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last update 2000.01.26
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我が家のフェレットを紹介します。どいつもこいつも個性的で魅力たっぷりな家族です。
幸いなことに、相性の問題が発生せずに、みんな仲良く暮らすことができています。
彼らは限定された部屋で半放し飼いされています。
ただし、夜眠る時、家族の誰もが不在な時、来客のある時は、ケージに入れています。
ミク(未来)
メス/1996.10.5購入,生年月日不明、独断により19996.3.9./640g
立体的行動派のおてんば娘。
運び屋&噛み屋&登り屋のマルチな才能を持つ。
嫌な時は露骨に嫌な顔をする分かりやすい娘だが一度仲間と認めたフェレットに対しての情は厚い。芸の覚えも良く賢い子だ。
お迎え当初はセーブル色に、
頭の稲妻模様(ブレイズ)、白いエプロン、白い爪先、途中でちぎれたように見えるメッシュ入りの尻尾が特徴だったが、年々白化かが進んで、今ではシルバーもどきになっている。
顔の表情も含めて感情表現の豊かな子。。嫌な時は、ストレートに嫌な顔をする。また、噛むことでエサの催促をしたり、体調や機嫌が悪かったり、環境が変ってストレスを感じると噛む。ただ薬を無理に飲ませたり、傷などの処置や爪きりなどの嫌な処置に関しては、私を噛むことはまず無い。4本の犬歯が折れている(ショップで削られてしまったと思われる)ので、きっと、彼女なりの復讐なんだろう。
医師との相談の上で様子を見ていたが。1998.5.14と同年5.21の2日に分けて下の犬歯の歯髄処置を行った。処置内容は、歯髄を完全に取り除いた上で詰め物をしてコーティングを行うものであった。
ムウ(夢羽)
オス/1996.4.5生れ/1250g/セーブル
ノンビリ屋のクマさんみたいで、じっくり考えているうちにチャンスを失うタイプ。
感情表現があまり豊かでなく、いつも物静かにマイペースで行動する。
音に対して敏感で、オルゴールの音に耳を傾けて聞き惚れるようなところがある。
その反面、「ぴゅ〜」といった笛の音を聞くと豹変して狂暴になり、本気で人を襲う。
首の下の三日月模様がチャームポイント。
得意な芸はミクと同じ。芸もノンビリするのでミクよりも芸をしているように見える。それぞれの芸を3日で覚えたので、頭は悪くはないはずなのだか、頭が悪いように見える。
部屋の真ん中で平気で「うんこ」をする。普通のフェレなら部屋の隅でやるものだが。。。
まゆ(舞由)
メス/1996.12.18生れ/900g/バタースコッチミット
我が家に来た当初は、別名「ポップコーン娘」と呼ばれ、なんだかいつも弾けていた。次第に落ち着いてきて、一見、落ち着いた優等生。こっそりと結構イタズラをしている。
ミクと同様に、運び屋&登り屋のマルチな才能を持つかのように思えたが、やること全てがどんくさくいことが発覚。天然ボケの味わい深いフェレットになった。
見た目に小柄で痩せているように見えるが、「私、脱ぐとすごいんです」タイプ。
機嫌が悪いと、ひどく意地悪な顔をして体をよじる。
白いエプロンと白い手袋をした手足がチャームポイント。毛色は当初はバターだったが、セーブル、シルバーもどき。。。毛色がころころ変るのでカメレオン娘とのあだ名もある。二歳過ぎぐらいから急に抱っこに目覚めておとなしく抱かれるようになった。
初対面のフェレットの背中にしがみついて 首の辺りの匂いを執拗に嗅ぐ癖がある。
バトル好きのフェレットは苦手で、バトル好きのフェレットが遊びに来ると、自分だけの場所にこもって回りが静かになるまで出てこなくなる。
芸はやや怪しいが、「お手」「おかわり」「ごろん」ができる。特に芸を教えたわけでないが、ミクとムウの芸を見ていて、「ああすればオヤツがもらえるのかぁ〜」と覚えたらしい。
モカ(萌香)
オス/1997.6.4生れ/1060g/アンゴラ・パステル
能天気という言葉は彼のためにあるのだろう。いつも楽しそうにフガフガと鼻息も荒く行動する。
我が家に来た当初は、フェレットの共同生活の掟を知らずに、ミクの激しい怒りをかっていた。彼も掟を理解したのか、それともミクが根負けしたのか、今では仲良くやっていけるようになった。
アンゴラフェレットは気性が激しいという人もいるが、モカを見る限りではそのような傾向は見当たらない。
人間に対しては忠実な犬のようで、人の気配を感じると飛び出してきて人の足元をついて回る。顔の
表情も豊かで、「フェレットの毛皮を着た犬」のようである。他のフェレットに対してはわりと強気で、人間に対してと、フェレットに対しての対応の仕方を完全に区別している。自分の名前には特に敏感に反応するが名前を呼ばなくても、別の子を呼んでも走ってくる。
芸は「お手」「おかわり」「ごろん」ができるが、時々やらなくなる。「タッチ」は自分の意思でたまにやっていることはあるが、おやつを見せて芸としてやらせようとしても、断固としてしない。
1998.5月に肛門の右側付近に大豆程度のサイズのコロコロを触診で発見し、診察を受けたところ臭腺除去手術が不完全でここに膿が溜まっていたことが判明した。直ちに5.19に除去手術を行った。
メル(瑪瑠)
オス/1997.6.4生れ/1460g/アンゴラ・ブラックセルフ
モカと同じ誕生日。活動時間の長いモカのお相手にと我が家に迎えられた。
アンゴラ同士、気が合うようで、モカとメルの間には、不思議な友情があるようで、本当に仲がいい。もしかしたら、モカと本当の兄弟なのかもと思うほどだ。
濡れた時の顔が故ミュウによく似ている。
メルは生後8ヶ月で家に来た。当初人間に対してのみひどく臆病で、怖さのあまり顔を流血
するほどひどく噛んだり、抱っこして目を見るだけで失禁したり、キャンキャンなく事もあった。最近はすっかり慣れて膝の上で毛繕いをしたりうたた寝をするほどになった。今でも、緊張すると顔を噛む癖は残っているので、顔を近づける時はちょっぴりドキドキする(笑)。
フェレットに対しては友好的で、新入りが来る度にかいがいしくお世話をして、他の子達との橋渡し役になってくれる保父さんのような頼れる存在。音に対して敏感で、音楽をかけると音源の方に行き聞き惚れている事もある(Xのバラードが好きらしい)。
招呼もかなりの確率で応じる。
芸は「お手」と横になるだけの「ゴロン」。
ミキ(美樹)
メス/1998.3.3生まれ/720g/シルバーミット
ミクと名前が紛らわしく、混乱するので「きぃ〜ちゃん」と呼ばれている。ベビーの頃は、お転婆娘で、人間フェレ構わずちょっかいを出していたが、現在は目立つようなイタズラもせずおとなしい子になった。自分から積極的に抱っこをせがむ甘えん坊。内弁慶で家以外の世界が怖いようだ。、よそのお宅に行くと置物のように固まってしまうし、外出しても、キャリーを開けてしばらくは外に出てこない。。
初めて念願の超ベビーを迎えた。来た当初は260gで別物のような存在だった。さすがに体格差があり過ぎたことや、他の子たちから認められるまでに時間がかかったこともあり、他の子たちと同居までに約1ヶ月かかった。
他の子達と違い、人間の食べるものを何でも欲しがり、鶏肉、豚肉、果物、パン、ご飯など、油断すると膝から駆け上がり盗んでいこうとする。
招呼も名前を覚えた頃はかなりの確率で応じていたが、最近は無視することも覚えたようだ。
芸は「お手」と「ゴロン」。
メイ(愛衣)
メス/1998.8.10生まれ/880g/アンゴラ・パステル
来た当初は、人間に対してはベタ慣れで、フェレットを怖がっていた。まるでどこかの家庭でかわいがられていた一人っ子フェレのようだった。ミクになかなか受け入れてもらえず、健康面でのトラブルもあったため、先住の子達との同居は前途多難に思えた。それが、今では人間と遊ぶよりフェレットと遊ぶ方が好きで、一匹にすると落ち着かないほどに、すっかりMちゃんズの一員になっている。
ショップで、生殖器に牧草が刺さって炎症を起していたことから始まり、その後も膿には悩まされて続けていた。脂肪肝の治療や、避妊手術の断端部に膿瘍形成の疑いで試験開腹手術をしたり。。。うちに来て半年の間、1〜2週間毎の通院生活と、手術や集中的な処置のために3回の入院をした。こんな状況がまるでウソのように、持ち前の明るさと立体的行動派のおてんばで、毎日一番元気に飛びまわっている。
招呼もかなりの確率で応じる。
芸は「お手」と怪しげな「ゴロン」。
マルク
オス/1999.12.3生まれ(逆算により推定)/300g
友人がフェレを飼うのにショップに同伴した、だけのはずだった。
そこで息子が1匹のフェレットにクギ付けになった。うちはこれ以上増やせないと、納得させて帰宅したものの、あきらめきれずに泣きながら粘って粘って主人を説得して、お迎えしたのがマルクである。
現在まだ1ヵ月半、とにかく寂しがり屋でよく鳴く。起きている時に目が合おうものなら、一段と大きな声で人を呼ぶ。甘えん坊で抱かれるとおとなしくなり、そのまま寝入ってしまう。
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故ミュウ(μ)
メス/1995.春頃生まれ/950g/ブラックセーブル
1996.1.15午前10:30〜11:00の間に死亡
私達が初めて迎えたフェレットです。うちに来て3日で名前を覚えました。Mちゃんズママの声だけに反応して、どこでどんなイタズラをしていようと必ず走って来て、抱き上げやすいように体の力を抜いて待っている子でした。Mちゃんズパパの帰宅の気配を感じると、玄関に行ってお出迎えをしていました。小さなマスコットのぬいぐるみがお気に入りで、いろんな所に咥えて連れまわり、時には餌箱に連れていってご飯を食べさせていました。
水遊びが大好きでした。その大好きだった風呂場に落ちて溺死しました。誤った飼い方をした私達が、ミュウを殺したのです。自由を与えたつもりで、実は常に危険と隣り合わせの毎日をミュウに与えていました。どんなに後悔しても、ミュウは戻ってきてはくれません。
ミュウは私達にフェレットという動物の素晴らしさと、たくさんの素晴らしい友人とめぐり合う機会を与えてくれました。
あなたの遺してくれた教訓を大切にしていきます。