それぞれの犬生
1998.9.21
川部の森五蘭丸家のサクラが産んだ4匹の子犬の里子先が決まりました。
サクラが森五蘭丸家に里子となった1年後の今,母犬サクラに似た4匹の子犬達は,里子になって,それぞれの犬生に巣立ちます。
桃太郎が勝手に仮名の 耳立ち「シリウス」は, 父イヌのオーナーの 妹の窪田熊野神社脇 の関根家へ里子です。
鼻の平らな「ペテルギウス」は,老犬を見届けている山崎家へ里子になりました。
「ホワイトソックス」と命名の白い足の子犬は,ナジカワシラネド白河の御縁家へ里子となりました。
里子のラストは,目の下に脂肪の多い「プロキオン」です。
「縁ですね,新聞広告を出したら,すぐ連絡して来たのは久ノ浜の婚約中カップルで,以前に飼っていた犬にそっくりと驚いていました。
因みに子犬達の誕生日を8月8日,というと,このカップルは顔を見合わして,増して驚くという特別の日のようだったような 縁で喜ばれながらの里子となりました。」
「子犬が4匹とも,里親の家が決まったので,サクラの実家でも孫犬を見に来ました。」
と森五蘭丸氏から報告がありました。
「あとの1匹は,実母犬と暮らさせるか」とあきらめ,2匹のオーナーを覚悟していた森五蘭丸氏も「ホッ」としたようでした。
「プロキオン,ペテルギウス, アルタイルとか」と8月8日の 七夕生まれに因み,星名を
仮名しましたが,里親方々,めいめい,なんと命名したか気になっているところです。
「森五蘭丸とサクラの子犬」のものがたりにつづきがないように祈りたいとおもいます。
右岸の血統書付の犬といっても,父犬は,遊び犬のようで,再現のなきようにと。
DイヌA鑑定で,血統値の高い犬でも,川があったって,かけ橋にご用心です。
四時川の左岸の柵のなかったサクラに,右岸の血統書付犬が,あの犬物語の映画
「海を越えたマリリン」のような出来事になって,サクラが8月8日七夕に産んだ由縁で,父犬を「アルタイル(彦星)」と称号しました。
桃太郎
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