デビューから連闘して、続いて中2週での競馬、さらには変則的に月曜日(これも連闘になるのかな)に地方交流競走に出走して、考えてみればデビュー以来休む間もなく一生懸命走ってくれていたんですね。取りあえずはひとまず減り続けていた馬体を元に戻すためにもリフレッシュ放牧と言うところですね。
【放牧先の下川辺牧場にて】
クラブのほうへはJAGさんがいろいろと取次いでいただき、更には車まで出していただいて、3月14日の土曜日に千葉県の下河辺牧場に出掛けることができました。一応は事前に地図を頂いていたこともあり、比較的スムーズに牧場へ到着。
下川辺牧場のかたにも温かく迎えて頂いて、さっそく放牧中のビーナスとご対面することができました。牧場のかたにも写真を撮っていいかどうかも確認して、OKをもらってからは、撮れるだけ撮ったという感じですね。
今回牧場の方へ一緒に行った谷古さんとてじおさんは、ビーナスにバレンタインデー出走のお返しとばかりに、おやつ代わりのにんじんの輪切りをプレゼント。ボリボリとおいしそうに食べておりました。(3番目の画像がその時のものです) 私の場合、牧場などでの馬路かにサラブレッドに触れ合うようなことはこれまで経験が無かっただけに、結構ニンジンひとつあげるのにも、おっかなびっくりでした。下の方から手を出さないと噛まれることもある… というのは牧場のかたから教えて頂いたことです。
さてビーナスの方はというと、牧場のかたに聞いた話ですと、牧場に来た直後はかなりイラついていたようで、全く飼い葉を食べなかったそうな・・・ やはり環境の変化には異常なまでに敏感なんですね。ローテーションの話をすると、牧場のかたにも「なるほど」と、肯かれてしまいました。やっぱり連闘→中2週→連闘と言うのは、少しきついローテーションでしたか。一応画像にもあるように、これまでクラブの方から送られてきた写真との比較ができるようにと、立った位置での写真も撮ってみました。やっぱりこうして見るとちょっとトモのあたりの肉付きが足りないようにも思えます。この放牧中にどれだけフックラとできるかどうか…
一応は尻尾に赤いリボンを付けているように、気性的にはやっぱりキツイようです。それが良く現れたのが、馬房の中で一通りの世話をして頂いて、最後にブラッシングをしてもらったあとのこと。何が気に入らなかったのか、ブラッシングしてもらったかたの襟をくわえて釣り上げようとするとは・・・ その瞬間はあまりに突発的な出来事だったので写真には撮れませんでしたが。さすがにあのしぐさを愛敬とは受け取れませんでしたね。
一緒に放牧されていたのは全部で30頭くらいでしょうか? 一応は放牧されている馬房にもランク付けがあるようで、ビーナスのところは極々一般的なところでした。恐らくこれで良血と言われる馬や、オープン馬ともなると入る馬房も違ったりするんでしょうね。
ちょうど牧場の方へお邪魔した日が乗り運動を休んでいる日だったらしく、ビーナスのトレーニングしている姿は見られませんでしたが、それは競馬場で見られるから、また競馬場へ戻ってくるまでお預けですね。
【放牧中の課題】
ビーナス、できるだけリラックスして、デビュー時以上の馬体重で戻ってくること!