数千年も続いている、シリルの惑星間戦争の主役は、カレウラと呼ばれる大型戦機(ヒトガタに限らない)であった。
カレウラを駆るのは、サクセサーと呼ばれるパイロットと、カレウラと対で作り出された人工生命・ヴァイシャであり、数え切れないほどのカレウラとヴァイシャが作られたという。
この時期まで、最前線で戦っていたのは、遠隔操作による無人兵器であった。しかし、MMP同意軍が、士気の鼓舞のために生身の兵士を戦線に投入する。
これがきっかけとなり、無人の状態で行われていた戦争は、原始と同じ命懸けのものとなった。そして兵士を守るために使われたのが、甲殻と呼ばれる中世騎士のような甲冑であった。
それはじきに大型化し、操作は煩雑化して、操縦士と機関士の2人が乗り込む必要があった。
だが戦闘要員の不足から、同意軍は、乗員の1人に二級市民を用いるようになる。
階級政策に反発する連邦軍は、戦闘参加を目的とする人工生命の研究をはじめた。
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第6聖戦歴の物語 |
第4世代と言われるヴァイシャたちが登場し、対カレウラ戦が戦法の主流となる。疲弊しはじめたMMP合意軍が、惑星も消滅させるような超爆弾を設計した。連邦軍サイドは、この爆弾の使用について話し合うため、停戦に持ち込もうとする。
この時期、ヴァイシャは大量生産された。
技術者の不足やヴァイシャの元となる「シード(種)」の育成不良などにより、ヴァイシャを造れる者がいなくなって2000年後、一人の青年が、3体の新たなヴァイシャを作り出した。
一方、行方不明だった「エリ・ア・キユ・ル」、そして「ラグシスティン」が発見され、連邦軍のカレウラ所有数は合意軍のそれの倍となる。
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シリル惑星系連邦軍 |
MMP合意軍 |
参加惑星 |
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政府所在地 |
第3惑星/リシリル・キノウ |
第4惑星/マノウ |
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中立惑星 |
第5、12、13惑星。中立停戦監視局は第5惑星にある。
第1惑星と第15惑星は、監視局の管理下で資源開発のみが行われている。
14惑星は、実験的戦闘用惑星。
未踏査の惑星はないが、13中立惑星の大半は未開発で、進化途上の生命も多い。。 |
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太陽 |
シリル系の太陽は、シームとフェダのふたつ。 |
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