13時、スタジアム到着。この時点ではサポーターはそれ程、並んでいないので
早めの位置をキープできた。
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18時開門。ゴール裏へ。
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サッカーW杯 アジア最終予選
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↑前半終了、1対0。日本リード。 |
一進一退の攻防が続く。
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↑後半終了、2対2。 |
リードされていることで、サポーターの応援が本物になった。俺は精一杯声を
出すだけでなく、魂を込めた。家族を思い浮かべ、友達を思い浮かべ、日本とい
う国を思い浮かべ、自分の好きな日本という国を勝たせるために、一心に応援を
繰り返した。サポーターの応援が一つになった。前半はまとまっていないと感じ
ていたが、今は皆の想いが通じ合った。団結のパワーを感じた。これがナショナ
ルゲームだ。国の名を懸けた試合なのだ。
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↑試合終了、3対2。勝った。 |
スタジアムにいるサポーターの祈り。日本で応援している人の熱き想い。日本
人の魂を込めた叫び。俺は必死で選手の動きを追った。向こう側のゴールに日本
の選手が走る。日本という国の魂を受けて走る。シュート。キーパーがはじいた
。シュート・・・・・
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↑左から、俺、木村君、今関。 |
俺は溢れる涙をこらえることはしなかった。自分の感情に素直に泣いた。涙は自然に流れ落
ちた。ぬぐうこともしなかった。周りの日本人も泣いていた。今関も木村君も泣
いていた。
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スタジアムを後にし、夜1時、インド広場へ。
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スタジアム下見 |
休養日 |
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