統計的推測統計的推測とは、標本から得られる値(統計量、推定量)と母集団の特性を表わす 値との確率的関係の記述をいいます。 統計的推測とは、言い換えれば、標本によって母集団を語ることです。 標本は、母集団から確率を伴って抽出されていますから、推測行為自体が確率行 為となります。よって、統計的推測においては、確率に言及するのが原則となり ます。 しかし、推測の仕組みや技術上の理由から、確率に言及することができなかった り、部分的な言及にとどまる場合もあります。(例、点推定。第2種の誤りを考 えない検定。) 「推定」と「検定」は、統計的推測の代表的手法です。 統計的推測:Statistical inference