先週、風邪でダウンしてボートに乗れなかったざりがにさんが、なんと今週もボートを予約してた・・ 恐るべし。ところが、今度は一緒にいくはずのやどかりさんが風邪でダウンしたらしい。急遽ピンチヒッターで私に声がかかりました。
しっかし、天気予報では出船時の予想気温がマイナス5度。私たちは大間のマグロ漁師ですか?(^_^メ) 趣味の釣りにそこま根性いれていいんですか?本当に寒さに耐えられるんだろうか?・・・・・・とほんの1分だけ悩んだふりをして、「いきま〜す。」と返事をしました。あはは。
7時前、明るくなってから岸払い。海は荒れ気味なのですが北東の風のため、真鶴半島が風よけになってなんとか船をだせる状況です。しかし、状況によっては浅場にもどる必要があるし、午後から南西の風に変わる予報(南西の風がふくと海があれるので危険)なので、早上がり必至。短時間勝負です。
このところの福浦通いでポイントを熟知したざりがにさんが操船してまずはアマダイ狙いの水深70〜80Mのベストポイントにはいります。が・・・なかなか釣れない。というか、海の状況がつれそうな雰囲気がない。
※水深があるとアンカーがだせないので、パラシュートアンカー(かさをひろげたようなものを海中にいれて抵抗をつくる)をいれます。ポイントにはいるときは風向きを読んで、風下にボートが流されるのを考慮してポイントをきめます。1流ししかけ投入3回が目安。
はじめのポイントにもどりたい場合は、流された地点から風上にまっすぐすすむと、元のポイントにもどってこれるそうです。(ざりがに氏の操船テクニック) |
さらに移動でボートが動きだすと体感温度が下がります。一番きついのが足先。発熱靴下、足裏用のホッカイロもはってありますが、きかない・・ざぶいよぉ〜
寒いし、海は荒れ気味だし、このまま早上がりかなぁ〜とおもいはじめたころ、急に海が穏かになりましたすると、ごそごそっとしたあたり。「きたかぁ〜!」と思い、水深70Mからまきあげます。けど、ひかない・・ヒメコダイかな〜とがっかり・・・ところが水深30Mくらいまでまきあげたところでひいた!こ・・これは・・アマダイに違いない。ずびばしぇん〜 ざりがにさんより先に釣ってしまった。25センチ強のアマダイでした。
とてもつれそうな雰囲気はなかったので、二人で大喜びしてしまった・・・
これで俄然やる気がでたのですが、そのあとが続かない・・・またしても沈黙です。
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その後、ざりがにさんがなにやら大物をかけた。アマダイなら30センチを超えてるといってつりあげたのは「ミシマオコゼ」
タラのような、フグのような魚。しかし30センチ以上あります。
なんかすごい面構えですね〜
※食用になる魚かわからなかったので、私がもらいました。ネットで調べると雑魚扱いという評価とキロ500円という市場価格も。いったいどっちだ?おもいきって、刺身で食べてみたら、白身で見た目と違うこりこりした堅さがあります。まあまあのお味でした。
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その後、時々、ヒメコダイとトラギスがかかりますが、それすらたまにです。
いったい魚はどこに行ってしまったんでしょう?
はぁ〜駄目だな〜と再び弱気になりはじめたころ、「ゴソゴソ」というあたり。
やった!アマダイだ!と思ったけど、巻き上げても全然引かない。でも重いな〜
げぇ〜夢に見たオニカサゴ!な・・なんとアマダイのしかけのオキアミにオニカサゴが食ってきました。水深80M前後。
なんという強運。万歳!ざりがにさんと握手して喜んでしまいました!!
ざりがにさん、やどかりさんに感謝です。 |
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そのあと、急に風がやんで凪になったので、今がチャンスといっきに水深120M付近まででて、オニカサゴを狙いましたが、まもなく南西風がふきはじめました。
風がかわる前には一瞬とまって凪になるんですね・・釣り日和にかわかるかと期待しましたが、がっくし・・
海があれはじめたので、しかたなく、午後0時30分、沖あがりとしました。
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時間: |
午前7時00分〜午後0時30分 |
竿 : |
ボート竿2.1M 50号 |
リール: |
中型両軸リール200M巻き |
しかけ: |
市販アマダイしかけ |
エサ : |
オキアミ3L |
釣果 : |
アマダイ1 オニカサゴ1 ヒメコダイ |
あいにくの海況にもかかわらずなんとか釣れたのはザリガニさんの操船のおかでした。
アマダイは酒蒸しで食べてみました。びっくりするほどの美味。
オニカサゴは刺身でたべると普通のカサゴと同じような味。ただカサゴより肉厚で煮ると頭には多少のゼラチン系もありました。これもうまかった。
ヒメコダイは塩焼きで食べるとうまかったです。これからは釣れたらキープ決定です。 |
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