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 私の釣果 2007/07/07 伊東(手漕ぎボート) マルイカ

6号ハリスを切ったやつの正体をあばけ!

雨  小潮 満潮9:07 干潮15:18

さ〜さの〜葉、サ〜ラサラ、軒端に揺れて〜お〜星さま〜キ〜ラキラ、マルイカ、ヒ〜ラ〜メ〜。世の中は、七夕でもりあがっていますが、そんな場合ではない!釣り人はやっぱり魚が気になってしまうのです。
前週のマルイカ釣りの時、置竿のヒラメしかけの6号ハリスを切った大物が気になる。ヒラメだったんじゃないかな〜と夢が広がってしまうのです。そんな時、カメカメさん、ざりがにさんから「そんなにマルイカが釣れるなら是非いきたい」と連絡がありました。

よっしゃ〜、それじゃ、今度こそはヒラメを釣り上げてやろう!私、シマシマさん、カメカメさん、ざりがにさんの4人で再び伊東のオーシャン釣具店さんにお世話になりました。

あいにくの雨でしたが、頭の中はマルイカとヒラメでいっぱい。全然気になりません。
午前6時30分岸払い。ポイントは正面沖、水深22〜27M。前の週にはいったポイントと違うのですが、いままでいなかったマルイカ狙いの游漁船が3隻はいっていたので、試してみました。

最初の仕掛けは5センチのチビイカ5の直ブラ式。幸先よく3杯たてつづけにつれますが、ブランコ式のざりがにさんにはなかなかあたりがありません。
游漁船のアナウンスが「触ってくるけど、なかなかのらないね〜。そんな時はさわってるのがわかったら、いちど少しおとしてから、あわしてみな」と聞こえてきます。ん〜やっぱり活性が低いみたいです。

ざりがにさんに1杯釣れたところで私にもあたりがなくなってしまいました。朝イチでさくっとマルイカを10杯前後つって、それから、ヒラメ狙いにするつもりでしたが早くも挫折です。
予定が早まってしまったけど、ヒラメ狙いも並行してやるつもりで、前週キスを頭だけ残してくっていった魚がいた23Mだちのポイントに移動します。ここは、マルイカ・キス・たぶんヒラメも釣れるポイントです。

ジャリメでキスをつって、それをヒラメの誘導しかけのしかけのエサにつけ置き竿にし、その間、マルイカしかけの竿をしゃくります。
しかし、あたりがありません。ときおり、触られてる感触はあってものってきません。
ん〜困った。「マルイカが入れ食いですよ」の言葉にそそのかされて雨の中やってきたざりがにさん、カメカメさんにもうしわけないな〜
と、思っていたら、游漁船のまわりでねばっていたシマシマさんのボート(カメカメさん同船)から電話があり、一瞬だったけど、アクション不要の入れ食いタイムがあったとのこと。

なに〜!今日は、やっぱり游漁船がいるあっちにマルイカは移動してるのか〜
あわてて、游漁船がはいっているポイントにもどります。ここでマルイカを6杯追加しますが、直ブラ式のしかけをからませてしまった。あせってほどこうとしますが、ほどけません・・・涙。もう1セット買っておけばよかった。後悔先にたたず・・・思えば私の人生は後悔ばっかりの・・・おっと、そんなことを考えている場合ではない。なんとかしなければ・・・急遽、自作のメトイカしかけ(堤防からマルイカのさらに小型)を狙う時のしかけをだし、スッテを変えて、マルイカしかけに変えていきます。んんん。揺れるボートの上でマルイカのしかけを作るなんて、なんて私は間抜けなんでしょう・・・(-_-;)

せっかくの時合いをのがしてしまいましたが、なんとか、しかけをつくりあげました。が、このしかけ枝間が40センチしかないので、スッテ5本でも2Mまでのタナしか探れません。(しかし、これがあとからの釣り方の参考になりました。)
ベタ底、底から2M、底から4Mといろんなタナをためしますが、なかなかのりません。ふたたびシマシマさんのボートが側にきました。
「シマシマさん〜直ブラしかけの予備ないですか?」
「あるよ」
「使わなかったら、売ってください〜」
「いいよ」と海上でシマシマさんのよびの直ブラしかけを譲ってもらいます。よし、これでふたたびマルイカ爆釣りじゃ!

そう爆釣りのはずだったんですが、しかけをだしてセットしていると・・あれ?なんだ、このしかけ?エダスがない?は???カンナからラインがでて次のスッテにつながってる・・・
がぁ〜。やられた・・これは直ブラではなく、直結しかけではないですが・・・
しかし、使ったことがなかったので、興味があって、試してみました。印象は・・難しい。イカをだきつかせる間のつくりかたがわからない。

そんなことで、しかけをつくったり、変えたりしてるだけで、無駄に時間が過ぎていきます。釣れてる時は気にならない雨もつれなくなると急に気になります。そういえば、レインウェアーの防水もおち、完全に雨がしみこみ、パンツまでびっしょりです。あわせて、風でうねりもでてきたので、一旦休憩であがることにしました。

ここで、ざりがにさんタイムアップで納竿。雨の中同船してもらったのに、つれなくてすみませんでした・<m(__)m>
オーシャン釣具店さんで、しばらく休憩させてもらい、その間にお昼ご飯をすませます。
レインウェアの防水性が落ち(値段の高い透湿性のものだったんですが)、防水スプレーをかけていてもすぐに雨がしみこんでくる状態で、ずぶぬれだったので、お店においてあった、3000円のレインウェア購入し着替え、12時30分、再び海にでます。
マルイカ入れ食い!

今度のポイントはマリンタウンテトラ沖水深30M。7センチブランコ式のしかけで、マルイカ狙いを置竿で、ヒラメを狙うつもりでしたが、マルイカが置竿にならない。入れ食いになってしまったので、ヒラメ狙いの竿はしまいマルイカのみ狙います。
ほぼ、1投1杯以上です。のらなくてもしかけお中層まで巻きイカの視界から一度しかけを消して再度しかけを落とすとのってきます。

結果、1時間で29杯の入れ食い、トータル38杯の爆釣り(最高胴長28センチ)になりました。
時間になったのであがりましたが、やればいくらでも釣れる状態でした。幸せ〜! また、いままで見たこともない大きなイワシのナブラもきましたので、青物狙いも有望なポイントだとおもいます。
このポイントはマリンタウンに出入りするボート、ヨットの航路を横切りますので、ボートに慣れてない人は無理しないでください。慣れてる人も十分にまわりの船に注意してください。また、遊覧船がでると大きな引き波で、ボートがかなり揺れますが、遊覧船は汽笛を鳴らしてくれるので、その時は引波に十分な注意が必要です。航路上で流しての釣りやアンカリングは絶対にしてはいけません。
マルイカのしかけの違いによる釣り方(私の場合)

まだ数回しかやったことのないマルイカ狙いですが、今回経験した私の釣り方です。まちがっているところや、こうするとおもっといいという事があれば、こっそり教えてくださいませ。
直ブラしかけ

「海のボート釣り」(辰巳出版)を参考にしました。しかけを底までおとし、1〜2M巻き上げて底をきります。その状態で、しかけをたたくのではなく揺らすようバイブレーションをかけます。(たたくとしかけがからみやすい)。3つ数えたらしかけをとめて、5つ数えるまで静止、そのあと、からあわせでしゃくります。静止してる間にさわってきたマルイカがこのとき、カンナにかかります。
これをくりかえしますが、くりかえしても釣れない時は、一旦イカの視界からスッテが消える高さまでしかけを巻き上げ、再びおとします。
イカの活性が低い時にはこのしかけが有効だとおもいます。
ブランコ式しかけ

直ブラ式と違いは枝ハリスが20センチあるので、揺らすと幹糸にスッテがからみます。

底まで落としたら、底から2Mまきあげます。これが基本で、底から1M〜5Mをためします。(上述2Mしかけをつかった時にマルイカのタナの広さの難しさを経験したのです。)
タナまでまきあげたら、そのまま5〜7つ数えるまで静止、その後、からあわせでしゃくります。
静止してる間はハリスが20センチあるので、潮でユラユラとスッテは泳いでるはずです。このくりかえしとで駄目なら一度スッテを視界から消すのは直ブラと同じ。
直結しかけ

漁師さんが手釣りでやっていたしかけらしいですが、難しいです。
上記2つのしかけはエギングでアオリを狙うとき、フォール中、もしくはエギが静止したときにイカが抱きついてくるのをイメージし、抱きつく間をつくる
ように考えた結果ですが、このしかけは静止するとエギが立った状態になる?
魚が弱ってる状態を演出するよに、スッテ縦横にブラブラ揺れるようにし、3〜5つ数える間静止させるらしいですが、イカがだきつく間をつくるのが難しいです。印象的にはプロ嗜好な感じで、初心者には難しい気がしました。
どのしかけでも肝はたぶん、スッテにイカがだきつく間をつくることのような気がします。しっかりしかけを静止してだきつく間をつくってないとあまり釣れないようです。
また、エギに墨がつくとのりが悪くなるので、歯ブラシできれいにするのも大事です。

マルイカがのると、ばらしたくない一心で、ついついあせってしかけをたぐりよせてしまいますが、ボートでやる場合はしかけをからませやすいので、取り込みはしかけをからませないことを優先にやったほうが良いとおもいます。マルイカはばらしても、すぐにまたつれますが、しかけを絡ませると、めちゃくちゃ苦労しますので。



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