2008年のドン
(2008年12月29日)
 今年2008年は2月のテトまでは景気の過熱、その後はインフレの進行と土地バブル崩壊、そしてリーマンショックで景気が不透明となりました。それに合わせ、2月には金融引き締めの影響でドンが一時高くなる場面がありました(16000ドン割れ)。5月末にはインフレの進行とドル不足によりドン急落・米ドル急騰が起き、さらにドンが暴落するとの予測が流れました。その後落ち着きを取り戻しましたが、年末になり輸出の減少、政策金利の引き下げによりドル高ドン安が闇市場で進行し、これに追随する形でべトナム国家銀行(中央銀行)は12月25日、ドンの対米ドル公式相場(銀行間外為市場平均レート)を前日の約3%ドン安・米ドル高の1米ドル=1万6989ドンと発表しました。事実上の切り下げで、ベトコンバンクのレートも29日のドルは17430ドン(買い)になっています。

2007年のドン