1.答えはC。ロブロイとは18世紀にスコットランドに名を馳せたヤクザの名。豪族マッグレガー一家の出身で、一族が粗野なために、世間から疎んじられ、悪の道に走ったが、のち美化されスコットランドの小説や、オペラの主人公になった。答えは、スコッチの銘柄にもあるし、カクテルでは、スコッチとチンザノ・ロッソをステアーで作ります。だから、両方です。
2.答えはB。竹鶴政孝は大正7年3月、英国に赴きグラスゴー大学に留学、応用化学を学習、同10年本格的ウイスキー製造方法を修得、帰国後大正12年6月(株)寿屋(現サントリー)に入社、十カ年計画にてウイスキー製造に従事し、日本で初めての本格的ウイスキー白札をつくる。その後、昭和9年7月独立し、スコットランドに一番近い気候の、北海道余市で、大日本果汁(現ニッカ)を創立する。
3.答えはB。1898年、アメリカとスペインの戦争が始まって以降のスペイン支配から。アメリカの占領軍と一緒にコカ・コーラが入ってきた。その当時としては、コカ・コーラはナウイ飲み物だった。(コカ・コーラが最初に売り出されたのは1898年)答えはスペイン。
4.答えはC。”東の東郷、西のネルソン”と称され、海戦の神様と仰がれた英国海軍の提督ネルソンは、1805年10月21日、トラファルガー沖でフランス・スペイン連合軍を完全に撃滅して大英帝国を救った。しかし、完全勝利の直前に敵艦からの狙撃を受け、戦死。葬儀は翌年、国葬でとりおこなわれ、セント・ポール寺院へ葬られている。彼が海戦上から軍港へ沈黙の凱旋をするとき、その遺体は腐敗を防ぐためにラムを満たした樽へ浸けられて帰港した。艦隊が祖国の港へつくやいなや、水兵たちは先を争ってその樽の口を開け、<ネルソンの酒>を飲む栄光にあずかろうとして、喧嘩を始めたほどであったという。
5.答えはB。ローリング・ストーンズ。ステージで、ジャク・ダニエルをラッパ飲みするのも有名。レベル・イエルバーボンも飲んでいたらしい。
6.答えはB。戦前は大衆の為の洋酒バーが存在せず、バーのお客さんはもっぱら政治家、軍人、文化人、ブルジュア階級だったらしい。答えは太宰治。ちなみに、大衆のバーが現れたのは戦後のトリス・バー、ニッカ・バー、オーシャン・バーなどが最初。
7.答えはC。山梨県北巨摩郡にあるサントリー社の蒸留工場での年間モルト・ウイスキー生産は、スコットランドの総生産領を上回っている。
8.答えはA蒸留酒。テキーラはすべてメスカルだが、メスカルはすべてテキーラではない。メスカルは総称だが、テキーラは地域名。メキシコ中部の小さな町とその周辺地域。つまり、ブランデーとコニャックの関係のようなもので、竜舌蘭の様な植物を蒸留して造った酒はメスカルになるが、その中でもテキーラ町あたりでとれる特上物がテキーラになる。ちなみに、醸造酒はプルケと呼ばれる。
9.答えはA。ジャンヌ・ダルク・ナポレオンというぜいたくなフレンチ・ブランデーがある。ちなみに、皇妃ジョセフィーヌのカミュー・ジョセフィーヌという物もあるらしい。
10.答えはB。ペルノーに含まれるアニス等の香草成分の溶解はアルコールの中で行われる。つまり、これらの成分は、アルコールの中だと完全に溶解してとけ込んでいるが、水の中では不溶解になるので、水分を加えると粒子が散乱した状態になって濁るわけである。
☆上級がだいたいわかる人は、この店にあまり来てもらいたくないなー。 元に戻る・上級確認