これは日本人と結婚して、初めて日本を訪れたベトナム人女性・フ−ンさんが一ヶ月の日本滞在中に体験した、感激、驚き、不思議、怒り、涙、望郷の念などを日記にまとめて、それを日本語に翻訳したものです。


<フ−ンさんのニッポン日記1>
<訪問日程:2002年3月6日(水)〜4月5日(木)>
 ◆日本出発前
 ◆<2002年3月5日(火)>ベトナム発→日本へ
 ◆<2002年3月6日(水)>日本到着→歓迎宴会
 ◆<2002年3月7日(木)>京都観光1日目
 ◆<2002年3月8日(金)>京都観光2日目
 ◆<2002年3月9日(土)>鳥取へ行く
以降 <フ−ンさんのニッポン日記2>


<フ−ンさんのニッポン日記1>

<日本出発前>買物の準備
■何といっても食べ物が心配…■
 あと2・3日で日本へ出発。不安と期待でいっぱいだ。気候も寒いし、風邪を引かないか心配だ。ベトナムでは着ない冬服も幾つか買った。日本にはいろんなものがベトナム以上に有るとは聞いているけど、食べ物だけが一番心配・…。
                          
 私の姉も昨年日本に行ったけど、「あんたも日本ではまず食べ物は口に合わないから、ベトナムで買物をしてそれを持って行ったがいいよ」と教えてくれた。それで今日春さんと買い物にスーパーに行くことにした。

 まえに日本の友人がサイゴン市内にある日本料理屋に誘ってくれて、サシミを食べさせてくれた。私はそんな気持ちの悪いものは食べたくなかった。
でもその人はニコニコしながら、「美味しいから食べてごらんなさい!」と言って勧めてくれたので、日本料理に挑戦してみたけど…・。

 勇気を振るって、恐る恐るサシミを一切れハシでつまんで、お醤油を少し付けて食べた。赤い肉が口の中に入った。二回噛んで、すぐ飲み込んだ。気持ち悪かったが、何とか飲み込めた。でも・…、その後が…。

 しばらく五分ほど話しをしていたら、急に気分が悪くなって来た。すぐトイレに駈け込んだ。今食べたものは全部吐いてしまった。これが私の日本料理の初めての体験。それ以来日本から来た友人が、「日本料理屋さんに行きませんか?」と誘っても行かない。

 春さんはその点いいわ。春さんは、日本料理屋にはほとんど行かないから。いつも食べるのは普通のみんなが食べる(安い?)ベトナム料理。だから私も今日は何を作ろうかな?何を食べようかなと悩まなくていい。でも日本に行けば、回りの人たちはみんな日本料理なんだ。ベトナム料理なんかは普通ないんだから、そのために今日買出しに行こうっと。何を買おうかな?

 ヌックマム(ベトナム魚醤)をまず最初に忘れないようにしよっと。重たいのはダメだから、小瓶に入った10本入りが有ったからそれを買った。次にベトナムのインスタント・ラーメン。「そんなラーメンはわざわざここで買わなくても、日本にも山ほど有るよ」と春さんは笑う。けど味が違うから、日本のラーメンはダメ!やはりベトナムのインスタント・ラーメンでないとダメ。

 あとタマリンドの実や梅の実を乾したもの。これは私は車酔いするから、その時のために酸っぱいのが良い。あとサカナを乾したもの…などを買う。
これくらいで良いわ。あまり持って行くと重たいからこれでじゅうぶん。

 私が日本に行くことを知ると、友達はみんな「お土産を買って来てね!」と言う。ふ〜、親・兄弟・友達…、数えたら大変な人数だわ!日本でも100円ショップが有るというから、そこでみんなのぶんを買おうっと。

<2002年3月5日(火)>ベトナム発→日本へ
 ■大事なヌックマムが取り上げられた!ああ…!■
 飛行機は初めてではないけど、日本に行くのは初めて。タンソニヤット空港には夜9時半に着く。ベトナム人が見送りにいっぱい来ている。空港に入るまでその人ごみを押しのけて行くんだけど、みんなが私を見て「あの日本人のあとを歩いて行くのはベト僑だろう?」と話しているは可笑しいけど、春さんはさっさと先に歩いて行くので、私もその後に付いて行く。

 大きいバッグを預けて、小さい手荷物だけになり軽くなってホットした。そしてしばらく出発まで待合室で待つ。日本に帰る人たちが今日は多い。それも若い日本人の人たちが多い。みんなベトナムの観光から帰っているような服装をしている。この人たちみんなが、私と同じ飛行機で日本に帰って行くのね。

 みんな日本のどこに住んでいるのかしら?私の知っている日本の街の名前は「トウキョウ・オオサカ・コウベ・キョウト」くらいだし…。春さんの生まれた「クマモト」はどんな所かしら?イノシシが今でも出るような、ベトナムのサイゴンよりもずっと田舎だと、いつも私に言うけど本当かしら?

 11時前に案内があり、みんなが入り口に向かうので、私達もそちらに向かった。手荷物をX線に通す検査の所で、男と女の2人の係員が居て、じっと前の人の荷物をX線に通して見ていた。前の人はそのまま荷物を自分で拾い、そのまま先に歩いて行く。

 いよいよ私の番・・。たぶん何も問題はないわ…と思って荷物を取ろうとすると、それより早く係員が荷物を先に取り、「中を開けて見せてくれ!」と言うじゃない。前の人はそのまま行ったのに、何で私の時に調べるの?カバンを開けると、「あー、これはダメだ!」と言うからびっくり!

 このカバンには、ベトナムで買ったヌックマムや乾燥した果物を入れていたのに、「乾した果物のほうはいいが、瓶に入っているヌックマムは機内に持ち込みはダメ!」と言うじゃない。え〜ん、泣きたくなって来た。せっかくスーパーで買って来たのに、ここで取り上げられてしまうの〜…。

 「預け荷物にして、その中に入れておけば良かったのに…」と係員から今さら言われても、遅いじゃない!どうしよう…。春さんのほうを見ると「彼女はこのヌックマムが無いと、日本では何も食べるものが無く死んでしまうから、今回は許して上げて!」と言ってくれた。

 それを聞いて、二人でしばらく相談し始めた。後ろにも人が並んで来たし、男の人が仕方がないという顔をして、「今回だけは大目に見るけど、次回はダメだよ。機内に持ち込んだら、上の棚に入れずに足元に置くこと。いいね!」と言ってくれた。キャー、やった。「分かったわ、分かった」と直ぐ返事して、気が変わらないうちにヌックマムをカバンに入れて駆け足で機内に入った。本当に良かった、あそこで取り上げられなくて。自分の席に着いたら疲れてすぐ寝てしまった。目が覚めた時は日本に着いているのね。オヤスミナサイ…・・。でも日本語が話せないので少し心配。

 <2002年3月6日(水)>日本到着→歓迎宴会
■関西空港は大きい!キレイ!でも初めての日本は寒い■
 朝食が出るので朝4時に起こされたけど、ベトナムを出てまだ2時間しか
寝ていないので眠たい…。だってまだベトナムは2時なんだもの。あまり食べたくないけど、パンだけは食べた。春さんは自分のぶんはみんな食べて、私が食べないぶんまで全部食べてしまった。

 6時過ぎに日本に着く予定。日本は雨が少し降っていた。空を見ると曇っていて、見ただけで寒そう。いよいよ関西空港に着いた。ベトナムの空港には草が生えている所が多いけど、ここには草なんか生えていなくてコンクリートだらけで広いし、きれい。飛行機もいろんな国のがあって、ベトナムより数が多い。空港の建物も奇麗だし、近代的だわ。いくら掛かったのかしら?

 預けた荷物を受け取り、税関の出口を無事通過した。春さんが後で言うには、今回は一人で帰った時と違い、私が日本に来た目的をいろいろと聞かれたそうだけど、とにかく無事日本に着いて外に出た。外に出ると春さんの友達のNさんという人が待っていてくれた。Nさんは春さんより色が白く、若い。春さんの親友だそうなので、私も自分で自分の名前を日本語で紹介した。
「ハジメマシテ。ワタシハ フーンデス。ヨロシク オネガイシマス」と。

 初めての日本で、日本の人に自分の名前を日本語で言ったけど、何とか通じたみたい。Nさんはよく笑う、面白い人。そこでお茶やコーヒーをしばらく飲んで、神戸に行く。車の中から見ると、道路を走っているのは車ばかり。ベトナムと違ってバイクは少ないわ。それに大きい、高いビルがいっぱい建っている。

 9時半すぎにホテルに着いた。大きな、高い、キレイなホテルだわ。12階に部屋があって、そこからの眺めはビルだらけでキレイだけど、なんとなく面白くないわ。あ、目の前に電車が見える!あれが有名なシンカンセンかしら?春さんは用事があると言ってすぐ出て行った。私も疲れたし、あまり寝ていないので、しばらく眠る。

 昼まえに春さんが帰って来た。そして今からお昼ご飯を食べに行くという。下に降りると朝会ったNさんと、もう一人の女性がいた。名前はSさんと言った。大きなデパートの中を通って、お昼ご飯を食べに行くことにした。外は寒い、寒い。

 入った店は「オコノミヤキ」と言う食べ物屋さん。ベトナムにも似たような食べ物があるけど、ここでは自分で食べるのを、自分で焼いて食べるんだそう。みんなで一個ずつ頼んだけど、私は少しだけしか食べれなかった。ベトナムの「オコノミヤキ」屋さんで食べた「ブタモヤシイタメ」のほうが美味しかった。そのあとすぐ「ベトナム風喫茶店」に入った。ここにベトナム風のこういう店があるなんて驚き!

 ベトナム風と聞いたから、ここだったら私の口に合うのが出て来るかなと思った。私はプリンを頼んだ。春さんはアイスコーヒーを頼んだみたい。出て来たプリンを見ると、プリンの上に掛かっている黒い色をしたのは、ベトナムと同じように砂糖だろうと思ったら違った。何とコーヒーだった。まず〜い。水っぽくて美味しくなーい。

 春さんが頼んだアイスコーヒーを見ると、これもまたベトナムとは違って、お湯がいっぱい。彼も「これは水っぽい!」と言ってまずい顔をして飲んでいてカワイソウ。せっかく期待して来たのに、美味しくなくて残念だった。ベトナムの人がここに一人でもいれば話しも出来たけど、誰もいなかった。

 ここで春さんとNさんは、そのまま会社に行くと言って別れた。私はSさんと買物に行く。最初にお姉さんから頼まれたインスタントの味噌汁「アサゲ」を買った。日本に行ったらこれを頼まれていたので、今日早速買ってしまった。次にSさんと一緒に化粧品を見に行く。日本の化粧品はいろいろな種類が多くて、きれい。でも高い!今日来たばかりで日本の円は良く分からないけど、ベトナムよりはずいぶん高いというのは分かる。見るだけで出ようとすると、Sさんが私のために口紅を買ってくれた。嬉しーい。有り難う!

 そのあとまた一人の女の人が来て、買物に付き合ってくれると言ったけど、忙しそうだったし、私も少し疲れたのでホテルまで送ってもらって、夕方まで部屋でゆっくりしていていた。

 6時に春さんの会社に行った。会社はずいぶん高い階にあった。みんなニコニコして、優しく迎えてくれて安心した。でもみんなに日本語でアイサツするのは少し恥ずかしかった。この後みんなで夕食を食べに行くことになって歩いて行ったけど、そこに行く途中のいろんな店が明るくて、きれいだった。日本では道路や歩道でコーヒーを飲んだり、食事していないとは聞いていたけど、ここもそう。みんな忙しそうに歩いて行く。でもベトナムと違って歩きやすいね。

 着いたところは駅から遠くないところで、ビルの中にある中華料理屋さん。
名前は忘れたちゃった。20人くらいの椅子がある部屋に案内された。私たちが座った席の後ろには何か大きい日本語で書いてある紙が貼ってあったけど、何と書いてあるのかは分からなかった。後で春さんに聞くと、「結婚おめでとう!」と書いてあったそうだ。

 みんなが揃ったところで乾杯!料理は中華料理だけど、少しベトナムで食べる中華とは違うみたい。私の横にはアイさんとMさんと男の子のような女性が座って、英語で話してきてくれたから安心した。みんな大きい声で騒いでいるけど、あのNさんがいちばん大きい声で騒いでいる。もう一人大きい声で笑っている人がいたけど、名前は知らない。ベトナムでも宴会ではみん
なこうして騒ぐから、私も楽しくなってきた。

 隣りに座ったアイさんが「I love you」をベトナム語で何というか聞くので教えてあげた。それを何回も練習していた。でも日本でそれを覚えてどうするのだろう。ベトナム人の恋人でもいるのかしら?

 二時間ほどこの店にいて、そのあとは同じ建物の中にあるカラオケ屋さんに行った。ベトナムの歌があれば私も歌おうかなと思ったけど、そこには無くて残念。でもみんな楽しく歌っているので、私もそれを聞いているだけで楽しい。ベトナムでも日本人が歌うのは聞いたことはあるけど、日本では今日がはじめて。みんな今日は夜遅くまで歓迎してくれてアリガトウ。少し疲れたけど今日は本当に楽しかった。

<2002年3月7日(木)>京都観光1日目
■京都は寒む―い■
 今日はシンカンセンで京都に行く予定。駅で切符を売る機械を見た。面白いわ!おつりも出てきた。すごい!それに日本人はきちんと列を作って並んでいるのはいいことだと思う。ベトナムではみんなこうではないから。

 シンカンセンの中はとてもキレイだった。人も多くないし、空いていた。ベトナムの列車はいつも混んでいて席に座るのが大変だけど、今日乗ったシンカンセンはそんなことはない。こういうシンカンセンは、いつになったらベトナムでは出来るのだろう。

 2時間ほどで、京都に着いた。外は大変寒かった。ホテルに行くのだけど、荷物が重くてしんどいわ!ホテルは駅の近くだと春さんが言う。「タクシーに荷物を乗せて行かないの?」と聞くと、「日本では近い距離だとタクシーには乗せてもらえない」と春さんが言う。何と不便なの!ベトナムだったら、近くても喜んで乗せるのに。こんな重たい荷物をホテルまで持って行くのと思うといやになって来た。

 2人でゆっくり・ゆっくり何回も休みながら歩いた。駅から大して離れていないのに30分近くも掛かってしまった。しかもホテルは3時からしか入れないというので、しばらくそのホテルのレストランで食事をして待った。

 ホテルに荷物を入れた後、少し時間があるのでバスでお城を見に行くことにした。着いたところは「ニジョウジョウ」というお城。昔の日本の王様が建てたお城だという。そんなに高い建物ではなかったけど、大変広くて庭がきれいだった。外国人の人たちも見学に来ていた。でも歩いている時、寒くて、寒くて頭が痛くなって来た。気候はやはり暑いベトナムの方がいいわ。

<2002年3月8日(金)>京都観光2日目
■日本の寺は庭がキレイ!■
 今日は一日中、京都の有名なお寺を観光バスで見学に行った。気候も昨日よりは少し暖かいので安心した。でも京都観光バスの切符が一人7,000円と聞いてビックリ。ベトナムだったら市内観光をするとしたら、8時間くらいいろんな所を回っても500円くらいだから、やはり日本は高いわ!

 この日は、ギンカクジ→ヘイアンジングウ→アラシヤマ→キンカクジ→キヨミズデラの順番で見学して回った。

 今日訪ねた所で、私が一番気に入ったのはヘイアンジングウだった。ベトナムで良く見た、日本の風景や建物の写真などに出て来るのと、ここが同じだった。広いし、建物も赤い色が多くて、他のお寺と比べた時に、この建物は遠くから見ても明るく・キレイだったから。

 今日は一日中、お寺見学がほとんどだった。日本のお寺はベトナムと形は違うけど、いちばん違っていたのは必ずどの寺にもキレイに手入れされた庭があることかな。しかも庭の中には池があり、キレイな色の鯉も泳いでいた。でもなぜ必ずどこのお寺も、石やマツの木やいろんな木がいっぱい植えてあるの?これだけキレイに手入れするのは大変だろうと思った。

 今日はいろんなお寺を回って本当に楽しかった。キヨミズデラでは「ユドウフ」という豆腐の温かいのも食べた。これは本当に美味しかった!アラシヤマでは昼にニクウドンを食べた。これもベトナムで食べたラーメンよりは、はるかに美味しかった。
                         
 京都市内に帰って、まだ少し時間があったので京都タワーに登った。上から眺める京都はずっと先のほうまで、家が密集していた。お金を入れると遠くまで眺められる望遠鏡があったので、それにお金を入れて眺めた。

 今日訪ねたお寺が見えたので嬉しかったけれども、100円も払って1分くらいしか見れないので、腹が立つわ。コンピューターで占う手相占いもあったので、面白そうなのでそれをやって見た。

 日本語ですべて書いてあったので、春さんに訳してもらうと自分の性格が良く当たっているな〜と思ったわ。何と書いてあったかはヒ・ミ・ツ。
今日は京都のいろんなお寺を回って、お寺の数も多くて名前も覚えられなかったけど、いつかまた来たいな。
 
<2002年3月9日(土)>鳥取へ行く
■大きいカニにビックリ!■
今日は春さんの友達で、鳥取にいるFさんに会いに行くというので京都駅から電車に乗った。Fさんは、私たちがベトナムで結婚式を挙げた時にも来てくれたので大変懐かしい。鳥取駅に着くとFさんが迎えに来てくれていた。ちょうどお昼なので食事に行く。

 着いたそこは、家族連れの人たちが多いファミリーレストランだった。私は鳥取に着くまでの電車の中で車酔いしたのであまり食欲が無く、ここではスープだけを頼んだ。出て来たスープには髪の毛が入っていた。Fさんがそれを見て「取換えよう」と言ったけど、これくらいはたいしたことではないので「いいです。ゼンゼン問題有りません」と言って、そのまま飲んだ。スープを飲んだら少し気分が良くなって来た。

 お昼を食べた後、砂丘を見に行くという。20分ほどして着いた所は海が近くに見えて、小さい砂漠のような場所。ベトナムのムイネーという場所に似ている。ムイネ−では砂丘の中にある坂になったところでみんなビニールを尻に敷いて滑っているけど、ここではみんなただ歩いているだけ。しかも歩いていると、靴の中に砂が入ってくるので歩きにくい。

 そこには30分ほどいて、さらにこれからヨナゴという所まで車で行くという。車で行く途中には海が見えてベトナムを思い出した。でもこちらの海がきれいだ。ヨナゴに行くまでは、私はほとんど後ろの席で眠っていた。そのほうが車酔いしないので楽。

ヨナゴでは、海がすぐそばにある旅館に泊まった。ここには温泉があって夕食の前に入りに行った。女湯と男湯が分かれていたので、私は女湯に入った。何人か先に入っていた。こういう体験は初めてなので恥ずかしかったが、温泉は大変温かくて気持ちが良かった。

この旅館で夕食に食べたカニは手足も長くて、大きくて、美味しくて、何という名前か知らないけれど、今までこんなカニは食べたことがない。
 ベトナムのカニも美味しいけど、ここのはそれ以上に美味しかった。


<フ−ンさんのニッポン日記2>へつづく
 
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