番号 05F-001  送信日 05/06/22  差出人 岡田 晴彦
件名 実験交流会の確認

実験交流会が近づいてきました。
確認のメールです。
駐車場が必要な方は南側の駐車場のみになりますので、あまりありません。
実験をたくさんおもちください。

  日時:6月25日(土)9時30分〜15時 
  場所:名古屋市立菊里高校
     (地下鉄東山線「星が丘」下車、6番出口から南へ徒歩5分)
  会費:500円(昼食のおにぎり付)

   【日程】
  9:30  受付開始  フリー交流
 10:15  実験紹介@
 11:30  実験レポート(1)(2)
 12:15  フリー交流(昼食)
 13:00  実験紹介A
 14:15  実験レポート(3)(4)
 15:00  終了

   【実験レポート】(敬称略)
(1)西郷 孝  (愛知 瑞陵高校)  「生物の授業での取り組み-実物を見せる-」
(2)園原 誠  (愛知 豊富小学校) 「6年「物の燃え方と空気」の単元における個別実験の試み」
(3)加藤 賢一 (静岡 静岡工業高校) 「磁化・分極と磁力線・電気力線」
(4)岡田 晴彦 (愛知 市立北高校)  「化学演示実験の工夫」

   【お願い】
 「実験紹介」は持ち寄った実験や教材をひとつひとつ順番に紹介しあうものです。
受付の時間に発表数によって時間配分をしますので、発表者全員が時間内に交流(意
見交換も含む)ができるようにご協力ください。
また、発表される方はできましたらプリントなど(60部)をご用意ください。



番号 05F-002  送信日 05/06/26  差出人 林 正幸
件名 環境勉強会は7月3日

 おはよう、林まさです。
 昨日は実験お楽しみ広場、充実していて楽しかったですね。準備、会場校の皆さん、ご苦労さまでした。
 続いて7月3日(日)は環境問題を勉強する会です。13:30から林ラボ(一宮)です。私はいま「予防原則」という本を読んでいます。エネルギーに関する資料も提供できると思います。皆さんの参加をお待ちします。なお会場が不明な方はメールをいただければ、地図を返信します。
 ちなみに、7月10日(日)には名古屋市科学館で先進科学塾1日コースを開きます。私が担当でテーマは「物質に秘められたエネルギーを探る」です。10:00〜16:00ですので、よろしければ覗いてください。なお初めての方は事前に連絡をいただけると、スタッフとして入館できるように手配します。
 ではまた。



番号 05F-003  送信日 05/06/27  差出人 林 正幸
件名 MOLの会の報告

 こんにちは、林まさです。
 梅雨というのに雨が降らず、異様に暑いですね。
 6月19日に開いたMOLの会の通信(案)を作りましたので、報告します。数日後にはホームページにも掲載します。間違いなどありましたら、連絡をしてください。
 福島さん、美濃和さん、下記の前書きのように、でんきの科学館の準備をすることになりました。もし都合がよければ参加してください。そして船橋さん、私は8月20,21日ともに参加できそうです。ただし21日は町内のどぶ掃除ですこし遅れます。
 ではまた。


                                   05.6
                               事務局 林 正幸
   MOLの会通信05−6号

 今回は岡田、鈴木とし、林まさ、福島、船橋、美濃和、堀の7名でした。
 科教協鹿児島大会は6名が参加予定であり、お楽しみ広場はMOLの会として1ブース出展することになりました。8月20、21日のでんきの科学館での「なるほどサイエンス」は、電気が点くもの、磁石に着くもの、静電気とシャボン玉などで遊ぶことになり、7月30日9:00〜11:00に北高で準備、確認をすることに
なりました。またスタッフが増えることになり、ぜいたくな陣容です。
 また鈴木としさんが、定時制の生徒から中国の中学校の教科書を借りて見せてくれました。図があり、文字に察しの付くものがあり、概要は把握できました。物理は大きな差は無いようですが、化学は日本の高校の化学Tに準ずるものでした(それにしては周期表がない)。教科書の国際比較も、その国の状況や考え方が窺えたりし
て面白そうです。

ケミカルライト再び(船橋)
 もう10年くらい前のことでしょうか、ルミノール反応が話題になったとき、船橋さんが商品の「ケミカルライト」を紹介してくれました。そのときはあまりの明るさに、さすが商品は違うと感動した覚えがあります。
 今回は岡崎さんのレポート「ケミカルライトを作ってみよう」から反応液のくわしい組成が判り、まず値段が手頃な緑色発光に取り組んでみた。しかし数秒しか光らない。
 商品のケミカルライトも残っていたので、その場でA液とB液を交差して調べたところ、酸化剤であるB液に問題があることがはっきりしました。そしてそれは過酸化水素の性では無いことも確認できました。
 また福島さんから、荻田さんのレポート「ルミノール反応の新しい演示実験について」という参考資料もいただきました。

紫−Xの正体を追え!(美濃和)
 サマーセミナーに参加することになった美濃和さん、何をするか思案中。レモン水はすっぱくて酸性であるが、レモンでつくった炭は、その粉を水に入れると塩基性。また炭酸水は酸性雨の話に使える。そしてアントシアンで締めくくる。ツツジやアジサイの花を乾燥させたものを水で抽出しようとするも、色がうすい・・・。
 そこで知恵を出し合いました。うっかり冷凍庫に入れた紫キャベツは熱湯で煮出すときれいで濃い色素液が得られた。うすい塩酸と固体の水酸化ナトリウムを使って、試験管1本で変色が楽しむ方法もあるよ。お菓子作りコーナーで売っている紅いもの粉も使える。
 美濃和さん、がんばってください。

圧力計改訂版
   と0.01molの圧力(林まさ)
 前々回に紹介した圧力計は古いセンサーを使いました。ところが新しいセンサーはアメ横にもほとんどありません。あまり売れないからという理由です。そこで船橋さんの努力で、学校関係へのサンプル出荷(11個以上)という形で、フジクラから±1atmと
±0.5atm(共にゲージ圧)の2種のセンサーを入手することができました。とくに
±1atmは計測の幅を広げます。
 そこでどちらのセンサーも使えるようにすこし回路を変え、また利用しやすいように基板と電流計をアルミケースに収め、外部の電流計などに接続できるようにしました。そして6種の実験を試してみました。その中で、圧力差が大きいと漏れが起こるのでシーリングテープを使うこと、高温にも耐えられるようにガラス用接着剤を
使うことなどが加わりました。
 今回はペットボトル(0.420L)に3mol/l硫酸15mlを入れ、炭酸ナトリウム0.01mol(=1.06g)のおひねりを投入し、圧力センサーの付いたせんをしてから、ボトルを振って反応させると、圧力が0.64atmになりました。期待値は気温を27℃とすると
  p = 0.01×0.082×300/0.405 = 0.61[atm]
であり、安定して計測できます。
 ついでに、試薬びんにすこしメタノールを入れて沸とうさせ、センサーの付いてゴムせんをして温度を下げて、いろいろな温度の蒸気圧を計測した結果を紹介しておきます。
              計測値       期待値
    60[℃]    0.82[atm]    0.837[atm]
    50       0.52         0.551
    40       0.32         0.351
    30       0.20         0.216
 いずれEHCで、製作講習会を開きます。

可視吸収スペクトル(林まさ)
 見えてるのは嫌いな色、その物質が吸収する色に注目させたい。そんな思いから、スリット2つの分光器(回折格子レプリカを使用)を作ってみた。その一方は、水溶液などを入れたセルを通して光が入る。2つのスペクトルを見比べると、吸収する色がよく判る。蛍光灯でもOK。
 皆さんには次の水溶液を観察してもらいました。
    硫酸銅水溶液          赤、橙、黄
    アンモニア性硫酸銅水溶液    赤、橙、黄、黄緑、緑
    塩化銅(U)水溶液        赤、橙、青、紫
 14cm四角、厚み8cmのボックスは、工作用紙で作ります。そしてセルはアクリル板で作ると簡単です。厚さ1mmのものは大きいはさみで切ることができ、注射器に入れたジクロロメタンで接着します。これは今回に限らず、さまざまな形の容器がほしいときに便利です。
 この他には、たとえば塩化コバルトでは
    低温    黄緑、緑、青
    高温    赤、橙、黄、黄緑、緑、青
です。紫キャベツのpHによる変色も面白いです。
 なおこの分光器は、光の3原色の勉強にも使えます。

メールによる質問の意味(林まさ)
 今回は時間があって、こんなレポートも紹介できました。具体的な事例は割愛します。
<レポートの引用>
 まず質問者が、自分の疑問を文章にすることは、改めて疑問の内容が整理、確認できる機会になります。口頭による質問に比べて、私もくり返し本当に質問したいことを吟味することができます。ちなみに問題集のような質問には、どうして疑問を感じたか、自分ではどこまで調べ考えたかを加えて、再質問させるようにしています
。もともと私は答が知りたいだけの質問には関心がないわけです。
 メールによる質問は質問者も内容も幅広く、改めて化学教育の中身を構成する参考になります。また返事と併せて、それをどのように展開したらよいかを示唆しています。ただしこれは授業に係わる質問を軽視しているのではありません。それは授業実践を検証する重要な手がかりです。ちなみに、質問者に学習年齢や学習歴も書か
せることは重要です。それによって説明が大きく変わってきます。
 もっとも意味があるのは、質問を機会に私自身が勉強できるということです。自分が抱く疑問には限りがあり、下手をするとルーチンワーク化の中で疑問を忘れがちです。それが容赦なく打ち破られ、好むと好まざるとに拘わらず勉強に追い立てられます。
 そして口頭による質問にその場で即応するのに比べて、じっくり考えて返事ができます。私は返事を書いたら、少し間をおいて検討し、それから返信するようにしています。このとき既成の観念にとらわれていたり、説明が不十分であることに気付くことがしばしばです。この過程で自分自身の思考力が高められるように思います。
<以上>
 他には、前回紹介した「酸化還元電位」について、実験が完了したのでそれをまとめたレポート「酸化還元電位の計測」も配布しました。

    次回は

  9月25日(日) 13:00〜

      **高校 化学室



番号 05F-004  送信日 05/06/28  差出人 加藤 聡也
件名 宮内主斗さん 講演会のお知らせ

愛知教育科学ネットの皆様

8月24日(水)〜25日(木)の科教協 宮内主斗さんを招いての講演の概要をお知らせします。

企画名 愛高教力量講座
場 所  明山荘(愛知県蒲郡市三谷町)
日 時  力量講座は8月24日13:30〜25日12:00 の講座ですが、宮内さんを招いて以下の企画があります。
      ★ナイター企画
       24日20:00 ,「楽しく学び甲斐のある理数系」 宮内さんからは、実験器具をもちこんで行いたいとの
             提案が出されております。数学など、理科以外の方にも参加を呼びかけようと準備しております。

      ■理科分科会
       25日9:30 ,「学習集団を育てて授業のレベルを高めよう。」
         以下、宮内さんからのご案内です。
      「教科の専門性については,小学校教諭は高校の教諭には及びません。学習集団づくり(学級づくり)ならある 程度みなさんにお役に立つことが話せると思います。およそこのような話をしたいと思います。」


 参加について   小中・私学の方の参加も歓迎いたします。
           24日から一泊参加で、1万円(ぜひ、ナイター企画にご参加ください)
           翌日の、理科分科会のみの参加でしたら参加費1000円です。



番号 05F-005  送信日 05/06/**  差出人 ** **
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番号 05F-006  送信日 05/06/**  差出人 ** **
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番号 05F-007  送信日 05/06/**  差出人 ** **
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番号 05F-008  送信日 05/06/**  差出人 ** **
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番号 05F-009  送信日 05/06/**  差出人 ** **
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番号 05F-010  送信日 05/06/**  差出人 ** **
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番号 05F-011  送信日 05/06/**  差出人 ** **
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番号 05F-012  送信日 05/06/**  差出人 ** **
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番号 05F-013  送信日 05/06/**  差出人 ** **
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