大潮 満潮4:03干潮11:25
オーシャン釣具店さんの釣果で気になるものがありました。「マルイカ」です。手漕ぎでいける海域で釣れている。だとしたら群れをおいかけなくても、じっくりまっていれば、回遊してきた時の爆釣りもあるのでは?
朝5時ごろからだせるというので、前の晩からシマシマさんとでかけ、車で仮眠し朝を待ちます。ところが、予報では午3時にあがっているはずの雨が降っている・・・・せっかく前の晩からきてるのに・・
私は足を怪我しており、濡れると困る。シマシマさんは雨具をもってこなかった。しかたなく午前5時に受付だけすませ、車で雨があがるのを待ちます。
午前6時30分小雨になったので、いよいよ釣り開始です。オヤジさんに、HPの釣果にアップしてあったマルイカが釣れたポイントを教えてもらいます。
丁寧にポイントのやまだてをパソコンの画像で教えてもらい、午前7時すぎ岸払い。めざすポイントはガスタンク前の水深22〜25M。
先にしかけを準備できたシマシマさんがマルイカのしかけ(5センチのブランコ式)を落とします。1投目からマルイカが乗ってきます。
やっぱりいたか〜。これはいいぞ〜。私もあとに続きますが、準備する時間はたっぷりあったのに、マルイカ狙いの竿と両軸リールを車においてきた・・汗。
しかたなく、50〜80号の竿に4号PE錘50号(ビシ用のタックル)で開始。
案の定、硬すぎてあたりがわからない・・・ん〜こまった。シマシマさんは単発ですが、ときおりマルイカをあげています。よし、ここはシマシマさんにまかせて、とりあえずビシでアジ・カイワリを狙おう。シマシマさんが爆りはじめたら、私もマルイカにしよう♪ おほほ、いつもの人の振り見て時合いを盗め作戦です。(^_^メ)
ところが、浅すぎるのかな〜 サバも釣果掲示板でみるかぎりは40センチ前後が釣れているのに、このポイントで釣れるのは25センチ前後。3匹つれましたが、小さいのでリリース。あとはベラ、ヒメ、トラギス。
そうこうしているうちに、シマシマさんのマルイカのあたりも消えてしまいました。どうしよう?33Mラインのポイントに移動するか?と考え始めていた午前10時、突然のマルイカのあたりです!!!
時合いがきた〜!!直ブラ5センチの6本しかけのどの色にきます。アクション不要で落とせばのってきます。マルイカをあきらめかけて、キスしかけをおとしていたシマシマさんもすぐに、マルイカ狙いにもどります。
ここから1時間ほぼ入れ食いの状態が続き、私もシマシマさんも全身墨だらけ・・(笑) 1時間で20杯前後釣り上げました。
ひさびさですね〜。いつもはお腹すいてもおにぎり片手で竿ははなさないのですが、この日はしかけをまきあげて、ゆっくりお弁当を食べます。このあと何もつれなくてももう十分ですから♪
のんびりしていたら、シマシマさんが置竿にしていたキスしかけに頭だけがのこったキスがついていました。
「お!ヒラメがいるじゃん!!」
急いでエサにするキスを1匹つってもらい、ヒラメしかけを落とします。
しばらくすると、竿にズズズという感じがつたわってきました。えっと、どうするんだっけ?たしか40数えるんだっけ?頭の中で40数えて大きくあわせますが、スカッと抜けてしまいました。
「あれ?あたりじゃなかったみたいです」
エサを確認しようとまきあげはじめるとあら?やっぱり重い。再びおおきくあわせをいれます。よっしゃ〜かかった!!
しかも、めっちゃくちゃでかい!!竿先が海面につきささり、ぐんぐんとひかれます。巻き上げることができず、巻いてもドラグがでて空回りします。
「お〜でかいです。シマシマさんタモの用意をお願いします。」
ところが巻いても、ドラグがでていくばかりでなかなかまきあげられません。ここで、焦ってしまいました。このままだと逃げられてしまいそうな気がして、ドラグをきつくしめて、強引に巻き上げようとしてしまいました。ラインはPE4号だし、ハリスは6号だし、あがるだろうと思ったのです。
強引に竿をあおってまきあげはじめた瞬間、スッと軽くなりました・・無念のバラシです。あげてみると1Mのハリスがチモトから30センチくらいのところで切れていました。
いままで味わったことのない大物の引きを体験できただけで、良しとしましょう。ひょっとしたら、エイだったかもしれませんが、あの引きはヒラメだったに違いない。次回は絶対釣っちゃル!
このあと、もう1回当たりがありましたら、あわせた瞬間にすっぽ抜け。キスの頭だけがのこってあがってきました。
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