新東京国際空港(成田)RJAA/NRT


公式ページの案内

新東京国際空港公団の公式ページがあります。

URLは、
http://www.narita-airport.or.jp/airport/index.htmlです。


到着機の飛行経路

着陸直前までの経路の概略です。
詳しくは、別な資料を見て下さい。

Runway 16へ(南向きに) 着陸する場合

LAKES -> HAGAR <- WARF
         |
         -> RJAA

WHARF: N36 05.4 E140 20.0
LAKES: N35 57.6 E140 27.8
HAGAR: N35 57.0 E140 18.8

RJAA: 新東京国際空港

Runway 34 へ(北向きに)着陸する場合

BEACH -> COSMO -> RJAA

BEACH: N35 33.5 E140 34.1
COSMO: N35 33.7 E140 31.1
RJAA: 新東京国際空港

管制に使用される無線周波数

Narita Approach/Rader(進入管制:APP/RDR)

125.8MHz

261.2MHz

119.6MHz
120.2MHz
120.6MHz
362.3MHz

Narita Tower(飛行場管制:TWR)

118.2MHz

122.7MHz
126.2MHz
236.8MHz

Narita Depature(出発管制:DEP)

124.2MHz

127.7MHz

Narita Advisary(Terminal Control Advisary:TCA)

119.45MHz

Narita Ground(地上管制:GND)

121.8MHz

Narita Delivery(管制承認伝達:CLR)

121.9MHz

Narita Ramp(駐機場管制:RAMP)

121.6MHz

ATIS(飛行場情報自動通報システム)

128.25MHz

Tokyo Control(航空路管制)

関東北セクター

124.1MHz 276.1MHz
134.0MHz 255.4MHz

関東東セクター

133.6MHz 316.2MHz
134.0MHz 255.4MHz

関東西セクター

120.50MHz 301.20MHz
134.15MHz 225.30MHz

関東南Aセクター

123.70MHz 315.90MHz
134.15MHz 225.30MHz

関東南Bセクター

125.90MHz 318.20MHz
134.15MHz 225.30MHz

VHF洋上管制

126.90MHz 東京より半径60nm
127.40MHz 大島からミッドウエー方面半径200nm
127.30MHz 箱根から沖縄方面半径200nm
126.70MHz 仙台からアンカレッジ方面半径200nm

Navigational Aids

VOR/DME

NARITA  NRE 117.3MHz(Ch.120)

ILS

(RWY34) IYQ 111.9MHz CAT I
(RWY16) IFK 111.5MHz CATIIIA

その他の情報

N35 45.8  E140 23.5
Elev   135ft
RWY16  HIRL CL HIALS SFL TDZ PAPI(angle 3.0)
RWY34  JIRL CL HIALS TDZ PAPI(angle 3.0)
Width  197ft (60m)

みどころ ?

 LAKESは、桜川村の霞ヶ浦湖畔にあたります。

 HAGARは、稲敷郡江戸崎町沼田の上空で、ほぼ神社の上空にあたります。ここから、新利根村の上空まで進むとILSの Localizerを捕捉(capture)して南へ旋回して、成田へ向かいます。国道408号線沿いの水田で車を止めて上空を見上げると、頭上で旋回し Gear Downするところをみることが出来ます。HAGAR付近からLocalizer captureまでの間は2800ftの高度を維持して飛行しますので、到着ラッシュの時には3機程度が同じ高度で1列に並んで飛行する様子を見ることができます。
 離陸時は、離陸直後から目的地に合わせて、各SIDやレーダー誘導で方向を変えますから、必ずしもHAGAR上空を飛ぶわけではありません。

 国道408号が利根川をわたる橋(長豊橋)付近は、滑走路の延長線上にあり、Runway16に着陸する場合は、東側から最終進入(final approach) して来た飛行機がほぼ正面から高度を下げながら降下して上空を飛びます。離陸ではやや東側にいるとNarita Reversal Four Depatureや Choshi Four Depatureで離陸した飛行機が、東側に旋回しながら上昇する様子をみることが出来ます。

 Runway 34への着陸の場合は、九十九里浜の成東付近(蓮沼村)から進入します。この付近でやや北側のBEACHから旋回してCOSMOを通り、Gear Downする様子が見えます。海上でgear downするのは、機体に付いた氷が地上に落下するのを防止するためです。海岸線での飛行機の高度はILS approachの場合4000ftです。春に成東の観光苺園でイチゴをいっぱい食べた後、九十九里浜で遊びながら飛行機を見てくるのも良いかもしれません。成東のイチゴ園は、お薦めです。

成田付近に宿泊するのなら

 ホテルマロウド成田
 滑走路から一番近いホテルです。Runway 16への着陸機はホテルの西側を「通過」します。Runway 34からの離陸機は、地上の騒音を低減するため速やかに上昇しますので、西側の上空を通過します。余りに滑走路に近いので、早い時間帯に休みたい人には不向きかも知れません。

 ホリディイン東武成田
 空港外では、空港に一番近いホテルです。Runway 16への着陸機、Runway 34 からの離陸機、Runway 16からの離陸機がHoldする様子が客室からよく見えます。ただし、成田名物霧がでると見にくくなります。グライドパス の写真はRVR2400mの時にこのホテルの室内から撮影しました。

エアポート・レストハウス
 成田空港第一ターミナルのそばにある、つまり空港内にある、ホテルです。そろそろ古くなってきましたが、空港内に宿泊できます。翌日に海外へ出かける予定の航空ファンにとっては、夜の貨物便(FEDEXなど)も含めゆっくり心行くまで、飛行機を楽しんで、あるいてホテルへ戻れますので、良いのではないでしょうか。

管制の受け渡し

利根川をわたる直前にOuter Markerがあり、本来はこの Outer Marker付近が進入管制と飛行場管制の境界ですが、実際にはHAGER付近を通過しLocalizerを捕捉し降下し始めた頃に飛行場管制に渡される場合が多いようです。反対側は、空港から8nm(15Km)位のところでしょうか?
飛行場管制から出発管制に管制が移されるのは、V2を過ぎPositive Climb(安定した上昇)が確認された直後頃になります。空港で離陸する様子を見ていると、かなりの角度で上昇していく様に感じると思いますが、上昇し始めて30秒程度で出発管制への変更が飛行場管制から出されます。


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