番号 01I-001  送信日 01/09/02  差出人 戸田 亜昭
件名 融点について

 林正幸さんへ
 科教協の件ではご迷惑をお掛けしました。
 人間ドックのため休むのでそのときの課題を作っています。林さんからいただいた元素の周期表(単体の融点)をワープロで打っていて気が付きました。板倉聖宣著「原子とつきあう本」の60ページ(主として日本分析化学会編『周期表と分析化学』丸善(1985年)の表2.6によるとのこと)と比べていてたいへん数値の違うものを発見し疑問に思いお聞きします。こんなに数値が違っているのが不思議です。ケアレスミスにしてはあまりにも違うと思います。特に大きく異なるものをつぎに書いておきます。
P  590 と 44
Mo 1620 と 2617
Ba  850 と 725
Os  2700 と 3045
Ra  850 と 700
Ac  1750 と 1750

 韓国の会議では私たちの想像以上に期待されていました。くわしくはまたお会いしたときに話したいと思います。
 私たちの分科会は立ち見が出るほどの盛況で反響もたいへん大きなものがありました。世界中の物理教育の問題点が同じだと思いました。私たちの活動がそれに応える方向と同じものであることを確認できました。物理法則は一般的であるから,身の回りのゴミを使って実験をすることが出来ます。ところが科学が発達すればするほど身の回りにブラックボックスにあふれ,中身が分からなくなってきました。したがってものの原理を考える物理など科学的に考えることが遠ざかっているのは困ったことです。私たちが主張するのはそれだけではありませんが,私たちがごみ箱をあさって原理むき出しの実験などを見せ,最先端の技術のブラックボックスの中身を暴いていくことが求められていると思います。またフィリピンの先生は旅費も出すから来て欲しいともいわれました。発展途上国でも私たちのやり方が求められています。私たちが行なう実験はコンピュータなど高価な実験器具がなくてもごみ箱をあされば出来るものが多いのです。
 韓国の参加者は若い人がとても多くしかもとても意欲的でした。もうすぐ日本は追い越されるように思いました。
 また李先生と話をしていて日本が韓国に日本語を強制するだけでなく苗字も鶴川と変えさせられ(創氏改名といったかね?忘れました)遠くの学校に行かされたと言われました。私も自分の名前の由来を(アジアのシンガポール)話しました。自分の名前が嫌いかと聞かれたけれど,自己紹介のたびに平和の大切なことを話せるので良しとするといいました。
 ソウルではナンタという無言劇というかバンドというか今までのジャンルに入らないようのものをガイドの薦めで見て聞いてきました。たいへんによかったです。
 またベテランのガイドも初めてという第3トンネルに入ってきました。カメラは禁止,パスポートを持っておっかなびっくりしながら,銃を構えた兵士のいる関門をいくつも超えて見学してきました。国際緊張の現場に立ち会ってきました。でも統一展望台では南北に分裂をしているのをたくましく利用して,北の製品を販売していました。これだけで断定してはいけないけれど,ここから山肌があれているのや人のいない宣伝村のアパートを見たら北の方は相当国力がないことが分かったように思います。
 清州では中国やグーテンベルグより前とユネスコから認定されたという活版印刷の博物館にも行って資料も買ってきました。ハングルも少し読めるようになったので,ハングルの辞書も買ってきました。
 私の苗字の戸田は中国語読みをすると,Hu Tiang(フーティエン)といいます。フーティエンの戸田さんというと発音もにていませんか。ふうてんの寅さんに似ていませんか。退職したらこんなのもいいかな?ふうてんの寅さんのように実験道具をトランクに入れて出前実験に出かけたいなと本気で思っています。若い頃一生懸命行なったベトナム人民支援を考えると,ぜひ物理教育でベトナムとも交流したいと思っています。日本ベトナム友好協会を通じてその受け入れ先を探してもらっています。
 来年の物理教育の国際会議はスエーデンであるとのことです。これも行きたいな。ついでに足を延ばしたい。

番号 01I-002  送信日 01/09/07  差出人 前田 茂穂
件名 テルミンについて

 昨日9/7(木)NHK3chトップランナ−を偶然みていてやっと巡り会えました。古くは、四季の物理学(大正時代の本)に載っていた「指で奏でる音楽」です。見るからに空間に弦もなく音を奏でるのです。アンテナがあってその間に指を指しだして音階を作っているのです。見とれていたら24時になっていました。詳しくは、yahooで「テルミン」で検索してください。
テルミン ミニ 注文先  
石橋楽器 名古屋栄店(ダイエ−栄店 6階)
 tel  052−243−1484
値段 完成品  14800円  送料 700円 +  税
なお 次回の入荷は、9月末とのことです。早速注文しました。
 それから、ICPEC 韓国で行われて光の三原色の実験に使える光る棒(青、赤、緑)が100円shop(ワン オ− オ−)で見つかりました。長さは8インチと3インチの二種類ありますが8インチのほうは製造中止になったみたいです。8インチ6セット、3インチ6セット買ってしまいました。

番号 01I-003  送信日 01/09/13  差出人 林 正幸
件名 単体の融点など

 こんばんは、林まさです。
 やはり夏休み明けは忙しいですね。学校祭と並行して授業準備、そして課題テスト(本校は学校祭が終わってからなのです)などに追われ、昨日やっと2週間ぶりにアルケミストの方にメールを書くことができました。
 授業準備のひとつは授業プリントづくりですが、とうとうこれが最終段階に入っています。21世紀にあるべき高校化学の私としての全体像を具体的な形にしようと取り組んできた作業ですが、全19章のうち18章まではできあがり、最後の章も最後の節を残すまでになりました。全体はB4で200枚あまりです。もちろんこれからも実践を踏まえて修正していくつもりですが、とにかく9月中には完成するでしょう。これには2年に近い時間がかかっています。そのためには自分がやりたいことを自制してきました。そしてうれしいことに、本校では1年の領域は他の3人の先生(前にも書いたように化学担当が私一人になってしまっている!)にも共同で使用してもらっています。すべてホームページに掲載していますので、総合プランとして意見を聞かせてもらえれば幸いです。
 戸田さん、というわけで返事が遅れました。単体の融点についてですが、当時は「最新元素知識」というデータブックで調べましたが、改めて化学便覧と理化学辞典で確認してみました。
 P  黄リンが44℃、赤リンが590℃で、私は後者を選んでいます。
 Mo 便覧2610℃、辞典2622℃で、私のデータ2617℃に近いです。
 Ba 便覧725℃、辞典990℃で、便覧は私のデータと一致しています。
 Os 便覧では2700℃、辞典2700℃で、私のデータと一致しています。
 Ra 便覧では700℃、辞典700℃で、私のデータ725℃に近いです。
 Ac 私のデータは1050℃で、便覧および辞典の数値と一致しています。
ということで、バリウムは疑問が残りました。
 ではまた。

番号 01I-004  送信日 01/09/19  差出人 林 正幸
件名 インテク研の変更日について

 こんばんは、林まさです。
 このところ残暑が続いていますね。そして米国でのテロ事件もその後の動きが心配です。
 さてインテク研ですが、とくに提案がないようなので、私の都合も入りますが(10月21日のこと)、ここはひとつゆとりがありそうな、11月18日まで延期してはいかがでしょうか。
 昨日、今日と久しぶりに実験をしてみました。アミノ酸やデオキシリボ核酸(DNA)の分析に利用されているということで、電気泳動を試してみようと思ったのです。予め下調べがしてあったこともあって、あまり苦労せずに簡便法が工夫できました。確認したのは
    銅イオンが陰極に向かう
    過マンガン酸イオンが陽極に向かう
    水酸化鉄(V)のコロイド粒子が陰極に向かう
です。電圧は18Vで、10分ほどで結果がでます。まだ他にもできることがありそうです。今度の22日のMOLの会で紹介します。会場は**高校で1時からです。
 ではまた。

番号 01I-005  送信日 01/09/27  差出人 林 正幸
件名 9月のMOLの会報告

 こんばんは、林まさです。
 9月22日にMOLの会を開きました。以下に、その通信を引用します。
 ではまた。

                                                                   01.9
                                                            事務局:林 正幸
   MOLの会通信01−9

 参加者は岡田、澤田、鈴木とし、林まさ、船橋の5名でした。雑談の中で管理主義の動向が話題になりましたが、それが教師の協力体制を破壊し、生徒の自主性を否定する結果になることは証明済みです。「教育にとって大切なことは何か」を考える教師の輪を広げていくことでしょう。また10月の「科学の祭典」の出展準備として、ダニエル型電池と鉛蓄電池の操作確認をしました。また最後には
「生徒化学実験の安全性確保」
「環境問題におけるエントロピーの位置づけ」
について話し合い、終了したのは7時でした。なお岡田さんの「有機化学の導入」は次回まわしになりました。失礼!

1.続:白金と王水(岡田)
 白金を王水に溶かすのに苦労している岡田さん、ホットプレートを使わない方法を試しているが、塩酸をかけてから硝酸をかけても、試験管の中で王水に白金箔を沈めても反応しない。
 と思いきや、今回サークルが終わるときには、試験管の中で気付かないうちに溶けていました。これまで冬場に実験していたので、温度かもしれない。ただし加熱してはうまくいかないのは分かっている。これは微妙な条件があるらしい。たとえば恒温そうを使って調べてみてはどうだろうか。

2.カラフルな金属結晶モデル(船橋)
 直径が50〜60mmの、モールを貼り付けたピンク、黄色、緑の発泡スチロールが大量に入手できた。工場が倒産したためだそうである。
 そこで早速、カラフルな体心立方、面心立方、六方最密構造のモデルを作ってみた。0.8mmの塩ビ版で箱を作り、丸い玉のまま詰め込む方式である。
 サークルでは船橋さんが準備万端、参加者は展開図の塩ビ版を折り曲げてセロテープで箱にするだけ、数分ののちにデモ用の大きいモデルを完成できました。このスチロール球は買えば1個が100円以上する代物、それを100以上ももらって大満足、帰りが大きい荷物になりました。

3.燃料電池(船橋)
 中村理科の「燃料電池」、定価は3万近い。注射器で水素と酸素を供給するとソーラーモーターはもちろんのこと、小型のマブチモーターがまわり、そして豆電球も点灯する。酸素を空気に代えてもOK。電解液は水酸化ナトリウム水溶液で、教材としても説明しやすい。
  負極  2H2 + 4OH- −→ 4H2O + 4e-
  正極  4e- + O2 + 2H2O −→ 4OH-
 ただし内部がブラックボックスになっていて、しくみが観察できないのが難点である。そして生成する水はどうなるのか、疑問が生まれました。これに対して内田洋行から組み立て式の「生徒実験用太陽電池」が出ている。船橋さんはこちらも入手していて、検討、工夫をしてみるそうです。

4.三色電球(澤田、鈴木とし)
 電球に凝り始めた澤田さん、飯田さんの蛍光灯による加法混色に刺激されて、今回は赤、緑、青の三色の電球を白い紙の上に三角形に配置して、中央に物体を置いて色々な影をつくる。それぞれの電球にはスイッチが付けてあるので、単色や二色の実験もできる。
 面白いのは、中央に白い六角柱を置くと、側壁が赤、黄、緑、シアン、青、マゼンタとすべて異なる色になる。また背が低いリングを置くと、外壁と内壁が補色になる。そして紙コップを逆さにすると、コップのはかまが程良い壁になってコップの底に、中心部が白色の見事な加法混色が見られました。
 電球は東急ハンズで400円で購入したが、緑がすこし青ぽいのが気になるとのこと。

5.グルコノラクトンの豆腐(澤田、鈴木とし)
 豆乳を凝固させるグルコノラクトン、10キロ単位でしか入手できないところを、藤沢薬品が試供品と説明書を送付してくれた。
 鎖状のグルコースのアルデヒド基をカルボキシル基にした構造のグルコン酸が、さらに分子内エステル化した、分子式が C6H10O6 のδ−ラクトン(六角形の環状)である。これは水溶液で高温になるとグルコン酸になり、その酸性が豆乳を凝固させるようで、パック充填式の豆腐の製造に向いている。ちなみにグルコン酸の酸性はα位のヒドロキシル基で高められている。
 これでスジャータの豆乳を固めようとチャレンジ。標準の500mlあたり1.5gでは軟らかすぎたと、今日は2gと2.5gを加え、かつ加熱時間も変えてみました。温度を高くしないと固まらなかったということで、湯煎で92℃にした。できばえを吟味する中で、加熱時間を92度で10分くらいと長く、そしてグルコノラクトンは2g以下に抑えた方が良さそうに思えました。ただし蒸し器で10数分加熱した場合は、すが立ってだめであったとのこと。
 なお船橋さんの経験によると、ある時期から豆乳が凝固しにくくなったそうである。参加者は4種の豆腐を食べてかなりお腹がふくれましたが、2人のチャレンジは続いていく・・・。

6.注射器による分子量測定(岡田)
 1mgの精度のデジタル天秤を購入した岡田さん、盛口方式の分子量測定を生徒実験させ、失敗が無く非常に良好でだった。
 50mlのディスポーザル注射器の50mlのところで固定できるように、焼いたくぎで穴を通しておく。ミニの三方コックが針の代わりにちょうどはまる。そこでまずコックを閉じてピストンを引きくぎで止めて、50mlの真空をつくってその質量を計ると、31.119gであった。次に空気を50ml入れると31.176gである。温度は27℃であり、圧力は1atmとして計算すると分子量が28.0で誤差が1程度。さらに簡易ボンベから気体を入れて計測すると、酸素は分子量が31.0、窒素は26.6、二酸化炭素は43.8となりました。
 ポイントはくぎで固定した体積を、少々違っても50mlとして生徒に与えて計算させると、状態方程式に代入するだけで分かりやすい。また天秤が風を受けないようにする。

7.電気泳動(林まさ)
 バットの底に5cm角のステンレス板を2枚向かい合わせてビニールテープで固定します。そしてスライドガラスにマッチの軸を貼った低いテーブルを間に縦に置きます。スライドガラスとステンレス板は1cm離れるようにします。そして約12cmに切ったペーパークロマト用のろ紙を2枚、両方のステンレス板にまたがるように平行に乗せます。そして5cm角のクッキングペーパーを、ろ紙に被せるようにステンレス板の上に乗せます。こうして5%硫酸ナトリウム水溶液をピペットで染み込ませます。スライドガラスの上は、ろ紙との間に水溶液を含ませないように別のろ紙で吸い取ります。この部分のろ紙は表面に液があふれないように注意します。
 9V乾電池(006P)2つで電気分解を始めます。そして1cm角に切ったクロマト用ろ紙に、一方は濃度が高いテトラアンミン銅イオン、他方は過マンガン酸イオンの溶液を染み込ませて液を切り、それぞれろ紙の中央に置きます。5分もすると銅の錯イオンは陰極の方に、過マンガン酸イオンは陽極の方に移動していることが観察できます。10分で3mmほど移動します。おまけで20分すれば5mmほどになります。しかしこれ以上はろ紙が乾燥してきて無理があります。陽極のクッキングペーパーはステンレス板の端の部分が黄色のなります。反応して鉄イオンができているのです。
 サークルでの実験が良い結果にならなかったのは、やはり硫酸ナトリウムの濃度が小さ過ぎたようです。

8.簡易DNAモデル(林まさ)
 かつて構造式を書いた円板を階段状に貼り合わせるDNAモデルを生徒に製作させていたが、最近もっと簡略なモデルの図版を入手した。つまり
  アデニンをA、シトシンをC、グアニンをG、チミンをT
そして
  デオキシロボースをD、リン酸をP
とのみ表した短冊を階段状に貼り合わせるのである。これは6種の構成物質を色分けではっきりと認識させられるというメリットがある。ただし元の図版は糊しろが小さくて貼っていくあとから剥がれてしまう弱点があり、その面積を2倍にするという修正をしました。あとは1cmに切ったストローと、たこ糸があればよい。
 早速授業に使いたいと、印刷した画用紙はすべて無くなりました。

9.天然高分子化合物の授業(林まさ)
 「天然高分子化合物」の授業プリントを紹介した。
    実験1 「わら」から紙をつくる
    1.セルロースとポリイソプレン
    2.セルロース工業
    実験2 デンプンとタンパク質
    3.デンプン
    4.糖類
    5.アミノ酸とタンパク質
    6.核酸
    7.岩石
 セルロースでは紙を取り上げないのはおかしい。そしてポリイソプレンを付加重合の例として位置づけました。高分子を天然物から教え始めるには配慮が必要です。タンパク質は「生命活動を営む分子」という視点から展開しました。核酸はそれとの対比もあって化学的側面を中心に取り上げた。岩石、鉱物も外したくないと思います。

        次回は
    2月9日(土) 13〜17時
            **高校  化学室

番号 01I-006  送信日 01/09/28  差出人 岡田 高明
件名 再び2001年県教研の案内

2001年度県教研理科分科会のご案内
 この分科会は愛高教、私教連、名高教の理科世話人とサークルの有志などで作る実行委員会で民主的に企画しています。この理科分科会はお互いに実験や教材を持ち寄り、みんなで分科会を作っていくのを基本としています。同時に時々の課題を考えるためにテーマを設定し、それについて議論をして深めあいたいと考えています。
 ちなみに今年度のテーマは「21世紀に求められる理科教育と新カリキュラム−どう実験・観察を位置づけていくか」です。また新たな仲間を発掘するために「レポート発表」を準備しています。ふるってご参加をお願いします。

日時  10/27(土)会場:**高校
理科分科会
10:00〜11:40交流(1)
11:40〜12:40レポート(1)
12:40〜13:40休憩
         (できれば昼食をご持参して下さい)   
13:10      分科会担当者・実行委員集合
13:40〜14:40レポート(2)
14:40〜15:10討論
15:10〜16:20交流(2)

レポート発表
伊藤政夫(**高校) こうもりと超音波
山岡世司郎(**高校)   国際物理教育会議inKoreaに参加して
丸山尚史 (*高校) 実験レポート(電気分解による色の変化)
宮下重和 (**高男子) ザ・ナマモノ−豚の内臓を使った五感に
                            働きかける授業

実験・交流
持ち寄ったすべての実験あるいは教材を、その場で時間配分して交流していきます。実験はわかりやすいためにプリントを準備するようにして下さい。

テーマ「21世紀に求められる理科教育と新カリキュラム−どう実験・観察を位置づけていくか」

テーマ設定にあたって実行委員会でなされた議論

現状 国際的な調査によれば日本、アメリカを比べると日本はアメリカ
     より得点では上であるが、生徒は理科を嫌っています。理科に
     対する意欲は先進国中では最下位に近いここに大きな問題がある。
得点では上であるが、生徒は理科を嫌っています。理科に対する
     意欲は先進国中では最下位に近いここに大きな問題がある。

打開のヒント
教師のスタンスを変えると生徒の反応はすごく変わってくる。
私学はグルーブ研究発表や土曜日に生徒を校外に連れ出す等
       大胆な実践がなされているという
意見
       ・ 頭で理解するより体で感じる生徒が多い。実験・観測がどの
        程度なされているか
      ・生徒は実験を楽しんでいるが身についているか疑問
      ・生徒は「環境」について興味関心をもつている。
       ・実験をやってから概念形成がおこなわれるものであるが、
        教育現場では実験・観察がおこなわれいるか
  ・小学校、中学校の教科書は実験・観察が思った以上に多くて
        よい。高校の場合も文部省は実験を重視はしているが
        大学入試があるので実験・観察の足かせとなっている。
       ・愛知の科教協の投げ込み教材(運動)評価を知りたい。
      ・時間数が削られる中で実験をどう位置づけたらよいか。
      ・実験・観察をふくめてどういう理科教育を作っていくのか。

担当者
林 ひろ崇
石原 章彦
志水 広己
岡田 高明

駐車場が狭いので公共交通機関をご利用下さい。実験道具搬入の関係で
駐車場が必要な方は担当者岡田までご連絡下さい。