話
お洗濯世界一臭い ＷＡＮのぼくは お洗濯されることになりました ぼく お洗濯 されるの 直感で分かるんです たぶん みんなの 目で分かっちゃうんです だから お洗濯の 時には 自動的に お風呂場に 直行するんです そこで シャワーを浴びて シャンプー振りかけられて ごしごし ごしごし 鼻の先から しっぽの先まで シャンプーだらけ そんで 時々 シャンプー食べながら 気持ちいいんです でも ぶるぶるしようとすると 頭おさえられて ぶるぶる出来ないんです 欲求不満に なちゃいます | ||
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みみパンチお洗濯 終わると ぶるぶる許可です 全身で ぶるぶるです お水や ぼくの毛が お風呂じゅうに 飛び散ります かなりの 威力です 脱水機かけたぐらいに 水が飛ぶんです ２〜３回ぐらい ぶるぶるしたら ぼく満足なのに パパは ぼくのおみみの上に 息吹きかけるんです フーーって そうすると 何故か 自動的に ぶるぶるしたくなちゃうんです でも 今回は ねえねが そのまねをしました フーーって 息吹きかけようとした瞬間 ぼく ぶるぶるしました そしたら 濡れてる 大きな 黒い ぼくの耳が ねえねの顔に バシバシバシ 往復びんた！ ねえね 泣いてました | ||
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ガッブリッお洗濯終わって ウッドデッキの上で 無理矢理 押さえつけられて バスタオルで ふきふき ぼく 目の前で ひらひらする物 見逃せないんです 性格的に・・・ バスタオルが ひらひら 絶対 許せません そこで チャンスを見計らって ガブリ！ そしたら タオルの感覚じゃないんです 歯ごたえが・・・・ その上 「ガヒーーン」 って 悲鳴 パパのおててに 穴が開きました | ||
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パパ目から ☆が出る大騒ぎの お洗濯 やっと終了 ねえねと パパは ヘトヘト パパは デッキの上のベンチで 一休み それを見つけた ぼくは 元気良く パパに ジャンプ！ 「バキッ」 ぼくの頭が パパのあごに ＨＩＴ パパは 昼間から ☆が 目の前に！ もーーー パパも 本気で涙流していました どうも ぼくだけみたいです 無限に元気があるのは・・・・ | ||
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みんな 牛？お洗濯が終わって ねえねもパパも ぼくを無視して お昼寝 だーれも 遊んでくんないんです そこで 穴掘りのための探索 開始 でも ほとんど 土の部分無くなっている かもねぎ家では 穴掘り場所探すのも 一苦労です そしたら 未開拓の所があったんです エアコンの室外機の下です さすがのパパも ここを ぼくが 掘るとは考えていません だから 無防備！ 早速 お手てを 室外機の下に入れて ごそごそごそごそ 最初は お手てが 入る程度でしたが そのうち 頭も入るように 頭が入れば こっちの物 両手で がりがり 最高に 気持ちよく 穴 掘れました 穴掘った 成果を みんなに報告 リビングの前で 得意げに お座りしたら ぼくの さっきまで真っ白だった胸の毛が 泥だらけ それを見て みんな牛になりました 「もーーー」 「モーーー」って | ||
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バスタオル再ＧＥＴ底なし 元気のぼくは くたくたの かもねぎ一家を後目に 今度は きれいな バスタオル発見 それも お洗濯終わった ばかりのです さっき ぼくを拭いて いたやつです いい加減に干してあるから ちょっと 飛びつて ひっぱたら 「ぶちっ」っていって 針金が切れて バスタオルは ぼくの物に・・・・ それを ガオガオ 今日は いったい 何だったんでしょう かもねぎ一家の努力は・・・・・ 全く 朝と変わらない 状況です 泥だらけの ぼくと 汚い バスタオル・・・・・ ものすごい 疲労感が かもねぎ一家を包んだだけの 一日でした | ||
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