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 私の釣果 2007/01/27 観音崎沖 特大アジ

特大アジを求めて

ジャッジャジャーン、ジャッジャジャーン、ズンチャズンチャズンチャズンチャ、ジャジャン!別にスリルとサスペンスを求めたわけでもないのに、自然と頭の中に火曜サスペンスドラマの音楽が響いてきます。

あ〜、こんな海にでて大丈夫なんだろうか?いや、こんな荒れた海で魚がほんとに釣れるの?もとい、この荒れようだと、きっと早上がりになってしまう。勝負は2時間以内だ・・・

そんな事を考えながら、昨年末にお世話になった松栄丸さんから再び特大アジを求めてでてきました。

予定では、福浦の貸し2馬力ボートで、早朝アマダイ、その後、キス、運がよければヒラメを釣って、みんなをうらやましがらせる作戦だったのですが、海は大荒れ。
出発間際の午前4時30分にボートがだせないという事で中止になってしまいました。
さぁ〜困った。急遽シマシマさんに電話。今から予約のとれる午後船でもありませんかね?
「走水のアジなら大丈夫だよ。いく?」
「いきます!」
という事になったわけです。それにしても、突然誘われてつきあってしまう、シマシマさんも相当な釣りバ・・ゴホゴホ・・

さて、2度目という事もあって、要領はわかっています。釣り方もある程度は・・
しかし、ジェットコースター気分もあじわえるほど、海は荒れています。いたるところに白波がたち、船は大きく揺れます。それでも、竿がだせるんですから、大型の船はありがたいです。

アンカーが降ろされ(走水のアジ釣りは東京湾の中でも一番潮の流れが速いポイントにアンカーをおろして居つきのアジを狙うかかり釣りです。)船長の合図がでます。

一斉にみんながしかけをおろします。
しばらくして、ミヨシの左右二人にあたり。すかさず、船長から指示がでます。「底から3Mで狙ってみてくださいね」。餌のつけ方に工夫が必要だったり、タナが10センチ違うだけで釣れなくなるテクニックを要求される釣りで、船長から、こまかいタナの指示があります。
しかし、その後あたりが続きません・・・

海があれ、船が大きく揺れるので、タナをキープするべく、ラインをきっちりだしても船のゆれでしかけが常にしゃくった状態に動いて一定のタナをキープできないのではなかろか?そんなことを考えながらもコマセをなんどもいれますが、まったくなんのあたりもありません。

「反応はあるんだけど(魚探の)、なかなか食ってこないね〜。どうしようもないね〜、いいポイントには今日ははいれないし・・」
船長も困惑しながら、なんどもポイントを替え、釣れるポインをさがしてくれます。数度ポイントの移動がありましたが、釣れてもミヨシとトモに座ってる人にポツポツとく程度で、胴に座ってる人にはあたりがでません。
移動の際に一箇所にかたまっている乗合の船団が見えますが、何狙いなんでしょう?

かたまりがくずれないって事はあのあたりは、何かしら釣れてるんだろうな〜 と、指をくわえてボーと遠くの船団をながめ、ボ・・を覚悟し始めたときに、となりのシマシマさんが、アジをつりあげます。

げぇ〜!「きた」とも「釣れた」とも言わずに、こっそり抜きあげるとは何事・ヒンシュクです。
すると、今度は左隣の人にもあたり。マジですか?
アワアワアワ・・・・
まずい、このままでは、船中私だけボ・・になってしまう。
途絶えかけていた気力を、奮い立たせて、私も再度しかけを投入します。
しばらくして、やっと私にも釣れた。ふぅ〜乗合でボ・・はいくらなんでも辛い。釣れてよかった〜

そのあと、最後のポイントで納竿近に39センチの特大アジを追加し、家族分の刺身が取れる分はなんとか確保。
良かった〜宿にもどって、カップ麺をいただきながら、話を聞いてみると、今日はオデコの人もでてしまったとか・・
かえってからネットで釣果をしらべても、この日の走水は低調でした。
こんな日もあるのが釣りですね。
乗合にのってまでアジ?と思う人もいるでしょう?ところが、テレビチャンピオンの寿司職人選手権にでた職人さんが、ここのアジを選らんだくらい、ここの特大アジは別格においしいです。
今回のアジは、ガリと大葉のみじん切りを混ぜた寿司めしで押し寿司にしてみました。
もちろん、マイウ〜でした♪サバが釣れたら届けると約束した近所のパパさん、特大アジをまっていた某お寿司屋さん、気長に待ってくださいませ・・汗


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