インターフェイス上にポケコンを載せて使用できるように、PIF95はスペーサーを使用した2枚のアクリル板に挟まれており、主に次の4つの部分から構成されています。
1.ポケコンと外部装置とのインターフェイスを行う8255A
2.時間計測用としての16ビット・プログラマブル・カウンタ8253(8254)
3.8ビット逐次比較型高速A/DコンバータAD7576
4.電源部(+5v, +12v, −12v)
ここで大切な事は、PIF95と各種計測装置をつなぐヘッダー部分の規格化です。もし規格化されないで独自に開発をすすめると、自分にしか使えないシステムになってしまい、お互いの交流に支障が生じます。そこでハード(特に接続部),ソフト(特にI/Oアドレス)の両方を規格化することによって、普及型の計測装置とプログラムの開発が期待できます。
I/Oアドレスおよびヘッダー部のピン配置は次の通りです。
8255A PA =&H20 8253 T0 =&H24
PB =&H21 T1 =&H25
PC =&H22 T2 =&H26
CR55=&H23 CR53=&H27
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