2001年12月19日から22日までシンガポールに行って来ました。
今回も仕事で現地合流現地解散の、一人旅。でもなかなか楽しかったです。
名古屋からシンガポール航空でおよそ6時間半。日本人観光客はほとんどいなくて、ビジネスな人ばかり。シンガポールは赤道直下なので25度くらいとあったかく、到着する時はすでに半そで状態。空港で荷物が出る間に、早くもいきなり免税品店で化粧品チェックをしてしまいました。
空港での両替は比較的レートがよかったです。
タクシーでホテルまで。ホテルはロイヤル・プラザ・オン・スコッツ。オーチャード駅のすぐそばで、プラダの横というグッド・ロケーション。
ブルネイのホテルなので、天井にメッカの方向の矢印がついていたり、豚肉料理がなかったりしますが、部屋は広くて快適でした。
ちょうどラマダーンあけのハリラヤ(正月)の季節で、インドネシアからたくさんの家族連れが宿泊していて、ホテルはかなり混んでました。
でも日本人は全然みかけなかった。
ホテルのWさんと打ち合わせの後、夕食を一緒にということで、なぜかすし屋であんこう鍋。
日本人駐在員や現地採用で頑張る日本人女性たちといきなり宴会になってしまい、いったいどこにいるのかわからなくなってしまったけれど、いろんな話が聞けて楽しかった。
それにしてもシンガポールはショッピング・モールだらけ。クリスマス直前でデコレーションとライトアップがすごく、店も22時30分までやっていて、大変な人ごみ。ルイ・ヴィトンなどは店内に入るのに並ぶほどだが、全然日本人がいない。これはさびしい。
ホテルの向かいのファー・イースト・プラザは、庶民的なモールだが、刺繍のお店をはじめ、結構おもしろい店や両替店もあって、かなりなごめました。
庶民的なモールで買う時は、値引き交渉が大事です。
シネコンプレックスが伊勢丹の上にあったけど、最終回が夜9時半からで間に合わず。
アメリカとほぼ同時に公開されるようで、とにかく映画が早いのがうらやましい。
あとCDが安い。だいたい1300円くらいで、出たばっかりのドリカムの新譜とか洋楽のアルバムが並んでいて、
安さのあまり思わず裏スマップを買ってしまった。ちなみにJ-POPは台湾製の著作権もクリアした正規CDでした。
(ホランド・ビレッジのショッピングモール界隈)
2日目は午前中が雨。動物園もセントーサ島にもいけないので、美術館でサイバーアートの展示をみたり、ラッフル・シティに行ったり、ホランド・ビレッジにでかけたり。美術館は掛け軸に墨絵で高層ビルを描いたり、ビデオアートやコンピュータアートがあったり、まあまあ面白かった。
ホランド・ビレッジは、外国人が多く住む地区で、ここのショッピング・モールはアジアン雑貨の宝庫。
小さいお店が多く、シルクの布地やパシュミナも安い。あとアメリカの雑誌がたくさん手に入る。
ポピアと潮州風具だくさんのラーメンを食べる。ポピアというのは、クレープ生地に大根の千切りや野菜、卵や海老などをピーナッツソースで合えたものを巻き込んだもので、これが1個1ドル20セントだが、ボリュームたっぷりでおいしい。ラーメンもいける。
2日目の夜は、合流した3人でニュートン・サーカスのホーカーズであさりの蒸したのとか、ムタバとかを食べる。ムタバはカレーみたいなかんじのイスラムの食べ物。パンケーキにつけて食べる。
そのあとショッピングモールめぐり。高島屋の1階にあるチャイニーズ・デザイナーのものがちょっと値段は張るけど、とてもかわいかった。
それにしてもAXとかbebeとか、日本にないブランド・ショップがあちこちにあって、うらやましい。
本屋も大きいが、行列がすごくて買うのに30分。
夜モハメド・サルタン通りに遊びに行こうとするが、全然タクシーがつかまらず、結局2階建てバスに乗って近くまでいって、そこからタクシーでと思ったのに、これも全くつかまらない。
たとえホテルにいてもつかまらないので、地元では携帯であらかじめ呼び出しておくのだそうだ。結局20分も歩いていく。
ついたところは、ディスコの並ぶ通りだったが人が少なく、さびしかった。中国系クラブでのんびりとお酒を飲みながらDJショーを楽しむ。
夜12時をすぎると、タクシー料金が割増になるらしく、夜中になるといきなりタクシーがたくさんやってくる。
インド人街の花と果物とお香の店。 ようするにお供え物屋さんです。 |
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シンガポールの公衆電話。 なんか掃除機みたいだよね。 最初どうして掃除機が縦においてあるのかと思った。 |
3日目は、のんびり朝を過ごしてそのあと、インド人街とイスラム人街を散策。またもカレー粉とかパシュミナとか、いろんなものを買い込んでしまう。
イスラム人街は、ちょうど金曜日の礼拝で、生ライブコーランが町中にスピーカーで流されていた。
漢方薬を売ってるアラブおじさんに、ちょっとお茶を飲ませてもらったら、すごく苦かった。でもつい海老せんとか買ってしまう。
お昼はチャイナタウンで、ニョニャ料理。フィッシュ・ヘッド・カレーがばつぐんのおいしさ。
ビーフ・レンダンとかいろいろ頼んだが、みんなカレー味だった。
午後はサンテック・シティの世界一大きなショッピング・モールを見学。噴水が輪ッかになって滝のようになっているのが、すごい。
すべて風水に従ったとか。おそるべし、風水。
しかしタクシーがつかまらず、ここでも1時間待ち。やっぱり地下鉄がきれいで便利です。
夜はラッフルズ・ホテルのロングバーで恒例のシンガポール・スリング。となりのステーキハウスのメニューをみせてもらうが、結構リーズナブルだと思った。それにしても日本人は本当にいない。どうなってんの? ロビーではクリスマス・ソングのコーラスでにぎわっていた。
でもステーキよりは、イタリアンかなということで、ウエスティン・ホテルでイタリアンを食べる。
超混みあっていたが、座席数も200近くありそうな広大なレストランで、まあまあおいしかった。
そのあとホテルに戻って、朝から予約してあったタクシーで、夜11時に空港へ。最後の買い物は免税店で行って帰国。
きがつけば、新しいホテルも、マーライオンも動物園のナイトサファリも、なんにも見ていない。こんな取材でよかったのかしら?
ちなみにシンガポール政府観光局のアジコレというカタログは、とても役に立ちました。割引もついてるし、行く前に絶対もらうべきです。
インドの小物入れ。きれいだなあ。
シンガポールはクロスステッチがさかんだということですが、私がチェックできたのはわずかに3軒。残念です。
ファーイースト・プラザの4階の奥の方にある小さなお店だが、まさにこれぞ刺繍屋さん。
DMC,ミルヒル、クレイニックがそろい、ツバイガルトなどの生地も安くてよい。
リーフレットも若干あるが、なんといってもおすすめはお手製キットの数々。カントリー図案と、白のアイーダの生地とDMCがセットになっていて、600円くらいからたくさんそろっていて、思わず6個ぐらい買ってしまった。
日本人駐在員の奥様がよくやってくるようで、ここにいるだけで3人も次々とやってきました。みんな英語を話す声が小さいので、すぐに日本人だとわかってしまうのだった。お店のおばさんはとても親切で、最高です。ホテルの向かいなので、結局3回も行ってしまった。
ホランド・ビレッジ・センターの2階にある、みかけは普通の手芸店。でも中に入ると、リーフレットやキットがいっぱい並んでいて、びっくりした。ちなみに日本語の手芸の本もたくさんおいてありました。でもなにも買わず。
ラッフルズプレイス駅を出たところにあるモールにある店。見かけは完全なカードや文房具のお店なのだが、なぜか正規のキットがホールマークのカードとともに並んでいるのであった。噂によると、ここは「こういうリーフレットがほしい」というと、奥から出てくるらしいが、時間がなくて3分もいられなかった。
以下、行ってないけどおすすめショップ
ここは、オーストラリアのテキスタイルとクラフト・ショップだそうですが、いろんな布地や糸、そしてちょっとだけクロスステッチの本もあるそうです。近かったのに行けず、残念でした。行った人、おしえてね。
MIKIさんからお便りをいただきました。
「spotlight」に行ってきました。3階部分が全部このお店になっていて、一番場所をとっていたのは、カーテンでしたが、布地とかトールペイントの材料とか毛糸とかいろいろ置いてあり、日本でいうところの「ユザワヤ」のような感じでした。
刺繍関係ではDMCの25番の刺繍糸も0.65S$であったし、aidaもありましたよ。(値段は18ctのが、約28S$/mぐらい)あと、クロスステッチの雑誌も「紀伊国屋」よりは安くありました。
どうもありがとうございました!