番号 00H-001  送信日 00/08/01  差出人 林 正幸
件名 コンピュータの組み立て

 こんばんは、林です。
 昨日、一昨日とコンピュータの組立てをしました。これは田中さんが「一緒に作ろう」と呼びかけていたもので、船橋さんと彼のおいの伊藤さんと私が乗りました。私としては、もうすこし現在のコンピュータの仕組みを知っておきたいという思いがありました。長い間その道から離れていたので、ほとんどが未知の領域です。
 一昨日はまず大須で、田中さんの指示に従ってパーツを購入しました。今や組立式コンピュータは日進月歩で、その場でひとつひとつ吟味・確認する必要があるようです。お陰で4人分のパーツを購入するのに3時間あまりかかりました。そして昼食のあとついでに、私と田中さんがデジカメを購入しました。
 取って返して私に家で作業開始、そのときすでに5時近くになっていました。包装を解くと段ボール、不燃物、紙の箱の山ができました。そして田中さんの指示に従って次々に組立てていきました・・・
 昨日は9時半からスタート、そして昼過ぎには組立てを完了しました。あとからマザーボードのマニュアルを読んでみてもちんぷんかんぷん、自分ひとりだったら10倍時間をかけてもできなかったと思います。続いてWINDOWS98の2nd ed.をインストールしました。ハードディスクが45Gと大きいので、そのフォーマットだけでも30分以上かかりました。
 ここまでは比較的順調だったと言っていいでしょう。しかし各種ドライバを入れ始めるとトラブルが続出、私と船橋さんはよく分からなくて疲れ気味になりました。そんな中で田中さんといささか心得がある伊藤さんが次々に解決して、7時にはシステムが完成しました。すごいなあ・・・。そしてあとのアプリケーションの導入は自分でやるようにと、膨大な宿題が出ました。
 でき上がったコンピュータは、CPUが800MHzと超高速でメモリーは128MそしてAGPが16M、モデムは56k、もちろんSCSIを装着、メディアはフロッピー、CD、CD−RW、DVD、それにスマートメディアのためにカードリーダーも組み込まれています。モニターテレビも新調です。
 そして思いました。「こんなことができるのは、仲間のお陰である。私たちのバックボーンは協力して勉強したり研究したりすることにある」と。
 ではまた。



番号 00H-002  送信日 00/08/02  差出人 山岡 世司郎
件名 Re:コンピュータの組み立て

 山岡です。
 性能を見るとすごいなと思いますが質問があります。
 1) 総費用はいくらですか。
 2) OSは英語版?
 一度高性能機に触れると,もう遅い機械はいらついて使えなくなってしまうのでは・・・・・
 麻薬のような高性能。



番号 00H-003  送信日 00/08/06  差出人 鈴木 久
件名 紹介 撞木講話

 お知らせです。鈴木 の宣伝ですが。
 日本科学者会議愛知支部では、OBの方の話をゆったりと聞こうと始まった撞木講話というのがあります。そこで夏休みということで、ご指名を受けて引き受けました。前回位から若手も話をしています。よろしければ冷やかしにきてください。

第8回撞木講話
鈴木 久『生徒の疑問につきあって』
  「ペンギンって本当に鳥なの?」のライフワークと昨年から始めた「質問紙法授業」について午後2時から3時30分まで話をし、その後話題をさかなに5時閉会
  名東区東片端正文館の北、山吹小の北の撞木館・奥座敷
  飲み物つきで500円です。
  ただし、駐車場の余裕はありません。



番号 00H-004  送信日 00/08/12  差出人 林 正幸
件名 いかがお過ごしですか

 こんにちは、林 正幸です。
 夏休みもおそらく今が一番時間が自由になるとき、皆さんいかがお過ごしですか。私は科教協大会の後は「授業プリント」づくりをしています。先日には11章の「典型元素の単体と化合物」をホームページに掲載しました。ご意見・感想などを聞かせてください。実際のところ悩みながらつくっています。疲れると庭の掃除をして気分転換します。
 そうそう山岡さん、組立てコンピュータは総工費が21万円あまりです。プリンターは購入していません。WINDOEWS98は日本語バージョンです。一緒に作った船橋さんはその後かなり進んでいるようです。私は後からついていくつもりで、まだ何もしていません。第一にWINDOEWS98の解説本が必要なようです。田中さんからはBIOSの本も買うように言われています。
 今日は昼ごろに大阪の姪がきて、おふくろと3人で名古屋ドームに出かけます。私はドラゴンスファンでも野球好きでもありませんが、教え子が通年のチケットを持っていて、空いているからと譲ってくれたのです。ドラゴンズはこのところ負けが続いています。ビールを飲みながら、姪と応援してきます。
 19日から10日あまり、家内がニュージーランドに出かけます。主「夫」をしながら「授業プリント」づくりを続けるつもりです。
 ではまた。



番号 00H-05  送信日 00/08/19  差出人 船橋 隆久
件名 科学の祭典「モルの会」原稿

 16日に行われた「青少年のための科学の祭典」(10月7,8日)の打ち合わせに参加しました。「モルの会」として2日間1ブースを担当し、ガイドブック用原稿は林先生が「33円電池など」、私が「爆発実験」を書くことになりました。以下は来週早々に山田さんに郵送する予定の原稿です。[図1]には「紙コップロケットのイラスト」を、[図2]には「水素爆弾のイラスト」を予定しています。「恐怖のビニールチューブ」のイラストは、紙面の都合(1ページあたり41字×33行という制約)がありますので割愛しました。訂正すべき内容がありましたら早めにお知らせいただければ幸いです。
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(原稿)

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      体験しよう「爆発実験」

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                            モルの会  林  正幸  船橋 隆久  鈴木 利往
                                   河合 良一  沢田 紳一郎

1.ねらい

 毎日使っている整髪料や殺虫剤のスプレー缶に、「可燃性・火気厳禁」と書いてあることに気づいたことはありませんか。これはスプレー缶の中に、エチルアルコールやブタンガスといった燃えやすい成分が含まれているからです。身近にあるスプレー缶や、理科の実験で使ったことのある水素を使って、安全で楽しい爆発実験を体験してみましょう。

2.用意するもの

 ・スプレー缶(可燃性と書いてある整髪料など) ・アルミ缶(2つ) ・紙コップ ・マッチ  ・割りばし
 ・ビニールチューブ(透明,内径9mm,長さ15m) ・ペットボトル ・圧電素子 ・酸素 ・水素

3.やり方

@ 紙コップロケット
上部を切り取ったアルミ缶の中に整髪料と酸素の混合気体を入れ、
紙コップでかたくふたをします。アルミ缶の下のほうにあいている穴
にマッチの炎を近づけます。

     [図1]

A 水素爆弾
水中で上部を切り取ったアルミの中と酸素の混合気体を入れ、
できるだけ水素がれないようにして割りばしの上に置きます。ア
ルミ缶の底にあいている穴にの炎を近づけます。

[図2]

B恐怖のビニールチューブ
透明で内径が9mm,長さが15mのビニールチューブの中に、
水素と酸素が2:1の割合で混じり合っている気体を入れます。
ビニールチューブの一方を水の中に、もう一方にゴム栓付き圧
電素子を取り付け点火します。このとき、ビニールチューブを握っ
いると・・・・。
 (私はこの実験を工学院大学・後藤道夫先生から教えてもらいました)

4.気をつけよう

これらの実験は、必ず理科の先生と一緒に行うようにしましょう。

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番号 00H-006  送信日 00/08/19  差出人 林 正幸
件名 科学の祭典の取り組み

 こんにちは、林 正幸です。
 16日は科学の祭典の打ち合わせ、ご苦労さまでした。私は川田さんに誘われて二次会に行き、彼は最終列車に乗り遅れてしまいました。
 化学ブースのテーマは
    紙コップロケット
    水素爆弾
    33円電池
    電気で字が書ける
です(たまにビニールチューブの爆発も登場します)。なおこれとは別に岡田さんが生徒たちと「タマネギの皮の染色」をやります。
 協力者は、河合、澤田、鈴木(利)、船橋と私の5人の予定です。そして31日10時から市工芸で予備実験をすることにしました。これはなかなかまじめですよね。
 さてすこし遅くなりましたが、堀田さんの生物ビデオ
    「ゾウリムシ」
    「田んぼの中の不思議な生き物たち」
が届いています。原版は業者が買ってくれたそうで、お値打ちなテープはこれ限りです。9月1日の合同教研理科分科会の打ち合わせ(18時〜、**会館)に持っていきます。化学関係は31日に渡せます。
 ではまた。



番号 00H-007  送信日 00/08/27  差出人 鈴木 久
件名 田中 一 さんの本

 みなさん こんにちは。鈴木 久です。
 個人的なことと思われるかもしれませんが、質問紙法授業の田中 一さんの本「さよなら古い講義」を著者割引で預かっています。1800円足す税なのですが、1600円でおわけできます。この夏50冊あずかり後少し残っています。見込みがなければ、返送するつもりです。もし、サークルまたは別のルートで手渡しできるのでしたら預かっておきます。個人メールで連絡ください。
 昨日と今日の民教連の夏の集会で理科分科会を無事終えました。質問紙法の話もしたのですが、小中の先生には売れませんでした。というわけで、上のような情報を流させていただきました。
 今年の理科分科会では、岐阜物理サークル?の土肥さんの、フイルムケースによる簡単にできる笛と小麦粉でつくる風船人形??とやはりフィルムケースで空気電池の3つの工作も参加者に作ってもらいました。また、コンピュータでデジカメやスキャナーの活用などです。毎年、3時間1人で1本勝負です。



番号 00H-008  送信日 00/08/31  差出人 林 正幸
件名 台風のエネルギーは?

 こんにちは、林 正幸です。
 夏休み最後の日、午前中は市工芸に集まって、科学の祭典の予備実験をしました。参加者は河合さん、澤田さん、鈴木(利)さん、船橋さんと私の5人でした。なお岡田(晴)さんが「生物ビデオ」を引き取りに顔を出しました。
 中日新聞のサンデー版に「台風のメカニズムを探る」というのがあり、そこに「台風は1秒間に海水25万トン分の水蒸気を吸収します。」「平均的台風が持つエネルギーは広島、長崎に投下された原子爆弾10万個分、30以上の原子力発電所の1年間の発電量に相当するといわれます。」という記述がありました。
 1gの水蒸気の凝縮熱は540×4.19=2260[J]であり、台風が1秒間に吸収するエネルギーはおおむね
  2.26×10^(3)×25×10^(10)=5.65×10^(14)[J]
つまり
  5.65×10^(14)[W]=5.65×10^(7)[万キロワット]
の馬力を持っている。
 台風が10日間暴れるとしてその総エネルギーは
    5.65×10^(14)×3600×24×10
       =4.88×10^(20)[J]
100万キロワットの原発30基が1年間稼働するとその総エネルギーは
    100×10^(7)×30×3600×24×365
       =9.46×10^(17)[J]
 興味が湧いて計算してみたのですが、2つの数値のギャップは何なんでしょうか。
1gの水を10kmまで持ち上げるのに必要なエネルギーは
    0.001×9.8×10000=98[J]
で2260[J]に比べれば無視してよい。計算間違いがあるのかなあ。誰か分かりませんか。
 ではまた。