わたしのファンタジー好きの原点!!アノ有名なミヒャエルエンデ様
の作品についてです。・・・・ちなみに今まで読んだ作品は
はてしない物語,モモ,魔法のカクテル,鏡の中の鏡です。
(好きなわりにゃ結構少ないな・・・(^^;)
本当はジム・ボタンとか魔法の学校とかサーカスとか読みたいんですけれど・・・。
あまり図書館にない上,値段が高くて。
そう言えば,岩波少年文庫にて,ついにはてしない物語文庫化!!
・・・でもハードカバーの方が素敵ですけれど。それにしても
英語版”NeverEndingStory”,なんですかあの装丁の甘さ。
表紙は映画版にしてほしくなかったな,と思います。
それに固有名詞,英語だとかなり発音が違ってしまっているので,がっかり。
・・・ドイツ語版がいいけれど・・・読めないですし,見つからないし。
余談ですが,モモのおかげで,わたしは読書感想文に成功しました!
ありがとうモモ!!そして岩波書店!!
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1.はてしない物語
わたしにとっての原点。はじめに読みたいって騒いだのは,
幼稚園のときです。本ならいくらでも買ってもらえたので,
早速母にねだったのですが,「まだはやい」といつも言われました。
・・・あのころは「本当に」はてしない物語だと思ってたんだっけ(^^;)
もしほんとうにはてしないのなら,それはどんなものがたりなのか?って。
当時わたしは「ネバーエンディングストーリー」知りませんでしたし。
バスチアン少年と一緒で「これぞわたしの求めていたもの!」と思いましたね。
最終的にわたしがそれを読んだのは,小学二年のときでした。
最初学校図書室に入ったので,わたしは「本を読む時間」に読もうと思ったのですが,
わたしが先に目をつけたのに,わたしの口から,それが映画の原作と知った
おともだちと取り合いになり,・・・・大方の予想どおり,LOSE.
結局親(桃太郎)に散々ねだって,買ってもらったのでした。
確か半日かけて一気に読んだ記憶があります。
ファンタジーという言葉を知らないころのお話です。この本によって知りました。
内容・感想
内容はおなじみでしょう。・・・・主人公バスチアンは,古本屋で不思議な本,
「はてしない物語」を見つけ,読み始めると「ファンタージェン」という
お伽の世界がリアルに展開されている。女王幼ごころの君を救うために
旅に出た少年アトレーユの物語を追ううちに,バスチアンもまたその物語の
登場人物となっていく・・・・というもの。
とにかく教訓とか文学性とか,そういうのもいいのですが
とにかくおもしろい。どきどきわくわく。・・映画も良かったと思いますが,
あの独特の雰囲気は,「本」だけのものです。
「地図のないファンタジーなんていや」という人がいますが,
この世界は,地図が作れないということそのものが地図なのです。
自分の「まことの願い」と意志,それだけが羅針盤となる世界なのですから。
2.モモ
これも小学校時代に読んだ作品。これもだーいすきです。
「ファンタジーとは,幻想に現実を見出し,社会をうつす」というのが
現在のわたしの主張ですが,このモモはまさにそれです。
主題がすごくいいと思います。・・・とくにわたしは『こども』の立場にいますから。
ただ,この作品を名作だ,すばらしい,と推薦する大人たちで,
まさしく灰色の男の手下,というような人物をわたしは知っています。
ほんとは内容ろくすっぽしらないで,ただ有名だからいうのでしょう。
そういう大人にはなりたくないとは思うのですが・・・。
内容・感想
ミヒャエルエンデってほんとにすごいと思いました。
詳しい感想は「読書感想文」に変えさせていただきます。
ヒント:ある県の感想文集に載ってます。いつのかは内緒。
3.魔法のカクテル
なんていうのでしょうかこれって・・・。不思議な作品です。
一応児童書なんですけど,すっごく毒がきいています。
大晦日の夜,悪い魔法使いと魔女が,言った事と逆に願いをかなえる
「『ジゴクアクニンジャネン』リキュール」
(↑これ,原書ではどうなってるんだろ)をつくって悪事を働こうとする。
・・・が。そのカクテル,「新年の鐘の音」が一つでも入れば,
言ったことが本当になってしまうカクテルになる。というわけで,
カラス君とネコ君はなんとか彼らの悪事を防ごうとしたのでした。
・・・わたしの紹介だと雰囲気伝わりません。
3.鏡の中の鏡―迷宮―
一応ファンタジーに位置するとは思うのですが,児童向け作品にはあらず。
・・・内容?説明できません。読むしかありません。内容を知るには。
ただ,わたしが気に入った言葉をひとつ。
「勝つ見込みのない戦いをする,それが生きるということなんです!」