番号 00D-001 送信日 00/04/01 差出人 船橋 隆久
件名 衝突解析プログラム
船橋です。
愛知科学教育ネットでも数回にわたって議論された「弾性球・非弾性球、痛いのは?」については、昨年の県教研で報告された「デジタルオシロスコープを使った力の計測」ですでに決着しました。そこで今回のねらいは、「高価なデジタルオシロスコープを使わないで、パソコン計測でなんとかしたい」というものです。しかし、解決しなければならない課題として、
@EHCで4年前に作った「音声録音再生ボード」の活用
A機械語を使って高速計測を可能に
の2つがありました。
@については「音声録音再生ボード」についている「入力電圧増幅用VR」の調整で、不十分ながら使用可能であることがわかりました。
Aのソフト開発には、この春休みの大部分を費やしてしまいました。ここ2〜3年間プログラミングから遠ざかっていたこともあり、基本的な部分を思い出すのにさえかなりの時間が必要でした。特に高速計測のためには機械語がどうしても必要で、そのためのアセンブラは避けて通れませんでした。
そしてなんとか完成した「衝突解析プログラム」による計測結果を通して、弾性球と非弾性球の衝突時における力の立ち上がりの差(なめらかな立ち上がりが弾性球,鋭い立ち上がりが非弾性球)をはっきりと読みとることができました。
ではまた。
番号 00D-002 送信日 00/04/03 差出人 林 正幸
件名 本のお勧め
こんばんは、林です。
このところ新幹線に乗ることが多く(約1ケ月の間に東京5往復、京都1往復)、本を読む機会にもなりました。始めに読んだのが、日本化学会編「1億人の化学」シリーズの14巻「どうする地球環境」(大日本図書)でした。若いときに「公害」問題に取り組んで以来、関心を多面的にするために意図的に離れてきた環境問題に、改めて接近しようとして読みました。新しいカテゴリーがいくつも生まれているなと感じました。 そして今回皆さんに勧めようとするのが、菅野礼司著”科学は「自然」をどう語ってきたか”(ミネルヴァ書房)です。彼は、科学の進歩につれて自然観がどのように発展してきたかを、明解に語っています。数学的自然観、原子論的自然観、機械論的自然観、力学的自然観、階層的自然観、進化的自然観に分けて、それぞれ歴史的に解説しています。さらに物理学分野を中心に、相対性理論と量子力学がもたらした認識の変革と、科学の中で数学が果たしている役割について深めています。私にとってたいへん興味深い内容で、感動しながら読みました。これは授業編成のひとつの基盤になるものですね。 さて船橋さんはプログラミングに力を入れたとのこと、皆さんはい
かかお過ごしですか。私は写真部の指導をしたり、日本化学会の特別企画で報告(講演)したり、そして早めの草取りからやっと花も開き始めてガーデニングに思いを巡らしているところです。昨日も母を連れて花屋へ行き、かなり買い込んできました。ちょっと余裕かな。
ではまた。
番号 00D-003 送信日 00/04/04 差出人 林 正幸
件名 MOLの会報告
こんばんは、林です。
妹のことで取り紛れていましたが、3月5日に開いたMOlの会の通信をお届けしておきます。
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00.3
事務局 林 正幸
MOlの会通信00−3
参加者は岡田、鈴木とし、林まさ、船橋の4名でした。はじめに「愛科教ネット」上で話題になった、中学生や高校生の質問にどのように対応するかについて話し合いました。これは学校教育にもインターネットが入ってくることを考えると、重要な課題です。そして最後には、みんなで「かみつきへび」を作ってみました。戸田さんからつくり方のプリントはもらっていたものの、いざ自分がとなると生徒同様に戸惑います。しかし幸い最後には全員が習得することができました。
1.「回転たこ」とマグヌス効果(船橋)
くわしく示せませんが、S字にひねった翼を「直球」のように回転を与えて投げると、上昇していきます。やってみると練習の必要なことが分かりました。似た形の「回転たこ」を、今度は送風機の風の中に入れると、回転する向きによってたこのように上がります。これらの原理は「マグヌス効果」と呼ばれるものです。それがよく見える実験道具でした。
(NHKの「やってみよう なんでも実験」より)
2.心を読み火を操る実験(船橋)
生徒に1から9までの数字を決めさせます。「君が決めた数字を読みとって、この雑誌の230ページに書き込みます。」 雑誌のページを破り取って「それではその数字をみんなに言ってください。」 「それでは火を操ってその数字が見えるようにします。」と、線香で火をつける。紙はジリジリ燃えて、やがてその数字になる。
これは「焼き落とし」の応用で、予め飽和硝酸カリウム水溶液で書いて、1から9までの数字が出るようにしておきます。文字のまわりを飽和食塩水で囲うと延焼せずきれいにできる。あとは生徒が言った数字が出るように火をつければよいのです。そのためのパターンをもらいました。
3.大薮さんの結晶モデル(船橋)
残念なことに実習助手の大薮さんが、3月で辞めることになりました。彼女はいろいろなアイデアを提供してくれたり、いくつもの結晶モデルを量産してくれたりしました。一度は東海科教協の「実験お楽しみ広場」に参加してもらったこともありました。今回はその彼女の最後の作品で、参加者は「ビー玉結晶モデル」をありがたく入手することができました。
4.べっこうあめの反応(林まさ)
べっこうあめは味からすると砂糖が反応しています。以前にそれをフェーリング反応が起こる程度の差から確認しましたが、今回は始めは陰性の純粋なショ糖からあめをつくることで調べました。すると9割かた進んでも、フェーリング反応は陰性でした。それがやまぶき色の溶液になるや、ドバッと陽性になるのです。たしかに時間不足でうすい黄色のあめは砂糖の味そのものです。ぎりぎりまで加熱して、すぐに冷ますのがおいしいべっこうあめをつくる「こつ」です。ショ糖の加水分解を含む「カラメル化反応」が起こるようです。アルケミストの藤田さんによると、カラメル化はカルボニル化合物やフラン類、それに有機酸類が生成します。有機酸はショ糖の加水分解を促進します。そして分解生成物のひとつ果糖はさらに熱分解しやすいのです。こうして最後に急速に反応が進むようです。
5.非金属各論(林まさ)
今回は「非金属元素の単体と化合物」という授業プリントを紹介しました。私の各論の視点は次の6点です。
・身のまわりの物質、主要な生産物(製法や用途を含む)
・面白みがある物質
・生命、地球、宇宙に係わる物質
・毒性、環境、リサイクル
・周期表で整理
・すでに学習したことの応用
できる限り受験問題からは離れたい。
考え方によっては、各論でこそ、「活きた化学」を語ることができるのです。
ちなみに、「酸化と還元、そして電子やり取り」という授業プリントも配布しました。
6.燃焼爆発実験(岡田)
学年末の実験に「燃焼」を取り上げた。その中でとくに激しい「水素爆鳴気」を体験ました。
500mlPETボトルに水上置換で水素100mlと酸素50mlを捕集し、ボルを立てて「せん」を被せるように乗せる。水はボトルの中に残しておく。そして2mほどの棒の先にろうそくを立て、遠隔操作で「せん」を落としすぐに点火する。校舎中に響く爆発音。
次に白金黒を使って同じ手法で爆発させようとしたが、どうしてもうまくいかない。そこで生徒の手前、手に持ったさじで実行した・・・。慣れてくると快感だそうですが、みんなから耳せんをした方がよいと忠告がありました。なお白金黒は1gで7000円あまり、一度購入すれば長く使うことができます。
このほかにスチールウールの酸素中での燃焼や、いわゆる「三徳びん」の実験もやりました。そして話題として、誰か長いポリチューブ中の水素爆鳴気をやらないかという提起がありました。
またこだわりの「太陽と地球」(99年1月号に紹介)の2000年版プリントも紹介されました。
7.ドップラー効果(鈴木とし)
電子メトロノームを使うとドップラー効果が簡単に観測できる。(株)ナカノのマルチメトロノーム(M−48)は正確な450Hzの音を出して楽器の調整に利用される。そして振動数を変えることもできて、これを2つ(4500円×2)使うとうなりが検出されます。そこでひとつを持って待機し、もうひとりにもうひとつを持って歩いて近づいてもらうと、はっきりとうなりが発生します。1波長が0.75mですから、1分に90mの速度で歩けば、1秒に2回のうなりになります。このメトロノームは錦通りのヤマハミュージック名古屋(TEL:052-201-5194)でも手に入るそうです。
次回は
6月4日(日) 13〜17時
**高校 化学室
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番号 00D-004 送信日 00/04/11 差出人 杉本 憲広
件名 RE:衝突解析プログラム
こんにちは、杉本です。
船橋さん、衝突解析プログラムのメール読みました。さすがですね。結果が知りたいんですが教育ネットのアドレスはどんなんでしたっけ? お教えください。
非弾性のモデルについてひろさんと考えています。液体のように、ゆっくり押すと変形しますが急激な変化には石のように振舞うものを考えるとピッタリと思いますがどう思いますか?
ではまた。
番号 00D-005 送信日 00/04/11 差出人 林 正幸
件名 実験お楽しみ広場の準備
こんばんは、林です。
いよいよ新年度の授業がスタートしました。遅れていた桜も咲きそろい、気持が高まる時節ですね。皆さん、いかがお過ごしですか。
近藤さん、「実験お楽しみ広場」について連絡をありがとう。昨日林ひろさんから電話があり、そのことについても話をしました。予定としては4月24〜28日の週に愛知科教協の事務局会議を開きたいとのことでした。具体化したら、すぐに愛科教ネットでも連絡します。ちなみに彼もとうとうインターネット用にコンピュータを購入したそうで、そのメールが届くのも遠くはなさそうです。
杉本さん、愛科教ネットのホームページつまり船橋さんのページのURLは次のよ
うです。
船橋 隆久 http://www2m.biglobe.ne.jp/~tfuna/index.html
それから、非弾性体モデルについてはもうすこし説明してください。化学ではスライムのような粘弾性体のモデルにダッシュポットを使いますが、それとは違いますよね。
ではまた。
番号 00D-006 送信日 00/04/13 差出人 林 正幸
件名 愛知科教協事務局会議のお知らせ
こんばんは、林です。
校内では満開の桜が花びらを散らし始めました。清々しくも楽しい授業が展開しています。多くの生徒が声を掛けてくれます。「先生、おはよう」「久しぶり」「あっ、先生だ!」 昼休みには決まって化学準備室の廊下で弁当を食べる生徒たちが居ます。それが終わると部屋に入ってきて、いろいろ話してくれます。そして歩いて帰宅するときも、「さようなら」「さようなら」
先ほど林(ひろ)さんから連絡があり、4月25日(火)に「愛知科教協事務局会議」を開きたいということです。例年淑徳で開催している「実験お楽しみ広場」の企画についての相談です。時間と場所は次のようです。
7時 喫茶店「大銀杏」
「大銀杏」は東別院の交差点の北東側で、地下鉄を上がってすぐ、女性会館に向かって歩き、例の「OAシステムプラザ]の手前、トンカツ屋の二階です。と言っても、7時半までくらいは1階で夕食を食べていますが・・・。
いつも書いていますが、事務局は自主参加で、集まったメンバーで決めて動きます。お互いに力を合わせて愛知の教育運動を盛り上げていきたいと思います。できるだけ多くの皆さんの参加を呼びかけます。
ではまた。
番号 00D-007 送信日 00/04/17 差出人 杉本 憲広
件名 非弾性ボールモデル
こんばんは杉本です。
正さん船橋さんのHPアドレスありがとうございました。
非弾性ボールのモデルですが、そのとおり、正さんのメールにありましたダッシュポットです。もともと非弾性ボールをさわったときのねちっとした感触から導入したものなんですが、衝突時の接触時間にくらべて粘性の時定数がはるかに長いために硬い物質のように振る舞うのではないかというのが私の考えですがいかがでしょうか?非弾性のランダム台車モデルでは非弾性ボールが痛い理由ががうまく説明できないのではと思っています。
今日、飯田さんが石井さん(よせなべ)のランダム台車を作って実験していたのですが、それが面白い結果を導きそうです。次回の物理サークルで登場するでしょうからお楽しみに。私の考えも変わるかもしれません。
ではまた。コメントください。
番号 00D-008 送信日 00/04/26 差出人 林 正幸
件名 ますます高まる社会的監視の重要性
こんばんは、林です。
日曜の夜9時から、NHKの「世紀を越えて」で、「人体改造時代の衝撃」という番組をやっていました(続きがあるようです)。始めの10分ほどは見られませんでしたが、その内容は「科学のあり方」を深刻に問い掛けるものでした。
骨髄移植が必要な子どもをもつ親が、なかなか適合するドナーが見つからない中で、もう一人子どもを産むことを決心します。姉妹では1/4の確率で適合するそうで、幸運にも妹が1才になるのを待って移植が行われました。幸い姉妹とも健康に成長しているようです。
受精後間もない卵は、その細胞(ES細胞)がまだ分化していないので、臓器などあらゆる人体の「部品」になる可能性を持っています。人工受精で余ったES細胞のほかに、豚の卵に人間の細胞の核を入れ替えて電気ショックで分裂させたES細胞も研究に使われているそうです。この細胞を人間の子宮に入れれば、クローン人間ができてしまいそうです。
2回の腎臓移植に失敗したある若者が、自分の延命のためにクローンをつくり、一方の腎臓を移植してもらうことを強く望んでいます。これなら拒絶反応の心配がないからです。日本を含め多くの国ではクローン人間を造ることを禁止していますが、アメリカでは何の規制もないそうです。
バイオテクノロジーは今や核兵器を越える威力をもつ存在になっています。「移植のためにもう一人子どもを産む。」「移植のために自分のクローンを造る。」 果たしてこれは人間に何をもたらすのでしょうか。上の事例は止むを得ない面がありますが、他方で慄然として気持にもなります。そしてこれが利潤追求の手段になったり悪用されたらどうなるのでしょうか・・・。
「どこかで線を引かなくては」と思う一方で、科学はそれをどんどん越えて行ってしまうのが現実だとも考えます。たとえば、現代では人工中絶は普通に行われています。実のところ人類の未来の危うさを感じつつも、私たちが科学を民主的に監視していく重要性、そして科学者の社会的責任がますます高まっていると思いました。
ではまた。
番号 00D-009 送信日 00/04/27 差出人 林 正幸
件名 新規投入実験の「考察・感想」
こんばんは、林です。
今日は新しく取り入れた「ワインの蒸留とスペクトルの観察」という実験の、生徒が書いた考察or感想を紹介します。蒸留は赤ワインをリービッヒ冷却器なしで蒸留し、蒸発皿でスチールウールの上に塩化リチウムを載せ、留出液を注いで火を点けます。スペクトルは生徒全員に分光器を作らせておいて、それで水銀と水素の原子スペクトルを観察させます。
「今日は、ワインのにおいがプンプンしてよっぱらったっっ!
塩化リチウムはもやすと、情熱の赤色炎が出てきてかっこよかったヨ!」
「アルコールのにおいを家具と、お酒のにおいがして気持わるくなった。フラスコに
入っているワインは消毒のようなにおいだった。気持わるくなったけど、火をつけた
らとてもきれいな赤色だったのでずっと見とれていた。」
「ワインの沸とうのしぐあいがむずかしかった。蒸留液はとうめいだったのに、熱す
ると赤い炎になるのがとても不思議だった。
スペクトルに実験では紫、緑、オレンジははっきり見えた。紫、青、オレンジ、赤
が、グラデーションのようにみえてとれもきれいだった。」
「アルコールをなめてみたら舌がぴりぴりした(あとからきた・・・)。
「蒸留のやつはたまに逆流するので注意。
スペクトルの方はとてもきれいに見えた。もっと他の色や、もっと多くの色を見たい
。」
「アルコールがぬけるなんて知らなかった。しかもアルコールが抜けてもワインの量
は変わらないことがわかった。
(後略)」
「なぜエタノールを燃やすとき塩化リチウムを入れるかがわからない。でもきれいな
赤色の炎が出てよかった。
赤ワインを沸とうさせたらいかにも実験というかんじがした。」
「(前略)
スペクトルで分光器を使うとなんできれいに見えるのか。
ワインはなぜいきなり沸とうするのか。」
「ふつうの炎より赤い炎が見えた。
いろいろな色が見えて、なぜ光によって色が変わるのかふしぎだった。」
「加熱しているときなかなか温度が上がらす、水を持っている腕が疲れてきたが、何
とか耐えて、85℃まで上げ、蒸留に成功した。試験管のにおいがけっこうしたの、
本当に蒸留するもんだと実感した。」
「ビックリ、失敗しちゃった!!
火がワイン色になってたのもビックリ、ワインがくさい、くさーっ!!
この実験は、ビックリばかりだ→!!」
「ガスバーナーを離したり近づけたりするのが少し大変だったけど、試験管にワイン
が入らなかったからよかった。ワインの蒸出液からはアルコールのにおいがして、燃
やしたらきれいな赤い炎がでてきた。
人がいっぱいいて、あまりスペクトルが見えなかった。友達にきいてもう一度見たら
、たしかに見えたような気がしたけど、こう見えた!とは断言できない・・・。」
「ワインの蒸留で、2回(?)ぐらい失敗して、最後の方はもうやる気がなかった。
でも3回目で成功して、赤い炎が出たときは、感動した(火花がでて、ビックリした
。
(後略)」
「こんな風にワインからアルコールが取れるとは知らなかった。
(後略)」
「最初はワインを沸とうさせてワインがふき出してしまった。2回目は火をちょうせ
つしたのでうまくいった。温度差を利用するなんてよく考えたと思った。
スペクトルはきれいに光ったので、なぜ赤などの色が見えなかったかと思った。」
ではまた。
番号 00D-010 送信日 00/04/27 差出人 戸田 亜昭
件名 物理サークルの案内と綿の苗再び
昨日新しいパソコンで送ったつもりのメールですが,自分のところへ送ってきていないのでもう一度送ります。重なっているようだったらごめんなさい。
次回の物理サークルは次のように行います。皆さんも年度始めの仕事で疲れていて、大変だと思います。物理サークルへ参加し,エネルギー源としましょう。手ぶらでもいいから気楽に参加して下さい。
日時:2000年4月29日(土)13:00〜
場所:**高校物理実験室
私は,次のものを用意しています。
1.今年も綿の苗を用意しました。(作り方も用意していますが,昨年の5月の「実
物教育と綿の苗」というメールを見ていただけばその中に詳しく書いてあります。)
2.バーチャルミラーボックス(岐阜物理サークルニュースに紹介してあったを作っ
てみました)手の方から伝わる触覚の情報と目から入る視覚の情報でパニックを起こ
し,妙な気分になります。
3.自由落下で反応時間の測定(いきいき物理わくわく実験2に紹介したものを少し
改良)先着?名さまににプレゼントします。
田中さんへ
A.D.ムーアの「静電気の話」を持っていきます。是非おいでください。何日も
経ってしまい,熱が冷めてしまったか心配です。
番号 00D-011 送信日 00/04/27 差出人 勝野 恒光
件名 RE:新規投入実験の「考察・感想」
勝野です。
今年から1年生の化学を担当することになりました。
さっそく、林さんのホームページから関係するところをダウンロードして利用させてもらっています。水素爆弾や、ワインの蒸留実験など興味があるのですが、今は実験抜きの授業で精一杯です。
分光器の作り方とか、塩化リチュウムの量とか分からないことがあります。時間が出来たら自分でやってみて、生徒にもと思っています。また、詳しく教えて下さい。
「ますます高まる社会的監視」も同感です。何が正しくて、何が間違っているかを見極めるのが難しくなって判断が出来にくくなっているように思います。正しい、正しくないは時代によって変わっていくものなのか、絶対的なものがあるのか。今行われていることの意味を考えることが出来るだけの情報公開があることも必要ではないでしょうか。
番号 00D-012 送信日 00/04/28 差出人 田中 英二
件名 弾性・非弾性球を測定するソフトの件
こんばんは 田中です。
船橋さんが春休みに作ったソフト(弾性非弾性の測定)と、実験装置の概要を是非知りたいと思っています。教えてください。
それと、DOS/VのISAバスでの測定の件できればこの五月の連休中にやりたいと思っています。できたら、報告します。今年学校委員になって、少し学校を変えたいと思っていろいろ考えているとなかなか手が回りません。ではまた。
(追)さすが船橋さんまだプログラムの腕は健在ですね。
番号 00D-013 送信日 00/04/28 差出人 林 正幸
件名 改良「ヨウ素電池」
こんばんは、林です。
今日はすこしゆとりがあったので、いくつか実験してみました。数年前に次のような「ヨウ素電池」を紹介したことがありました(ホームページの「私が好きな実験」にもあります)。
ヨウ化物イオン電池
(−)C|KIaq:concHNO3|C(+)
ヨウ素電池
(−)Zn|NaClaq|I2・C(+)
どちらもろ紙電池です。
ヨウ化物イオン電池は、それぞれの溶液をろ紙2枚ずつに染み込ませて重ねます。豆電球が点くほどのパワーがありますが、2液間でも急激に反応してヨウ素が生成し、無駄が多い電池です。間にセロハン紙を挟んでも、パワーが落ちるだけであまり効果はありません。
今回はすこしスマートにしょうと、2液の間に食塩水を染み込ませたろ紙2枚を追加し、2枚のセロハン紙を挟んでみました。また硝酸も濃い場合はろ紙がひどくおかされるので、水と1:1に薄めたものを使いました。状況は改善されて長持ちするようになりますが、ソーラーモーターをまわす力しかありません。これは改良とは言えないかもしれません。
ヨウ素電池は豆電球を点けるパワーはなかったのですが、今回2、3秒は明るく点くことを発見しました。そこで思いついたのが、食塩水を塩化アンモニウム水溶液(20%くらい)に変えることです。ひょっとして亜鉛が電子を与える反応でブレーキがかかっているかもしれない、それなら古い乾電池で使われた塩化アンモニウムならどうであろうか、と思いついたのです。結果は大成功。20分以上、豆電球がそれも明々と点き続けたのです。塩化亜鉛はなかったので、薬品を入手できたら試してみようと考えています。
それから固体のヨウ素は扱いがスマートでないと、ヨウ素・ヨウ化カリウム水溶液に変えてみました。結果はパワーダウンでした。残念!
ちなみに使用後のヨウ素の処理ですが、ヨウ化カリウム水溶液に溶かし、水酸化ナトリウムで無色にしてから大量の水と共に流します。
放課後は写真部の生徒が外に撮影に行こうと言うので、学校のまわりを1時間あまり散策しました。前にも紹介したように近くに木曽三川の「光明寺公園」があり、田舎の風景も残っていて、被写体が多い環境です。もっとも生徒たちは遠足気分で、おしゃべりの方が多かったようです。
ではまた。
番号 00D-014 送信日 00/04/30 差出人 久保田 英慈
件名 物理サークル・ネットワーク関連
また、メーリングリストを借りて、事務的な連絡をいたしますことをおわび申し上げます。
土曜日の物理サークルに参加された方は御存じだと思いますが、以下の点を確認・ご相談・お願いしたいと思います。
1. 物理サークルホームページの移動について
現在、愛知産業大学の久保田の教職員用のアカウントを使用し、物理サークルのwebを立ち上げています。現在、なんら問題はありません。また、容量も、管理者をよく知っていますので、なんとかなります。
しかし、サークルのwebで、私の名前が使われていることは、ちょっと変ですね。(現在のアドレスがwww.asu.ac.jp/~kubota 私はかまわないのですが.....)浜島書店よりwebの容量をいただける、というお話がありました。こちらの方がグループ的になると思います。
また、大学のacドメインは接続線の関係で少し遅いです。浜島のorドメインの方が早いと思います。さらに、浜島のサーバーをお借りすることにより、検索システムを使えるようになります(もしかして、愛産大もできるのかもしれませんが....)。この検索システムをwebに導入すれば、過去の資料をすぐに検索することができます。
私が勝手にきめることではありません。“どうぞ!”の一言でもいいので、ご意見がいただければ幸いです。また、メールをやっていない方には、聞いていただけると幸いです。
なお、浜島のサーバを借りられる場合、URLの、以下の下線の部分(~以降)を自にきめることができます。
http://www2.hamajima.co.jp/~___________
前回のサークルで、山岡さんと“butsuri”がいいんじゃないかなあという話をしていたのですが、ちょっとノーマルだなあと2人で話をしていました。何か妙案があれば提案していただければ、とお願いします。
以上は、さぼりぎみのweb管理者からのお願いでした。
号 00D-015 送信日 00/04/30 差出人 山岡 世司郎
件名 RE:物理サークル・ネットワーク関連
山岡です。
ホームページを持続的に維持管理していくのは容量の増加とともに経費の増大で大変です。浜島さんのところで宣伝抜きで(そこにホームページがあることだけでも宣伝なのかもしれませんが・・)ホームページを維持してもらえるならありがたいことだと思います。
発表するに値する内容を持ったホームページになるよう研鑽に励みましょう。(自戒です,自壊かな???)
下線部の案1
buturi ノーマル過ぎる?
下線部の案2
buturicircle 長すぎる?
下線部の案3
circle 教科が内容が不明?
子供の名前をつけるより難しい?!?
その他いい案があればお聞かせください。