対馬からの伝心電話
平成14年10月23日,午前10時55分,胸ポケットの電話の呼出しに応対する(Mr.monoからだ)。
一階のトイレット清掃の際に使用禁止となる11時を避けて(最も使用要求のある時間帯から始まる),用を済まそうと席を立ち,玄関前を通って,外の光景を見たとき,Mr.monoは,「明日から仕事で青森です。」と10月4日の会食で言っていたが,Mr.monoは,今ごろどうしているかな・・・・・と,心象(意識に浮かんだ姿や像)があった。
そして,Mr.monoの誕生日は,たしか,11月1日,間もなくだ。
何歳になるのかなと思った。
そう,comomoと同じネズミ年のはず,だから,12×○を足す,○歳か,と頭のなかをよぎりながらの用便途中に,当人からの電話にはおどろきである。
「いま,つしまにいます。」
「えっ,つしまって,どこのつしま?」
「対のつしまです。朝鮮半島が見えるところです。晴れた日に限りますが・・」
「浪江に津島もあるから,話題の北朝鮮の拉致事件に巻き込まれないように。」
「Ms.comomoは,いまでもフクロウのコレクションをしていますか,対馬のフクロウの飾りを見つけましたので,今晩お届けします。」
「ありがとう。でも,九州と朝鮮半島の間にある島から,今日中にいわきへ戻られるのかい。」
「飛行機の乗り継ぎで四時間です。」
DoCoMo波は,対馬伊呂波を乗せて,海越えても,どこまでも。
以心伝心,遠感現象だ。
伝心〔術〕が極まってきた。
(突破者の流れ)