朝のお散歩の
隣の空き地から帰ると
かあか ：「いくつ？」
パパ ：「４つ半」
かあか ：「あと２つ半か・・・・・・」
ぼく ：「何のこと？」
かあか ：「残りそこでしちゃだめよ！！」
ぼく ：「どのぐらいが１で 半とは何だ？」
またほねっこもらいました
本当はもう飽きちゃったんですけど
パパも懲りないんです
それもご飯の直ぐ後
しょうがないから、例によって喜んだふりして
ちょっとかじってから
パパがいないのを確認して
隠しに行ったんだ
遠くへ行くのはめんどくさいから
直ぐ側の煉瓦の横に埋めました
埋め戻すとき、煉瓦で鼻をこすったら
すりむけて血が出ちゃった
泥と血でとってもばっちくなった鼻で振り向くと
パパが見てました
パパは、以前にぼくが隠した
骨ガムの場所を突き止めたくて
わざとおなかがいっぱいの時に
ほねっこくれたんだ
ずるい、卑怯、卑劣・・・・
そのために、けがしちゃったんだから
でもこの前埋めた所
思い出せない 忘れちゃったみたい？？？？
ぼくはちゃんとご飯残さずに
毎日食べてます
だから毎週の体重測定では
毎回最高記録です
週に２ｋｇづつ増えてます
１ヶ月で８ｋｇも増えちゃいました
いま１９ｋｇです
５ヶ月で１９ｋｇ
このまま行ったら
今年の末には、７０ｋｇ位になっちゃいます
もう来週の測定時には
パパに抱かれたんでは、測定不能になっちゃいます
だからといって、他の人では持ち上がらないし
「もう一つ体重計買うか」とパパは言ってます
でもかあかは密かに喜んでます
それは近い将来
自分が家族の中で上から３番目の体重保持者になれるからです
３番目は真ん中です
２番と３番では大きな差
天と地位の差があるそうです
ちなみに、今は
パパが１番
かあか２番
ねえねが３番
くんが４番
ぼくが最後です
当たり前か年齢順だもん
ぼく生後５ヶ月です
梅雨のため延び延びになっていた
お洗濯の日が来ました
ちょっとの晴れ間が出たので
かあかが急遽考えついたのです
鼻の頭から、しっぽの先まで
全身攻撃でした
シャンプーはパパがお友達に教わった
新製品でした
お洗濯が終わって
かあかがぼくを見てびっくり
ぼくの背中の毛が帯状に無いんです
首からしっぽにかけて
５ｃｍ位の幅で抜けちゃったんです
よく見ると背中だけ大人の毛になってるんです
真っ黒な艶のある毛です
今までのぼくは、薄い黒みたいな茶色いみたいな
もこもこの毛でしたが
先ずしっぽが黒くなって
おなかが黒くなって
いまやっと、背中の頂上だけが
大人の毛になりました
これでもう、「でかい、ぬいぐるみ」とは言わせないぞ！！
かあかは、くんに「マックが、進化してる」と言いましたが
くんは、ピカチューの見過ぎで
ぼくが、火でも吹くように進化すると思っていたので
ちょっとがっかりでした
お散歩の最中にちょっと草をかじってみました
面白いので、根っこまで抜いてこらしめてやりました
これを見てかあかは
草が好きなんだと直感しました
直ぐにスーパーに行って
チシャの葉を、たくさん買ってきました
きれいに盛りつけて
ぼくにくれました
ぼくは面白そうなので
ちょっと食べました
でもにがいんです
直ぐに食べるのやめました
ぼくは、草が食べたいんじゃなくて
根っこを抜くのが面白かったのに・・・・・
その晩ご飯では、パパは全く草を食べないのに
かあかの草攻撃に合っていました
人という字は、お互いに寄りかかっているんだ！！
きんぱち先生が言った（多分大昔に）
だからぼくも、人に寄りかかるんだ
それも全力で、ぐいぐいと
お座りしていても
じわじわ寄って行っちゃうんだ
最後には体重のほとんどを
託して、リラックス
最高なのは
パパの足の上にお座りして
そのままよりかるんだ
最初の内は、パパも喜んでいたけど
最近は、パパの方がじわじわ逃げちゃうんです
「おまえは重いんだよ！！」と言って