番号 05I-001 送信日 05/09/12 差出人 加藤 賢一
件名 Re:AAPTの本の注文
re
英訳に関しては、日本評論社と相談されるのが一番早いということが分かりました。丸善に問い合わせたら、そういう返事でした。いずれにしても、海外出版を得意にしている業者は数が少ないそうです。丸善で、2社紹介してくれました。
オーストラリアの様子を見ていると、「いきいき物理」は売れるかもしれないし、売れないかもしれない。物理より化学や生物に力を入れているように思った。実験室は日本のほうが良いと感じた。労働条件は、明らかに負けですな。
一方でカタールや、サウジアラビヤや韓国や中国、これらの国では英語のままか、その国の母国語に訳されて売れるかもしれない。今あげた、国からは多くの奨学生が国のため、あるいは自分のために勉強をしにきている。とくにITや電気の分野の学生が多い。ちなみに私は、ホームステイ先に同居するカタールの20歳の青年にキルヒホッフの法則の宿題を教えたのだけど、(サッカーのドーハの悲劇の話もしたんだけど )ニューキャスル大学も、20歳の外人にキルヒホッフを教えて、金儲けしてるなんて、うまい、と思った。学費が170万円もするなら、日本の大学も早く英語を習得して学生を獲得した方が良いと思う。
野口さんの超〜シリーズは私の愛読書。最近、超英語法を購入し、時々参考にしています。それによると、21世紀になり、イギリス、アメリカ、アイルランドなどがIT文化を商品として急成長し、世界をリードしているという。インターネットビジネスと英語産業の繁栄とは密接に関係しているという。これが、始めに書いてある。つまり、インターネットビジネスの取引言語が英語だということです。私も、英語のHPの読解にはかなり苦労しています。ニューキャスル大学や、カーチン大学、モナッシュ大学での学生の国籍をみると野口氏の言うことが肌で感じることが出来る。
イギリスのiopの支援のもと作ったといわれる、アドバンシング物理がCD教材に恵まれ、weB文化をふんだんに取り入れたのも、上の話と関係があろう。多くの日本人がイギリスは斜陽の国と笑っている間に、サッチャーは巻き返しを図っていたのだ。
話は変わるけど、わたしは、ニューキャスルの小学校で「鶴」を折るのを教えてきた。準備したわけではないけどね。どんなものでもいいから、外国の子供たちと、何かを共有できるのは楽しいことだと思いました。こういうの、国際交流だよね。国際交流も、自分流でやるのがいいね。野良猫的にね。
愛知の方たちも、もしそういうこと考えたら、私に一言相談してくださいね。なにせオーストラリアとニュージーランドの学校は、日本の夏休みに授業をしているから、、、。
では。
PS:日本食って、ほんとに美味いね。外国に住むのは難しいと思うのと同時に
日本人の勤勉さに感謝します。でも、なぜ、イギリスやオーストラリアは
食事がまずいのか?これは大きな疑問です。
ps2 今年の正月にイギリスのリーズで購入した本の紹介。
TEACHING SECONDARY PHYSICS
内容は 1 ENERGY ・・・Robin Millar
2 Sound 、Light and Waves ・・・Martin Hollins
3 Forces・・・Bob Kibble
4 Electricity and magnetism ・・・Joan Solomon
5 Earth in space
・・・Jonathan Osboene
6 Radioactivity・・・David Sang
まだ、つまみ読みです。本の構成として、注目したのは、章の始めに Previous knowledge and experience という節があり、生徒の素朴概念や前提条件に触れているところです。これはどの章も一貫している。そのあと、実験の配列や、教え方について述べている。ざーと見た感じ、日本のその手のものとそんなに変わらない。
しかし、エネルギーの章は大きく取り上げ方が違っている。始めに、まず燃料ありき。そして、それがどのように形態を変え消費されていくか?とい観点でかかれており、日本の教科書のように、力学的エネルギーの保存から入ってはいない。また、熱効率を意識したような書き方をしている。この現実直視の教材が結局、大学で将来学ぶであろう、エントロピーの概念の導入を容易にしている。
ISBN 0-7195-7636-9
なおこれらの著者はすべて、教員経験のあとで、大学に入り、次世代の教員を養成している。イギリスは人づくりのうまい国だ。一方で、教師は不足しているらしい。
興味がある方、ご自分でご購入ください。たぶんアマゾンかなんかで、、、
番号 05I-002 送信日 05/09/12 差出人 林 正幸
件名 圧力計のセンサー
こんばんは、林まさです。
昨日岡田たかさんから、10月2日(日)の圧力計を製作する名古屋EHCの連絡がありました。それに関して講師として私からの新しい情報です。−0.14〜0.14atmの圧力センサーがあることを知り、船橋さんに取り寄せてもらい、今日彼から郵便で手元に届きました。さっそく試してみたところ、−0.1〜0.1atm
の範囲で計測できるように、回路を変更せずに調節可能であることが確認できました。これでさらに計測対象が広がります。たとえば数10cmとか1mの深さの水圧を1cmごとに計測できます。また試しに風船を膨らませて内部のゲージ圧を調べたところ、0.02atmでした。ベルヌーイの実験もできそうです。化学分野でも微少な圧力変化、たとえば使い捨てかいろが酸素を消費する様子が短い時間でキャッチできるとか・・・いろいろ使えそうです。
今回の圧力計には−1〜1atmのセンサー(FPMー15PG)を標準装備しますが、それとは別に
−0.5〜0.5atm(FPM−07PG)
−0.1〜0.1atm(FPM−02PG)
を、コネクターやフラットケーブルこみで1600円でお分けします。蓄えは7、8個といったところです(別に入手しようとすると、11個以上の取り寄せになります)。
ではまた。
番号 05I-003 送信日 05/09/18 差出人 臼井 泰洋
件名 科学技術発展の副作用
番号 05I-004 送信日 05/09/26 差出人 岡田 晴彦
件名 燃料電池の製作講習会のお知らせ
春の理科実験お楽しみ広場でご案内しました野曽原式の燃料電池の製作講習会を下記のように実施します。材料費の準備のため、予約された方のみ参加が可能になりますので、岡田までご連絡ください。
ただし、このメールへの返信はしないようにして下さい。ただでさえ膨大な数の迷惑メールに加えて、多くの方がこのメールに返信されると、全員にとどき、全員にさらに迷惑が及びますので。
記
燃料電池講習会
日時 11月13日(日)午後1時から
場所 ***高校化学実験室
(東南門から入り、B棟2階)
費用 400円くらい
番号 05I-005 送信日 05/09/27 差出人 林 正幸
件名 圧力計の値段
こんばんは、林まさです。
10月2日(日)の名古屋EHC(10:00〜、山田高)で製作する圧力計の準備はほぼ完了しました。ついてはお値段の方ですが、6000円ではとても無理でした。8300円でお願いしたいと思います(部品は信頼できるものを選んだつもりです)。また±0.5atmや±0.1atmのセンサーですが、コネクターやフラットケーブルなどを付けると、1600円では無理で 1800円でお願いしたいと思います(少数を個別には入手できない)。
先日の愛知物理サークルで、小さい圧力変化を検出できる±0.1atmのセンサーを使って、ラウールの法則を紹介しました。残念ながらそのときはよい結果になりませんでしが、それはシールが不十分で漏れがあったためのようです。ちなみに、このセンサーの調節(校正)は、注射器でなく、水位を利用します。
念のため確認します。各自で準備するべき、500ml炭酸飲料用ペットボトル(せんを含めて)は調達できましたか。それとは別に普通のペットボトルのせんも1つ必要です。また電気ドリルがある人はぜひ持参してください。さらに平やすりと半月やすりも必要です。アルミケースの工作が控えています。この日はフル操業しないと完成できないと思います。気合いを入れて参加してください。
ではまた。
番号 05I-006 送信日 05/09/28 差出人 船橋 隆久
件名 モルの会の報告
船橋です。
朝晩はやっと涼しくなってきましたが、日中はまだまだ暑いですね。そんな暑い中、定例の「モルの会」が行われました。6時に終了しましたが、外はすでに薄暗くなっており、なんとなく秋の気配を感じました。今回の参加者は、福島・出口・岡田・船橋・堀・鈴木・田口・美濃和(敬称略)の8名でした。
1.ルミノール反応 (福島)
ゲル状マイクロカプセルを使った「ルミノール反応の新しい演示実験について」
(四日市四郷高校・萩田さん)の紹介です。
<操作>
(1)7%塩化カルシウム水溶液100mlをつくる.
(2)1%アルギン酸ナトリウム水溶液20mlにルミノール 0.02g、K3[Fe(CN)6]
0.5gを加える.(アルギン酸ナトリウムは溶けにくいので数時間から1日程度)
(3)(1)の溶液に(2)でつくった混合液を駒込ピペットで滴下する.
(4)生じたマイクロカプセルを軽く水洗いする.
(5)3.5%過酸化水素水
100mlにNaOH
5gを溶かす.
(6)(5)の中に(4)のマイクロカプセルを落とす.
マイクロカプセルは2〜3分程度発光します。(2)の溶液をそのまま(5)に入れると、強く発光したのち消えることから、マイクロカプセルの界面膜によって発光時間を長持ちさせていると思われます。なお、保存がきかないので、実験直前に調整することが大切です。
2.ポカリスエットとイソジン (岡田)
これは、夏の科教協大会での、兵庫・米沢先生のレポートの追試です。
4種類のポカリスエット(@缶 A500mlペットボトル B赤ちゃん用500mlペットボトル C粉末)が用意され、紙コップに@とAを注いで飲んでみると、微妙な違いがありました。多少の個人差はありますが、ペットボトル入りのほうが缶入りよりサッパリとしてまろやかな感じが。そして、見た目もペットボトル入りほうが透明感があります。「これは、含有成分のビタミンCの量の違いでは?」ということで、イソジン
1mlと水 20mlが入った100mlビーカー4個を用意し、ビタミンCの還元作用でイソジンの赤褐色が消えるまでそれぞれのビーカーに@〜Cのポカリスエットを加えました。
(色が消えるまでのポカリスエットの量)
缶 2ml
ペットボトル 100ml以上
赤ちゃん用
100ml以上
粉末 2ml
このことからペットボトル中のビタミンCの量は缶・粉末の1/50以下であると思われます。保存用容器によるこうした違いについて製造メーカーである大塚製薬に問い合わせてみましたが、メーカーからは「答えられない」とのこと。
メンバーからは「缶は飲み残したときに栓ができないので、酸化防止のためビタミンCが多めに入れてあるのでは?」 「最初は同じだけ含まれていても、ペットボトル中のビタミンCは保存中に光で分解されたのでは?」 などの意見が出されました。その他の成分についても微妙な違いがあるので、それらについても調べてみる価値はありそうです。ちなみに大塚製薬は点滴用輸液では日本のトップメーカーですから、生理学的な情報は持っているものの企業秘密なのかもしれませんね。
3.「不思議ごま」の製作 (船橋)
フィルムケースを2本接着したものに黒い紙を、そして中央に幅3.5cmの青色の紙を巻き付けます。次に直径8mmのマイタックラベル(福島さんから提供してもらいました)白2枚、緑12枚を貼り、さらにフィルムケースの一端に直径15mm黄色マイタックラベルを、もう一端に円・半円・三日月型の黄色マイタックラベルを貼り付けます。
完成したら一方の蓋の部分を人差し指にあて、手前に回る回転を与えて押し出すと・・・・・、アラ不思議!? 回転体の中央部に地球が、その周りに月のような模様が現れます。円・半円・三日月のラベル側に指をかけて回すと、満月・半月・三日月のように見えてきます。このときはもう一方の黄色い円は見えません。
このことについて先週行われた「愛知物理サークル」で聞いたところ、台風の東側の風速が強いのは、中心に吹き込む速度と進行速度が合算されるためで、西側では逆に弱くなっている。この「不思議ごま」も指を当てた側の回転速度遅くなり、そちら側の黄色ラベルのみが見えているとのこと。みんなで1つずつ作っておみやげとして持ち帰りました。
4.2進数と10進数 (船橋)
これは、先月でんきの科学館で山中さんに教えてもらった情報です。
ぶた・パンダ・ひつじ・しまうま など15種類の動物が書いてある紙を相手に見せ、どれか1匹を記憶してもらいます。次に15種類の動物のうちどれか8匹が書いてある紙4枚を相手に見せ、記憶した動物が「いる」「いない」で答えてもらいます。そして「あなたが記憶している動物はコレです!」とズバリ言い当てるマジックです。
このマジックは2進数をうまく利用したもので、情報の教材としても利用できるものです。その考え方は以下の通りです。
(考え方)
2進数・10進数換算表(4ビット分)
10進数 2 進 数
3 2 1 0 (ビット)
* 1 0 0 0 1
* 2 0 0 1 0
3 0 0 1 1
* 4 0 1 0 0
5 0 1 0 1
6 0 1 1 0
7 0 1 1 1
* 8 1 0 0 0
9 1 0 0 1
10 1 0 1 0
11 1 0 1 1
12 1 1 0 0
13 1 1 0 1
14 1 1 1 0
15 1 1 1 1
@15種類の動物の絵に1〜15(10進数)の番号がつけてある.
A第0ビットが1になる動物8種類をまとめてカード1(・の数1)とする.
B第1ビットが1になる動物8種類をまとめてカード2(・の数2)とする.
C第2ビットが1になる動物8種類をまとめてカード4(・の数4)とする.
D第3ビットが1になる動物8種類をまとめてカード8(・の数8)とする.
Eたとえばカード1とカード4に共通して登場する動物は
0ビット 1 & 2ビット 1 に 相当する10進数 5
カードの・数に注目し、登場しなかったカードは0としてカウントすると
1+0+4+0=5
Fつまり、10進数での1から15の数は、1・2・4・8(*印)のどれかの数の和として表すことができることを利用したマジックである.
5.お茶の話 (堀)
先月「でんきの科学館」で行った実験の中で、100Vテスターが「おーいお茶」では微妙に点灯し、予想外にも電気が通ることが分かりました。その後ペットボトルに表示されている原材料を調べてみると、「ナトリウム」という名称が記載されていました。これはアスコルビン酸ナトリウムという形でお茶の中に入っているのでしょうか?
ちなみに各メーカーの表示は以下の通りでした。
まろ茶(コカコーラ) 3〜7mg/100ml
十六茶(アサヒ)
0〜10mg/100ml
お茶(ヤクルト) 8mg/100ml
生茶(キリン)、おーいお茶(伊藤園)には表示がありませんでした。
6.絶版本 (鈴木)
片目で立体視する「ウインク・マジック」という本があります。代表的なものに「首振りドラゴンがありますが、残念なことに絶版になってしまいました。今回はその中にある「のびるビル」の紹介がありました。
まず展開図をハサミで切り取り、説明どおりにのり付けします(折り方注意)。完成モデルをテーブルか手のひらの上に置いて、片方の目を閉じます。開いているほうの目で完成モデルの三つの面でできた角(へこんだ部分の一番奥)をジッと見ます。すると不思議!? ひとつの立体が浮かび上がります。
7.来年のサマーセミナーにむけて (美濃和)
今年のサマセミに初参加の美濃和さん、来年も生徒の疑問に分かりやすい実験で答えようと、今から準備を始めました。
来年は「夕焼けの西の空はなぜ赤い?」という疑問に、コロイド粒子による光の散乱を利用して答える予定です。そこで次回モルの会の例会で、奥谷さん考案の「水性ワックスを利用した夕焼け実験器」を持ってくることになりました。
8.不飽和結合へのハロゲン付加 (岡田)
「アセチレンとヨウ素(イソジンの希釈水溶液)の実験」で、ヨウ素液の赤褐色が消えることが確認されました(2004年秋)。そのことを安房科学塾で報告(2004年12月28〜29日 千葉県館山市)したところ、「アセチレンにヨウ素は付加しないはず」「不純物による反応では?」との疑問が続出しました。
このことは「モリソンボイド著 有機化学 上 第6版」にも以下のような記述があります。
(引用開始)
「ハロゲンの付加反応では、アルキンはアルケンに比べてかなり反応性に劣る。こ
れはアルケンではこの反応の初期段階で環状ハロニウムイオンが生成するからであ
る。アルキンの反応性がアルケンに比べて低いのは、この種の環状中間体の生成がよ
り困難であることにその原因がある。(p561)」
「アルケンは塩素や臭素と容易に反応して、ハロゲン原子2個が隣接した2個の炭
素原子に結合している飽和化合物に変換される。一般にヨウ素は反応しない。
(p439)」
(引用終了)
一方、「化学と教育 52巻1号(2004年) 高校化学生徒実験をやさしくする試み」や、「高等学校 化学T (三省堂)」には、アセチレンとヨウ素の付加反応が紹介されているため、再検討が必要になりました。
(実験)
(1)準備した薬品
@臭素・ヨウ素
(A)0.05%臭素水(市販の1%臭素水を20倍に希釈した)
(B)0.05%ヨウ素エタノール液(エタノールにヨウ素50mgを溶かした)
(C)0.05%ヨウ素ヘキサン溶液(ヘキサン100g にヨウ素50mgを溶かした)
(D)イソジン30倍希釈溶液(イソジン1ml に水29ml
を溶かした)
Aアセチレン・エチレン
(ア)アセチレン(カーバイトと水から生成したもの)
(イ)アセチレン(カーバイトと水から生成した後、硫酸酸性の硫酸銅(U)水溶液を加えて3日間放置)
(ウ)溶解アセチレン(溶接等に私用するボンベに入ったもの)
(エ)エチレン(エタノールと十酸化四リンの反応により生成)
(2)実験方法
試験管(容量約35ml)に気体を水上置換したのち、溶液1mlを加えて50回程振り混ぜる。そして、そのまま数日間放置しておいた。
(3)実験結果
(ア)アセチレン(カーバイトと水から生成したもの)
(A)(B)(C)(D)すべて退色した。
(イ)アセチレン(カーバイトと水から生成した後、硫酸酸性の硫酸銅(U)水溶液を加えて3日間放置したもの)
(A)
退色した
(B)(C)(D) 退色しなかった
(ウ)溶解アセチレン(溶接等に使用する市販のもの)
(A)
退色した
(B)(C)(D) 退色しなかった
(エ)エチレン(エタノールと十酸化四リンの反応により生成)
(A)
退色した
(B)(C)(D) 退色しなかった
(4)考察
以上の実験結果より、アセチレン(アルキン)とエチレン(アルケン)にはヨウ素は極めて付加しにくいと思われます。カーバイトと水から生成しただけの「アセチレン」には不純物が含まれており、この影響でヨウ素が退色すると思われます。
9.その他
その他の話題として、「バックライト方式による光の三原色」(船橋)、「学研の科学のタマゴ 01 エアエンジン」(船橋)、「下水処理についての話」(出口)がありました。
次回の予定
12月11日(日) 13時から
*高校 化学室
番号 05I-007 送信日 05/09/30 差出人 加藤 賢一
件名 外国の教育事情
静岡の加藤です。
カナダのある都市で、教員のデモが始まった。デモの最中の給料はカットされるらしい。デモができるということはある意味、評価できるのだが、どうも、教育費の削減が祟って、いろいろと問題が起きているらしい。
じつは、私の英語の先生がこの情報元で、彼の友達からデモの話を聞いたという。わたしの英語の先生も実は、化学の教師で、カナダで教鞭を3年とったが、あまりにきつくて日本に英語の教師としてやってきたのです。若い教師にさまざまな負担を掛けるのはどうも日本だけではないらしい。
かれは、一年め「化学」と「数学」と「遅れている生徒の数学」と「体育」とあともう二種類もったらしい。都合で6種類もった。結局、疲れ果てやめたというわけだ。もっとももう少しすれば、自分の思うとおりになったらしいが、あまり教育の事情が良くないらしく、とりあえず日本にやってきたらしい。海外の理科教育で興味を引くものがたくさんありますが、悪い面もよくみておく必要がありますね。
さて、愛知物理のhpは時々楽しく見させていただいています。今回、「いきいき物理」の英語版について、私なりにコメントしまして、それを受けてか藤田先生から難しい面があるとのご指摘が、hpにありました。もうすこし、くわしく教えていただけると助かります。わたしは、執筆者ではないのですが、少なくとも熱心な愛読者の一人であると同時に、真似ッこでもあるので、将来、「いきいき物理」世界に羽ばたく事を期待してやまないのです。
では。おやすみなさい。
番号 05I-008 送信日 05/09/** 差出人 ** **
件名 ***********
番号 05I-009 送信日 05/09/** 差出人 ** **
件名 ***********
番号 05I-010 送信日 05/09/** 差出人 ** **
件名 ***********
番号 05I-011 送信日 05/09/** 差出人 ** **
件名 ***********
番号 05I-012 送信日 05/09/** 差出人 ** **
件名 ***********
番号 05I-013 送信日 05/09/** 差出人 ** **
件名 ***********