ベトナム安全情報
在ホーチミン日本国総領事館のWEBサイトに安全情報があります。


12.ひったくり
(2014/3)
 最近続けざまに携帯電話(スマートフォン)のひったくりの現場に遭遇しました。
先ず1件目。日中、幅4m程の路地(Hem)でベトナム人男女がバイクを止めて男性が電話をしていました。ふらっと近くを通過したバイク(ヘルメットをしていない若い男性二人乗り)から手が伸びて、電話をかすめ取りました。取られた男性は猛然とダッシュして、後部座席の男の持っていた電話をもぎ取りました。ひったくりは失敗でしたが、とられるときはあっさり取られるものです。
 2件目。日曜日の夜、通行量の多い幅10m位の道の歩道でベトナム人女性2人が悲鳴を上げました。そこから体格の良い若い男が出てきて路上で待っていたバイク(車種まで覚えてませんが高そうなバイク)の後部座席に飛び乗り、バイクは発進し行ってしましました。ひったくりの二人はちゃんとヘルメットをしており、裕福そうな感じでした。
 3件目ははっきりしないのですが、早朝にバイクが倒れる音がして、見ると飛ばされたヘルメットの後方から男性が倒れたバイクや荷物には目もくれず前方に走り始めました。何かを追いかけようとしているようでしたが、10m程走ってから諦めたようでとぼとぼと倒れたバイクのもとへ戻ってきました。多分走行しながら通話していた時に電話を奪われたのだと思われます。
 路上でのスマートフォンの利用はひったくりに狙われて危険です。携帯電話は50万ドンのノキアが安全です。

(2016/1)
 引ったくり、路上強盗、店内からの持ち逃げの動画です。仕事場で見るには音(音楽)に注意。表示されるまでちょっと時間がかかります。そのままお待ちください。見ていて楽しいものではありません。はっきり言って不快になります。見てわかるとおり、狙われたら防ぎようがありません。外出は、できるだけ手ぶらで。

Cuoi nam roi, moi nguoi hay canh giac cao do :o

Posted by Chuan CMNR on 2016年1月7日

Sap tet roi, moi nguoi xem va canh giac hon...

Posted by Chuan CMNR on 2016年1月3日

11.新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)
(2009/8)
 弱毒で感染しても大したことはないと油断が生じている新型インフルエンザですが、ベトナムでの感染者数が1000人近くに達しています。8月2日には新たに68人(南部57人、北部2人、中部6人)が感染と発表されました。現在478人が入院し、病院の受け入れ容量が足りないので、他は自宅療養となっています。ベトナムではまだ死者は出ていませんが、タイでは65人、フィリピンでは8人が亡くなっていますので、やはり注意したほうがいいでしょう。
 ホーチミン市で集団感染が発生したBinhChanh区のRMIT国際大学、タンビン区のグエンクエン高校、9区のゴトイニエム高校は、一時閉鎖されました。またハノイで集団感染のあったLonomosov school の最初の患者はタイへ旅行に行って感染したそうです。この学校では新年度の始業式を8月3日から10日に延期しました。

10.ホーチミン市、発ガン性物質の含有量が許容量を超える醤油メーカーを公表
FUJINETベトナムニュースより
 ホーチミン市保健局は23日、国内で生産されている醤油で発ガン性物質「3-MCPD」(モノクロロプロパンジオール)の含有量がベトナムの許容量(1mg/kg)を超えるメーカーの名を公表した。社名を公表された醤油メーカーは10社で(Truong Thanh、Dong Phuong、Nam Duong、Huong Nam Phuong、Loi Ky、Lam Thuan、Thai Dai Loi、Song Ma、Thai Chan Thanh、Nosafood)、そのうち特にひどいのがNosafood社(許容量より4,202倍も多い)、Nam Duong社(同2,300倍)、Dong Phuong社(同456倍)の3社である。関係者によると、市の医療保健機関が2001年から、同市の公共保健衛生院も2004年から2006年にかけて醤油の検査を行い、「3-MCPD」の許容量を超えたサンプルをそれぞれ24と150発見していたが、この事実が明らかになったのは最近のことである。また、今年の初めに同市保健局も「3-MCPD」の検査を行ったが、今月の初めになってやっとその検査結果を保健省に報告した。責任機関が国民の健康を無視して重要な情報を6年間も隠していたことに批判の声が高まっている。因みに、24日の朝からホーチミン市にあるスーパーマーケットは社名を公表されたメーカーの醤油製品を返品している。(2007年5月25日P2 Saigon Giai Phong紙、2007年5月25日P13 と26日P3 Nguoi Lao Dong紙)

以前ヨーロッパで、ベトナム産醤油Chinsu(Vitecfood社)で発がん性物質が検出されて問題となった騒動がありましたが、その発がん性物質も3-MCPDでした。今回はChinsuからは基準値を超える3-MCPDは検出されなかったようです。
食品安全に関するリスクプロファイルシート(PDF)
タンパク加水分解物に含まれる不純物(3-MCPD)の発ガン性 -名古屋生活クラブ
〈参考資料〉 1.3-MCPD(3-クロロプロパンジオール)(PDF) ←3-MCPD については、発がん性は認めないが....
わが国の対応 -農林水産省

9.鳥インフルエンザで82万人死亡?FUJINETベトナムニュースより
(2005/10/30)
◆大疫病を想定した鳥インフルエンザ防疫行動計画
 鳥インフルエンザ防疫国家指導委員会は26日、鳥インフルエンザの防疫行動計画案を公表した。保健省の治療局は万一ベトナムで鳥インフルエンザが大疫病になった場合に人口の10%(およそ820万人)が感染し、そのうち82万人が死亡すると予測している。また、全国に1,047の病院(軍隊の病院は含まない)があるが、それでも感染者の1%超しか受け入れられないという。防疫行動計画によると、鳥インフルエンザの大疫病を想定した場合、防疫に最低15兆ドンが必要で、そのうち13兆ドンが治療費に充てられる。また疫病を次の3段階に分けて防疫活動を実施する。大疫病の前期(鳥インフルエンザが家禽の間で発生し、人に感染した時)、大疫病の警報期(人から人への感染が確認された時)、疫病が広範囲に拡がる本格的な大疫病期。大疫病警報期の段階においてすべての国境ゲートで防疫監視を徹底し、疑惑のある対象を隔離させると共に、10日間疫病のある地域に居たベトナム入国者の健康を確認、管理する。疫病が小範囲に発生した場合(14日間で感染者が25人確認された時)は、病巣のある場所と危険な近辺の学校、会議場、市場、国際空港と港湾などを一時閉鎖する。疫病が広範囲に拡がり本格的な大疫病になった場合(14日間で感染者が100人以上確認された時)、緊急状態を発令し、国民の防疫マスク着用を義務付けるという。(Tuoi Tre紙2005年10月27日P4)


8.子供の間で感染性下痢が流行
(2004/12/28)
 中央小児科病院で治療が必要な下痢の子供の数が過去数週間で急増しており、去年より患者数が多いそうです。Rotaウイルスに感染して起こるようで、例年2月までは沈静化しないとのこと。感染経路は口からで、汚染されたおもちゃや皿、食べものの表面をなめたりして感染します。病院で治療を受けた多くの子供達は脱水症状が見られました。現在、病院では毎日1000人以上の患者を受け入れ、そのうち50人が入院しますが、40人分の収納能力しかないところ200人が入院しています。 
 Rotaウイルスによる下痢には抗生物質は使えないので、子供にできるだけ沢山の水を飲ませて脱水症状にならないようにするしかありません。また、感染から早すぎるうちに下痢止めの薬を与えることは、かえって良くありません。下痢は体がウイルスを排出する手段だからです。 (Vietnam Net Bridge 28/12/2004 Source: Viet Nam News)

7.日本人投資家を狙った詐欺師に注意
(逮捕されることなく犯罪を繰り返す詐欺師)

 ここ数年、ベトナムは凄まじい勢いで発展しています。日本からの事業投資も増え、これから事業投資をと考えている方々もおられることと思います。
しかし、その裏では、日本人投資家を狙った詐欺事件が多発しております。酷い事にその詐欺師達は関係当局に逮捕されることなく詐欺行為を繰り返しているのが現状で、もはや個人的問題でなく社会問題として認識する必要があります。
 私自身被害に遭った者として、このような問題を何時までも放置している訳にも行かず、敢えて自らの被害を公表し、これ以上日本人投資家がベトナム人の詐欺行為に引っ掛らないよう注意と協力を求めています。

 独自の調査で分った事実として、日本人被害者が多数いる事、ベトナムの社会構造上 解決が難しく事件が放置され被害者が泣き寝入りしている事、被害者が多いにも関わらず表ざたにならない事、堅実なベトナム人を装って騙すパターンが多いなどがあります。

 私の関係している事業投資では、ベトナム人詐欺師(イニシャル=G.V.S/1971年生れ/男性)に引っ掛り多大な被害を被っています。ベトナムの関係当局にも解決を訴えていますが、サイン偽造という重大な証拠があるにも関わらずG.V.Sは逮捕されずに事件は放置されたままです。G.V.Sは私達の事業以前にも少なくとも2組の日本人を騙しており被害総額は億単位(円)に上っています。
 さらに、G.V.Sは他の日本人と接触しているという噂もありますが、G.V.Sは私達の下から姿を暗ましているため、現状が掴めない状態にあります。
これ以上の被害を出さない為にも、心当たりのある方は是非情報をご提供下さるようお願い申し上げます。 また、詐欺の手口など詳しい内容も公表しています。G.V.Sの事についてお知りになりたい方もご連絡下さい。
 *詐欺の手口などこちらで詳しくお伝えしたいのですが、文面が長くなってしまいますので、別途でお伝えすることにしました。情報の欲しい方は遠慮無くご連絡下さい。

これまでご協力頂いている多くの皆様方へ厚く御礼申し上げます。
ひとつの事件解決が他の事件解決に結びつくものと信じこれからも闘い続けますので、今後とも温かくお見守り下さいますよう宜しくお願い申し上げます。

宜野座 康也

連絡先
氏名:宜野座 康也(ギノザ ヤスヤ)
Tel:090-880-7416
Email:ginoza@pmail.saigonnet.vn

6.急性脳炎
(2003/5/15)
 HCM Pasteur Instituteによると今年に入って南部の省と都市から急性脳炎により40人の子供が入院し、その内26人が死亡しました(13日のTuoi Tre page 2)。原因であるウイルスはEnteroウイルスとのことですが、証拠はないそうです。

(2003/4/16)
 今ホーチミン市の子供を持つ親の間では、SARSよりもEnteroウイルスによる急性脳炎が心配となっています。10区の第一小児科病院では患者が3000人に上り、内12人(全員3才以下)が死亡しています。症状は、発熱、下痢、嘔吐で、ワクチンがないそうです。


5.SARS情報
(2003/5/15)
 WHOによりベトナムはSARS封じ込めに成功したとの宣言がありましたが、再度外国からSARSが入り込む心配があり、政府は対策をとっています。5月9日に厚生省は、SARS感染国から帰国した全てのベトナム人は健康票に記入し、健康検査を受けることにするとしました。また38℃以上の熱がある場合は、強制的に隔離されます。またSARS感染国からやって来た外国人も入国時に健康票に記入し、健康証明書を提出し、到着から10日以内に健康検査を受ける必要があります。ベトナム人、外国人とも、ベトナム国内での住所、電話番号を教えるよう要求されます。
 因みに中国から帰国した留学生200人がハノイの西にある陸軍基地に隔離されました。
 日本がSARS感染国にならないことを祈りましょう。 

(2003/4/14)
 Hanoi French Hospitalの麻酔医が4月12日に亡くなり、SRASによるベトナムでの死者は5名となった。4月11日現在の熱帯病院のSARS患者数は28人で11人はまだ治療中、残りは近く退院する。また、北部Bac Giang 省で4人がSARSに感染したと疑われている。2人はHanoi French Hospitalで生まれた双子の赤ちゃん、あとは同病院で治療を受けた人と同病院の看護婦。
 ホーチミン市の熱帯病病院(The HCM institute of tropical diseases)は、新たに2名のSARS症状の患者を認めた。一人はシンガポールからベトナムに旅行してきたベトナム系オーストラリア人で、もう一人は広州から来た中国人ビジネスマンである。

(2003/4/8)
 香港からハノイにやってきたアメリカ国籍の華僑が重症急性呼吸器症候群(SARS)を持ち込み、入院したVIET PHAP病院(Hanoi French Hospital)の従業員数十人に拡がり、3月18日に看護婦1名、19日にフランス人医師1名が死亡した。ホーチミン市では、3月18日以降ハノイまたは香港からやってきた外国人3名がSARSの疑いでCho Ray病院に入院した。このうち1名は日本人であったが、後日ただの肺炎でSARSでないことが判明した。3月25日現在、患者数はハノイで70人くらい(増加せず)、ホーチミン市は0人。3月30日時点では、患者は37人で、ハノイの熱帯病院(the Clinical Institute for Tropical Diseases)で治療を受けている。4月2日に北部のNinh Binh省の男性がSARSでハノイの熱帯病院に運ばれた。この男性はSARSにかかった娘をVIET PHAP病院に見舞った際に感染したもよう。Ninh Binh病院で治療にあたった医師もSARSに発病し熱帯病院に入院し、他4名も感染した。NinhBinh省ではこの6人と接触した51人が隔離されている。
 4月6日現在、熱帯病院でSARS患者数は33名であるが、23名は近く退院する予定。これまでのベトナムでのSARSによる死亡数は4名。

4.安全な国ベトナム
(2001/10)
 香港にあるPolitical&Econmic Risk Consultancy(PERC) の調査によると、 9/11/2001のテロ以降アジアパシフィック地域の14ヶ国のなかで一番安全なのは、ベトナムになったそうです。
1位;ベトナム(去年8位)
2位:香港(同 5位)
3位:オーストラリア(同 1位)
4位:台湾
以下、インド、日本、タイ、中国、韓国、アメリカ、マレーシア、フィリピン、 シンガポール、インドネシア の順。


1.安全マップ
日本領事館で入手(1999/10)


2.外国人宅を狙った訪問盗に要注意
(平成11年4月21日 総領事館・安全情報より抜粋)
ヴィエトナムでは比較的治安が良いといわれてきたハノイ市で、4月
20日、強盗犯人が日本人の乳児(生後7か月)を人質にとって逃走す
るという事件が発生しました。
犯人のヴィエトナム人(男)が、最初から強盗目的を持っていたかど
うかは不明ですが、留守番中のヴィエトナム人メイドに「エア・コンの
修理に来た」と嘘言を申し向けて部屋に侵入しています。
このょぅな手口は訪問盗と呼ばれ、当市でも昨年
11月、在留日本人が被害にあっています。

①平成10年IT月、ホーチミン市内に居住している日本人宅(一戸建て
の借家)に、見知らぬヴィエトナム人が「大家の00さんから窓の修理
を頼まれて下見に来た」と家人(ヴィエトナム人)に申し向けて室内に
入り込み、隙をみてエア・コン用リモコン3個を盗んだ。
②平成11年4月、ホーチミン市内に居住しているフランス人宅(一戸建
ての借家)に、窓の修理職人と称するヴィエトナム人が「大家さんから
窓の修理を頼まれて来た」とヴィエトナム人メイドに申し向けて室内に
入り込み、隙をみて金製品(ネックレス、ブレスレット)、エア・コン用
リモコン8個を盗んだ。

被害に遭わないために
1.メイドの人選には十分注意しましょう。
2 .メイドを使っている方は「事前連絡のない者は自分の判断で入室させない」ことをメイドに徹底させましょう。
3.現金・貴金属類は金庫等安全な場所に保管しましょう。
4 .居直り強盗に対処するため、自分たちが逃ぜ込める部屋(電話付) をーつ確保しておきましょう。
5.居直り強盗に対しては、金品を与える等して早く室外へ出し、自分の安全を確保してから警察へ通報しましょう(今回のハノイの事件では、メイドの通報によって警察が早く対応したため、犯人が日本人を人質にとり、事件が大きくなりました)。

以上、総領事館・安全情報より
追記
8日のハノイ発ロイター電によれば、4月に起きた日本人乳児誘拐事件の実行犯に対する初公判が6月18日にも開かれる。ただ誘拐罪ではなく、窃盗罪で裁かれる予定という。

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