番号 00K-001 送信日 00/11/01 差出人 戸田 亜昭
件名 スターリングエンジンをつくろう
**工業高校の石田さんから手作りのスターリンエンジンを作ろうとの呼びかけがありました。次に掲載をしますので、関心を持つ方は、私の所まで申し込んでください。愛知科学教育ネットの皆さんにも以下にその呼びかけを送ります。参加されたい方は、11/9(月)午後9時までに私の所までメールを送って下さい。私自身が参加できるかどうかまだ分かりません。しかし、取りまとめの方はさせていただきます。
(以下引用)
私の教材づくり講座、今回は『ビー玉スターリングエンジン』です。試験管とビー玉
を使った熱空気機関の実験模型です。熱エネルギが機械的エネルギに変換される仕組
みを解説するのに格好の教材ではないかと思います。中学生向けに考えたものなの
で、簡単に出来ます。
作業時間は約1時間、ドライバー一本でつくることができます。
物理サークルのみなさまにも是非呼びかけて下さい。技教研とジョイントでやりたい
と思います。
記
日時 2000/11/23 午後1時〜(?時刻不明、午後です。)
場所 刈谷市産業振興センター 刈谷駅前です。
部品代 1000円(試験管、注射器、シリコン管、ビー玉、フレームなど)
※部品を加工して準備しなければなりませんので、参加者数を事前に把握したいと思
います。
11/10頃を参加申し込み締め切りとしたいと思います。どうぞよろしく。
石田正治
(引用終了)
水害被害を日に日に感じる今日この頃です。
皆さんは水害からは立ち直れたでしょうか。私は過労による疲れが、未だにとれません。時々勤務時間の弾力的運用を利用してと中から帰ったりしています。(これは公表してはいけないのかな?)東海豪雨による水害についてはエネルギーをためる時期と思い、いろいろと資料を集めています。緑高校の沢田さんからはすぐに協力いただき、本校周りの古い地図(濃尾地震の起こった明治24年制作)を送ってもらいました。飯田さんから貸していただいた土地条件図、大正12年の地図、伊勢湾台風の水没状況(この地図は少しおおざっぱな仕事がしてある。)資料を眺めているといろいろなことが分かってきます。
若宮のような場所にはどんな施設を作るべきでしょう。自分で都市計画の一部を考えてみましょう。水害教材もだいぶ集まってきました。今度は地震の教材もハザードマップも自分たちで作っていこうではありませんか。北区の住民達も自分たちで水害調査をされたとか中日新聞で見ました。私たちが調べている教材も北区の方々に知って欲しいし、お互いに財産を共有したいなと考えています。どなたか水害調査をした北区の方たちと連絡が取れる方があれば教えてください。
もう学校では11月の初旬から復旧の工事が始まるようです。私自身は芯の疲れがとれないまま授業をしています。でも送っていただいた教材を一つ一つ授業で紹介しています。「このような非常時に全国の皆さんが励ましてくれるのも日頃の友達を大切にしておかないと送ってももらえないよ。」などと言いながら少しずつ授業をやっています。実験室がない、薬品もすべてない、演示実験のセットがない、黒の画用紙があれば額に虹を入れるのが回復できるのに内々づくしで、仕事をしています。ぼちぼちと水没した教材のプリントも少しずつ乾かしています。ものによってはかびが生えたり、ふやけすぎて回復できないものも出てきます。他の方に乾かしていただきたい気分です。人にもよりますが、同じ校内でも2階以上の人には水害の記憶も薄れ、他人事で協力をしてくれない人もいます。
日に日に水害の重さを強く感じてくる今日この頃です。皆さんからもまだまだ援助がないと立ち直れないと思います。今の現状は自分でも教材の回復をいくつか行いましたが、何せその量が多く35〜36年分です。皆さんの手作り教材の出来上がりを一つでもいただけるとありがたいです。奥谷さんに教研のとき頂いた反射型アニメもすぐに見せるつもりです。今はこのような教材を頂きたくとありがたいです。古い地図でも、生物でも、化学でも、物理でもまた水害調査についてのアンケート項目でも是非一つでもいいから協力してください。今の段階としてお願いします。毎日忙しいし、他人の教材まで作れませんかね。これからも忘れずに、少しずつでも援助を継続していただきたいと思います。
番号 00K-002 送信日 00/11/03 差出人 岡田 高明
件名 次回EHCの案内
「EHCの案内」
みなさんお元気てすか。加速度計アダブター製作の案内です。以前EHCで製作したデジタル式マルチメーターやアナログ式マルチメーターに接続するアダプターです。
1.日時11月11日(土)10時〜17時
2.場所**高校3F物理室
3.費用約9000円
4.準備前回製作した加速時計
電気工具セット
特に丸ヤスリ、リーマー
前回の製作プリント
お持ちの方はテジタル式マルチメーターまたはデジタルテスター
5.その他当日都合により欠席される場合は
原則として費用を出席者にことづけてください。
どうしてもそれが困難な時は事務局岡田まで
電話またはメール(taka‐oka@tcp‐ip.or.jp
番号 00K-003 送信日 00/11/12 差出人 川田 秀雄
件名 2月例会について
お元気ですか。川田です。
2月の物理サークル例会の件ですが、2月10日1時から科学館で、樋口先生の講演を含めて、okの返事をいただき「サークル通信」に印刷して、配布の手配をしました. その後で、科学館の山田さんから「館長の樋口先生が、2月10日は外国の学会に参加される事になり、2月24日(土)にしてほしい」との連絡がありました。再印刷も出来ず、そのままになっています。
一応、通信には2月10日となっていますが、2月24日(土)ということでお願いします。全体には、年明けのサークル通信で日・時、会場、講師、テーマ等について正式に連絡します。
寒さに向かいます。ご自愛ください。
番号 00K-004 送信日 00/11/12 差出人 林 正幸
件名 会議の連絡
こんばんは、林 正幸です。
夜が長い季節になりました。空を眺めると、西に明るい金星が、東に木星と土星が
見えます。流星群も観察できるそうですが、長くは外に居られません。
さて、3つほど会議の連絡をします。
合同県教研の反省会
11月17日(金) 夜7時から 県教育会館(千早)
反省会のあと、慰労の意味で飲み会を予定しています。実行委員の皆さん、参加してください。
愛知科教協事務局会議
11月28日(火) 夜7時から 喫茶「大銀杏」(上前津)
夕食を交えて、「討論合宿」を企画します。アイデアを持ち寄りましょう。予定は1月の7日(日)と8日(月)です。若手の参加を期待しています。
EHC事務局会議
12月22日(金) 2時から 林まさ宅(一宮)
次の企画の「衝突解析計」の検討と、現在製作中の「加速度計のデモ用アダプター」の回路修正についてです。ちょっと遠いですが、東海北陸道の一宮木曽川インターからは5分です。
ちなみに加速度計はもう一回製作を続けることになりましたが、日程が2月4日(日)に変更になりましたので注意してください。
ではまた。
番号 00K-005 送信日 00/11/19 差出人 田中 英二
件名 DOS/Vマシンでの計測ができるようになりました
久しぶりにお便りします。こんばんは、田中です。
この4月頃から、かれこれ8ヶ月ほどかかって、前にEHCで作ったPC98用インターフェース(PIF95)をDOS/Vマシンで使えないかとあれこれやっていました。今回ISAバスを使って、アドレス変換ボードを作ることに成功しました。先日、DOS/Vver6.2の中にあるQbasicを使って、入出力のテストを行いました。その結果、8255の入出力はうまくいきました。後は8253のテストですが、まず大丈夫だと思います。これから、試験中にやってみようと思います。
これで、EHCの企画が一つできました。この過程で、一つ気がついたことがあります。PC98用の変換ボードを作るとき、74HC245という双方向のバッファを使いますが、そのゲイト端子をアースしていました。それは、ゲイト端子に入れる信号がないからです。しかし、そうするといつもコンピューターのデータ信号線がWRITE状態でつながってしまいます。あれは、不安定の原因なのです。これをなくすためには、138(IC)を変換ボードに乗せて、一度デコードしてから、もう一度、PIF95の138に上手に選択できるように信号を送るようにするといいようです。
こうすると、変換ボード上の138の信号で245(IC)のゲイト端子に入れる信号が作れます。アドレスが一致したときだけ、ゲイト端子にL信号が出るようにすればいいからです。これは、ANDで実現できます。
今ひとつは、PC98では、D2とかD0というように8ビットでアドレスを決めていましたが、だんだん、いろいろな機器がコンピューターに付属されるようになると、アドレスを16ビットで決めるようにしないと、ユーザーが使えるアドレスがないのが現状です。688(IC)を使うことによって、それが実現できるとわかりました。
EHC事務局のみなさん、今度の事務局会議で、お見せできるかもしれません。その日を楽しみにしています。
最後に、船橋さんへ、
いよいよ、DOS/VのQuick Basic(English)が、手に入れたくなりましたね。そうすれば、まずはDOSの世界で、DOS/Vマシンで、98の時と同じ事が(高速に)実現できそうです。
それでは。
番号 00K-006 送信日 00/11/19 差出人 戸田 亜昭
件名 ビー玉スターリングエンジン
**工業高校の石田先生の指導でビー玉スターリングエンジンの教材をつくります。11/23日に参加したい方がありましたら、まだ参加できるかを児島高徳さんに確認してください。参加できなくても教材を分けていただけるようです。すでに参加申し込みをされている方は、石田先生のメールに書いてある道具を持ってお出かけ下さい。
(引用開始))
石田正治@愛知サークルです。
11/23、刈谷市産業振興センター(刈谷市相生町1−1−6)で、昨年の指南車に続いて、物理サークルとジョイントでビー玉スターリングエンジンという教材をつくります。ご都合よければお出かけ下さい。連絡は、児島高徳さんkojima77@ma.medias.ne.jpにお願いします。
さて、そのスターリングエンジンですが、私が教材として提案しているものは、その作動原理から見れば、ホットエアエンジン(熱空気機関)と呼ぶ方がふさわしいものです。歴史的にも、教材用のスターリングエンジンは、すでに技教研大会にて、工業高校向けのものを紹介していますが、今回のビー玉スターリングエンジン(ホットエアエンジン)は、シリンダに試験管、ディスプレーサにビー玉を用い、閉空間での気体の膨張・収縮が目で見ることができるようにしたものです。ボイル・シャルルの法則を理解し、熱エネルギが動力(機械的エネルギ、回転力)に変換される熱機関の原理を学ぶ格好の教材であるかと思います。
このビー玉スターリングエンジンというアイデアは、私のものではなく、戸田富士夫先生(宇都宮大学教育学部、元埼玉大学)が、オランダで行われたスターリングエンジンに関する国際会議で展示されていたものをモデルに作られ、日本設計工学会の「教材用スターリングエンジンの実用化に関する調査研究分科会(1995−1997)」で紹介されたのが最初です。戸田先生が作られたモデルは、ある程度高い工作力が必要ですが、その後、戸田モデルを参考に、簡単に作れる構造のものがいくつか提案されるようになりました。しかしながら、これはつくってみるとよくわかりますが、安定して動くようにするためには、いくつかの工夫が必要です。中学校技術科にある設備や道具で作れるように設計したものが、今回、愛知サークルの実技講習会で紹介するビー玉スターリングエンジンです。
今年の9月に、日本宇宙少年団の全国大会が名古屋で開催されました。その大会の科学を体験的に学ぶ分科会のひとつが私のビー玉スターリングエンジンづくりでした。小中学生を対象に設計しましたので、組立は、簡単で1時間もあればできます。当日は25名の参加(大部分は中学生、一部大人も参加)であったかと思いますが、全員完成し、大変喜ばれました。
11/23の愛知技教研の研究会には、工作法の工夫と完成させたエンジンを教材としてどのように活用できるのか、参加者の皆さんとともに考えてみたいと思います。どうぞよろしく。
[参加予定の方に連絡]
次の道具を準備して下さい。
1.ドライバー 1本 (No.2です。ごく普通のもので、木ねじを回すのに使います。)2.スケール 10pが測定できれば十分です。
3.広口ビン、缶(ジャムのビンのようなもの)、1個。アルコールランプを作ります。アルコールランプのある人は持参して下さい。(アルコールランプは買うと約700円)4.完成したビー玉スターリングエンジンを持ち帰る紙袋1つ(普通の手提げ袋で十分です。)
※材料代 約1000円(郵送の場合は1500円)
問い合わせ先
石田正治 E-mail:ishida96@tcp-ip.or.jp
(引用終了)
番号 00K-007 送信日 00/11/24 差出人 臼井 泰洋
件名 問題教師 VS 問題生徒 行司は文部省
今日の新聞で見ましたが
”問題教師”は教育委員会へ
文部省の方にお聞きしたい。
”問題生徒”はどうすればいいのですか?
やっぱり教育委員会ですか?
それとも文部省ですか?
教えて下さい。
そんな感想を持ちました。
番号 00K-008 送信日 00/11/26 差出人 田中 英二
件名 船橋さんへ
船橋さんへ、
プログラム受け取りました。
ISAバスのことですが、GAL22V10BというICを使うのですが、それはプログラマブルICで、こちらで、それようにプログラムしないといけないICなんです。この前成功したのは、本の作者が、すでにプログラムしたものを使えたのでうまくいったわけで、みんなで作るときは、そのICをプログラムする必要があります。プログラムの仕方も何も今は分かりません。何とかしないと。
もう少し時間がほしいですね。
番号 00K-009 送信日 00/11/26 差出人 鈴木 久
件名 武谷三男をしのぶ会に参加して
みなさん こんにちは。鈴木 久です。
昨日、愛知大学で行われた“武谷 三男をしのぶ会”に参加してきました。前日、科学史MLで当地で行われるのを知り、あわただしく参加してきました。前の席に,飯田さんと戸田さんが座っていました。久しぶりに武谷をめぐる内容を聞き、あらためて勉強しなおそうと思いました。特に、技術と技能を教師としてどうとらえ身につけるかとか、人権と特権、安全性の考え方をもう一度読み直し、現在の問題を考えるよすがにしたいと思いました。なお、「科学入門」も改めて読み直そうと思いました。
ところで、飯田さん、戸田さん黒板に井尻正二の名が書かれていましたが、どんな文脈で名前がだされたのでしょうか?個人的にでも、このMLでもけっこうですので教えていただけないでしょうか?パソコンの中身がほとんど消えてお二人のIDがわからなかったので失礼します。