重 64.6−49.9−37.6−13.0 (2) 強めに追う・内併せ1.2秒先着

土曜日に仕事先で、出馬表を見たんですが、正直いって、トネワールドが同じレースにいたので、勝ちはないな・・・ というのが本音でした。そのトネワールドのレースぶりは福島で見ており、先行する脚もありビーナスとは正反対。スピードで押し切るタイプでしたし、この旨煮は負けてもしょうがないというところ。ただ、メンバーを見渡しても、初出走馬が結構いて、何とかこれらの馬に先着できれば初の掲示板もあるかと、内心期待も大きかったんです。

パドックにあらわれたビーナス。前回高崎ではシャドーロールという新兵器を装着していただけに、今回もつけているかと思っていたのですが、今回はニューバージョンのメンコのみ。いつも通りパドックではおとなしいビーナスでした。でもやっぱりもう少しトモのあたりに肉がついて欲しいなぁ〜 割と新潟のパドックは広くて見やすいんですが、ちょうど騎乗合図がかかったのが比較的近いところでしたし、南田先生も含めてじっくりと見ることが出来ました。しかし、ビーナスの後ろを歩いていたトネワールド。500キロを超える馬体重もさる事ながら、トモのあたりの筋肉が・・・ 少しビーナスに分けてあげて下さい。

本馬場入場では、ちょっとうるさいところを見せはじめました。なんかいつもの様子が伺えたので、久々の対面でも、心配より喜びの方が大きかったです。友人曰く、緊張していたみたいです、私。やっぱり久々だったもの。後から撮っていた写真を見ると、結構跳んでますね。割と軽やかな感じで・・・ これまでは勢いに任せて口を割って「ガー」って感じで行っていることが多かったもので、休養もやっぱりいい方に出たのではないかと。

いよいよ久しぶりのレースです。これまでは行き脚がつかなかったのが毎回の常でしたが、今回はトネワールドが一番始めにゲート入りしたこともあり、ビーナスはちょうど一番最後。これが良かったのでしょうか、スタートはこれまでにない抜群のスタートでした。暫くは中団より後ろの位置どりでしたが、3コーナーあたりから、外を回って追い上げてきて、来た来た、いつも通りの末脚が使えれば・・・ で鞍上の藤原騎手も懸命に追って、結果自己最高の5着をマーク。正直トネワールドが抜けたあたりは覚えているんですが、跡はファインダー越しにビーナスしか見ていなかったので、何着だったか良く分かっていなかったりします。しかし、最後に1頭交わしたのは間違いないと。で、隣の谷古さんの「5着ですよね?」の言葉に、ふと我に返って・・・ やったぁ〜 初の掲示板だぁ〜 

これまで地方の高崎を含めて5戦。今回は条件が良かったこともあってか、自己最高の内容、結果をおさめることが出来ました。これも応援して下さった方々、ならびにビーナスの周囲の方々のおかげだと。出来る事なら、除外されてしまった芝のレースでのビーナスを、次は見てみたいです。

 【次走への課題】
 ビーナス、馬体の維持に努めてね


 6戦目(98年8月15日)

ターフビーナス 6戦目の模様(クリックすると大きな画像が表示されます。)

 これまで見た中では、恐らく今回が
 一番落ち着きのないパドックだったのでは?
 +2キロの馬体重、前走からリニューアルの
 メンコで今回もパドックに登場

 今回からは鞍上も土谷騎手へと
 手替わりです。
 藤原騎手とのコンビを見慣れていただけに
 フレッシュな感じさえ伺えました

 4コーナーではほぼ最後方に近い位置取り
 惨敗も頭をよぎりましたが
 そこからがすごい脚。メンバー中最速の
 上がり3ハロン34.0秒という豪脚で
 あわや5着という僅差の7着。

 取りあえずは、レースを終えて装鞍所へ戻る
 ビーナス。元気そうなのは何よりでした。

 今回は、何よりスタートが・・・


 【6戦目】
今回は、デビュー以来初めての芝でのレース。前走で互角のスタートを決め、初めての掲示板を記録したゲンのいい新潟でのレース。所属する南田厩舎のローテーションから考えると、中3週と言うのは極めてゆったりとしたローテーション。輸送も含めて直前は軽目の調教で馬体の維持に努めていたようです。週明けには1Rのダート戦という話もあったのですが、いざ週末になってみると、予定は同じ土曜の芝のレース。正直いって待望の芝でしたから、いつも通りの不安、「スタートさえ上手く行けば・・・」 ダートでもジリ脚ながら、終いはそこそこの脚を使っているだけに、レース前の期待は結構あったりもしました。

注目の馬体重は前走比+2キロ。十分に間隔を取っていただけあって、さすがにマイナス体重にはなりませんでした。前走と同じメンコをしておりました。これまで見ていたビーナスは、正直パドックでは騎手が乗るまでは、ほとんど借りてきた猫のようにおとなしかったのですが、多分これまでに見た中では、一番落ち着きがなかったのではないでしょうか? 

本馬場入場では、逆に比較的落ち着いた感じと言うか、ちょっと物見までする状態でした。それでも返し馬までは非常にスムーズで、状態に関してはいい部類に入るのでしょう。前走あたりから、口を割ってガーっと行くようなところも無くなりましたし・・・

さて、緊張のスタートです。前走は抜群のスタートだっただけに、それ以上を望むのはちょっと酷かもしれないんですが、今回はまた、派手にやりました、出遅れ。はっきりと見て取れるくらいでしたから・・・ 行き脚がつかなかったのは毎回の常でしたが、まぁ、派手に・・・ 道中は後方から数えていった方がよっぽど早くて、3コーナーあたりではほとんど最後方。取りあえず外に出してどれだけ抜けるか? と言った感じだったんですが、外に出してからは一気にエンジンがかかったように一頭、そしてまた一頭と抜いて、気がついてみれば5着争い。結果届きませんでしたが、上がりの3ハロンはメンバー中最速の34.0秒という時計を記録して7着という競馬。連続しての掲示板はなりませんでしたが、一応の芝への目処はたったというところでしょうか? 

 【次走への課題】
 ビーナス、馬体の維持とスタートに集中すること!!



 7戦目(98年8月29日)

ターフビーナス 7戦目の模様(クリックすると大きな画像が表示されます。)

 今回は前走でやっと戻った馬体も
 再度減って414キロと見るからに細かったような
 前走あたりもチャカついて見せていたパドックも
 またちょっとチャカつき気味。

 前走から手綱を取る鞍上は土谷騎手
 返し馬は割とおとなしく落ち着いた感じ。
 特に重馬場となった芝を気にするような
 ところもなかったようです

 普段ならここでレースの模様を1枚くらい
 入れるのですが、今回は直線全く馬群の
 中に突っ込んでいって、結果レースの方は
 1枚も撮れず(泣)
 レースを終えたビーナスはいたって元気そうでした


 【7戦目】
前走で、初めての芝を経験し、しかもメンバー中もっとも早い上がりを記録して、芝のレースに大きな期待を抱かせてくれました。事前の情報では前走で互角のスタートを切る事が出来れば、あるいは先行するかもしれないと言う話しを聞いており、かなり期待はしていたのですが・・・

中2週と言ういつも通りの南田厩舎のローテーションに戻って、注目の馬体重は前走比−6キロ。やはり減っていました(泣) 前走あたりから多少はパドックでチャカついていたんですが、今回は前走以上にうるさかったですね。メンコはこのところおなじみのものをつけていたんですが、高崎でのレース以来シャドーロールは付けていませんね。

本馬場入場に入ると、さすがに落ち着いてきたようですが、今回は距離的にもギリギリかもしれないところで、レース前はスタートの事もあり、かなり緊張しておりました。ただレース前に予想してはいた事ですが、キャンターに出るあたりの様子から伺っても、恐らく重、不良となってもあまり影響はなさそうですね。

さて、緊張のスタートです。2走前に見せた抜群のスタートを決められれば、本当に逃げるかもしれない・・・ と言う期待をよそに、やってもうた「派手な出遅れ」 かくして今回も後方からの競馬となりました(泣)。レース後の成績から判断すると、1馬身程度の不利だったようです。結局はいつも通りの位置どりから淡々とレースは進みます。4コーナーを回ったあたりでは、かなりゴチャついた感じでほとんど一団。前走並の脚を使えれば、着までは拾えるかな?といった感じでしたが、後方からいった場合の性とも言うべき状態で・・・ 言ってみれば「前が壁」ってやつですね。普段なら大外に開いて一気に・・・ というのがビーナスのパターンなのですが、一旦外に開こうとして、ちょうどそこにいたのがアラマサイーグル。仕方なくというか、辛うじて開いていたところに無理矢理突っ込んでいって、そこからはジリジリと伸びるような感じで、激戦の掲示板争いに何とか競り勝って5着を確保。取りあえず今回は馬群に入ってもレースを止めたりしなかった点を評価してあげたいですね。
1998年 8月29日(土)  3回新潟5日  天候  馬場状態
5R 4歳・未勝利(馬齢) [指定]  芝1400m  18頭立
馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 コーナー順 3F

8

16

ラッキーセブン   牡4 天間昭一

55

1.23.6

5-4

36.9

4

8

アワウエディング  牝4 沢昭典 

53

1.23.7

クビ

10-9

36.7

8

18

アラマサイーグル  牝4 吉田豊 

53

1.24.0

13/4

13-14

36.7

6

12

ファインバラード  牝4 柴田善臣

53

1.24.1

1/2

12-9

37.0

7

15

ターフビーナス   牝4 土谷智紀

53

1.24.2

クビ

15-14

36.7

4

7

ワードバイト    牡4 柴田未崎

54

1.24.2

13-9

36.9

7

13

* ブランドシャトル  牝4 橋本広喜

53

1.24.2

クビ

17-17

36.3

 【次走への課題】
 ビーナス、馬体の維持とスタートに集中すること!!



 8戦目(98年9月26日)

ターフビーナス 8戦目の模様(クリックすると大きな画像が表示されます。)

 今回は久しぶりに馬体重がプラス
 420キロでの出走となりました。
 今回も前走同様ちょっとチャカつきぎみも
 ちょうどいい気合乗り。

 今回が3走目となる鞍上は土谷騎手
 返し馬の画像です。
 口を割りながら行く姿は、デビュー以来
 変わっていませんね

 注目のスタート
 今回はデビュー以来、
 2度目の五分のスタートがきれました。
 黄緑色のメンコがビーナスです。

 直線、ラスト1ハロンあたりの模様
 ちょうど馬群のうちから抜けてきて、
 鞍上の土谷騎手は懸命に追っているところです。

 残り50mあたり。
 ちょっとピントが甘いですが、
 懸命に前を追っている姿が
 気に入ってます。

 4R確定。
 1着は同じ一口馬主系とはいえ、
 G1ホースまで排出する名門、タイキの
 タイキエリザベス。関西からの遠征で
 鞍上も現在関東リーディングの
 蛯名正義騎手でした。


 【8戦目】
目が覚めてみると時計は既に8時半を指していた。私の住んでいる埼玉県熊谷市から中山競馬場まではおよそ2時間。ビーナスの出走する4Rの出走馬がパドックを周回し始めるのが10時50分頃。横断幕を出す事を考えると、かなりの寝坊だったりする。
とりあえず準備していた一通りの道具をもって慌てて中山へ出発。御大尽にも行きの大宮までは何とか時間を短縮するようにと、新幹線を使い、挙げ句の果てには船橋法典の駅からタクシーまでとばす始末(^^;;)

途中のダッシュのおかげで、何とか無事に3レースのパドック周回中に横断幕の届けを出してパドックへ。横断幕を無事に張っている最中に続々と仲間が集合してきました。

前走の新潟で、7ハロン、1400mという距離を克服したものの、相変わらずの出遅れ癖は続いているようで。やっぱり短距離戦はスタートが肝心ですし・・・ 今回はデビュー以来、初めての距離となる9ハロン戦。見ている側のこちらとしては、完全に未知の距離、加えて母のホクトウェンディの一族は、こぞって短距離の系統が多いだけに、レース前は最悪の結果まで予想しておりました。

横断幕を張り終えて、息をつく間もなく、ビーナスがパドックへ登場。このところおなじみのメンコをしています。新潟戦あたりから割とパドックでも気合を表に出すようになり、今日も気合乗りはよさそう。ちなみに馬体重は+6キロ。これまでに見た中では、やっと肉がついてきたと言う感じ。割と前捌きも良くなってきたように見えたのは、やはり愛馬だからでしょうか?

奇数枠と言う事もあって、ゲート入りは先。これまでまともにスタートを切った事がほとんどないだけに出遅れが心配されましたが、今回はほぼ互角のスタート。前走あたり噂になっていた先行策を取るのか・・・と思っていたのもつかの間、2コーナーを回って、向こう正面に入る頃には、あっという間にほぼ最後方の位置取り。しかし鞍上の土谷騎手は特に追うでもなく、本当の馬なり。

レースは淡々と進んで、あっという間に4コーナー。当日はCコースを使用と言う事で、当然外を回るだけの余裕はないわけで・・・ そのまま内を突いて馬群の中へ突っ込んでいきました。そこからはいつものように地道に1頭ずつ交わしていく競馬で、4コーナーで先頭にいたノーブルストークを交わしたところがゴール。今回で3度目の5着。

レース前には何故1800mを?という疑問すらあったのですが、今日の競馬を見る限り、折り合いさえつけば、1800mでも十分にこなせるのではないかと。今回もメンバー中では1番早い上がりの脚を使っており、福島開催での残り少ない未勝利戦も多少は明るい見通しがついたような気がします。

後は除外の嵐をかいくぐって、何とか芝のレースに無事出走して欲しいですね。

1998年 9月26日(土)  4回中山5日  天候  馬場状態 稍重
  4R 4歳・未勝利(馬齢) (混)[指定]  芝1800m  14頭立
馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 コーナー順 3F 体重 厩舎

2

2

タイキエリザベス  牝4 蛯名正義

53

1.49.2

2-3-3-2

36.2

1

460

(栗)松元茂樹

3

3

チョウカイスピード 牡4 田中剛 

55

1.49.3

3/4

8-5-6-3

36.1

10

446

(美)加藤修甫

4

5

オモカゲワルツ   牝4 中舘英二

53

1.49.6

13/4

12-12-9-7

36.0

6

442

(美)平井雄二

4

6

スターアスリート  牡4 柴田未崎

54

1.49.8

4-3-3-3

36.7

4

452

(美)平井雄二

7

11

ターフビーナス   牝4 土谷智紀

53

1.49.9

1/2

10-10-11-11

35.9

9

420

(美)南田美知

5

8

ノーブルストーク  牝4 池田鉄平

52

1.50.0

1/2

1-1-1-1

37.3

7

480

(美)上原博之

6

10

ヤクモアサシオ   牝4 菊沢隆徳

53

1.50.6

31/2

14-13-11-7

36.7

5

474

(美)柄崎孝 

3

4

ニシノブルーライト 牝4 ロバーツ

53

1.50.7

1/2

4-8-6-7

37.5

3

448

(美)二柳俊一

1

1

ヤマタケヨシアキ  牡4 坂井千明

55

1.51.1

21/2

4-5-6-5

37.8

12

450

(美)保田一隆

10

7

12

クリミナルマーク  牡4 柴田大知

54

1.51.3

11/2

10-11-13-13

36.9

11

460

(美)飯塚好次

11

5

7

ダイワアドバンス  牡4 岡部幸雄

55

1.52.1

8-9-10-12

38.3

2

482

(美)伊藤正徳

12

8

13

トウホームテキ   牡4 田村真来

52

1.52.9

13-13-13-14

38.5

14

450

(美)鈴木勝美

13

6

9

ゲイリーフェザント 牝4 橋本広喜

53

1.53.1

11/2

4-5-3-7

40.1

8

486

(美)松永勇 

14

8

14

パワーポリシー   牡4 西田雄一

55

1.54.6

2-2-2-6

41.8

13

466

(美)畠山重則

LAP  12.4-12.0-12.4-12.2-11.8-11.9-12.0-12.4-12.1
通過  36.8-49.0-60.8-72.7   上り  72.4-60.2-48.4-36.5   平均  1F:12.13 / 3F:36.40

 【次走への課題】
 ビーナス、馬体の維持と終いの脚を磨く事!!


 9戦目(98年10月10日)

ターフビーナス 9戦目の模様(クリックすると大きな画像が表示されます。)

 前走との比較では−2キロも
 このところ安定した馬体重での出走。
 初めての福島競馬場を体験したビーナスは
 気がついてみればこれで5場目の出走
 今回気がついた事といえば、なじみの
 厩務員さんの顔がなかったという事。
 うーん、担当変わってしまったのかなぁ〜
 ビーナスも今回の厩務員さんに甘え気味
 返し馬です
 いつもほど口を割るでもなく、
 割とリラックスしていたように見えました
 前回は抜群のスタートを見せたのですが
 今回は・・・ また元に戻っての出遅れ気味。
 うーん、先行策を取るといっていただけに・・・
 3コーナーあたりから仕掛けて行って
 直線一旦は先頭に出るかという
 これまでにない積極的な競馬
 この時点では一瞬勝てるかも・・・
 装鞍所に戻ってきたビーナス
 初の連対を果たし、なんとなく誇らしげに見えます
 今回は初めてとも言える自ら動いての競馬
 相手関係も結構楽だっただけに・・・


 【9戦目】
中山でデビューして、府中、高崎(公営)、新潟、そして今回の福島競馬場が5場目。思えばデビューから後少しで10ヶ月が経とうとしている。その間休養もあったものの、ここまで大きな怪我もなく、丈夫に走っているビーナスには本当に頭が下がる。今回は福島競馬場ではあるものの、5Rという比較的楽な時間のため、割と着いてからのんびりとする事ができました。前走の時の慌てぶりが嘘のようで・・・

さすがに裏開催の福島競馬場。1Rのパドックに馬があらわれた頃に横断幕の届を出しに行っても、整理番号は2番。華やかな表開催のほうに数多くの横断幕が出ている事に比べると、ちょっと寂しめで・・・ 気が付いてみれば一日の多くが未勝利戦の開催。文字どおり生き残りをかけた正念場である。

前走の中山戦では、これまで体験した事のなかった芝の1800mという距離を5着という成績で目処を立て、そして今回も同じ距離でのレース。以前新潟で出走の時、或いは先行するかという状況もあったのだが、今回また、できれば先行させたいというような話をスタッフサイドはしていた。常日頃出遅れ癖があるだけに、やはりスタートが勝負・・・

いつものように横断幕の後ろでのんびりの前のレースを見ていると、情野さんが見え、そろそろビーナスの登場という頃に谷古さんも見え、今回はこれでビーナス応援団も勢揃い。いつも通りに横断幕のもと、ビーナスを待ちわびておりました。オッズプリンターで出力した馬体重は、前走比−2キロ。中間15−15より時計ひとつくらい早いものを1本だけというだけあって、さすがに大きくは減っていないようです。厩舎の関係者の皆さんもいろいろと苦労なさっているようで、その苦労には頭が下がります。

本馬場入場ではいつもに比べると、口を割ってガーっと行くようなところもなく、見方によってはちょっと元気がないかな? とも思えたんですが、それはそれで落ち着いているといいように考えて。何よりもスタンド前のスタートが気になって、取り敢えずゲート前の位置まで移動。

で、肝心のスタートは・・・ 結果として出遅れの記録は付かなかったものの、どう見ても半馬身は出遅れてますね。という訳で、やはり今回も後方から。今回こそは先行してくれるのでは・・・ という期待も大きかっただけに、この時点ではかなり落胆しておりました。ただ、今回はいつもに比べて向こう正面あたりから、どんどん上がって行く競馬。3コーナーあたりから一気にスパートして、4コーナーでは或いは先頭というレースぶりで、一旦は先頭に並びかけるシーンすらありました。結果的には直線でかなりふらついていたのですが、これまでにない自ら動いて行く競馬で始めて2着という連対を果たしました。

レース後の各専門紙の評価もなかなか良かったようで、競馬ブックの「次回狙える馬」にも挙がっていたし、かなりのスローペースを自ら動いて行った内容には、次走への期待も膨らみます。敢えてあげる不安とすれば、今回のレースの疲れが取れるかどうかですね。それと対戦相手。未勝利戦も残り少なくなっていますが、何とか1勝をあげて欲しいです。

1998年10月10日(祝)  2回福島3日  天候  馬場状態
  5R 4歳・未勝利(馬齢) [指定] 芝1800m  16頭立
馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 コーナー順 3F 体重 厩舎

5

10

プレゼントシチー  牡4 佐藤哲三

55

1.51.7

1-1-1-1

36.5

1

436

(栗)清水出美

2

4

ターフビーナス   牝4 土谷智紀

53

1.52.1

21/2

12-11-4-2

36.6

5

418

(美)南田美知

8

15

シンシンドリーム  牡4 宝来城多

55

1.52.1

ハナ

4-6-4-2

36.6

3

442

(栗)福島勝 

5

9

キャノピー     牡4 小林淳一

55

1.52.3

11/2

9-9-11-7

36.5

6

444

(美)田村駿仁

1

2

マキハタサーキット 牡4 常石勝義

54

1.52.4

1/2

4-4-4-2

37.0

14

434

(栗)新川恵 

4

8

スマートネイビー  牝4 清山宏明

53

1.52.6

3/4

4-6-8-7

37.0

4

492

(栗)小原伊佐

7

13

スターアスリート  牡4 中舘英二

55

1.52.9

4-6-8-7

37.3

2

442

(美)平井雄二

6

11

エルウェーアキヒサ 牡4 村山明 

55

1.52.9

ハナ

12-11-8-7

37.3

9

478

(栗)坪憲章 

3

5

イブキマキバオー  牡4 大西直宏

55

1.53.2

15-16-13-12

37.3

15

418

(美)前田禎 

10

7

14

ライオネルキング  牡4 荻野要 

52

1.53.3

クビ

2-2-2-2

38.0

16

512

(栗)加用正 

11

2

3

キタサンパワー   牡4 菊地昇吾

55

1.53.4

1/2

9-9-15-14

37.3

12

432

(栗)鹿戸明 

12

4

7

アオミアオイ    牡4 牧田和弥

55

1.53.4

16-14-13-14

37.5

7

440

(栗)斉藤義美

13

8

16

ビワタイム     牡4 橋本美純

55

1.53.6

11/4

4-4-2-2

38.3

13

472

(栗)浜田光正

14

3

6

ニットウヒマワリ  牝4 沢昭典 

53

1.53.7

クビ

9-11-11-12

38.0

11

532

(美)沢峰次 

15

6

12

サムソンブライト  牡4 芹沢純一

55

1.54.0

13/4

2-2-4-7

38.6

8

432

(栗)鹿戸幸治

16

1

1

トップサンデー   セ4 木幡初広

55

1.54.4

21/2

12-14-15-16

38.2

10

442

(美)矢野進 
LAP  12.8-11.6-12.8-12.8-12.8-12.4-12.5-12.0-12.0
通過  37.2-50.0-62.8-75.2   上り  74.5-61.7-48.9-36.5   平均  1F:12.41 / 3F:37.23

 【次走への課題】
 ビーナス、馬体の維持と疲労回復に努める事!!


 10戦目(98年11月1日)

ターフビーナス 10戦目の模様(クリックすると大きな画像が表示されます。)

 前走との比較は±0
 全走の疲れを気にしていたんですが
 馬体重のほうはだいぶ安定してきました
 馬体のほうもひ弱なところが
 だいぶ無くなってきた印象も。
 今回はなじみの厩務員さんに戻りましたね。
 と言う事は、担当は変わってないんでしょうね
 とはいえ、ビーナスは今回も気合いが入って
 いるようで、相変わらず「がぉー」って感じ。
 まだマシながらも、やっぱり出遅れ気味
 それでも今回はスタートして、しばらくの間は
 ある程度好位へ行こうと、鞍上の土谷騎手は
 手綱をしごいていました
 だいぶ荒れてきた福島競馬場の芝コース
 ビーナスは外々をまわっての競馬でしたが
 今回はいつもに比べると、伸びがなかったです(泣)
 初めて後続に差される競馬で7着・・・・


 【10戦目】
思えば、ここまで大きな怪我もなく、ずーと無事に使えてきているんですねぇ〜 未勝利戦も残り少なくはなっているのですが、前走で初めての連対を果たし、地力で動いていった点が評価されてか、専門紙(福島版)では結構印がついていました。個人的には木曜日に出走確定馬の一覧を見たときに、ショックを受けたほどの強豪相手だと思っていただけに、現地で新聞を見たときには結構驚きました。

当日は表開催の府中競馬場では秋の天皇賞。思いのほか、裏開催の福島競馬場も賑わっていたような気がします。それでもパドックに横断幕を張ろうとして整理本部に届けを出せば、整理番号は4番。やっぱり、府中や中山とは違う雰囲気ですね。

前走2着という成績を伸した事が影響してか、ここ数戦では始めて人気というものを意識するようなオッズになりました。それでも人気のほうは拮抗していたんですが・・・ 先日対戦したスターアスリートが前日のレースで圧勝していた事もあり、確かに人気になってもおかしくはないのですが、なにより一度先着されていたオモカゲワルツあたりよりも人気になったというのは、ちょっと納得が行かなかったですね。

いつものように横断幕の後ろでのんびりの前のレースを見ていると、情野さん夫妻が見え、今回はこれでビーナス応援団は全員集合。いつも通りに横断幕のもと、ビーナスを待ちわびておりました。オッズプリンターで出力した馬体重は、前走比±0。いつもに比べて中間追っていただけに、身体が減っていなかったのは何よりでした。ここまでビーナスを育ててくれた厩舎の関係者の皆さんにもいろいろと苦労をかけているとは思うんですが、本当にありがたいです。

今回は1800mのスタート地点で返し馬を待っていたのですが、今回は久しぶりに口を割って走る姿が見られました。このところ割と大人しい感じが続いていたので、これは少なからずいい傾向かも。

いつもながらのスタート。一つ内側の馬が大きく出遅れていただけに、それ程目立ってはいないものの、やっぱりスタートは良くないですね。それでもいつもはそこからじっとしている土谷騎手も、今回は前走である程度感じをつかんでいたのか、結構手綱をしごいて先行する意思を見せていました。それでも好位に行くまでではなかったんですが、ある程度前に行こうという意思を見せてくれたのはうれしかったです。前走あたりも直線でちょっとふらついていたので、やはり距離的な不安はありました。今回も前走同様のレースを試みたのですが、今回は展開的にもかなり厳しく、流れは向かなかったですね。結果的には直線でとまってしまい、最後は初めて差されて7着。

レース後の印象としては、結構納得していました。どちらかというと、終いだけの競馬が多かった中で、ここ2戦は自ら動いての競馬。終い止まったのは展開的にも助けが必要なことを実感しましたし、力は出しきれているという感じで、もしこのまま引退という事になろうとも、ある程度の納得は出来たように思います。が、うれしい事にこれを書いている今週に登録の予定がある・・・ 本当に次こそは最後のチャンスになりそうです。

1998年11月 1日(日)  3回福島2日  天候  馬場状態
7R 4歳・未勝利(馬齢) [指定]  芝1800m  14頭立
馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 コーナー順 3F 体重 厩舎

8

13

エアタフゴング 牡4 芹沢純一

55

1.50.1

 

6-6-4-2

37.1

7

456

(栗)森秀行 

6

10

サークルフェスタ  牝4 大西直宏

53

1.50.2

1/2

9-11-11-9

36.8

2

478

(美)星野忍 

2

2

サムソングラント  牡4 菊地昇吾

55

1.50.2

クビ

2-3-4-2

37.2

11

476

(栗)鹿戸明 

6

9

チョウカイスピード 牡4 田中剛 

55

1.50.2

ハナ

9-8-7-7

37.1

1

440

(美)加藤修甫

5

7

オモカゲワルツ   牝4 中舘英二

53

1.50.5

13/4

12-12-7-7

37.4

4

438

(美)平井雄二

4

5

シーグリッター   牝4 荻野要 

50

1.50.6

1/2

13-13-14-11

36.8

8

396

(栗)加藤敬二

5

8

ターフビーナス   牝4 土谷智紀

53

1.50.7

3/4

6-8-7-5

37.6

3

418

(美)南田美知

8

14

ローズサッシュ   牝4 武士沢友

51

1.51.0

13/4

1-1-1-1

38.4

5

468

(美)鈴木康弘

1

1

タケデンカルダン  牡4 田村宏之

52

1.51.2

11/2

4-3-2-5

38.4

9

448

(美)富田一幸

10

4

6

メイショウソウウン 牡4 佐伯清久

55

1.51.4

2-2-3-9

38.5

6

490

(栗)高橋成忠

11

3

4

タイキコメット   牝4 青木芳之

53

1.51.5

1/2

6-7-4-4

38.5

10

422

(美)後藤由之

12

3

3

テンタイショー   牡4 柴田大知

54

1.51.5

9-10-13-11

37.8

12

490

(美)中野隆良

13

7

12

シートラスト    牡4 村山明 

55

1.52.1

31/2

14-13-12-13

38.6

14

470

(栗)高橋直 

14

7

11

アートチヨノオー  牡4 藤原英幸

55

1.54.4

大差

4-3-10-13

41.2

13

474

(美)伊藤正徳
LAP  12.5-11.3-12.2-12.3-12.3-12.0-12.5-12.4-12.6
通過  36.0-48.3-60.6-72.6   上り  74.1-61.8-49.5-37.5   平均  1F:12.23 / 3F:36.70

 【次走への課題】
 ビーナス、次は最後になるかもしれないから、悔いの残らないように!!


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