自作漢詩集
My chinesepoetry

 ふとした、きっかけで漢詩の世界に迷い込んでいます。作詞はやはり”釣り”に関するものが多いです。
「漢詩人」にて長年に亘りご活躍された、福田蘇煙先生に師事いたしました。ご苦労をおかけした弟子と自認しています。
興味のある方、覗いてみませんか。別世界の”オタク族”に会えますよ。

 INDEX

** クリックすると、見たい漢詩にジャンプします。**
詩 稿
偶 成
・遊栖本湾
1995. 9.22 偶成
朝まずめはいつも心ときめきます。島影から上ってくる朝陽、海面に映える
光彩を仲間と見る時、頭の中は海と釣りだけとなるのです。
・於天草迎丙子新年
1996. 2.18 偶成
丙子新年の天草初釣り。家内安寧で健康であればこそ釣りもできるものです。
自然と仲間に感謝いたします。
・過秋月城
1995. 6.11 偶成
両親と家族で探索した秋月城は爽やかでした。
雨上がりの黒門に歴史を感じさせられました。         
・盂蘭盆会
1995. 7.16 偶成
叔父の盂蘭盆会は親戚集いて香杯を傾けよう。
賑やかさが好きであった叔父もきっと喜んでいることでしょう。
・同級会
1995. 7.21 偶成
同級生と会えばたちまち当時に戻ります。士君子はまだまだ剛毅で健在です。
・自八竜山展望球磨川 1997. 6.15 偶成
球磨川の畔にある八竜山。山の緑、川の藍さ、そして空の青さ。
坂本村はなんと山河に恵まれて 美しいところでしょうか。
・過小岱山        1997.11.16 偶成
小岱山麓の梨山主人宅。招かれて行けば山の幸海の幸で暖かく迎えられ
単身赴任の身でありがたいことでした。                     
・三宮神社観櫻会    1998. 6.28 偶成
気の置けない仲間と恒例の花見。おおいに日頃の想いを語り杯を傾けましょう。           
・春日郊行        1999.11. 6 偶成
郊外に出れば自然が溢れています。時にはゆったりと自然に触れたいものです。
・蘇岳外輪探春      2001. 9.15 偶成
阿蘇外輪山は絵葉書のように美しくまた自然に恵まれています。
夕陽を見つめていたら ついつい現実を忘れそうになりました。
・同級会      2014. 8.10 偶成
高校卒業45周年同窓会 それぞれの道をひたすらに走ってきた懐かしい顔の士君子達が集いました。
託麻ケ原の健男児は健在なり。
・退職有感      2015. 8.31 偶成
金融業界を志向して40余年、諸先輩同僚に恵まれてこその一路でした。霜髪ではあるが双棲健なり。
徒然を楽しみ自由人となる。
・卒業五十周年有感 2018. .3.24 偶成
高校卒業五十周年記念誌へ。多感な時代であった当時のことがついこの前だった気がします。
古希とはなりましたが天真を保ち自然と接し、人寰に親交していきます。
・春宵偶成 2020.12.28 偶成
幾度春を迎えたことだろう。花の美しさも慌しさで漫ろな時期もありましたが、今となり自然と接するありがたさを感じます。


栖自島朝   栖自島朝 遊 
湾作影陽   湾作影陽 栖 
十のはは   十竹如離 本 
里竹画水   里竿画水 湾 
 竿のを   我輝處満   
我は如離   遊釣士潮   
魚釣くる   魚艇廬初   
と艇處           
遊に士満          
ば輝の潮          
んく廬の          
   初          
   め          

もどる(INDEX)


太家碧東   太家碧東 於 
平内海風   平内海風 天 
偏康波習   偏康波習 草 
に寧は々   喜寧平々 迎 
喜に平と   守無多瑞 丙 
びしかし   天大釣雲 子 
天てにて   真事人新 新 
真大し瑞        年 
を事て雲          
守な釣新          
るし人な          
  多り          
  し           
もどる(INDEX)


酔剛當白   酔剛當白 同 
歌毅日線   歌毅日線 級 
談清のに   談清少辞 会 
笑廉少辞   笑廉年別   
し士年別   意士酌三   
て君 し   軒君一旬   
意子一て   昂子堂霜   
軒 堂三          
昂 に旬          
た 酌霜          
り む           
もどる(INDEX)


新叔也梅   新叔也梅 盂 
灯父 天   灯父迎天 蘭 
篭の盂一   篭初盂一 盆 
下初蘭過   下盆蘭過 会 
 盆会し   酌親会火   
香親を火   香故痛雲   
杯故迎雲   杯集哉来   
を集う来          
酌い痛る          
む ま           
  し           
  い           
  哉           
もどる(INDEX)


盛秋緑を空   盛秋緑空 過 
衰月蔭歩晴   衰月蔭晴 秋 
何城のせれ   何城候気 月 
若址候ば気   若址門爽 城 
 躑門 爽   古紅開歩   
古躅  か   今躑眼渓   
今紅眼 に   傳躅前辺   
をい前 し          
傳 に て          
う 開 渓          
  く 辺          
もどる(INDEX)


球禽天風   球禽天風 自 
川鳥碧は   川鳥碧涼 八 
千啼く涼   千啼雲緑 竜 
載き雲し   載過浮樹 山 
人過浮緑   潤渓心八 展 
寰ぐび樹   人谷自竜 望 
を渓心の   寰嶮閑山 球 
潤谷自八        磨 
すのら竜        川 
 嶮閑山          
  な           
  り           
もどる(INDEX)

醉棲小西   醉棲小西 過 
餘み岱風   餘老岱風 小 
談老山颯   談主山颯 岱 
笑う辺颯    笑人辺颯 山 
家主のと   似能訪玉   
郷人草し   家遇草梨   
に能堂て   郷客堂香   
似くを玉          
た客訪梨          
りをね香          
 遇れる          
 しば           
もどる(INDEX)

芳談集櫻   芳談集櫻 三 
筵笑い花   筵笑賽花 宮 
に追て爛   酣追同爛 神 
酣懐賽漫    臥懐朋漫 社 
臥すす社   洗眉風社 観 
しるる頭   心目雅頭 櫻 
て眉同の   塵日人春 会 
心目朋春          
塵のは            
を日風            
洗 雅            
う 人            
もどる(INDEX)

啼雲牧春   啼雲牧春 春 
声雀草郊   声雀草郊 日 
行は清漸   行不清漸 郊 
く関々々    聴関々々 行 
聴せたた   気農野麦   
いずりり   陶政水秋   
て農野麦   然事辺天   
気政水秋          
陶ののの          
然事辺天          
もどる(INDEX)

牧開郭蘇   牧開郭蘇 蘇 
馬花公岳   馬花公岳 岳 
悠楚啼の   悠楚啼外 外 
悠楚く外    悠楚處輪 輪 
夕た處輪   對鈴俗波 探 
陽り俗波   夕蘭情野 春 
に鈴情野   陽草忘ク   
對蘭忘ク          
す草る           
もどる(INDEX)

託百旧東   託百旧東 同 
麻席友奔   麻席友奔 級 
野媼馳西   野媼馳西 会 
契翁せ走    契翁来走   
は心来幾   更心白幾   
更気た行   強気水行   
ら爽る年   堅爽邊年   
にか白           
強な水           
堅り邊           
もどる(INDEX)

徒霜師金   徒霜師金 退 
然髪友融   然髪友融 職 
もののの   亦双交志 有 
亦双交志   好棲情向 感 
好棲情向   自身一走    
し身は風   由尚路風   
自尚一塵   人健因塵   
由健路を          
のなの走          
人り因る          
  な           
  り           
もどる(INDEX)

山古往石    山雖往石 卒 
河來事門    河古事門 業 
跋稀瞻敍    跋來瞻敍 五 
渉と望別    渉稀望別 十 
し雖すし    保未萬過 周 
てもれて    天多象風  年 
天未ば風    眞感新塵 有 
眞だ萬塵         感 
を多象を           
保感新過           
つなしぎ           
 り る           
もどる(INDEX)

樽蓬臘花    開蓬臘花 春 
を屋月開    樽屋月開 宵 
開関情き    独不有花 偶 
きせ有花    坐關情落 成 
独ずり落    賦無風幾   
坐客てち    詩客色逢    
詩の風幾    親訪新春   
を訪色か           
賦う新春           
し無たに           
親きな逢           
むをりう           
     

 ・興味のあった詩などあれば、コメントをお願いします。
  送信ボタンは、1回で届きます。



はじめまして.(introduction)へもどる

ホームページ.



Copyright(c) 1997 Masaaki Watanabe.All rights reserved.

MIDI制作 Norimitsu Nasu