PD誌のクイズラリー&M7DRALLYを作成されていた、尾針得介氏のオリジナルクイジーマップに参加して来ました。 最近のPDQM,M7DRALLYが当初のクイズラリーと趣が変わってきたので、独自に作ったクイズラリーをWebで公開するということのようです。
参加は、1エントリー1,000円と有料ですが、その手間を考えれば安い物と思います。
しかしこのラリー、PDQM,M7DRALLYと同じと思って行くと大変です。 クイズは20問(この内2問はコース上どこかにあるという問題)、CPは9カ所でコマ図か写真どちらかというポイントがほとんどで、その順番もはっきりしません。 また、コース/クイズも結構マニアックでしたよ。
長野自動車道、麻績IC.を降りて直ぐの聖高原駅前の明治神宮(何で?)がスタートポイント。
もちろん、他のエントラントは居そうにない。 初っぱなから、ややこしいクイズを解いて、取りあえず給油。 なにしろ、コース中にスタンドを見つけるのは難しそうな予感がしていたもので。
駅前の明治神宮にて。 駅前からは村営のバスが出ている。 こんなところで何をしているのかというバスの運ちゃんの目に耐えつつ、クイズを解いて出発。(朝の10時です。)
ODは、村のお寺という感じのところ、ここのクイズは木の幹回りを計ると言うもの。 DRallyセットの中から紐を取り出し測定。
(やはり、色んなツールが必要になるクイズの方がやりがいがありますね)
Q3のある差切峡は、峡谷を抜ける小さなトンネルが続く道。 大型のトラック(なぜこんな所を)にあおられながら、何とかクイズポイントを見つける。 しかし、分かりにくい、途中でトリップをホールドして探しに行かないと一度では見つからない。(ハードである)
1CPも道路脇で写真があるだけ、その手前のQ4:公園案内板では漢数字を全て足すというクイズ。 電卓が必要です。
次のポイントへ向かうルートは、途中から”非常用道路”(どういう意味だろう)という山道へ入る。 これが、左右は背の高い草に覆われた細い一本道で、対向車が来たらこの車体で脱輪せずにバックしていく自信がない。(この道、車走っていいんだろうか?というような道)
Q5クイズも写真の碑の建設費を寄付した3名の金額合計(碑の両面に名前がびっしり:1千名ぐらいか?)という、時間のかかるクイズ。
2CPも何の変哲もない道路脇の消火栓だ。 これまで、ジュースを買うこともできてない。 まあ、本来のラリーCPなんて、こんなもんだと思うけど、食事にありつけるかちょっと不安。
このクイズも写真から見つけないとならない、一度通り過ぎるが引き返して何とか発見。 うーん、これは普通に走っていると見逃す可能性が高い。
一つは、展望案内図にある名称で動植物の動物にあたるのは幾つか?もう一つもトイレの壁(大木の断面に見える)アップ写真から何かを当てる。 問題も凝ってますね。
後ろに”北アルプスの山並み”を見て。 なぜ夏の山では”アブ”が車に寄ってくるのだろう? 子供達がビビって外に出てこないので、また一苦労である。
3CPまで無事クリアして、やっとコースが町中に入ってきた。 途中、工事迂回があったので、目測で補正する。
Q8,9では、やっとジュースを買うことができた。 これは飲み物も持ち込んでおかないと厳しいコースだ。
子供達も車外に出られるので喜んでいる。(山道では”アブ”が怖くて出られなかったのである)
わりと立派だった大町山岳博物館、研究施設も兼ねているようだ。 訪れる人も結構いた。(我々は入らなかったが)
これが、スタートして初めて人が居そうなポイントだった。
4CPは、大町を見渡せる鷹狩山山頂。 しかし、駐車場には他の車はない、山頂には食堂も営業していたがやはり誰も客はいない。 近くにインドカレー専門店営業中の看板を見つけたが、こんなところでやっていけるのか?と不思議に思う。
やはり道路脇の5CPをチェックして、川下隧道というクイズポイントを探す。 これもたまたま、それらしき看板を見つけたので助かったが、こんな小さい標識、普通に走っていたら絶対見逃すだろう。
昔、何年もかかって手掘りで作ったトンネル。 治水工事として、川の流れを変えるため作ったもの。 しかし、出題がマニアックだがおもしろい。
今回のコースで唯一昼食がとれそうだったCPに到着。 当然、蕎麦を食べましたが、普段から趣味につき合わされている子供達(かみさんも)は、うどん。(嫌みか!)
ここでのクイズは、観光案内看板の地名(小判型)の数を数える問題。 今年のM7RALLY用に買った、カウンタが役立つ。
6CPからのコマ図は、ついに間違いました。 なにしろ時速20Km以上で走っているととても読めそうにない看板が目印なんですから。(これは、ナビも責められませんなー)
Q13は廃校になった小学校(今は村の公民館)から、校庭にあるプール(今は草に覆われた池だが)の縦横を計るクイズ。 ここは、再びDRALLYツールから5m巻き尺を取り出し測定。
誰もいない校庭にて。
ここでも、”アブ”の大群に襲われ、娘は最後まで車から出てこなかった。 こんな時は、車に乗り降りするのも気を使います。(車の熱に反応して寄ってくるのか?)
CP,QPの写真の順番を間違ったり、クイズのある場所がお休みだったり(無理矢理覗いたが)と、苦労しつつも何とか後半戦へ突入。 コマ図では、2文字以外はまったく同じという標識に惑わされ(PDQMだったら誤植?)たりして、距離計測も足し算の嵐状態だ。
8CPに向かうコマ図はミスコース注意なのだが、これは行き過ぎるのは仕方ないというような所。 何しろ同じ様な橋が続いて国道だし、その橋の名前(欄干に小さく書いてある)を見分けて、手前を右折していくという超高難度なコマ図。 ナビが双眼鏡で遠くから見分けるしか方法が無さそうだ。(DRALLYツール追加か?)
8CPを過ぎてからFCPまでは、問題なくクリアして、ゴールのペンションに到着。(5時過ぎ)
しかし、ついにコース上場所不明問題2問の内、1問を発見出来なかった。(写真から適当に答えは書いたが・・・) このラリー小さな子連れにはちょっと、荷が重いかも?
ゴールのペンション・ラリーメイツにて。
もう夕方遅かったので、休憩は無しで宿へ向かいました。
翌日は、大町アルペンラインを通って、黒部ダムへ行きました。 朝9時頃到着したにも関わらず、駐車場はほぼ満車状態。 やはり、夏休みなんだと、納得する。
黒部ダムの放水。
途中、扇沢からトロリーバスに乗って黒部ダムへ着いたが、バス停からダムまでのトンネルの涼しい(寒い?)こと、外は標高に関わらず暑いのだが。 初めての黒部ダムだったが、この人の多さは、公開中の”ホワイトアウト”の影響もあるのか?
立山の山並みをバックに。
黒部ダムからは、立山(室堂平)方面まで抜けられるのだが、人も多いことだしケーブルカーにだけ乗って黒部平までとした。 山頂付近には、さすがに真夏でも雪が見られる。