10.吉田幸二さん新潟へ


 JBの松原氏が中心となって、新潟で53pick upを行なおうという動きがあり、その前打ち合わせで"あの"吉田幸二さん、WBSの松村さんが新潟においでになりました。

  
三条公民館で打ち合わせ

 俺や釣り仲間のガイア、ぐろちゃん、点脳も53pick upに協力すべく、打ち合わせ&現地調査に混ぜていただいた。
 実は、仲間のぐろちゃんと点脳は松原氏と昔からの知り合いだったと言う。
 世間が狭い・・・というか、趣味趣向が似た輩はほっといても集まると言うものなのか・・・

 残念ながら仕事の都合で打ち合わせは最後のほうしか出れなかったが、その後、宴会ではバスを肴に(話の肴にだが(笑))楽しいお酒を飲めた。

 吉田さんは「バス雑言」や「俺に聞け」で感じられとおり、とても気さくで、でっかい人だった。
 バスやバスに関わる人たちに対する姿勢はとても真摯で、ただ単に技術論やカッコだけのプロではないなあ、と再度実感させられた。

 その後、53pick up予定地の「大通川」、「鳥屋野潟」を視察。

 
視察中

 大通川では「キャッチアンドリリース禁止」看板といけすも視察した。
 ご丁寧に看板にはバス駆除派の仕業と思われる、ブルーギルとラージマウスの串刺しが置いてあった。
 まあ、今に始まったことではないがこんなことをしてバサーの心が動くとでも思ってるのか?
 むしろ、バス駆除派の多くにはこういう人が多い!とでも捉えられかねないが・・・


こんなことして何になるのか?

 このような過激なことをする人間の心理状況は「自らの行為をより過激なパフォーマンスで実感しようとする」ときによく行なわれるものだ。
 つまり、「自分は正しいからこんな過激なこともしちゃうんだぜ」と言うことを誇示するのだな。
 しかし、それはこんなことをしていなければ崩壊してしまう弱い自我の裏返しなのだ。
 よく例えにするが、太平洋戦争時、中国の人を虐殺することで自らの愛国心や天皇への忠誠心を保とうとしたのと同じではないか。
 彼らの行動の裏には見知らぬ外国で戦争に参加させられたことへの不安や不満があったからだ。

 それはともかく大通川も鳥屋野潟もごみの多さは実感した。
 やはり、ごみを捨てることは水辺にいる人間の心の狭さを表してるのかな、とも思う。

 ごみを捨てることも、上のよう残虐なパフォーマンを行なうことも人間を小さく、醜くする。
 ならば、逆に、「釣り場に行ってあえて釣りをしないでごみを拾う!」っていう行為を行なうことで自らの心が豊かになるのではないか?
 ならばこいつは絶対やるべきだ!
 っていうか、今まで、微力ながら俺の知り合いはそうしてきていた人間が多かった。
 その輪を広げるために大々的にやるのは重要なことだと思う。

 今回、遠くから何の縁もゆかりも無い新潟に吉田幸二さんが来て頂いたことは新潟のバサーすべてにとって大変勇気付けられることだった。
 これを機に、新潟バサーは立ち上がらなければ。

 まずは8/5(予定)の新潟53pick upだ。

 ということで、俺及び俺のホームページは来たる新潟53pick upに最大限の協力をするつもりだ。

 遠路はるばる、おいでくださいました吉田幸二さん、松村さん、ありがとうございました。 

 

2001/04/15