HCMCの南部

6.Nguyen Van Linh通りとNguyen Huu Tho通りの交差点
(2019/8)
 ホーチミン市交通部によると、ホーチミン市7区のNguyen Van Linh 通りと Nguyen Huu Tho 通りの交差点の渋滞を解消すべく、直径60mのロータリーと2本の地下トンネル(両端の開口部を含む長さは480m)を建設するプロジェクトにゴーサインが出されました。2019年末に工事を開始し、2022年までに完了する予定です。2016年終わりに承認された下記プロジェクトにこの工事は含まれていましたが、進行が遅く、プロジェクトへ投資した会社は今回排除されました。
 この交差点にあった焼肉のAnrakuteiは1区に引っ越しました。


トンネルが描かれています。ロータリーは見当たりません。

(2017/6)
 1区から4区を通って7区へ行くときに使うNguyen Huu Tho通りは、道沿いにロッテマート、Sunrise City、Ton Duc Thanh大学があり、Nguyen Van Linh大通りを越えてNhaBeへと続きます。そのNguyen Van Linh大通りとの交差点が、拡張されます。第一フェーズでは半径60mの円形インターチェンジと2本の地下道が建設されNguyen Huu Tho通りと近くを通るLe Van Luongは幅が拡張されます。Nguyen Huu Tho通り沿いに2レーンの高架道路と2レーンの地下道が建設されます。2017年から建設開始という記事がありましたが未確認です。
 ここの交差点には焼肉の安楽亭が2017年6月1日から改修工事を終えて再開しているのですが、影響が心配です。

Nguyen Van Linh通りとNguyen Huu Tho通りの交差点(円の中)


5.Nguyen Khoai 橋と第二Kenh Te橋(Long Kieng橋)
(2017/6)
 ホーチミン市4区と7区の間にあるTe運河を渡るには現在のところ、Tan Thuan橋とTan Thuan橋2、そしてKenh Te橋の3本の橋を渡る事になります。しかし既に交通量が増えてしまい渋滞が発生しています。そこで、Nguyen Khoai橋と第二Kenh Te橋の建設が決まっています。4区のBen Van Don通りと7区のHim Lam地区を結ぶ、全長アプローチを含めて1km、幅22.5m。2017年着工で18ヶ月で完成予定。

↑Nguyen Khoai橋(円の中)

 また2020年までにKenh Te橋2(4区のTon Dan通りと7区のLe Van Luong通りの間)を建設予定です。

↑Kenh Te橋2(円の中)

http://batdongsannoibat.net/quy-hoach-co-so-ha-tang-quan-1-quan-2-quan-4-nam-sai-gon-2020


3.Nguyen Van Cu 橋
(2017/7)
 Nguyen Van Cu橋に、新たに2つの支線(N1とN2)が接続され、橋とVo Van Kiet 大通りがつながりました。2017年6月29日より通行可能となっています。N1は300mでVo Van Kiet大通りから橋へ直接入ることができます。N2は4区と8区から橋を降りてVo Van Kiet大通りにでてThu Thiemトンネル方面に行けます。これによりNgiyen Van Cu通りとTran Hung Dao通りの交差点の渋滞が緩和されることが期待されています。





(2005/3)
 ホーチミン市1区と5区の間にあるNguyen Van Cu通りから、Ben Nghe-Tau Hu 運河を越えて4区と8区を結ぶNguyen Van Cu 橋の工事が始まっています。全長1,171m 、4車線。完成予定は2006年終わりで、近くの5区と8区を結ぶY字橋の渋滞緩和の期待がかかっています。この橋から更に南に道路は延びて、7区やBinh Chanh郡へのアクセスをもたらす計画です。
参考: 2003年度 国際協力事業団集団研修 都市交通コロキウムII 国別報告書(翻訳) 
      List of Sub-projects S/N 17 Nguyen Van Cu Bridge Extension


(2007/4)
 実際に工事をする業者が見つからなかったため、工事は遅れたようです。2007年4月現在の現場では橋脚が並んでるだけです(右写真)。Tran Hung Dao通りから橋まで区間は、以前と同様に市場となっており車の通り抜けはできません。
 スピードアップしなければならない優先順位の高い工事の一つとしてNguyen Van Cu通りの工事が挙げられていますが、完成予定のニュースは見つかりませんでした。

(2009/1)
 2009年テト直前の1月24日に1区から4区へ渡る部分が開通しました。8区へ行く部分は未だ工事中です。

(2009/4)
 2009年4月末に完成しました。

4.Y字橋
(2009/1)
 5区と8区を結ぶ部分が工事中です。渡れません。

(2009/4)
 2009年4月末に完成しました。


2.第2Tan Thuan着工→完成しました。
(2004/1)
 ホーチミン市の4区と7区を結ぶTan Thuan橋と平行して架けられる第二Tan Thuanの工事が1月15日に始まりました。Tan Thuan橋の横(4区)にあったテニスコート場が工事現場となっています。橋と両端の道路の全長は1,891mになります。完成は2006年初めの予定です。同じく4区と7区を結ぶKinh Te 橋の建設が3年経ってもまだ完成していないので、2006年完成というのも怪しいものです。とにかく早く建設して交通事故を減らしてもらいたいです。
(写真はTan Thuan橋)
 
現存のTan Thuan橋とは平行ではない方向に橋を作っています。7区側の橋を下った先に新しい道を建設するみたいです。
(2004/7 追記)

2005年?に完成しました。


1.Kenh Te 橋(ホーチミン市4区と7区の間の橋)
(2019/9)
 2019年9月16日に橋の両側に設置されていた柵が撤去されました。9月23日にここを通った際には、片側2.5車線位の幅に広くなった橋を渡ることができました。これで4区と7区の間の渋滞が少しは緩和されると嬉しいです。橋の上には歩道も設置されていて歩行者も安心です。工事が完了するのは9月末だそうです。


(2019/8)
 2018年4月から Kenh Te橋の拡張工事が始まり、8:30 am から 10:30 am の間にひどい交通渋滞が起きています。拡張工事は、橋の両側の歩道を無くし、橋の幅を広げる工事です。川の上の部分の橋の幅を1m広げ、16.5mとし、アプローチ部分の両側を0.6mずつ広げて15.6mとすることにより車が走りやすくなることを狙っています。予定では2019年8月始めに終わる、という内容の記事が2019年5月21日のニュースに載っていました。しかし、2019年8月5日現在未だ工事中で、まだ当分続きそうな気配でした。橋の途中に階段が付いてましたので、川の上には歩道ができるのかも知れません。





2004年6月開通


 ホーチミン市4区と7区を結ぶもう一本の橋の工事が2001年初頭から始まりました。全長400m、幅約13m(2車線)。完成まで22ヶ月の予定ですので、開通は2003年の始めころになりそうです。これができると7区のサイゴンサウスがホーチミン市中心部より4、5kmと、ぐんと近くなります。工事着工とともに7区の地価が上昇したのもうなずけます。4区側は、KHANH HOI通りの突き当たりが、橋になります。7区側はまだ(2001/4現在)予定地の住宅の撤去も済んでいない状況で、ちょっと心配です。

(2002/12 追記)
 橋の建設は進んでいます。最近も新聞に2003年初めには完成予定と出てましたが、どうも遅れそうな気配です。依然として7区側の立ち退きは始まってませんし、4区側の橋への侵入路の建設も完成までには大分かかりそうです。年初は無理ですので、せめて2003年内にできることを願います。

(2002/12の写真)

(2004/1追記)

 2004年になっても未だ工事は終わりません。といってもさすがに橋自体はほとんど完成していて、工事が残っているのは両端だけです(仕上げは未だ)。左の写真が7区側の端です。橋はできたのですが、実は7区側には橋を降りた先の道路がありません(笑)。今、一生懸命道路を作っているのでしばらくお待ち下さい。サイゴンサウス大通りまでの用地は確保し、既にほぼ平坦にしました。サイゴンサウス大通り近くから道路の延長上にNEW WORLD HOTELが見えます。
(左写真は2004/1)


(2004/5 追記)
 橋は舗装もできていて、バイクで橋の上を走ることができます。工事中だから一応進入禁止の様で、4区から車が入ってこないようにクレーン車が道をふさいでました。それでも、路上では子供たちがサッカーをしており、夕方になると涼みに散歩に来た地元の人たちが橋の上に大勢います。橋の上からの夕方の景色はなかなか風情があります。
 ところが7区側の先端は左下の写真のとおり急な砂利の坂で終わっており、7区の地に降り立つことはできません(歩いて、または自転車なら可能です。実はバイクでも怪我を恐れなければ降りることは出来ますが止めておいた方が無難です。戻れませんし)。そしてここから先は、遠くまで続く道路工事現場です。
 いつになったらこの橋を使えるようになるのでしょう。


(2004/6/3 追記)
 ついにバイクで橋を渡って7区の地を踏みました。感動です。6月2日に約2週間ぶりに橋のたもとに行ってみたところ、なんと車が橋を登っていきました。以前の様に進入を防いでいたクレーン車とワイヤーも無くなっています。車の後をついていくと、7区側の端がなだらかに道と繋がっていました。まだこの部分は未舗装で工事中ですが、バイクで走っても咎められません。数百メートル直進して左折するとLe Van Luong通り(旧34番通り)に出られます。これで怖いタントアン橋や大回りが必要なY字橋を通らなくても7区に行けるようになりました。
 橋を渡って南下し、サイゴンサウス大通りまでの間の地域は新しい住宅地の造成が再び活気づいてます。一気に都市化しそうです。





 

5.WEST-EAST HIGHWAYと2区へのトンネル
 ホーチミン東西大通り(WEST-EAST HIGHWAY)計画の一部としてサイゴン川の下をくぐってホーチミン市1区と2区のThu Thiem地区を結ぶトンネル計画が、2000年の7月に首相によって認可されています。
 2002年着工、2005年完成予定。トンネルは全長2km、川の下の長さ380m、車両用に6車線。
 ホーチミン東西大通り(WEST-EAST HIGHWAY)はビンチャン区の国道1Aから始まり、6,8,5,1区を通り2区にぬけてハノイ方面につながる全長21.8mの道で、6車線。道沿いの古い橋は新しく架け直されます。
 総工費67億円は日本の援助とホーチミン市の予算で賄われます。

(2007/4)
 現在工事中です。

WEST-EAST HIGHWAY開通
(2009/9)
 2009年9月2日にWEST-EAST HIGHWAY(1区のトンネルの手前から、Binh Chanh区の国道1A号線までの18.4km)が開通しました。サイゴン川下のトンネルが開通すると全長21.89mとなります。橋が10、横断歩道が10あります。片側3車線の本道とその北側脇に2車線(Lo Gom橋より西には南側脇にも2車線)と最大で10車線の立派なハイウェイです。ハイウェイといっても途中に信号があり、料金所は今のところありません。

 




6.Ong Lanh橋とKinh Te 橋
 (2003/4)(2004年6月に開通しました)
 東西大通り沿いの橋の一つとして、1区のNguyen Thai Hoc通り南端の突き当たりに、4区へ渡る橋(Ong Lanh橋)が完成間際となっています。橋は2車線ですが、4月29日時点で片側の車線のみ通行可能となっています。ただし、舗装工事は完了していませんし、こどもが走ってくるバイクめがけて石を投げてます。気を付けましょう。また、橋の手前(1区側)は依然として市場になっており、生ごみの臭いなどが立ち込めてますので、バイクでここを通るのは気分爽快とは行きません。この橋を渡って4区をさらに南下して行くと、7区へ渡るKinh Te橋が工事中です。





7.Phu My 橋
(2007/4)
 2005年9月に起工式が行われた7区と2区を結ぶ全長約2000メートル、幅23・5メートルのPhu My橋は、詳細設計が完了していないため工事が中断していました。中断の間に、設計変更と借入金の返済利子が膨らんだためプロジェクトの続行が危うくなりましたが、フランスの銀行から金を借りられたので工事を再開し、2009年末完成予定となっています。

 2009年9月完成予定(2009/1)

(2009/9)
 2009年9月2日(建国記念日)に開通式典が行われ、6日から渡れるようになったようです(6日にランニング大会実施)。現状では Nguyen Van Linh 通りと繋がるアクセス道路が工事中ですので、橋の袂から上がっていって渡ることになります。全長約2400m(メインスパンは750m)、幅27.5m、 6車線。オーストラリアの会社が建設しました。
写真:BBBHサイト

(2010/3)
 2010年3月18日にNguyen Van Linh通りからPhu My橋へ繋がるアクセス道路が車、バイク共に通行可能となりました。高架道路で6車線(うち2車線がバイク専用車線。狭いです)、全長1.6km。Nguyen Van Linh通り国際展示場SECC前から(現在も工事中のもう一つの高架道路の右横を入って行きます)、Nguyen Tat Thanh通りの上を越えて直接Phu My橋へ繋がります。途中で下へ降りる車線もUターンできるところも無いので、一度高架に上ってしまうとPhu My橋を渡るしかなくなります。
 Phu My橋は2010年4月から通行料を徴収する予定です。定員11人以下の乗用車は1万ドン。バイクはタダみたいです。

2区のThu Thiem Urban Areaのサイト

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