今日、ツインリンクもてぎに行ってきました。「サマーエンデュランスカーニバル もてぎオープン7時間耐久ロードレース」の決勝レースがあったのです。5年目にしてようやく見に行くことができましたが、いやぁ、なかなか楽しかったです。私はバイクレースはどちらかというとGPよりも耐久の方が好きです。なんとなく耐久レースのほうがお祭り気分が強い気がするんですよね(といってもバイクレースをこの目で見たのは今回が初めてだったりするのですが)。鈴鹿8耐などに比べると、あちらは国際レースなのに対してこちらは草レースですから観客の動員数もぜんぜん違いますが、2000円の観戦チケットだけでパドックにも出入りできるため、非常に親近感が高いです。
ただ、草レースとはいっても、排気量は100cc以上ならば無制限ですから走っているマシンの迫力はかなりあります。出場マシンを見るとやはり900から1000ccクラスが多いですから排気量だけならF1クラスです。第1回大会はたかだか100台程度のエントリーだったそうですが、エントリー台数は年々増えつづけ、5年目の今年は250台に達したそうです。予選通過は55台ですからかなりレベルが高くなってきていますね。もて耐の詳細についてはツインリンクもてぎのWEBサイトに詳しく載っていますから省きますが、「世界最大の草レース」を目指すだけあって、レギュレーションは非常に面白かったです。例えば、ピットストップ時、燃料を補給する際は最低1分間はピットインしなくてはならない、とか、燃料補給中、最初の1分間は燃料補給以外の作業(タイヤ交換など)は行ってはならない、などです。
さて、当日は、ちょっと朝眠くて起きれず、バイクで家を出たのは9時半でした。駐車場についたのはちょうど11時。スタートには残念ながらぎりぎり間に合いませんでした。前売り観戦チケットを買っていたのでバイクの駐車料金は無料です。駐車場では係りの人がバイクでの来場者に紙を配っていました。読んでみると、フィナーレパレードへの参加の勧誘と手続きの紙でした。あとでバイクを移動させることにしよう。駐車場から1kmほどてくてく歩いて中央エントランスについてみると、なかなかのお祭り雰囲気です。ここで、観戦エリアに入るためチケットを出して…。げ、チケットがない。あ、サーキットに入場する際チケットを見せた後そのままバイクのポケットに入れっぱなしだった。なんてこったい、と来た道をまた引き返してチケットを取りに戻ったのでした。
チケットを取りに戻るのに疲れてしまったので、そのまま中央エントランスには戻らず、ホンダコレクションホールに寄り道をしました(中が涼しいから)。ちょうと時間帯がよく、NIII360やZのデモ走行を見ることができました(見るだけですけど)。そして、そこで軽食を食べた後、あらためてコースに向かいました。既に時間は12時半になっていましたが、まだ始まって1時間半です。先は長い。
結局中央エントランスでなく東エントランスから入ったのですが、スタンド席がかなり空いているので(草レースですから)どこでも好きなところに座れます。とはいってもみんな暑いのが嫌なのは一緒なようで、日陰になる席はかなり詰まっているようです。
その後は、スタンド席から観戦したり、アリーナ(オーバルコースの一部が開放されていろんなイベントをやっている)に降りたり、パドックに賑やかさを見物したり、ピットの上からピット作業をまじかで見たり、十分楽しみました。
そして、バイクをコース内の特別二輪駐車場に移動、フィナーレパレードに参加しました。フィナーレパレードというのはレース終了後、レース完走車両が行うウィニングパレードに続いて、バイクでの来場者が自分のバイクに乗ってコースを一周するものです。パレード参加車両はかなりの数ですのでそんなにスピード出して走れるわけじゃないですけど(接触事故がおきないのが不思議なくらい)、つい先刻までレースが行われていたコースを自分のバイクで走れるというのは結構感動ですね。コース沿いに立っているオフィシャルの人たちがフラッグを振ってくれてますし、コースのあちこちで観戦客たちも手を振ってくれます。ただ見るだけではない、参加型レースというのを肌で感じました。
フィナーレパレード以外にも(私は間に合いませんでしたが)レース前にピットレーンが開放されて各チーム・マシンを目の前で見たり、抽選ではありますがチェッカードフラッグを振ることができたりと、いろいろイベントがありました。
今年は一人で行きましたけど、来年は家族で行きたいですね。
ず〜っと更新が止まっていました。理由は昨年11月より長期出張になってしまったためなのですが、実は1月から5月までは出張が一時中断しておりました。というのも、別のプロジェクトが火を噴いてしまい、そっちの応援にまわされたためです。ところが、その応援作業は出張中よりもさらに過酷だったのです。どのくらい過酷であったかというと、応援作業中、ボーナスに匹敵するほどの給料をピークの3ヶ月間はもらっていたくらいです(それにしてはなぜか手元に残っていないのが恐ろしいです)。当然、更新するひまはありませんでした。なにせ自宅にほとんどいない状態でしたから。で、6月から再度出張が復活したのですが、一身上の都合で出張から解放してもらった次第です。
さて、更新が滞っていた期間、いろいろなことがありました。また、買い物もいっぱいしてしまいました。以下がそのダイジェストです。
以上、大体こんなもんです。何か機会があればもう少し詳しく話をしたいと思います。では、眠くなったので今日のところはこれで。