カクテル説明

1.答えはバラライカです。ダイキリはラムとライムと砂糖、XYZはラムとレモンとコワントロー、ちなみに、ジンとレモンとコワントローは、ホワイトレディです(好みによって卵白を入れる時もあります)。

2.Cのチェリーブランディ。ちなみに、店によっては、垂らす場合と、最初から混ざってくる場合があるので注意。決して間違っているのではないからご安心を。スロージンはスローベリー(プラムの一種)をスピリッツに浸し、ジェネバーベリーの香りを加えたリキュールです。戦後間もないころ、このリキュールを使ったスロージンフィーズが流行、「パンパンフィーズ」(とんでもないネーミングですけど)として有名になった。何故かというと、その頃の娼婦が好んで飲んだのが名前の由来らしい。カンパリーはとても有名なリキュール。イタリア産で、最初、ピッテル・アルーソ・ドランディア(オランダ風苦味酒)として創製。息子ダヴィデェの代になって本人の名前のカンパリーと改名。ビター、オレンジ、キャラウェイ、コリアンダー、りんどうの根などを配合。どんな酒でも、ある量を飲むと飲めなくなるのですが、カンパリーソーダーにすると、なぜか何杯も飲めてしまう不思議な酒。しかし、二日酔いにならないほど、お酒はあまくない。

3.Aなのですが、どうしても食べられない人はすぐにオリーブをグラスから出した方がいいと思います。オリーブには塩と油の味がついていますから、そのままにしておくとマティーニ本来の味を損ねてしまうので、カクテルがでたらすぐに食べるか、外に出すようにしましょう。

4.AとCが正解。Cのアペタイザーとは、”食欲を増進させるもの”と言う意味の英語で、これをフランス語ではアペリティフ、イタリア語でアペリチボと言っています。日本語では食前酒と言うことになります。デジェスティフは食後のことでアフターディナー、又は、アフターサパーと言うカクテルもあります。

5.答えはCです。ブラックルシアンに生クリームをフロートさせたもので、メキシコ産のカルーアを使う店が多いようです。ちなみにルシアンカクテルはジンとウオッカそしてカカオリキュール。

6.答えはC。1946年、ロサンジェルス市のコックンブルという街で(cock'n bullとはうってつけの名前)、売れ残りのウオッカをしこたまかかえ込んだ男と、売れ残りのジンジャビアーをごまんと持っていた男が出会った。そこにまた、これもまた出来過ぎた話しだと思ってしまうのだが、ごっそりと売れ残った銅製小ジョッキ(マグカップ)を持て余していた第三の男が登場した。この三人の男のジョイント・ベンチャーの成功こそ、後に、まずアメリカから始まり、そして英国、さらには世界各国にまで広がるウオッカの大成功の始まりなのです。

7.答えはAです。それは壊血病対策のためなのです。新鮮な野菜や果物が出せなくなる船の食事を続けていると、ビタミンC不足のためこの病気が起こる。ライミーとか、ライム・ジューサーと言う言葉は英国船とか英国船員のあだ名になっている。

8.答えはBです。スクリュードライバーにガリアーノが入っていると思えばいいでしょう。ちなみに、サンジェルマン・カクテルはシャトルーズ(グリーン)、グレープフルーツ・J、レモンジュース、卵白をシェークです。

9.答えはAです。ゴッドファーザーがウイスキーとアマレット。ダーティマザーがブランデーとカルーア。

10.答えはCです。名前はステキだが正体はジンにアンゴチュラス・ビターを振りかけたもので、ピンク色でもなんでもない。オレンジ・ビターはマティーニの時使う、また、糖分が含まれているものはオールド・トムジンである(でもピンクではない)。

11.全部正解ではないかと思われますが、最も影響のあったものは、1920年の禁酒法によって、アメリカでの合法的な酒の製造は中止された。そのため、得体の知れない酒が急増し、それが、ジンとかその他の蒸留酒に化けた。この手のものは、粗くてひどいものだったので、手近にある果物や砂糖とか香辛料などを手当たり次第たたき込んで、なんとか飲めるようにしなければならなかった。答えはCです。

12.少なくともマンハッタンである限り、必ず一振りか二振りのアンゴスチュラ・ビターが入っている、答えはBです。

13.答えはCです。氷に、砂糖とレモン・ジュース。そしてソーダーを注ぎ足して一杯にする。

14.答えはAです。ローマでは「バッカス」、ギリシアでは「ディオニュソス」。正確に言うと、バッカスは、ディオニュソスの別名として誕生した。ディオニュソスは、ある期間毎にいったん死に、またよみがえる神様の一人。このことは、何となく二日酔いを暗示している。

15.なんと答えはBなのだそうです。アルコールは血のめぐりをよくして皮膚に血をいきとどかせる。そのため、身体がほてったような感じになる。と同時にこれは体温の消失を速める。だから、総体的にみると身体を冷やすのです。とにかく、寒空に、したたか酒をあおって出かけるのはやめた方がいいです。

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