Fighter


最初は偵察機
次に爆撃機
同時に輸送機
そして最後に戦闘機が生まれました

戦闘機の任務の基本は、敵の飛行機を落とすこと
迎撃・要撃が第1任務です
その後、攻撃型戦闘機も出来ました

現在ではマルチファイターが流行で
どのような任務もこなせる機体がはやっていますが
その一方でただ一つの任務だけをする機体も作られています
つまらない話はこの位にして・・・・・・


戦闘機の特徴は、常に最新の技術を使用して作られていることです
特に今の戦闘機は最新材料で作り、最新アビオニックスと搭載して
空飛ぶ貴重品になっています
多分世の中にはこれほど高価な乗り物は無いでしょう

ではなぜそんなに高いのでしょうか
それはすべて相手に勝つためです
劣性の性能・特性を持った飛行機は、必ず落とされます
パイロットの技量は、同じ様な性能・特性を持った戦闘機同士が
向かい合ったときにのみ、発揮されます

より優れた性能・特性を発揮する
そのために強くて軽い材料が必要で
優秀なコンピュータも必要になるのです
また、出来るだけパイロットのロードを軽減するために
優れたアビオシステムも必要となります

でも今世界はみな優れた戦闘機を持つようになりました
現在の戦闘機の操縦はパイロットの体力に左右されます
9Gに何秒間パイロットが耐えられるか
それが戦闘結果を左右します

今の戦闘機の材料は、飛躍的に飛行機の強度を強めました
今、戦闘機の強度限界は、パイロットの強度限界で制限されます
そして出た結論が、9Gです

瞬時の12G 15G 20Gと、かなりのGには人間耐えられますが
数秒間は無理です
目は見えなくなり、意識は喪失します

Gに耐える世界、それが戦闘機の操縦なのです