閼伽出甕 特集:「旧石器発掘ねつ造」事件
考古学界及び研究者の反応と対応

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*1)宮下佳之「ネットワーク時代の知的所有権入門」(『iNTERNET magazine』No.20、インプレス、1996年9月1日発行、p289)


    考古学界及び研究者の反応と対応

  1. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2000年11月5日]以前から疑念 恩師の芹沢・東北大名誉教授(旧石器・考古学) [00-11-07]
  2. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2000年11月5日]除名を含めた処分を検討 日本考古学協会会長(考古学) [00-11-07]
  3. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2000年11月5日]藤村副理事長を除名処分 東北旧石器文化研(旧石器・考古学) [00-11-07]
  4. NIKKEI NET 『日本経済新聞』「特集:遺跡発掘でねつ造・調査団長、石器埋める」(2000/11/5)<コメント>ずっと発見続き、不自然とは思っていた・阿部氏:阿部祥人慶応大教授の話(旧石器・考古学) [00-11-08]
  5. NIKKEI NET 『日本経済新聞』「特集:遺跡発掘でねつ造・調査団長、石器埋める」(2000/11/5)<コメント>絶対あってはならないことが起きた・小野氏:小野昭東京都立大教授の話(旧石器・考古学) [00-11-08]
  6. NIKKEI NET 『日本経済新聞』「特集:遺跡発掘でねつ造・調査団長、石器埋める」(2000/11/5)「信頼性失う」・研究者ら、怒りあらわに:旧石器時代研究の第一人者、芹沢長介東北大名誉教授/お茶の水女子大の松浦秀治助教授(人類進化学)(旧石器・考古学) [00-11-08]
  7. NIKKEI NET 『日本経済新聞』「特集:遺跡発掘でねつ造・調査団長、石器埋める」(2000/11/5)「見抜けず、甘かった」・共同調査の助教授:東北旧石器文化研究所の藤村新一副理事長(50)が旧石器発掘を“自作自演”したことを認めた北海道の総進不動坂遺跡を、今年9月共同で発掘調査した札幌国際大の長崎潤一助教授(39)は5日、記者会見し「(ねつ造を)見抜けず、『甘かった』と言われても仕方ない」と述べた。(旧石器・考古学・北海道) [00-11-08]
  8. NIKKEI NET 『日本経済新聞』「特集:遺跡発掘でねつ造・調査団長、石器埋める」(2000/11/5)2遺跡以外のねつ造は否定・東北旧石器文化研究所:5日発覚した石器発掘のねつ造。旧石器時代の他の遺跡の信頼性も大きく揺らぎそうだが、東北旧石器文化研究所は「(埼玉県秩父市の)小鹿坂遺跡などほかの遺跡でのねつ造はない」(鎌田俊昭理事長)と強調している。(旧石器・考古学) [00-11-08]
  9. NIKKEI NET 『日本経済新聞』「特集:遺跡発掘でねつ造・調査団長、石器埋める」(2000/11/5)うそだとすべて崩れる・アマ研究者らにとまどい:上高森遺跡(宮城県築館町)の発掘調査団長を務めた藤村新一氏(50)によるねつ造が5日、明らかになったことを受け、各地の遺跡で調査に携わったアマチュアの考古学関係者らは、一様に怒りや戸惑いの表情を見せた。(旧石器・考古学・宮城県) [00-11-08]
  10. Sankei-news 『産経新聞』2000.11.05■旧石器時代の研究者らに怒り:宮城県築館町の上高森遺跡で、東北旧石器文化研究所の藤村新一副理事長による旧石器の発掘ねつ造が五日分かったことを受け、旧石器時代の研究者らは怒りをあらわにした。(旧石器・考古学) [00-11-07]
  11. 時事通信社 (11/5)「学術裏付け乏しい」「全否定はおかしい」=旧石器ねつ造 (旧石器・考古学) [01-01-24]
  12. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2000年11月6日]「残念」「時間返せ」 仲間に戸惑い(旧石器・考古学) [00-11-07]
  13. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2000年11月6日]「信頼回復へ検証急げ」「ピルトダウン事件に匹敵」 研究者ら危機感(旧石器・考古学) [00-11-07]
  14. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2000年11月6日]「恐るべき事件」 発掘現場訪れたロシア研究員:東北福祉大との共同研究に参加し、10月に上高森遺跡の発掘現場に訪れたロシア科学アカデミー極東支部歴史考古学民俗学研究所主任研究員のニーナ・コノニエンコ博士は、電話取材に「7日朝のテレビで知り、大変動揺しました。本当に恐るべき事件です」と話した。(旧石器) [00-11-08]
  15. NIKKEI NET 『日本経済新聞』「特集:遺跡発掘でねつ造・調査団長、石器埋める」(2000/11/6)深まる不信感、学界困惑・発掘ねつ造で 検証不足問う声も、個人プレー見逃す:【ブームで緩み?】国立民族学博物館の小山修三教授(民族考古学)、甘粕健・日本考古学協会会長(新潟大名誉教授)/【検証に限界も】渡辺誠・名古屋大学教授、旧石器・縄文時代に詳しい稲田孝司・岡山大教授、松浦秀治・お茶の水女子大学助教授/【再発防止策は】芹沢長介・東北福祉大学名誉教授(旧石器・考古学) [00-11-08]
  16. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2000年11月7日]全遺跡の再調査を検討へ 日本考古学協会:東北旧石器文化研究所の藤村新一・前副理事長による旧石器発掘ねつ造問題で、考古学で最も権威ある学会とされる「日本考古学協会」(東京都江戸川区、会長・甘粕健新潟大教授)は、藤村前副理事長が発掘にかかわったすべての遺跡の再調査について、12日午後に委員会を開いて検討する。(考古学) [00-11-08]
  17. 河北新報ニュース 石器発掘ねつ造 芹沢東北福祉大教授に聞く 2000年11月07日火曜日:上高森遺跡(宮城県築館町)で、東北旧石器文化研究所(多賀城市)の藤村新一・前副理事長(50)が石器発掘をねつ造した問題は、数多くの考古学ファンを失望させたばかりか、考古学という学問の信ぴょう性をも揺るがせた。国内の旧石器時代研究の先駆者で、上高森遺跡の調査でも指導的な立場を務めた芹沢長介東北福祉大教授(80)=東北大名誉教授=は6日、河北新報社のインタビューに応じ、この問題について所見を語った。(旧石器・考古学) [00-11-08]
  18. NIKKEI NET 『日本経済新聞』「特集:遺跡発掘でねつ造・調査団長、石器埋める」(2000/11/7)ねつ造問題の藤村氏ら、相沢忠洋賞を返上・過去に受賞:旧石器遺跡の出土品ねつ造問題で、東北旧石器文化研究所の鎌田俊昭理事長は7日、藤村新一元副理事長と同研究所が過去にそれぞれ受賞した相沢忠洋賞を返上することを相沢忠洋記念館(群馬県新里村、相沢知恵子館長)に伝えた。(考古学) [00-11-08]
  19. NIKKEI NET 『日本経済新聞』「特集:遺跡発掘でねつ造・調査団長、石器埋める」(2000/11/7)藤村氏と遺跡発掘した研究者ら複雑 「全業績の否定は困る」:宮城県築館町の上高森遺跡などの出土品ねつ造問題で、東北旧石器文化研究所の藤村新一元副理事長の他の発掘成果を疑問視する声が強まっている。しかし一緒に前期・中期旧石器遺跡の発掘に当たった研究者らは困惑を見せながらも、「発掘状況を振り返ると、私が手掛けた遺跡にねつ造はない」などの声が強い。(旧石器・考古学) [00-11-08]
  20. Sankei-news 『産経新聞』2000.11.07■相沢忠洋賞を返上 出土品ねつ造の藤村氏ら:旧石器遺跡の出土品ねつ造問題で、東北旧石器文化研究所の鎌田俊昭理事長は七日、藤村新一・前副理事長と同研究所が過去にそれぞれ受賞した相沢忠洋賞を返上することを相沢忠洋記念館(群馬県新里村、相沢知恵子館長)に伝えた。同賞は、日本にも縄文時代以前に人類が生息したことを初めて実証した岩宿遺跡(群馬県笠懸町)の発見者として知られる在野の研究者、故・相沢氏を記念して一九九二年に創設、考古学に業績のあった研究者らに贈られている。(考古学) [00-11-08]
  21. http://www.hokkaido-np.co.jp/News/Stock/20001107/0022.200011062525.html 『北海道新聞』2000年11月7日(火) 99年発掘分もねつ造否定の確証なし−札幌国際大・長崎助教授:空知管内新十津川町の総進不動坂遺跡で発覚した東北旧石器文化研究所の藤村新一前副理事長による旧石器の発掘ねつ造問題で、発掘調査団代表の札幌国際大の長崎潤一助教授は六日、藤村氏がねつ造を否定している一九九九年発掘の石器について「疑いを持たれれば絶対なかったと反論できる確証はない」と語り、ねつ造を明確に否定できないとの認識を示した。今回の問題で、総進不動坂遺跡の考古学的価値が問われることは必至だ。(旧石器・考古学) [00-11-08]
  22. Yomiuri On-Line / ニュース特集 『読売新聞』旧石器発見ねつ造(2000年11月8日)発掘ねつ造で藤村氏らが相沢賞返上:東北旧石器文化研究所(宮城県多賀城市)の鎌田俊昭理事長は七日、群馬県新里村の相沢忠洋記念館に電話し、同研究所の藤村新一前副理事長が一九九二年に受賞した第一回と、同研究所が受賞していた第四回の相沢忠洋賞を返上すると伝えた。同館の相沢千恵子館長(64)も、同賞選考委員長の芹沢長介・東北大名誉教授の了解を得て同意した。(考古学) [00-11-08]
  23. 東京ニュース 『東京新聞』2000年11月8日(水)【総合】旧石器研藤村氏再聴取へ 他のねつ造払しょくできず:東北旧石器文化研究所の藤村新一・前副理事長の石器ねつ造問題で、同研究所の梶原洋理事(東北福祉大教授)は七日、共同通信の取材に対し「(二遺跡以外にねつ造が)百パーセントなかったと論理的に言い切ることはできない」と述べた。(旧石器・考古学) [00-11-10]
  24. 藤村氏が出土品を私物化 文化財保護法違反の疑いも 『埼玉新聞』(2000年11月8日 掲載)宮城県上高森遺跡などの石器発掘ねつ造問題で、東北旧石器文化研究所の前副理事長、藤村新一氏(50)が、発掘した出土品を無断で自宅に持ち帰っていたとみられることが8日、関係者の話で分かった。(考古学) [00-11-10]
  25. 石器発掘ねつ造 『朝日新聞』石器発掘ねつ造<2000年11月8日付朝刊から>藤村氏、相沢賞取り消しへ:宮城県の上高森遺跡と北海道の総進不動坂(そうしんふどうざか)遺跡で石器発掘のねつ造を認めた民間の研究団体「東北旧石器文化研究所」の藤村新一・元副理事長(50)らに対し、相沢忠洋記念館(群馬県新里村)は7日、藤村氏ら同研究所関係者に贈った「相沢忠洋賞」を取り消す方針を固めた。(考古学) [00-11-18]
  26. 石器発掘ねつ造 『朝日新聞』石器発掘ねつ造<2000年11月8日付朝刊から>鎌田理事長、考古学協会の委員を辞任へ(考古学) [00-11-18]
  27. 福島民報ホームページ - 主なニュース 2000年11月9日(木)のニュース 藤村氏が出土品を私物化 文化財保護法違反の疑いも:宮城県上高森遺跡などの石器発掘ねつ造問題で、東北旧石器文化研究所の前副理事長、藤村新一氏(50)が、発掘した出土品を無断で自宅に持ち帰っていたとみられることが八日、関係者の話で分かった。日本考古学協会の甘粕健会長は「個人として持っていることはおかしい。アマチュア研究者は基本的にコレクターで、今回は彼らの悪い面が出た」と指摘している。(旧石器・考古学) [00-11-10]
  28. http://www.hokkaido-np.co.jp/News/Stock/20001112/0022.200011127081.html 『北海道新聞』考古学協会が検証委設置−遺跡出土品ねつ造問題:上高森遺跡(宮城県築館町)などの出土品ねつ造問題で、日本考古学協会(甘粕健会長)は十二日、東京都内で委員会を緊急開催し、東北旧石器文化研究所の藤村新一前副理事長(50)がかかわった遺跡の検証調査を進める特別委員会の設置と、藤村氏の退会処分を決めた。(考古学) [00-11-13]
  29. 河北新報ニュース 発掘ねつ造で宮城県考古学会が声明 2000年11月12日日曜日 発掘ねつ造で宮城県考古学会が声明:東北旧石器文化研究所(多賀城市、鎌田俊昭理事長)の藤村新一・前副理事長(50)が、宮城県築館町の上高森遺跡で石器発掘をねつ造した問題で、宮城県考古学会の桑原滋郎会長(東北歴史博物館学芸部長)らは11日夜、宮城県庁で記者会見をし、「石器発掘『ねつ造』に関する声明」を発表した。声明では、「会員の藤村氏の行為は、考古学に対する重大な背信行為であり、擁護の余地はない」と断罪している。(考古学) [00-11-13]
  30. Yomiuri On-Line / ニュース特集 『読売新聞』旧石器発見ねつ造(2000年11月12日)日本考古学協会が藤村新一氏の退会を決定:東北旧石器文化研究所の藤村新一・前副理事長が石器の発見をねつ造した問題で、日本考古学協会(会長・甘粕健新潟大名誉教授)は十二日、都内で臨時委員会を開き、「考古学研究の社会的信用を著しく損なう結果を招き、協会の名誉を傷つけた行為は到底容認できない」として、藤村前副理事長を同日付で退会させることを決めた。同研究所の鎌田俊昭理事長が提出していた同協会委員の辞職願も受理した。(考古学) [00-11-13]
  31. ユニバーサロン 今日のニュース 『毎日新聞』[2000年11月12日]<旧石器発掘ねつ造>藤村氏を退会処分 日本考古学協会(考古学) [00-11-13]
  32. 時事通信社 (11/12)藤村氏の退会処分決定=旧石器遺跡の再検討で特別委設置へ−考古学協会 (旧石器) [01-01-24]
  33. 石器発掘ねつ造 『朝日新聞』石器発掘ねつ造<2000年11月13日付夕刊から>考古学協会が特別委を設置 藤村氏を退会処分に(考古学) [00-11-18]
  34. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2000年11月13日]考古学協会が藤村氏を退会処分 発掘の全遺跡、再検討へ特別委:東北旧石器文化研究所の藤村新一・前副理事長(50)による旧石器発掘ねつ造問題で、日本考古学協会(会長=甘粕健・新潟大名誉教授)は12日、東京都内で緊急委員会を開き、全会一致で藤村氏を退会処分にした。また、地質学の専門家らを交えた特別委員会を設置し、藤村氏が発掘にかかわった全ての前・中期旧石器遺跡の学術的な再検討に着手する方針も決めた。(考古学) [00-11-15]
  35. 東京ニュース 『東京新聞』2000年11月13日(月)【夕社】考古学協会、藤村氏を退会処分 遺跡出土品ねつ造で(考古学) [00-11-15]
  36. 河北新報ニュース 発掘ねつ造 遺跡検証委を設置 2000年11月14日火曜日:上高森遺跡(宮城県築館町)などの出土品ねつ造問題で、日本考古学協会(甘粕健会長)は12日、東京都内で委員会を緊急開催し、東北旧石器文化研究所の藤村新一前副理事長(50)がかかわった遺跡の検証調査を進める特別委員会の設置と、藤村氏の退会処分を決めた。(考古学) [00-11-15]
  37. Sankei-news 『産経新聞』2000.11.18■発見パターン、10数年同じ 旧石器遺跡ねつ造:旧石器遺跡の出土品ねつ造を認めた東北旧石器文化研究所の藤村新一前副理事長(50)は、行く先々で石器を発見し続けてきた。「ほら、あった」と簡単に地中から見つけ出すやり方はワンパターンと言っていいほど似通っており、その不自然さに「まるでオカルト」との批判も出ていた。(旧石器) [00-11-20]
  38. Sankei-news 『産経新聞』2000.11.18■80年代発掘にも不審点 旧石器遺跡ねつ造:宮城県・上高森遺跡などで出土品ねつ造問題を起こした東北旧石器文化研究所の藤村新一前副理事長(50)が、前・中期旧石器時代の調査研究が本格化したばかりの一九八三年、宮城県大和町の中峰C遺跡で一人のときだけ重要な石器発見を繰り返し、遺跡の時代をさかのぼらせる端緒をつくっていたことが十八日、関係者の話などで分かった。(旧石器・宮城県) [00-11-20]
  39. CHUNICHI WEB PRESS 『中日新聞』2000/11/19 旧石器ねつ造 83年の発掘にも不審点 宮城・別の遺跡 藤村氏だけが成果:宮城県・上高森遺跡などで出土品ねつ造問題を起こした東北旧石器文化研究所の藤村新一前副理事長(50)が、前・中期旧石器時代の調査研究が本格化したばかりの一九八三年、宮城県大和町の中峰C遺跡で一人のときだけ重要な石器発見を繰り返し、遺跡の時代をさかのぼらせる端緒をつくっていたことが十八日、関係者の話などで分かった。(旧石器・宮城県) [00-11-24]
  40. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2000年12月7日][ニュースキー2000]2人の専門家が初鑑定 「押圧はく離」で見解対立:旧石器発掘をねつ造した東北旧石器文化研究所の藤村新一・前副理事長(50)がかかわった遺跡の再検証が、大きな課題になっている。 【旧石器遺跡取材班】(旧石器) [00-12-13]
  41. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2000年12月15日]第三者機関による検証必要 学術会議委報告:東北旧石器文化研究所の藤村新一・前副理事長による旧石器発掘ねつ造問題を受けて、日本学術会議の歴史学研究連絡委員会(委員長・岩崎宏之常磐大教授)は14日、新たな研究情報に対しては専門的な知識を持つ第三者機関によって検証する場が必要とする報告をまとめた。(旧石器) [00-12-18]
  42. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2000年12月16日]藤村氏発掘の遺跡再検討へ 考古学協会:東北旧石器文化研究所の藤村新一・前副理事長が旧石器発掘をねつ造した問題で、日本考古学協会(会長、甘粕健新潟大名誉教授)は16日、東京都内で委員会を開き、藤村氏が発掘にかかわった遺跡を再検討するため、特別委員会準備会のメンバー12人を決めた。(旧石器) [00-12-18]
  43. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2000年12月16日]藤村氏に退会勧告 宮城県考古学会:宮城県考古学会(桑原滋郎会長)は16日、同県大和町で臨時総会を開き、旧石器発掘をねつ造した東北旧石器文化研究所の藤村新一・前副理事長(50)に対する退会勧告を含む決議を全員一致で採択した。また、総会に出席した同研究所の鎌田俊昭理事長と梶原洋理事(東北福祉大教授)は「ねつ造問題の責任を取る」との理由で同学会を退会した。 【内藤 陽】(考古学・宮城県) [00-12-18]
  44. 考古学協会が検証準備会 ねつ造で協議 『埼玉新聞』(2000年12月16日 掲載):上高森遺跡(宮城県築館町)などの出土品ねつ造問題で日本考古学協会(甘粕健会長)は16日、東京都内で定例委員会(役員会)を開催、東北旧石器文化研究所の藤村新一前副理事長(50)がかかわった遺跡の検証を進める特別委員会の準備会メンバーを選び、調査方法を協議した。(旧石器) [00-12-18]
  45. Yomiuri On-Line / ニュース特集 『読売新聞』(2000年12月16日)旧石器発掘ねつ造で調査特別委の準備会を設置へ:藤村新一・前東北旧石器文化研究所副理事長による旧石器発掘ねつ造事件を受けて、日本考古学協会(会長・甘粕健新潟大名誉教授)は十六日、疑惑が持たれている遺跡の検証を支援する前・中期旧石器問題調査研究特別委員会準備会の設置を正式に決めた。(旧石器) [00-12-18]
  46. 石器発掘ねつ造 『朝日新聞』<2000年12月17日付朝刊から>「特別委は発掘せず」 考古学協会:石器発見のねつ造事件で日本考古学協会(会長=甘粕健・新潟大名誉教授)は16日、検証のために設置する特別委員会の骨子を決めた。自治体などの調査を支援する組織と位置づけ、自ら発掘などの調査はしない。(旧石器) [00-12-18]
  47. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2000年12月21日]日本考古学協の特別委準備会が初会合 :旧石器発掘ねつ造問題で、東北旧石器文化研究所の藤村新一・前副理事長が発掘にかかわった遺跡を再検討する日本考古学協会の特別委員会準備会が20日、東京都内で第1回目の会合を開き、委員長に戸沢充則・明大教授を選出した。 【旧石器遺跡取材班】(旧石器) [00-12-25]
  48. Yomiuri On-Line / ニュース特集 『読売新聞』旧石器発見ねつ造(2000年12月23日)旧石器発見ねつ造、公開の場で検証:藤村新一・前東北旧石器文化研究所副理事長による旧石器発見ねつ造問題で、「東北日本の旧石器文化を語る会」(加藤稔・世話人代表)の第十四回会合が二十三日、福島県会津若松市の福島県立博物館で開かれ、疑惑を持たれている遺跡・遺物の検証を行った。(旧石器) [00-12-25]
  49. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2000年12月24日]「金属で傷ついた線」 藤村氏関与石器に疑問の声 福島で検証会:前期旧石器発掘ねつ造問題を検証する「東北日本の旧石器文化を語る会」(代表、加藤稔・東北芸術工科大名誉教授)は24日、福島県会津若松市の同県立博物館で、東北旧石器文化研究所の藤村新一・前副理事長(50)が関与したものを中心に、31遺跡の石器1700点余の検分とパネルディスカッションを行った。藤村氏は今年度の宮城県・上高森遺跡と北海道・総進不動坂遺跡以外のねつ造を否定しているが、パネリストらからはそれ以外の発掘も疑問視する声が相次いだ。 【旧石器遺跡取材班】(旧石器) [00-12-28]
  50. 石器発掘ねつ造 『朝日新聞』<2000年12月25日付朝刊から>「ねつ造の判断基準」で論議 石器問題検討会:石器発見のねつ造事件に絡み福島県会津若松市で24日まで2日間開かれた遺跡と出土品の検討会は、今後の検証のための論点整理の場となった。東北旧石器文化研究所の藤村新一・元副理事長がねつ造を認めたのは今年の2遺跡だけだが、それ以外についても疑問の声が強まっている。(旧石器) [00-12-28]
  51. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2001年1月19日]「聖嶽」「牛川」の人骨も議論 21日に都内でシンポ:東北旧石器文化研究所の藤村新一・前副理事長による旧石器発掘ねつ造問題を受けて、「前期旧石器問題を考える」と題したシンポジウムが21日、東京都内で開かれる。当日は今回のねつ造問題のほか、国内で唯一、旧石器時代の人骨と石器が一緒に出土したとされる大分県本匠村の聖嶽(ひじりだき)洞穴などに対する疑問も、考古学、人類学の専門家の間で議論される。この洞穴から発掘された人骨は、「聖嶽人」として複数の高校日本史教科書などに紹介されており、考古学界への影響も大きい。藤村氏が発掘に関与していないこうした遺跡も含め、シンポジウムの議論は日本の考古学の見直しにつながる第一歩になりそうだ。 【旧石器遺跡取材班】(旧石器) [01-01-22]
  52. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2001年1月21日]旧石器シンポ 大分・聖嶽洞穴の人骨に疑問の声相次ぐ:国内で唯一、旧石器時代の人骨と石器が一緒に出土したとされる大分県本匠村の聖嶽(ひじりだき)洞穴をめぐり、人骨の年代や石器の発見状況について疑問を示す声が21日、考古学、人類学の専門家が出席して開かれた東京都内のシンポジウムで相次いだ。 【旧石器遺跡取材班】(旧石器・大分県) [01-01-22]
  53. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2001年1月21日]藤村氏関与遺跡の再検証 傷、付着物の解明から 旧石器シンポ:東北旧石器文化研究所の藤村新一・前副理事長による旧石器発掘ねつ造問題を受けて21日に東京都内で開かれたシンポジウム「前期旧石器問題を考える」には、800人を超える研究者や考古学ファンが集まった。【旧石器遺跡取材班】/◆「ガジリ」と条線◆「聖嶽人」への疑問◆権威と年功序列(旧石器) [01-01-22]
  54. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2001年1月26日]■旧石器シンポジウム 1/「どうすべきか」の基礎を 国立歴史民俗博物館館長 佐原真氏(司会)(旧石器) [01-01-31]
  55. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2001年1月26日]■旧石器シンポジウム 2/「灰色」いったん捨てよう 東京都教育庁文化課主任学芸員 小田静夫氏 (旧石器) [01-01-31]
  56. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2001年1月26日]■旧石器シンポジウム 3/上高森など9カ所に疑惑 国立歴史民俗博物館考古研究部長 春成秀爾氏(旧石器) [01-01-31]
  57. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2001年1月26日]■旧石器シンポジウム 4/「正しい歴史」早く描きたい 文化庁記念物課主任文化財調査官 岡村道雄氏(旧石器) [01-01-31]
  58. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2001年1月26日]■旧石器シンポジウム 5/「現場と研究室の二重構造 国立科学博物館人類研究部長 馬場悠男氏(旧石器) [01-01-31]
  59. Mainichi INTERACTIVE 旧石器発掘ねつ造 『毎日新聞』[2001年1月26日]■旧石器シンポジウム  / 討論から(旧石器) [01-01-31]
  60. Yomiuri On-Line / ニュース特集 『読売新聞』(2001年1月31日)旧石器ねつ造、埼玉・秩父市の遺跡で現地調査:石器発掘をねつ造した東北旧石器文化研究所の前副理事長がかかわった埼玉県秩父市の小鹿坂遺跡など同市内九遺跡の検証を行っている同県教育局の「前期旧石器時代遺跡緊急調査事業検討委員会」が三十一日午前、小鹿坂、長尾根北遺跡の二か所で現地調査を実施した。(旧石器・埼玉県) [01-02-03]

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