番号 06G-001  送信日 06/07/04  差出人 戸田 亜昭
件名 地下鉄徳重駅の防災対策と地区会館に要望

先日緑区で行われた「第2回東部町づくりフォーラム」に参加し防災について発言しました。
建設の始まった地下鉄徳重駅の防災対策を緊急に調べてもらいたいことと緑区東部地区会館の建設に対する要望したいことを述べました。
地区会館とはこの地域に住む10万人が利用する区役所支部、保健所、図書館、生涯学習センターなど総合的な公共施設のことです。
今後も地下鉄が開通すればもっと人口増加が予想されます。
東部まちづくりの会として要望を出す検討をして貰えるように取り上げてもらうようお願いしているところです。
住民の意見を地域の防災に生かすなど、絶好の機会と考えます。
みなさんのご意見も伺いより良い総合的な意見を出していきたいと思い、メールします。
私の発言をまとめたものを添付します。
地区会館の建設には何度か意見を出す機会がありますので、
防災対策だけでなく、どんな小さなことでも教えていただいたら嬉しく思います。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

地下鉄駅建設予定地徳重地区の防災上の心配
2006年7月3日     
住所 ***********
氏名  戸田亞昭      
 徳重周辺には高い緑区東部丘陵地帯がある。白土方面には70〜80メートルの丘陵地、桃山にある鳴海配水場周辺も標高70〜80メートル丘陵地、東南部の笹山には標高60メートルの丘陵地がある。その中にある徳重交差点付近は標高約25メートルであり、高い丘陵地に囲まれていることになる。だから徳重は集中豪雨の時には一度に水が集まる場所である。2000年の東海豪雨の時には徳重交差点の南に天井あたりまで水没した乗用車を目撃したことがある。
 なお、濃尾平野の歴史から考えると、名古屋市東部の丘陵地帯は多くが東海層群の地層からできている。しかし徳重周辺は扇川流域など低い部分と同様に約二万年前ウルム氷期以後、縄文期の海進などにより堆積した軟弱な沖積層にある。予想される東海地震・東南海地震の時には液状化も想定に入れないといけないと思う。
 これは名古屋市発行の次の資料からも推定できる。
 【資料1】天白川洪水ハザードマップ 緑区版 平成15年5月発行
 【資料2】あなたの街の地震マップ 保存版緑区 平成16年8月発行
 この地域には10万人にもなる人たちが住んでいる。さらに地下鉄桜通線が早期に延長されると、緑区東部方面の住民にとってはたいへん便利となり、ますます人口も増加することが予想される。
1.現在建設中の地下鉄徳重駅の防災対策がどのようにされているか教えていただきたい。
 (1) 地下鉄徳重駅の水害対策はどのようにされているのだろうか。
   野並の東海豪雨時の経験がきちんと生かさせているのでしょうか。
 (2) 過去に韓国でおこった地下鉄車両火災においては駅の構造上の問題もあり、ホームからの逃げ道が少なく、多くの犠牲者が出たことを思い出す。お互いに独立した出口を多く作るなど、建設時にどのような火災対策が取られているのか教えていただきたい。
 (3) 軟弱な地盤に位置する徳重駅の地震防災対策はどのように行われるのでしょうか。
2.緑区東部地区会館などの予定地は標高30〜40メートルで南垂れの地盤も比較的良 好なところと推定される。このような場所に10万人の住民が利用する地区会館はこの 地域の防災の拠点となることが求められる。
 (1) この地区会館ではどのような防災対策が取られるのか知りたい。
 (2) 豪雨の時には要池は遊水池としてたいへん重要な働きをしてくれるものと思われる。地区会館、バスターミナル、民間商業施設など大型施設の駐車場は周りより10p低くすれば豪雨の時一時的に水を貯めることができ、遊水池の働きをさせることができる。横浜市鶴見地区の取り組みを参考にしていただきたい。
 (3) 地区会館の、災害時救助用品・備蓄品も入れていただきたい。
 (4) 今後もこのような住民からの意見を吸い上げ、この地域の都市計画に反映させていただきたい。



番号 06G-002  送信日 06/07/30  差出人 川田 秀雄
件名 Mt.キナバル

Mt.キナバル   川田秀雄
 
 歩くたびに全身から噴出した汗が、ジャングルの歩道に落ちる。私は7月24日、ボルネオ島の最高峰キナバル山に向かっていた。
 外国の山はアフリカのケニア山、キリマンジャロに続いて3度目である。今年の正月、何気なく世界地図を見ていたらキナバル山がサンダカン市の近くにあるのを発見。ご存知のように、サンダカンは「からゆきさん」の娼館や日本軍による虐待行為により2000人以上のオーストラリア人が犠牲になった「捕虜収容場」があったところである。「よし、次はこの山にしよう」と決めた。私の場合、動機はいつも単純である。
 苔むす熱帯雨林。乾季の今でもスコールが毎日のようにある。岩や木に苔が育ち、全山ジヤングルが淡い緑におおわれている。3300(m)の山小屋に宿泊する。途中、いくつかの休憩場があり、水洗トイレが設置してあった。驚いたことに、すべてのトイレの水は太い下水管を通し麓まで導いて処理するという。神聖な山には一滴の汚水をも残さないシステムが完備している。キナバルとは現地の言葉で「神の山」という意味。「神社」のある富士山もすぐ真似たらよい。
 翌日、この企画に参加した埼玉県の2人の女性(36歳のトライアスロンの選手、50歳の某山岳会所属のクライマー)、それと現地英語ガイドの4人で頂上を目指した。私は、日ごろの怠惰な生活がたたり、夜明け前の満天の星を観賞する余裕もなく、息を切らし皆についていくのが精一杯であった。
 キナバル山はマレーシア初の世界遺産に登録されていて、多くの登山客でにぎわっていた。世界各国の登山客と交わす一言二言の会話が楽しい。熱帯雨林が育んだ何種類かのウツボカズラ(茄子ほどもある食虫植物)、頂上から見る雄大な眺めに圧倒される。登頂したのは午前7時、標高4095(m)、気圧624hPa(0.62気圧)、気温3℃あった。
 下山後、3人でサンダカンを訪ねる。絶滅危惧種のオランウータン訓練施設を見学。「サンダカン8番娼館」(山崎朋子)に出てくる8番館は今はなく、からゆきさんから慕われていた8番館の女主人、木下クニさんが建立した「からゆきさん共同墓地」の墓のすべてが、自らの運命を恨むように、日本に背を向けて立っていた。
                                                  お読みいただき有難うございました。             (以上)



番号 06G-003  送信日 06/07/**  差出人 ** **
件名 ***********



番号 06G-004  送信日 06/07/**  差出人 ** **
件名 ***********



番号 06G-005  送信日 06/07/**  差出人 ** **
件名 ***********



番号 06G-006  送信日 06/07/**  差出人 ** **
件名 ***********



番号 06G-007  送信日 06/07/**  差出人 ** **
件名 ***********



番号 06G-008  送信日 06/07/**  差出人 ** **
件名 ***********



番号 06G-009  送信日 06/07/**  差出人 ** **
件名 ***********



番号 06G-010  送信日 06/07/**  差出人 ** **
件名 ***********



番号 06G-011  送信日 06/07/**  差出人 ** **
件名 ***********



番号 06G-012  送信日 06/07/**  差出人 ** **
件名 ***********



番号 06G-013  送信日 06/07/**  差出人 ** **
件名 ***********