今年は、いつまでたってもキスが近くによってきません。落ちギスは狙ってもたぶん、あまり釣れない・・ちょっと前まで好調だったアオリもひと段落ついた気配。ならば、そろそろ根魚、それもカサゴをいっぱい釣って鍋にしてやろう!そうだ、アオリの刺身と根魚の鍋で宴会をしようということになりました。
・・・・・・・・・が、たぶんどっちもなかなか釣れないから、湯豆腐になってしまう?とかなんとかいってたら、どうせ釣れないかもしれないのなら、先に宴会しましょう! と、カメカメさん釣りの前日にうちに泊まりにきて、先に宴会してしまいました・・(笑)
さて、朝4時。アオリイカと根魚両方狙えそうなところをいくつかピックアップして、シマシマさんを向かえにいったあと、西湘に向かいました。今回の爆釣りタイムの予想は朝9時〜12時ぐらいまで。あいにくの雨でしたが、急ぐこともないので、のんびり車をはしらせました。
はじめの港についたころには雨もあがりましたが、ここはなんといっても堤防が高い。堤防の上からエギングするだけでも下を見ると足がすくんでしまう。向かいの小堤防は人がいっぱいだし、低いテトラもはいりにくそう。 上級者向けの釣り場のような気がして、ここはすぐにパス。(アオリイカが釣れている情報はちょこちょこはいります。)
道にまよいながら、次にいった港は駐車場がない・・・・涙。しかもカゴ釣りしてる人の話ではアオリイカはほとんどつれないし、カサゴもたまにしか見ない。しかも、今日はなんにも釣れないよ。とのこと。
心の叫び→そんなことないでしょう?それはあなたがアオリイカやカサゴを狙ってないから、カゴ釣りの人の釣果しか、見てないんでしょう?私は釣れると思うんだけどな〜
と、私の心の叫びなど気にしないメンバーは「どうする?他いく?」と早くも弱気な発言。
「やってみないとわかりましぇ〜ん」今日は根魚開拓も含めここっと決めてきていたので、なかば強引に駐車場を探しにいきます。運よく地元の人に停められるスペースを教えてもらい、釣り開始!絶対釣っちゃる!
|
私と、カメカメさんは堤防先端の外海にむかって、シマシマさんは石積みのあたりから湾横に向かって釣り座をかまえます。
しばらくすると、「のった〜」カメカメさんが叫びます。やわらかい竿なもので、竿が相当しなっている。これはタモでないとあがらないな〜あわてて、タモをとりにいきます。
近くまでよせてきたアオリは目測胴長25センチ。でかい!
私がそっと、タモいれをアシストしますが、はいったかな?と思っ瞬間に波。波が消えたあと・・・・タモにはエギだけが・・・・
すみません・・・・失敗しました・・・号泣!
しかし、やっぱいるじゃん。アオリ。とがぜんやる気がでてきました。
|
|
そうこうしているうちに予想爆釣りタイムに入った午前9時30分ごろ。
「つれたよ〜」とシマシマさん。
「だめだめ、ちょっと待って、今タモだすから」
カメカメさんのバラシをしってるから、タモを渡すと、シマシマさんも慎重にあげます。あがってきたのは、800グラム弱のでっかいアオリイカ。
むむむ・・ひょっとして、私がタモいれに失敗したカメカメさんがばらしたアオリ?
シマシマさんもご満悦です。ほら〜他にいかないでよかったでしょう〜♪
そして、ここからアオリイカのあたりが連発して3人で6杯。私は一番早くすべてのエギをロストしてしまったので、途中から、みんなより早く、カサゴ狙いの穴釣りにチェンジしました。 |
|
2m前後のショートロッドに5号のブラクリをつけ、キビナゴを半分にきったものと、オキアミのLLサイズを2本の針にそれぞれつけて、テトラの穴に落とします。
落とすとすぐに波でしかけが奥にながされるので、根がかりしないように適度にテンションをかけておきます。はじめの穴は×。次は穴というか、テトラの海側の際。おとした瞬間にグググッ!としかけが根にひきこまれそうになりました。あわてて、ひきあげると20センチ弱の赤カサゴ!
おう〜はじめて穴釣り成功だ。なんとなく釣りかたがわかったような気がしました。が、同じ感じで穴にえさを落とすもその後はあたりなし。しかしえさはすぐになくなります。
波で外れてるのか、それとも食われてるのか、不明です。どっちにしても波のうごきでしかけはグググっとうごいてしまうので。
こんな小さい穴にはいないよな〜と、念のためにしかけを落として見ると、えさが落ちている間に食ってきました。やった!またしても赤カサゴゲット!
その後、テトラ陸側際をジグヘッドに青イソメをつけてさぐっていたカメカメさんが、「なんかつついてる」。あがってきたのは、15センチ前後のガザミ。陸側の際はカニだらけです。
あっという間に14〜5杯釣り上げてしまいました。
カニマンションなんて、おとしておいたら、いったいどのくらいはいるんだろう?相当とれるんではないかと思います。 |
腹へった〜誰ともなく言い出して、12時30分ごろにくぎりをつけ昼食を食べにいきました。今まではいったことのなかった、「浜ゆう」。
玄関はいった瞬間に、「しまった!高そうな店だ!」と思ったけど、座敷に座ってしまったものはしょうがない。一番安い、カサゴの唐あげ定食(1600円弱)を3人とも頼みます。
でてきたものは、イカの塩辛・カサゴのから揚げ・エボダイの塩焼き・味噌汁・ごはん・おしんこ。量もおおいし、うまいしで、満足できる食事でした。カサゴから揚げ定食、おすすめです。
|
昼食後、「もうちょっとカサゴがほしいですね〜鍋にできるほどつりたいですね〜」ということでまたまた移動。がこここは以前やった時は穴釣りではカサゴはつれなかった。
私とカメカメさんはゴロタを穴をさがして歩きます。シマシマさんは「今日はイカ狙い1本にする」と再度アオリ狙いです。
ゴロタをあるいていると、うつぼがうようよいます。気持ちわり〜 どうも長い物系が苦手な私は逃げ回る始末です。それから、適当に岩の間にしかけを落としてみると、ハゼとメゴチの合いの子のような小魚がつれるけど、カサゴはいない。20センチ水深があれば釣れるという人もいるけど、そんなとこにでかいカサゴがいるのかな〜?と疑問に思う、私とカメカメさん。
結局、投げたほうがいいんでは?ということに、私はしかけをとりに車にもどり、カメカメさんはイカ狙いでシマシマさんのところにいってしまいました。
|
カサゴは根廻やテトラの穴、岩の間など暗いところにいるらしい。だから穴釣りなんですが、水深のある遠くも狙ってみたい。
ちょっと考えて、斜め飛ばしウキを使うことに。
ラインに斜め飛ばしウキをとおし、ゴム管を楊枝止めし、ウキ止め兼ウキロスト防止にします。ラインの先に・・・しかけや針ではなく、いきなりブラクリをつけて、えさはキビナゴとオキアミ。
ななめ飛ばし浮きを投げてゆっくりさびきます。斜め飛ばし浮きはさびいても沈まないのでブラクリをゆっくり泳がすことができます。
棚はブラクリがそこをがりがりとかく程度。
そしたら・・グググッ!きた。こんなしかけできたらおもしろいな〜と思っただけなんだけど、ほんとに釣れてしまった。この後もう1匹本日最大の23センチも釣れてしまった。しかけなんか関係なく、カサゴっていればくいついてくるみたいです。 |
|
|
その後。堤防のイカ組みに釣果をきくと、なんとシマシマさんが、本日最大の900グラムをあげていた。
どうなっちゃってるんでしょう?今日は。イカフィーバーです。
結局この日は3人でアオリイカ9杯・赤カサゴ4匹・ガザニ14〜5匹で納竿となりました。
イカ |
エギングロッド |
|
アオリーQ3.5号
オレンジ系エギ
リーダー フロロ系2号 |
カサゴ |
2.1Mショートロッド
ファイヤーライン2号 |
|
ブラクリ5号
餌:キビナゴ・オキアミLL
とばす時は斜めとばしウキ |
ガザニ |
ジグヘッド+青イソメ |
|
|
|
本日の釣果はこんな料理に
イカ刺し
イカと里芋のあまから煮
イカフライ
カサゴの薄造り肝添え ポン酢和え
カサゴのアラのから揚げ。
なんと贅沢な。アオリを煮物に使う料亭なんてあるかしら?激うまでした。
今回はじめて食べた、カサゴの肝。長めに湯通したものはうなってしまうほど、おいしかったです。 |
|
|
|
|